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>588
No.582の
>577
>第一種地盤では1~2秒周期のキラーパルスが生じない・可能性が低いということですね。
>立証されてはないが、その考えは正しいと思います。
>しかし減衰されるからの前提なので、震源が直なら駄目になります。
>それが鷹取と川口だと思います。
すなわち、No.582は
>第一種地盤では・・・しかし・・・震源が直なら駄目・・・それが鷹取
と言っているようだが、
JR鷹取は、第一種地盤ではないと言っているのでしょう。
もうひとつは、
兵庫耐震工学研究センターすなわちE-ディフェンスのJR鷹取波も、観測した鉄道総合技術研究所の波ではない。
変位で約2.5倍馬鹿でかくなっている、ということを言っているのでしょう。
>588 >593
JMA神戸波とJR鷹取波は、ともに阪神大震災での観測波。
JMA神戸波とJR鷹取波は、意外と近い距離にあり、同じ断層帯による揺れと考えられます。
JMA神戸波は、断層に非常近いく100m程度か。
JR鷹取は、断層から1.5~2km程度は離れている。
だから、断層(震源)でキラ-パルスが発生?した場合影響をもろに受けるのは、JMA神戸波の方で、JR鷹取波の方ではありません。
しかし、現実には、JR鷹取波の方がキラ-パルスをもちます。
その理由は、断層に原因があるのではなく、地盤特性=地盤周期との関係です。
つまり、JMA神戸の卓越周期が1~2秒でないのは、地盤がよいからです。
JR鷹取の卓越周期が1~2秒なのは、地盤がよくないからです。
地盤特性=地盤周期との関係です。
>594です。説明不足と思い、追加です。
JMA神戸波とは、
>耐震等級1の在来木造が実質的に倒壊した、阪神大震災の神戸海洋気象台観測波、
http://www.asahi.com/special/051118/TKY200611230297.html
>は、第一種地盤。
>この地震波は、震度6強。
の「神戸海洋気象台観測波」です。
阪神淡路大震災で、『震災の帯』と呼ばれる地域は緩扇状地だったから、を本でよみました。
阪神淡路大震災で被害の多い順番は、緩扇状地>海岸低地>高台の台地、の順番も書いてあった。
>591
>592
>震源でキラ-パルスが発生した場合
>意味不明。どこにそんなこと書いてあるの。文献、根拠は?
意味不明というのが意味不明です。
キラーパルスとは、
>震源破壊過程が原因で発生した1秒程度の大振幅パルスというのが本来の正しい使い方
http://www.kz.tsukuba.ac.jp/~sakai/070720.htm
とのことです。
1~2秒のやや短周期の地震動は「いわゆるキラーパルス」という通称なのでしょうね。
>595
建築基準法の耐震基準と同じ強度で、
国の住宅性能表示制度では「耐震等級1」は、
JMA神戸波で実質倒壊。
他方、築30年木造に耐震補強しただけでも、
JR鷹取波に 損傷も少なく耐えられる。
http://jutaku.homeskun.com/legacy/taishin/edefense/051121/index.html
ということは、
築30年+耐震補強 > 耐震等級1
なんだかなぁ。
>493
>IAU免震は、
>・地震加速度がいくら大きくても良いように、
>・地震速度もいくら大きくても良い
そうなんですか!
