2年前に建てた家の土台以外の木材の種類が、スプルースでした。建てている当時は、木の種類なんて気にしていなかったのだけれど、スプルース材の耐久性が最低ランクだったことを最近知り、正直びびっています。あるホームページには、3年で腐るという極端な例が書いてありました。3年でダメになるとは思わないのだけれど、30年はもたせたいと思っています。木は湿気に弱いから、床下乾燥機など入れて、ケアすれば良いのかなと考えております。
どなたか良い知恵をお願いいたします。
ホワイトウッドってどうなのよ?(建材スレ)
https://www.e-kodate.com/bbs/thread/605812/
[スレ作成日時]2009-01-12 07:43:00
スプルース材(ホワイトウッド?)の耐久性を教えて下さい
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匿名さん
[2009-02-08 00:16:00]
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23:
匿名
[2009-02-13 14:57:00]
私は木材屋ですが、自分の家を建てる時には絶対にSPFは使いません。
2×4の住宅もたてません。私の木材やでは2×4工法には納材をしません。 理由は 1、とにかく腐りやすい。スプルスとかホワイトウッドとか白い外材は腐ります。同条件であれ ば、杉や松や桧のほうが長持ちします。業者云々じゃないです。実際毎日その違いを見てい ます。杉や桧も白太は腐りやすいですが、スプルスやホワイトは全体が白太みたいなもので す。また、米松の赤みは腐りにくいと思われがちですが、結構すぐに腐ります。 2、合板も腐りやすい。よく考えてください、スライスしたものを重ねたものと、一枚ものでは どちらが腐りやすいか。 3、シロアリの被害にあいやすい。私の地域では昔、米栂を柱に使っていましたが、シロアリの 被害にあった木のほとんどは米栂でした。 以上、外材の多くは腐りやすいです。ベイヒなどは腐りにくいのですが、2×4工法に使用されているほとんどの木材は腐朽性に劣ります。 よって、水がかかりそうな所、屋根や外壁、風呂、キッチンなどを1年に一回は点検すること、や 湿気のたまりそうなところを点検することが長持ちする秘訣だと思います。 ちなみに、在来工法の場合通気工法をとっていればスプルスをもし使っていてもいくらかは長持ちすると思いますが、さっき言った箇所の点検はしたほうがいいと思います。 良心的に建てて点検修理をすれば30年は持つと思います。でも50年は持たないと思います。 |
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e戸建てファンさん
[2009-02-13 19:40:00]
>良心的に建てて点検修理をすれば30年は持つと思います。でも50年は持たないと思います。
それじゃあやっぱりスエーデンハウスの100年住宅という宣伝は嘘八百なの? (まあ会社のほうが100年持たないかもしれないけど・・・) |
25:
匿名さん
[2009-02-14 10:46:00]
単純にその国の風土に合うか合わないかだと思いますよ。
メルセデスなど世界の自動車メーカーは新型開発車両のテストを必ず日本で行うらしいですね。 国土が南北に縦に長く四季の変化が激しいこの国の気候条件の中で耐久性を得ることが必須条件なのだとどこかで読んだ記憶があります。 |
26:
匿名
[2009-02-14 13:05:00]
24番さん、スェーデンハウスってスプルース使っているのですか?使っている材はすべてパイン材だと思っていたのですが。本当のところを教えていただきたいです。
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e戸建てファンさん
[2009-02-14 19:43:00]
>>26
