無垢材からも出る化学物質には、αピネン・リモネン・テレピン類があるそうです。
無垢の杉板からでも微量ですが、ホルムアルデヒドが出ています。
無垢材から化学物質が出るなんて、自然素材を使っている業者さんのHPには
書かれておりませんでしたが、本当なのでしょうか?
健康被害はあるのでしょうか?
無垢材からも出る化学物質って放出されるの?
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/28570/
[スレ作成日時]2009-07-09 20:40:00
無垢材からも出る化学物質って放出されるの?(2)
21:
匿名さん
[2009-07-09 22:00:00]
|
||
22:
匿名さん
[2009-07-09 22:13:00]
>>11さん
これを読みましたけど、D室は普通仕上げではないですよ。 A~E室は全て同じ条件の実験棟を用意して、A~C、E室には、そこに無垢のフローリング材を大量に貼っていったという条件です。つまりD室はpedestal(何も無い状態のオフセット)です。 揮発性有機物の発散は、換気を続ければ量は少なくなっていきます。 なので、D室の発散量が少ないというのは、充分涸れた(揮発性有機物の発散が終わった)状態をリファレンスにしているということを示しているだけです(他の部屋も新たにフローリング材を貼る前は同程度とのデータが出ています)。 結果は、ミズナラは揮発性有機物の発散が少なく、桧やオウシュウアカマツは同程度に多いという結果でした。 桧に限らず、針葉樹系は発散量が多く、気乾比重の重い広葉樹系が発散量が少ないというデータですよね。 また、フローリング材は充分乾燥が進んだ建材で、それでも発散していることがわかります。 無垢批判の集成材に使われている材は乾燥しているから同じ樹種でも発散量が少ないというのは的を得ていないことが分かります。 それから、オウシュウアカマツは、集成材によく使われる材料です。 結局、無垢材は木から発散されるVOCがあり、集成材は木から発散されるVOCと接着剤から発散されるVOCの両方が発散されるので、総発散量は集成材からの方が多いという気がします。 |
||
23:
購入検討中さん
[2009-07-10 11:06:00]
>22
良く読んで下さい。 前の実験からの流れを読むとD室のみは床下でF☆☆☆材をつかっています。A-CはF☆☆☆☆です。 これはD室に不利な条件。 リファレンスで放散が終わったという状態なのであれば、集成材も無垢材も建ててしばらくすれば(2ヶ月もすれば)放散はほとんどなくなるということですよね?? それと、無垢材からもリモネン、ピネンだけでなくホルムアルデヒド、アセトアルデヒドが放散されていることもきちんと示されていますね。 |
||
24:
匿名さん
[2009-07-10 11:20:00]
|
||
25:
匿名さん
[2009-07-10 11:44:00]
>>23さん
>前の実験からの流れを読むとD室のみは床下でF☆☆☆材をつかっています。A-CはF☆☆☆☆です。 床断熱の影響を見るための床下地だけの話ですね。 この実験では、全室でフローリング材を貼る前後でVOCを測定しています。 その差をもって発散量を評価するというものです(部屋によって若干のバラつきはあります)。 そして、VOCの放出量は、気温や湿度などの条件で変わるので、D室は部屋の条件を同じに保って、 施工の前後で気象条件などによる影響がどの程度変わるかどうかの判断をするための部屋です。 ちゃんと文章を読んで下さい。 「コントロールとして、木材の内装仕上げをおこなわない部屋を1室用意した」 と書かれています。 報告のまとめでも、22で書かれた内容です。 こういった報告は、何を調べるためにおこなった実験で、どういう結果がでたかといったことが大切です。 内容の一部分だけを抜き出して、誤解を与えるような表現をするのは、いい加減やめたらどうですか? |
||
26:
23
[2009-07-10 12:20:00]
だから、前の実験で床下にスリースターを使ってるわけでしょ。
そのまま今回の実験にも流用している。 床下材だから、どこまで室内への影響があるかどうかは不明だが、少なくとも有利な条件にはならない。 実験結果を読むなら、筆者らが書いて有る結論だけで本当に正しいの? 書いて有ること以外の問題点が無いかを探ろうよ。 理系の人間なんでしょ? そしてD室はそのままの内装でコントロールとして使っている。(その他の部屋は無垢をさらに貼り付けた状態)。 つまり、コントロールは「新建材」の根太(スリースター)、床(フォースター)。それ以外は「新建材」の根太、床(いずれもフォースター)に無垢の内装を施したもの。 コントロールでホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ピネンの上昇が認められないのは、前の実験で放散が終了したから=新建材でも時間が経てばこれらの放出はなく、安全である。 A、C室ではホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ピネンが有意に上昇しており、新建材からも放出されることが示された。56日後にはコントロール群と同等まで下がる=新建材も無垢材も日にちが経てば同じ。 データから読み取れるのは 無垢でも樹種によってはVOCを大量に発生させる。ここで言うVOCの中にはピネンだけでは無くて、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドも含まれる。 0.5回/hrの換気条件では、2ヶ月経過すればアセトアルデヒドについてはコントロール群と同等〜2倍以内くらいまで低下するが、αーピネンは高値のままだし、TVOCで見れば定められた基準を下回っていない。(いずれは放散が終わり収束するのだろうが) 一方新建材の床のコントロール群は施行直後(=前の実験後)からいずれも基準以下。新建材については、時間(前の実験からの期間は不明)が経てば、放散が終わり安全であることが示唆される。 ところで、56日後のTVOCからピネン、リモネンを差し引いた分(ヒノキで約500μg/m3, オウシュウアカマツで約1000μg/m3)は一体何??キシレン?トルエン? |
||
27:
匿名さん
[2009-07-10 14:40:00]
新建材と無垢材を比較するなら、同じ量の建材を同じ条件に置いて比較するべきで、
今回の実験は、フローリング材を多量に add on して、その影響を見た実験です。 なので、この実験は木材からの化学物質の放出の程度をみるためのもので、 無垢材と集成材を比べる内容では無いです。 結果から、木材からもホルムアルデヒド、アセトアルデヒドが放出していることが分かります。 ただ、その量はあなたも示したように、通常の環境下では問題になる量では無いと思います。 そして、これは無垢だから放出したというものではなく、 集成材に使われる木材からも同様に放出されるとみるのが妥当ではないでしょうか? そうすると、無垢材の方が、新建材よりも危険という考え方は不自然に思えます。 この考え方は、変ですか? もし違うなら、集成材に使う木材からはホルムアルデヒド、アセトアルデヒドが放出しない理由を教えて下さい。 また、桧やオウシュウアカマツからのαーピネンの発生量は多いですが、 αーピネンは、健康被害が報告されているわけでもなく、研究もまだ進んでいないようです。 目標値を制定したWHOの立場は、発生する化学物質を出来るだけ少なくしたいという意味で、 効果がどうではなく、現在の建物からの放出量を元に達成可能と考える目標値として策定したものです。 なので、いまのところ基準値を超えたから健康被害が出るというようなものではありません。 逆に、αーピネンには、フィトンチッドとして、殺菌効果や沢山の人体への効能もあります。 実際に、医学の現場では、ヒノキの精油成分が、院内感染で問題視される メチシリン耐性黄色ブドウ球菌の発育を阻止することも研究で分かっています。 アロマテラピーでも、桧精油は普通に使われていますよね。 その時の濃度は、WHOの目標値よりも遥かに高いですよね。 |
||
28:
購入検討中さん
[2009-07-10 15:13:00]
別に無垢材が集成材より危険だなんて一言も言ってませんよ。勘違いも甚だしい。
無垢材も安全では無いと言っているだけです。 世の中無垢だから、天然素材だから、自然素材だから安全だ!と言っている人が多いので。 だから、無垢材も安全では無い、ホルムアルデヒドもアセトアルデヒドも産生していると言っているのです。集成材から出ていないとは一言も言っていません。 それを比較するなら集成材のみの部屋と無垢材のみの部屋で比較すべきだと思います。 この点については同意します。 αピネンの効果については、低濃度での有効性は示されていますが、この部屋のような高濃度での効果については示されていないのが実情です。危険性も有益性も示されていません。 ただし、高濃度が海外だけではなく日本でも規制されているのは御存知の通りだと思います。 また、アロマテラピーも医学的にはまったくエビデンスの無い民間療法みたいなものですので、お間違いの無いように。安全性も危険性も示されていません。 またMRSAの増殖を抑えるものが有用なものだと言うのであれば、世の中の化学物質も沢山有用なものがありますよ。多量の電磁波、放射線も医療現場で滅菌の為に使用されていますし、それこそホルムアルデヒドも滅菌の為に使用されています。 |
||
29:
匿名さん
[2009-07-10 16:23:00]
集成材との比較でなく、無垢材からも化学物質が放出されているという事実があるというだけの話なら了解です。
