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千葉県のある建設会社でオール7寸柱の家(ティンバーフレーム工法)を検討しています。
柱に使う材料が米栂らしいのですが、建設会社の人は(栂は杉より固く見た目も美しい)
との事です。本当なんでしょうか?材木に詳しい方いましたら教えてください。
[スレ作成日時]2005-10-29 12:11:00
千葉県のある建設会社でオール7寸柱の家(ティンバーフレーム工法)を検討しています。
柱に使う材料が米栂らしいのですが、建設会社の人は(栂は杉より固く見た目も美しい)
との事です。本当なんでしょうか?材木に詳しい方いましたら教えてください。
[スレ作成日時]2005-10-29 12:11:00
家はやっぱり総檜だよ。
米栂とか米松など雑木を、せっかくのマイホームに使うの??
適材適所です
米松を梁に使うのでしたら、いいと思いますよ
土台でした、桧、ヒバ、クリが宜しいかと・・・
ホワイトウッドってどんな木材ですか
ホワイトウッドはスプルースという木材です
軽くて、強度もありますが、湿気(水)に弱いので要注意です
米栂やホワイトウッドなどは、加工しやすくて強度もあるので
最近の建物にはよく使われていますが、耐朽性が小さいのが
問題なのですから、構造材としては、適していないでしょう
樹木図鑑のサイトで見れば、どのような特徴を持つ木なのか分かるはずです
http://www.wood-shop.co.jp/kinotisiki/know/ki_mihon-5.html
うちが住んでいたゾンザイ建売でも、米栂は使っていなかったよ。米松が多かったけど・・・○|¯|
土台に「サイプレス」がお勧め
05にある、腐りやすさの比較実験をしたのは私です。 (^^;
あの写真は実験3年目のものですが、4年半経った現在、ホワイト・ウッドは既に形が無く、堆肥に近づいています。
ベイツガも下の方が腐り始め、スギも白太がやられ始めました。ヒノキは無事です。
ベイツガは昭和40年代に大量に使用され始め、その家が築30年以上経って解体され始めていますが、柱の下部などは腐っているケースが多いです。
それから考えて7寸角の柱なら40年は十分持つとは思いますが、それ以上の耐久性を望むのであれば、やはりスギかヒノキでしょう。
ただ、4寸までならヒノキの一等材でもベイツガと比べ、とんでもなく高くはなりませんが、7寸となるとかなり金額に差が出るものと思います。
スギの方がヒノキより成長が早いので7寸角でもそんなに高くならずに取れると思いますが、四隅には白太(辺材部)が付くと思います。
腐りにくい赤身(芯材部)だけで7寸角を取るには50センチ以上の丸太でないと無理なので、ちょっと大変です。
それから蛇足ですが、ホワイト・ウッドは「スプルース」と表記されていますが、従来、日本でスプルースと呼ばれていたのは北米のシトカ・スプルースで建具や造作材などに使用されていましたが、
北海道以外では柱などの構造材には使われませんでした。ホワイト・ウッドは北米でホワイト・スプルースと呼ばれていた樹種に近くトウヒ属の樹種で、シトカ・スプルースよりも更に腐り易い樹種です。
05を投稿した者です
実験をされたご本人から、直々にレスを頂き光栄です
ヒノキの7寸なんて見たことないなぁ。すべて特注になるかも。
ウルトラたかそー。ウチはすべてヒノキ4寸でしたが、特一等
なのでたいして高くはありませんでした。ヒノキの値段は節の
数でほんとピンキリですね。死に節でなければ性能は同じよう
ですが。
米ツガはいわゆる『外圧』で輸入されだしたものですね。安い
からと安易に飛びつく業界もどうかと思いますが。窓枠なんか
の用途には十分ですが、柱や土台だけはちょっと.....
ベイツガの輸入は外圧というよりも、昭和30年代後半から40年代にかけての住宅ブームで国産材が足らず暴騰したため、代替品として輸入されたものです。
当時は戦後植えたスギ、ヒノキが十分育っていなかったので「代替品」の利用も必要でしたが、国産材が立派に育った今日、なんで代替品を使わなくてはならないのかナァと思います。
ましてや、ベイツガよりもっと腐り易い樹種に切り替えるなど、材木屋の目からするとあり得ない選択です。
大黒柱として6寸角、8寸角の柱は市場にもありますが、7寸角って見たことないですが、製材工場に頼めば取れますよ。
よく米栂は腐りやすいとか、シロアリに弱いと聞きますが、防蟻防朽剤を圧入した米栂とヒバや檜の心材では、
シロアリ・腐朽菌に対する効果はどれぐらいの違いがあるものなのでしょうか?
また、防蟻防朽剤を圧入した米栂とヒバの土台は4寸4m材でどれぐらい金額が違うのでしょうか?
金額については良くわかりませんが、防蟻防朽剤の効果は5年位と聞いております。
その期間は米栂とヒバ、ヒノキでの効果の差はほとんどないと思いますが、
それ以降については樹種自体の耐久性に頼るしかないと思います。
防蟻防朽剤の効果は5年位と言うのは表面に塗布(散布)した場合ですよね?
また、表現が悪かったみたいですが、お聞きしたかったのは
防蟻防朽剤を加圧注入した米栂と防蟻防朽剤処理をしていないヒバ・檜での比較です。
私は問屋なので価格の話は書きづらい(小売価格や大工工務店の見積価格とは大きな差がある可能性が高い…)ですが、防腐防蟻処理をしたベイツガとベイヒバの土台角の差は立方2万〜2万五千円程度。1本当りにすると、700〜800円の差だと思います。
問屋価格はバンドル単位で、バラすと狂ったりネジレたりしていて使えないもの、フォークリフトの爪の傷がついたりしたものはハネなくてはならず、それも問屋価格と小売価格に差が出る元なので、あくまでも参考として下さい。
木は水に濡らさなければ、腐りませんよ。
蓄30年以上の、シラタをより合わせたような安普請の解体現場でも見学してみてください。
そうだね、逆に雨漏りでもしてりゃー、杉でも外材でもあっチュー間に腐る。
>>38 まあ国産材は忘れた頃に出てきて、外材を貶すのがライフワークらしいからね w
青森ヒバは相当強いけどね。
腐敗菌にも強いし、
シロアリという奴は、発泡スチロールでもコンクリでも何でも目の前のものを齧りますが、
・・・やつらには知能ってものがないんでしょうね。
青森ヒバを食ったら、なぜか死ぬ。
別に外材でも台湾ヒノキやラオスヒノキ、米桧、米ヒバなど腐りにくく耐久性の高い樹種もありますから、外材は全てダメなんて言うつもりはありません。
私のライフワークは「腐り易い樹種を柱や筋交いなどの構造材に使わないようにすること」です。
材木屋は雨のあたらない倉庫の中に保管していても、梅雨・夏を何度も経れば腐り易い樹種は腐ることを肌身で体験しています。
なぜ、雨に当たるお寺の回廊には昔からヒノキが使われるのか。どんなに予算が無くても米ヒバどまりで、それ以上に腐り易い樹種は安くても使われないのか。
それを考えれば樹種を選ぶ大切さは理解して頂けると思うのですが。
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