構造材はホワイトウッド、内装材はパインというのが基本仕様のようです。 (どっちかといえば逆のほうが適切だと思いますがどうしてでしょうかね?) http://www.data-max.co.jp/old/2007/04/_3_66.html ■ 木の家、サッシも木製3層ガラス仕様、内装もスウェディッシュ・パイン 温帯の植生が途絶えた北緯66度辺りから北極圏までの間に横たわる森林地帯がある。この北極圏の南をぐるりと帯状に回る森林地帯が地球上の森林の約3分の1を占めている。 ここに位置するノルディック4国(スェーデン、フィンランド、ノルウェー、デンマーク)は厳しいEUの環境基準に沿って、輸出や製品化を目的に育てられた『経済林』としての植林と伐採を行っている。樹種は主として構造材に用いられるホワイトウッド、内装材としてはパイン(樺、ブナ)等である。 躯体に用いられるホワイトウッドは樹齢80年以上のものを伐採・加工している。極寒の地で80年も育ってきた樹木であるから年輪の間隔が狭く、それだけ強度も強い。北米材との比較試験結果では圧縮強度で1.3倍、引っ張り強度で1.4倍もの強度がある(同一寸法)。 内装(壁)材もスェディッシュ・パイン(松)を使用しているが、先程述べたように成長の遅い木材であるから節も小節であり、内地材等に比べると非常にシンプルで飽きが来ない。室内にいるとこれらの木材の香りとフィトンティッド(植物から発せられる揮発性の物質で細菌等を殺したり忌避させる効能がある)の力により森林浴をしているかのような安らぎを感じる。 |
28:
26です
[2009-02-14 21:06:00]
そうですか。スェーデンハウスもホワイトウッド使っているのですか。しかも構造材に。でもスェーデンハウスは長期保証を謳っているわけですから、ホワイトウッドの耐久性は問題ないと考えて良いようですね。勉強になりました。24番さんありがとうございました。
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29:
匿名さん
[2009-02-14 21:16:00]
引用しているのはメーカーの宣伝記事ですね。
念のために対立する見解もご紹介しておきましょう。何が正しいかは読み手の判断に委ねられます。 【北欧産ホワイトウッドについてのコラム】 ・一建築士の見方 http://www.mpl.co.jp/post_71.php 乾燥している北欧の気候と湿気の多い日本の気候は大きく違いますし、そこに住む腐朽菌やシロアリだって違います。ホワイトウッドは、日本農林規格でも耐朽性が非常に低いとされるD2という区分に該当しているのはそういうところに原因があります。 ・一国産材メーカーの見方 http://www.marutenboshi.co.jp/wcolumn.html 木材に関しては一般にはあまり知られておりませんので分かりにくいかもしれませんが、住宅を建てている業者を始め、木材をある程度知っている人ならば、自分の家には絶対に使わない木材がホワイトウッドであるといえば、いかに弱い材料かということがお分かりいただけるかと思います。 |
30:
e戸建てファンさん
[2009-02-14 22:36:00]
>そうですか。スェーデンハウスもホワイトウッド使っているのですか。しかも構造材に。でもスェーデンハウスは長期保証を謳っているわけですから、ホワイトウッドの耐久性は問題ないと考えて良いようですね。
スエーデンハウスの理論では耐久性=樹齢という、樹種を無視したものですから 過信するのはどうでしょうかね? http://www.swedenhouse-hokuriku.com/performance/taishin.html 木材の耐久性は、樹齢に比例するといわれています。スウェーデンハウスの木材は、樹齢80年から100年木を厳選し使用。寒冷地でゆっくりと育ったことにより、年輪の間隔が狭く、堅さと粘り強さを備えているのが特徴です。木にはもともと鉄の2.7倍の引っ張り強度、コンクリートの約10倍の圧縮強度があり、その優れた素材を強固に組み合わせ |
31:
サラリーマンさん
[2009-02-15 15:38:00]
ホワイトウッドの集成材って悪評高いけど、ちゃんと試験、結果の分析と評価がなされていれば、普通大丈夫だと思うけどね。大手企業が採用するんだからそれくらいやってると思うけど。どうなんでしょう。
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32:
匿名さん
[2009-02-15 16:35:00]
余程の悪条件が重ならない限り大丈夫だと思いますね。
まずは専門家でも木の耐久性に対する要求度が違いますから一概には言えないと思います。 もっとも世の中にはあまり長持ちする材料だと自分達の仕事がなくなると言う大工もいますから、 高耐久ではない方が建て替え需要が期待できると言う考え方もないとは言えませんが。 20年くらいは持つんじゃないでしょうか。 |
33:
匿名さん
[2009-02-15 16:58:00]
結局、家が新しいうちは、躯体が雨漏りなどで水浸しにはならない。