ただ理解できないのは、 テルペン類がオゾンと吸着することによる2次生成でホルムアルデヒドが出来ると言われていましたが、 何故換気を続けると、α-ピネンの量の減少は少ないのに、 ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドだけが減少していくのでしょう。 2次生成に依るものならば、テルペン類の濃度に比例してホルムアルデヒド等は生成されると思うのですが。 これは単なる可能性だけを考えた仮定ですが、高温炉を使った乾燥過程で、 高温炉内でオゾンなどが大量に出来て、テルペン類が科学反応を起こし生成されたホルムアルデヒド等が、 建材の表面に吸着していて、それが徐々に揮発して行っているというなら理解できます。 そうなると、人工乾燥させることで、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドの生成が起こるので、 自然乾燥した無垢材だとテルペン類の揮発はあっても、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドの生成量は 非常に少ないと言うことになります。 データに基づいて言ってるわけではない単なる仮定の話ですが。 |
||
30:
購入検討中さん
[2009-07-10 16:46:00]
いや、データを良く見てごらんよ。
初期にアルデヒドが多いのはオウシュウアカマツだが、ピネンが多いのはヒノキだよ。 だから、オウシュウアカマツはピネンが原因でアルデヒドを産生したと言うよりも、製造過程でなにかアルデヒドを発生するものを塗ったりしたのかもしれない。 むしろヒノキについては2ヶ月経ってもピネンは横ばいで、アルデヒドもこの曲線とほとんど同じ動きだよ。こちらはピネンによる二次的なアルデヒド産生の可能性が高い。 それよりもTVOCー(ピネン+リモネン)の部分は何なのかが興味がある。 |
||
|
||
31:
匿名さん
[2009-07-10 17:39:00]
ホルムアルデヒドのデータは無いので分からないけど、56時間の測定結果を見ると、
どの場合でもアセトアルデヒドは pedestal レベル(20-30μg/m3)まで落ちてますよね。 つまり、新たに入れた建材からは殆ど発生していないことになります。 一方、α-ピネンはそこまで落ちていない。これから考えると、2次生成からくる生成量は微弱だと思われる。 データが足りないので断定は出来ないけど、乾燥過程での付着が一番怪しいと思う。 本当に2次生成で出来たなら、アロマテラピーで桧精油を使うことが大問題になる。 ただし、木材からのアセトアルデヒドの放散問題については、 WHOの許容濃度50μg/m3は300μg/m3の間違いであったことが判明したので、 ホルムアルデヒドもアセトアルデヒドも、施工直後から許容値に入っていたのですが。 それから、まとめでは、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、 スチレンの濃度は厚生労働省の指針値を大きく下回ったと書いてあるので、 残りの成分は、リモネンなどのテルペン類とみるのが妥当でしょうね。 |
||
32:
購入検討中さん
[2009-07-10 19:37:00]
アセトアルデヒドのWHOの基準はもう変わったのでしょうか?300μg/m3に変更を検討と言う記載はありますが。
いずれにしても、アセトアルデヒドはヒト体内でも合成される物質なので、さほどの危険性がある物質とは思えません。(頭痛の原因にはなるでしょうが) 建築直後には、ホルムアルデヒドとアセトアルデヒドが同じように高濃度で検出されているのに、そのごホルムアルデヒドの濃度を一切記載していないのは、もしかしたら恣意的なものかもしれませんね。 いずれにしても100μg/m3という基準以下ではあるでしょうが。 余談ですが、同じ機関の別の検査では、EPSなどは結構スチレンやトルエンなんかを出すものですね。 |
||
33:
匿名さん
[2009-07-10 20:55:00]
無垢材のほうが、新建材よりも化学物質の放出量が多いってどういうこと??
|
||
34:
匿名さん
[2009-07-10 22:01:00]
無垢材でシックハウス症候群になるという人は、それ以前に新建材の住居ですでに有害物質の影響を受け続けてきた人だと思うよ。
放散量もひとつの目安ではあるけれども、それだけでは解明できないと思うね。 |
||
35:
購入検討中さん
[2009-07-10 22:35:00]
>34
都合の良い、非科学的な勝手な推測が好きですね・・・ |
||
36:
匿名さん
[2009-07-10 22:49:00]
|
||
37:
匿名さん
[2009-07-11 00:00:00]
非科学的かあ...