でも、IAUさんのページでは
>「免震」が対象とする地震の応答スペクトルが決まっており、地震の範囲が決まっています。それ以上は「無損傷」というわけにはゆきません。
http://www.iau.jp/110502TVmenshin.htm#hosoku2
とあり、「実大振動実験の結果に基づく」として
最大加速度約2400ガルから「損傷の可能性」と
しっかりと明記してあります。
最大加速度でも目安があるくらいですから、
それより建物被害との関係がある最大速度カインも
当然に限界値の目安というものがあるでしょう。
IAUさんでは、
最大加速度を実験結果に基づいて出しているわけですから、
最大速度もそれと同様に公開されている実験結果から
Tarzana増幅波114カインやJMA神戸増幅波110カインあたりが
目安となると考えるのが自然ではないでしょうか。
>493
>速度にこだわる人がいますので、
建物被害と地震動を考えるときは加速度よりも速度を大切に考えたいのです。
IAUさんのページではgalが頻繁に登場し、ガル偏重の感があります。
それでも
>IAU免震は、
>・地震加速度がいくら大きくても良いように、
>・地震速度もいくら大きくても良い
というのが真実であれば、それはそれでスゴいことかと思います。
>605
ということは
これまでにIAU免震を付けてしまった場合や、
これから既存の大きさの免震皿のままで付けようとする場合は
やはり関係あって、限界もあるということでしょうか。
>604
>IAU免震は、
>・地震加速度がいくら大きくても良いように、
>・地震速度もいくら大きくても良い
>ただし、IAU免震にとっては、免震皿の大きさの問題だけの問題です。
の説明。
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/205278/all/
のNo.793から
建物を倒壊させるのには、
1.「一定以上の加速度」
2.上記の加速度で「一定時間継続」(「変位」と言い換えても良い)
の両方が必要です。
加速度が一定時間働く ⇒ 加速度を時間で積分 ⇒ 「速度」
と言うことになります(「加速度」の単位は、cm/s2(gal)、それに対して「速度」の単位は、「加速度」の時間積分で、cm/s(kine)です)。
よく言われるのは、「等速運動」では、いくら「速度」が大きくても、倒壊はしません。
地球の公転速度、自転速度は、非常に大きい速度ですが、その上の建物は、倒壊はしません。
しかし、地球が、公転、自転を突然やめれば、地球上の建物は、一瞬にして木っ端微塵になります。
その「速度の変化」が「加速度」です。
だから、破壊力を決めるのは「加速度」ですが、その「加速度」も、一瞬の僅かな時間では破壊力は無く、一定時間継続することで、破壊力そして倒壊させる力を持つのです。
以上のことから、
建物を倒壊させるには、加速度が、まず重要で、そして、その継続時間です。
すなわち、
建物を倒壊させるには、「一定以上の加速度で一定時間継続」です。
そこで、「加速度を時間で積分」⇒「速度」を、建物の倒壊・全壊率の指標として使っているのです。
次に、この1.2.の、建物を倒壊させる地震力に対しての、
転がり系のIAU免震による免震効果の説明をすれば、
1.「一定以上の加速度」の低減について
フラットな免震支承であれば、
免震建物への入力加速度=981gal×摩擦係数
≒1000gal×1/100
=10gal
で、
これは、地震加速度1千galであろうが、1万galであろうが、1億galであろうが、免震建物への入力加速度は、10galになります。
実際は、「免震皿の勾配」によって、40gal程度になるようですが、地震加速度の大きさによらず、免震建物への入力加速度は、一定になるタイプです。
これは、直下型地震を考えた場合の、非常に大きな地震加速度に対して、極めて有利な点です。
2.「一定時間継続」(「変位」)の対応について
このこと、つまり「変位」対応については、
「免震支承の皿の大きさ」+「変位抑制装置」+「地盤の限定」で対応しているようです。
変位抑制に特化した「変位抑制装置」を装備しているのは、IAU免震だけでしょう。
さらに、特注品として、大きな免震皿も用意しているようです。
この1と2で、
建物を破壊させ倒壊させる地震力を、限りなく小さくしている。
地震の加速度が1千galであろうが、1万galであろうが、免震建物への入力加速度は、一定になる、それもきわめて小さい。
「耐震(非免震)」では考えられないメリットです。
「耐震(非免震)」では、強度、耐力アップに限界もありますし、物が飛ぶ、建物中の揺れを低減できることは不可能です。
今後襲ってくる首都直下地震の震度7に対しての極めて優れた対策になるでしょう。
>速度、変位と出していく。
ガルだけでなく、それらも出せば良いのに。
>実大実験をやったことがないのだろう。
施主がやるわけないでしょう。
ガルだけでなくカインも知って考えたいということですよ。
>物を壊す原動力として地動がもっているエネルギーの大小は、加速度よりも速度の大小に依存している
>地震と建築 (岩波新書) 大崎順彦1983年
http://www.geocities.jp/grapmasa2/masa/33index.html
>最大加速度と被害は、比例しない
>(株)構造ソフト
http://www.kozosoft.co.jp/gijyutu/s04.html
>構造物の被害は、最大加速度に比べ最大速度と良い相関があるといわれている。
>防災科学技術研究所 青井真
http://www.k-net.bosai.go.jp/k-net/topics/chuetsuoki20070716/pgav5v200...
>地震動の最大加速度(ガル)の大きさよりも最大速度(カイン)の大きさの方が建物の被害状況とよく一致することが知られている
>JSCA日本建築構造技術者協会
http://www.jsca.or.jp/vol3/15tec_terms/200403/20040320-1-view3.php
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