10年過ぎた家の雨漏りなどが原因で、構造躯体が痛んだ場合は、メーカーの保証範囲にはならない。 メーカーにとって大切なのは、宣伝に使える初期の耐震性、気密断熱性能などと、そして、保証に入る2年以内に構造躯体の歪みが起こらないことが重要で、それ以上先のことは、どうでも良いというのが本音じゃないかな? 更に、価格が安ければ言うことはない。 そう考えると、ホワイトウッド集成材は、メーカーにとってはうってつけの建材だよね。 |
34:
匿名さん
[2009-02-15 17:19:00]
家電製品と同じですよ。
例えば昔のテレビなどは10年くらい耐久性があった。 今は3・4年くらいのうちに何か不具合が起きて結局買い換えなければならない。 値段も下がった分、寿命も下がっている。 かつて家は40年は持つように造るのが職人大工の矜持だったが、今はそんな職人はいない。 木造建売などは材料の良し悪しもわからない素人が家を造っているに等しい。 今は20年持てばいいという造りです。 もし30年以上持たせたかったら、住み続ける側が依頼先から厳選していかないと駄目です。 |
35:
匿名さん
[2009-02-15 18:15:00]
雨漏りなんかで躯体が腐るのは、経年による歪みで隙間があくケースでしょ。
ホワイトウッドみたいな狂いの少ない樹種ならそういう危険は少ない。 |
36:
匿名さん
[2009-02-15 18:33:00]
外壁の雨漏り対策では、外壁塗料、コーキングの劣化、外壁モルタルのひび割れ、透湿防水シートの破損なんかも雨漏りに影響する。まぐさや窓台の施工方法が悪かったり、手を抜くと、窓周りから雨漏りが起こることも多い。
バルコニーの雨漏り対策では、FRP防水の劣化して、気づかずに雨漏りしていることもある。 屋根の雨漏り対策では、スレートを使った場合はスレートの痛み、塗装の劣化。勾配が少ないフラッと型では、バルコニー同様防水処理の劣化も影響するし、雨樋のつまりなんかも問題を起こすことがある。それから、合板野地板で屋根裏換気が無い家では野地板が腐りやすい。 雨漏りの幾らでも原因はあるよ。 |
37:
購入検討中さん
[2009-02-15 18:59:00]
参考になります。雨漏りって軽視できませんね。
現場工事の施工管理さえちゃんとできていれば大丈夫なのかと思っていました。 こまめに業者に点検をお願いするのがいいのでしょうか? |
38:
匿名さん
[2009-02-15 20:56:00]
私が依頼した工務店の話では、新築家屋でも雨漏りを起こした事があるらしい。
それは欠陥工事が原因ではなく、台風。 台風が近づくと雨は上からではなく下からの軒天を叩きつける事があると言う。 軒天には軽カル板に通気用の穴が開いたものを使っているのでそこから雨水は浸入するらしい。 台風がある限り、どんなに注意しても雨水の浸入は避けられない。 そこでこの工務店では壁と屋根に通気層を設け、万一濡れても木部を乾燥させる工法を採用している。 |
39:
匿名さん
[2009-02-16 18:22:00]
23に投稿した木材屋ですが、
要するにスプルス、ホワイトは使わないにこしたことはないということです。 間違いなく国産の方が耐久性はたかいですから。 そして、大手が使わない理由は価格面と安定供給にあります。 現在の状況だと、安定供給というところで国産材は負けてしまいます。 34さんがおっしゃったとおりで、 今の木材情勢でスプルス、ホワイト、をガンガン使っている会社は家造りをしているのではなく、 家を販売している会社なのだと思います。ある程度は仕方がないと思いますが。 商売しているので、売れるものを沢山売りたいですが、家は全ての基本になるものです。 私は、国産材が儲かるから国産を売りたいのではなく、国産材のほうが施主にとっていいから 売りたいです。国産の欠点もあります。乾燥に関して製材所は考えが甘いです。 それならば、外材を使ったほうがいいと思います。 以上私なりの木材感ですが、 これを見ている方が家を建てるとき、木材屋に会う機会があるならば、 ホワイトの集成柱と杉のKD柱、あなたはどちらを使いますか?ときいてみてください。 100人に99人には杉を選ぶと思います。 |
40:
匿名さん
[2009-02-16 18:31:00]
木材屋さん、
すでにホワイトを選んでしまったスレ主さんへの今後のアドバイスをどうかしてあげてください。 |
41:
素人さん
[2009-02-17 08:14:00]
国産無垢は市場競争に負けたってことでしょ。
外来集成材の圧倒的勝利、ってところでしょう。 |
てのはもうやめましょうね!
ナンセンスだから。
家とバイオリンは違うんですから。