その割には無垢危険説を主張してる人の「動機」があまり科学的なものには思えないんだけど。 消費者のためを思っての啓蒙活動のようにはとても思えないし。 やはり無垢材云々以前に、新建材の住居ですでに有害物質の影響を受け続けてきたことが原因だと思うんだよね。 どうもそのようにしか思えないんだな。 そんなに危険ならば、昔からの材木保管蔵や製材所で一生働いていた人に大量の犠牲者が出ていないとおかしいもの。 聞いたことが無い。 何かが変だよ。絶対に。 |
||
38:
匿名さん
[2009-07-11 02:15:00]
↑それを言うのであれば、新建材用の接着剤、防蟻材、防腐剤、可塑剤etc…それらを製造している化学会社の社員の大勢が化学物質過敏症(家ではないので、あえてシックハウス症候群とは言いませんが)になったという話が聞こえてもおかしくない…という事になりますが?!
|
||
39:
37
[2009-07-11 08:42:00]
>>38さん。
>新建材用の接着剤、防蟻材、防腐剤、可塑剤etc…それらを製造している化学会社の社員の大勢が化学物質過敏症>になったという話が聞こえてもおかしくない あなたの仰るとおりです。 そして日本の化学産業の歴史は数十年。化学物質過敏症としての報告が少ないのはどうしてでしょうか? ならば日本の木材産業の歴史は数百年。木材による病気の被害報告の報告が何もないのはさらに不思議です。 化学産業より木材産業が被害が多いなら、少なくとも化学分析が進んだ数十年前からすでに問題になっていないとおかしいはず。 ここは少し冷静に。 新建材だけが問題だけではないですよ。 シックハウス症候群は化学物質過敏症のひとつとされています。 室内の空気環境の悪化が主原因とされますが、私は「複合汚染」の果ての結果であると思っています。 高度経済成長にともなう何万種類ともいわれる有害化学物質の「氾濫」が大元にあります。 シックハウス症候群は症状が進んで重度の化学物質過敏症になるといわれています。 そうなったらもう後がありません。 私が懸念するのは、安易に無垢材木を避けても「有害化学物質」の問題は回避できないと考えるからです。 シックハウス症候群も化学物質過敏症も私の目には「複合汚染」による「環境被害」=「公害」であると映ります。 これは、カネミ油脂訴訟や水俣病問題、川崎病に杉並病と同じ「環境汚染」による「公害」です。 日本の化学産業は水俣病を引き起こした「チッソ」のように石油化学業界も含め大企業が支配しています。 事件の風化を待つかのように50年経過した今尚100%非を認めないチッソの例を見るまでも無く、自らマイナス宣伝をする企業があるでしょうか。 或いは被害者が個人で被害の原因を立証して訴訟に勝つ事ができるでしょうか? 私にはできません。あなたならできますか? 「ガイアの夜明け」の出演者の方の声にいまいちど耳を傾けてみてください。 http://yoriyoriko.web.fc2.com/framepage6.html 【はじめに】より抜粋 1日100の病気をしているような症状で苦しみます。 「この苦しみは、もう二度とどなたにも味わってほしくない」という思いで、惨めでむごいCS患者の我々の日常生 活を、全国ネットでさらけ出しました。 発症前は、娘は、健康診断オールA、主人も風邪一つ引かない頑健な体でした。私たち一家は、臓器や免疫のはたらきに、全く異常のない健康体だったのに、おそろしい有害な化学物質を浴びて、ひとたまりもありませんでした。 この病気は、体の弱い人、アレルギー体質の人がなるのではありません。健康な人でも、化学物質を大量に浴びると、誰でも発症します。地下鉄サリン事件を思いだして下さい。近くの人は死に、遠くの人は助かりました。この事件と同様に、化学物質を浴びれば、誰でも発症する病気なのです。 私は、大学で化学を4年間学びましたので、化学物質のおそろしさは知っていました。 今は亡き恩師・山本出先生(NHK教育テレビ「減農薬への道」の司会者)が、「化学物質は万能ではない。化学物質が万能だとは、ゆめゆめ思って下さるな。化学物質が登場したのは、つい最近のことなんだよ。」とおっしゃっておられました。 この言葉の意味を、今、身をもって感じております。 だからこそ、私は、「第2の水俣病」とおそれられているこの病気が、全国の若者に蔓延することをおそれております。 現に、美容学校の子が、ただならぬ皮膚障害で退学し、引きこもっています。 医学生が、ホルマリンづけの死体解剖中に、倒れてしまい、医者への道を絶たれました。これは、希望の職業につけないだけではなく、社会に出られなくなるということです。 寝たきりの女子高生がいます。治療法もなく、100もの症状に苦しみ、自殺する若者が、あとを絶ちません。 国をささえる若者が病めば、この国は亡国となってしまいます。 |
||
40:
匿名さん
[2009-07-11 10:31:00]
新建材って24時間換気があるから害になりにくいんでしょ?
じゃあ冬に停電になったら窓も開けられないし、想像しただけでも怖いね。 |
||
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
テルペン類だね。ヤバ。
ピネンとリモネンだろうね。