現在新築計画中なのですが、屋根断熱に不安があり書き込みさせていただきました。
我家はⅣ地区で鉄骨造、建坪33坪、平屋、陸屋根の計画です。
屋根断熱は鉄骨梁と梁の間にネオマフォーム50mm、梁の上に垂木を架け垂木の間にネオマフォーム20mmの合計70mmです(垂木の上に野地板、シート防水です)。
天井裏もなければ屋根断熱に通気層もないわけですが、本当にこれで夏の日差しに耐えれるのでしょうか?
不安に思うのは我家は天井高が2.3mと少し低く、外壁の4割は窓となっています。
一応窓はLow-E防犯ガラスですが夏の西日に耐えうるとは思えないので、よしず等対策を考えていますがだからこそ余計に屋根断熱はしっかりしたいと思うのです。
果たしてこのスペックで断熱対策は十分なのかご教授願います。
[スレ作成日時]2014-10-06 10:18:25
屋根断熱について
185:
スレ主
[2016-01-30 14:18:09]
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正直、思い出すのも嫌ですが、皆様の今後の為になるのでしたら経緯を以下に記載させていただきます。ただし実名は伏せさせていただきます。文字にするのも汚らわしい。
184さんの仰るとおり、設計・施工は別で依頼しておりました。
設計から工事の流れは
①設計事務所に依頼
②設計事務所がプランを作成
③プランが気に入り、設計事務所と契約
④設計事務所が調べた工務店(複数)に設計事務所が相見積りを依頼(今回は5社)
⑤見積もり結果を提示、その中から(設計事務所と相談して)3社に絞り更に(設計事務所が)価格交渉
⑥交渉後の結果を提示、最終判断はあくまで自分で行い、1社の工務店と契約
⑦設計事務所監理のもと、工務店による工事着手
⑧工事完了→引き渡し
一般的な設計事務所の契約の流れだと思います。
我が家の場合、倒産したのは工務店でした。
タイミング的には着手金を払った1ヶ月後です。
上記でいうと⑦ですね。
工事着手は地鎮祭のみで一切手も触れていませんでした。
支払った額は600万。
「工事完了もしてないのにお金を払う方が馬鹿なんだ」とおっしゃる方がいるかもしれませんが、そもそも工事完了引き渡し後に一括支払いOKの会社はほとんどないと思います。
多くの工務店は分割払いだと思います。我が家もそうでした。
工事途中の倒産は誰もが心配する事で様々な対策や保険があると思いますが、我が家がとった対策は「住宅完成保証制度」に加入する工務店でした。
倒産した工務店との契約条件に「住宅完成保証制度に加入する事」と記載していただきました。
「住宅完成保証制度」とは簡単に申し上げますと「工務店が倒産しても過払いとなった料金は保証会社が支払ってくれる」というものです。
ですから今回のように着手金を支払って工事途中で倒産しても「600万支払って、実質工事着手はされていないので600万まるまるか返って来る」筈でした。
返ってこなかったんです。
私は家に対して様々な思い入れがあったので土地探しに2年、設計事務所探しに1年半、プラン決定までに10ヶ月割いてきました。
工務店と契約する頃には正直ヘトヘトになっていましたが、これでようやく家が建つという思いで感無量でした。
ここに心の隙があったんだと思います。
「住宅完成保証制度」の加入も義務付けた。申込書も記入した。着手金をいただけないと工事着手が始めれない?じゃあ、早く着手金払わなきゃ!いつになったら工事はじまるうんだろう?早く始まらないかな♪・・・
「工務店が倒産しました」
設計事務所からの1本の電話は、私を地獄の底にたたきつけました。
え?何いってるんだろう??
契約したの1ヶ月前だよ?
地鎮祭したの2週間前だよ??
何かの間違いじゃないの???
あまりに唐突な話なので頭がついていかなったです。
そんなことあるの?テレビとかの話じゃないの?全然信じれませんでした。
しかし事実であるならどうしようもない、次にどうすればよいか考えようと設計事務所さんと話し合いました。
とても気分が落ち込みましたが、それでもこのときはまだよかったんですよね、「住宅完成保証制度]に加入していると思っていましたから。
本当の地獄はこのあとです。
設計事務所に住宅完成保証についてどのように保険金が降りてくるか調べてもらっていました。
その結果、
「・・・大変申上げ難いのですが・・」
重々しい前置きの後
「住宅完成保証制度に加入申し込みされていませんでした」
「・・・・・冗談でしょう・・?」
震えた声で設計事務所に訊いたこと、今でもはっきりと覚えています。
つまりこういうことです。
工務店は契約時に「住宅完成保証制度」申込書記入させてから着手金を払わせ、「住宅完成保証制度」には加入申し込みせず倒産までの1ヶ月間放置していたのです。
だから着手金を払わせるのを催促したんです!
最初から着手する気なんて毛頭なく、着手金だけ払わせて倒産するつもりだったんです!!
だってそうじゃなきゃ住宅完成保証制度に入らない理由がないし、そもそも契約後1ヶ月で倒産なんてありえなさ過ぎる!!!
わかっています。「住宅完成保証制度」加入証明書が届いてもいないうちに支払った私が甘かったんです。
心の隙があったこと、自覚しています。
それでも悔しくて悔しくて何日も眠れませんでした。
なんとか取り返せないものかと何人もの弁護士に相談しましたが皆一様に可能性はほぼないという答えでした。
「勝訴の紙切れ1枚の代わりに、裁判費用と弁護士報酬の支払い、返ってくる保証のない返済金が手に入ります」
心が折れた一言でした。
長々と自分の心情を吐露してしまい、愚痴を書き綴ったこと、申し訳ございませんでした。
お気を悪くされた方がいらっしゃいましたら心より謝罪致します。
皆様におかれましては、このような悲惨なことが起きませんよう、以下の事に十分気をつけていただければと思いこれにて締めさせていただきます。
①住宅完成保証制度等の倒産に対する対策は必ず取ること。
②住宅完成保証制度であれば「加入証明書」が届いてから着手金なり入金を行うこと。
③ただし住宅完成保証制度等の保証に入っても安心しないこと。保証会社もできるだけお金は払いたくないから過払い金の査定をかなり少なくだしてくる傾向にあるようです。交渉及び、証明内容(100P超!!)をおくりつけ納得させて300万もぎ取った方もいたそうです。
④設計事務所は色々と相談には乗ってくれましたが、責任を取ってくれるわけではありません。あくまで契約は施主対工務店
であれば設計事務所紹介であっても法的責任は発生しないのです。自分の身は自分で守りましょう。
とはいえ、設計事務所を味方にした方が恩恵は沢山あるので、不安なことやわからないことはどんどん聞いていきましょう。
⑤倒産しそうな会社とは契約をしないこと。
なんて事が素人にできるわけないんですよね。
わたしもそれなりに調べました。過去3年の決算報告書を調べたり、ネット情報を見回ったり。
まあ、その中に「住宅完成保証制度はどんな会社でも加入できるわけではない。住宅完成保証制度に加入できるのが一種の安全バロメーター」なんて情報もあり、確かに事実でもあるとは思いますが、やっぱり絶対じゃないなって、身に染みました。
最後に。スレ違いであることは重々承知の上ですが、スレたてて放置した手前、やはり何かの形でケジメをつけなければと思っていたところ>184さんの「より多くの方に、詐欺被害に逢わないため」という言葉に感銘を受け、皆様の今後の何かしらの参考にしていただければと思い、このような形でケジメとさせていただきました。
一人でも多く、私のような悲しい思いをする者がいなくなるよう、心からお祈り申し上げます。