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スレ主旨は、
近所に薪ストーブハウスが竹の子のように増えていますが、冬場はすごい臭気で咳き込みます。微粒子の健康被害が懸念されます。
どうしたらいいでしょうか。
パート1 http://www.e-kodate.com/bbs/thread/67393/
パート2 http://www.e-kodate.com/bbs/thread/73705/
【一部テキストを追加しました。2010.08.31 管理人】
[スレ作成日時]2010-08-30 23:03:46
近所に薪ストーブがあります・・・どうしたらいいでしょうか 3
110:
春夏秋は冬を待つ季節
[2010-09-05 20:05:18]
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386:
春夏秋は冬を待つ季節
[2010-10-04 22:47:42]
No.385 by 匿名さん
正しい使い方をしないとそうなるという典型的な見本ですね。 逆に言えば、乾燥した良質な薪を使い、正しい煙突施工で、高温で焚けば、全く例示されているような問題は発生しないということでもあります。 |
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670:
春夏秋は冬を待つ季節
[2010-11-04 09:17:08]
No.667 by 匿名さん
住宅地での薪ストーブの設置条件に関しては、複数の要素が絡み合っているので、一概に線引きできませんが、以下のような見解を私は持っています。相談を受けた場合はこれらの要素を総合的に視野に入れて考えています。 ・敷地面積→200坪以上が理想だけど、50坪程度でも周辺住宅との位置関係、道路や空き地を挟んでいるか、高低差があるかなどの要素で隣の家との距離がある程度確保できれば十分に可能だと思われます。20-30坪程度ですと距離を確保できても今度は薪の保管場所が確保できないという問題も出てきます。薪の保管量が少ないとケチケチ、チビチビ焚いて不完全燃焼させて煙や臭いを出すという悪循環になります。豪快にガンガン焚ければ完全燃焼するので、煙や臭いが出にくくなります。 ・煙突の高さ→最低4メートルあれば実用上は燃えますが、7メートルくらいが理想です。ただし高さだけ確保しても、煙突トップ付近、及びそれより高いところに他の障害物がある場合には問題となることもあります。 ・斜面か平地か→斜面で薪ストーブを設置する家が周辺のどの家よりも高いのが理想ですね。その逆に薪ストーブを設置するより上に他の家があるのは問題外です。平地の場合は、敷地面積や、周辺住宅の位置関係も絡んできます。 ・薪の種類→よく「広葉樹ならいい」とか言われますが、薪の乾燥状態の方が実は重要です。乾燥不足の広葉樹を焚くくらいならば、十分に乾燥した針葉樹の方が全然良いです。乾燥不足の薪は燃焼時に水分が蒸発して気化熱で炉内の温度を奪い、不完全燃焼となります。理想は「乾燥した広葉樹」ですけど、意外と乾燥してないまま使ってるケースもあると思います。 ・薪ストーブの機種 →これもよく「二次燃焼システム、クリーンバーン、触媒付きの機種なら問題ない」みたいな言い方がされていますが、典型的な誤解と危険発想です。これらのシステムが機能するのは薪ストーブの炉内が十分に温まって安定した燃焼となってからです。最初の焚きつけの時は炉内が冷えていますので、これらの機能は【全く】機能していません。焚きつけの時にはどの機種を使っても目視確認できる煙や若干の臭いは発生します。つまりどの薪ストーブを使っても、周辺住宅のベランダ等で洗濯物や布団を干している時に無神経に焚きつけをすると迷惑になる可能性があります。 |
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
住宅地での薪ストーブの煙の問題は、一概に説明できるものではないと思います。一言で表すならば「迷惑になる場合もあるし、ならない場合もある」となってしまいますね。具体例で個別に考える必要があると思います。
私は千葉県内のベッドタウンで半径100メートル以内に三軒の薪ストーブが使われている住宅地も知っていますが、この住宅地での薪ストーブの使用で特に問題となっているとは思えません。(実際の現場の写真です)ちなみにこの薪ストーブハウスは1シーズン使用後の煙突掃除(点検)で、ほとんど煤がトップに付着してないという上手な焚き方をしていました。自宅前で薪割りして近所の人とコミュニケーションを取って、良好な関係を保っているようです。
乾燥した良質な薪を使い、高温で不完全燃焼させない、煙突の高さを確保して隣近所の窓より数メートル高く設定して距離も確保するなどの基本は絶対条件です。
それでも、焚きつけの時には煙や臭いが出ます。その時間帯や状況、天候、風向きなど考慮すれば、不可能ではないと考えています。具体的には「日中に風下の家で洗濯物や布団が干してあったら、焚きつけはしない」というような常識的なことを守れば問題とはならないと思います。
絶対に大丈夫だと言っているのではなく、一つでも上記に挙げた条件が守られない場合には、近所迷惑になりまくりになる可能性もあります。このことを薪ストーブの設置業者やユーザーは理解すべきだと考えています。「二次燃焼だから大丈夫」とか「触媒付きなら大丈夫」というのは危険発想です。
もちろん苦情になるにはそれなりに原因があるわけですので、事実関係を冷静に分析する必要があると思います。