建築関係の設計です。
本業は住宅系ではなく、インテリア・意匠系分野なのですが、住まいのこと、建築のこと、設備のこと、一般の方よりはわかりますので、質問があればできる範囲でお答えします。
■多忙のため、おそらく全ての質問に答えることができないと思います。
また、私が詳しくない分野の話もあるかと思いますので、そんな時はその分野に詳しい方の力をお借りしながら疑問を解決できればと思います。みなさまぜひご参加ください。
[スレ作成日時]2010-05-09 11:37:46
設計です 質問があればどうぞ
421:
匿名さん
[2010-07-05 15:56:23]
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422:
匿名
[2010-07-05 16:33:15]
エコキュートはどうなのでしょうか?
インターネットで検索するといろいろ情報があるのですが、内容や情報の時期ががさまざまで判断できません。 |
423:
匿名
[2010-07-05 16:37:48]
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424:
設計R(スレ主)
[2010-07-06 00:07:13]
>エコキュートはどうなのでしょうか?
仕事では主にガス給湯器具を扱う機会が多いのですが、住宅(戸建やマンション)用として考えた場合、エコキュートは非常に有用ですよ。 経済性・性能・環境負荷の全ての面でガス給湯器を凌駕する能力をもった器具だと思います。 イニシャルコストと設置場所(←商用ではここがネック)さえ確保できればの話ですが。 マンション用の場合はプレ設定されているでしょうから、設置場所に苦労はしないでしょうけどね。 普及が望まれます。 |
425:
設計R(スレ主)
[2010-07-06 00:15:36]
>台所換気扇のダクトは金属製150φで音が共鳴するので防音ベンドキャップのスポンジと某タイヤメーカーの
>低ノイズタイヤを参考に2㎝角×1mのスポンジをダクト内下部にダクト方向に両面テープで張り付けました。 オール電化なので実質的な危険性は少ないと思いますが、ダクト内へのスポンジ加工はあまりお勧めできる手法ではありませんね。油脂分を含んだ排気が通るダクトですから。 数ヶ月前にあった大丸東京でのボヤもダクト火災でした。 家庭の熱量ではそうそうでは起こるものではありませんが、排気量の低下(排気不足はガスコンロだと特に危険です)を含め、ご注意ください。 |
426:
匿名
[2010-07-06 00:37:25]
防音に関するアドバイス、ありがとうございます。そういえば、防音のサイレンサーはグラスウール製でした。さっそくスポンジは外します。
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427:
匿名
[2010-07-07 22:40:14]
エコキュートよりガスのほうが環境性能も経済性能も良いという話もあるのですが、スレ主さんはご存知ないのでは?
http://www.nagano-toshi-gas.co.jp/family/index.html |
428:
匿名さん
[2010-07-07 22:42:24]
フリープランのフローリングの色で悩んでいます。スレ主さま、ご意見を頂ければうれしいです。
新築マンションですが、フローリングと建具の色が3色から選べます。ダーク系、かなり赤味の濃いミディアム系、薄いベージュ系です。(床と建具は同じ色同士の組み合わせになります) 今持っている家具のほとんどが白木風のナチュラルテイストのものです。これと一番合うのはどのフローリングでしょうか?普通だとベージュだと思うのですが、何もかもがベージュや白木のような薄い色だとぼけないかと心配です。 さらに、キッチンのシンクやカップボードーの扉の色も選ばねばなりません。選択肢は何色もあるのですが、木目調を希望しております。もし、ベージュのフローリングを選んだらシンク扉もベージュ系にするのが無難でしょうか?それとも濃い色を選んだほうが印象が締まりますか?色々なモデルルームの写真を見ると、ベージュの床にダークのシンク扉という組み合わせもあるようですね。あまり考えたこともなかったので迷っています。アドバイスいただけませんでしょうか? |
429:
設計R(スレ主)
[2010-07-08 23:35:24]
>>427さん。
そのような話があることは知っていますが、ご紹介頂いたサイトは正直に言って、ちょっと内容が酷いような気がしますよ。 結構大きな会社さんだと思うのですが、こんな感じで大丈夫なのでしょうか。。。 まず、これらの器具を比較する場合、住宅用途なのか業務用途なのかで適正は大きく異なるものとなることに注意が必要です。(一長一短なのです) 先日も「仕事では主にガス給湯器具を扱う機会が多い」と書きましたが、極端に大量のお湯が必要になる業務用途ではエコキュートは厳しい場面が多いですね。 例えば年中洗浄機が動いているようなレストランではタンク容量自体が限界がくる可能性が高いです。 また、エコキュートは場所をとりますし、重いですし、使用湯量が極端に大きく変動する使い方に対して追従しにくい部分がある上に、商用では「イニシャルコストをかけないこと」が「トータルコストで有利になること」よりも優先される場面が多々あります。 それらの点を考慮すると、業務用給湯ではガス給湯が依然として有利な部分が多いですし、都市ガス地域では今後もしばらくその状態は続くと思われます。 (マンションでは申請時にエコキュートの設置面積分の容積は除外されても、商用賃貸区画では面積分の賃料がしっかり発生する点も大きく違う点ですね) 一方、住宅用途ではエコキュートがその力を発揮できる環境になります。 紹介頂いたサイト内では「トータルコストで比較することが重要」と言ってはいますが、「エコジョーズがトータルコストで有利になる」とは言っていませんね。 実は我が家もオール電化になって久しいのですが、現状でのランニングコスト削減額で初期投資回収期間を計算した場合の期待値は6年と非常に優れたものでした。 よく「オール電化にして光熱費が下がる人もいれば、上がる人もいる」という紹介がされます(正しい表現ではあります)が、特段かわった使い方をしていない私の経験から言えば、多くの場合、費用は下がります。(よくある個別電化シミュレーション値と同じくらいでした) また、住宅用・業務用を問わずですが、環境性能に関してこれらを比較しようとすると、実は考慮すべき要素が非常に多く素人が計算するには余りにも難しい分野のため、紹介されたサイトに出ていたような熱効率や送電ロス、発電効率、COP程度の情報だけで答えを得ようとすること自体が間違いの元になりがちです。残念ながらよくある話ではあるのですが。 *環境性能の評価に関しては大学の研究室調査・実験などでも役不足なくらいで、地域差や発電特性、需要曲線、周波数変換なども考慮しなければならず、専門研究機関での高度な分析が必要。 個人的には国立の専門研究機関で燃焼形給湯器からCO2ヒートポンプへの移行が温室効果ガス削減に大きく寄与するという発表がされているので、参考として考えるならそちらの方が良いと考えています。 (それとは別次元の話ですが、紹介されたサイトではエコジョーズの熱効率をカタログススペックの95%というホームユースでは現実的と言えない連続運転時の数値を用いながら、エコキュートのCOPを「実際は・・・らしい」と言って数値を下げて比較していますね。これでは実際には燃焼機器の方がどうしてもカタログ値に比べ効率が下がりがちになるという現実を特に無視した誤解を誘発させやすいお粗末な内容としか言えません。) まあ、どちらにせよこれらは住環境のごく一部ですから、個人的にはどちらでも気にしないで良いレベルと言えばそうとも思うのですけど。 それにしても、機械能力的に湯切れしないエコキュートやヒートポンプを搭載したエコジョーズなど、この分野の進化は進んでいますね。 先日のLEDもそうなのですが、これら省エネ分野の今後には私も大きく期待しています。 |
430:
設計R(スレ主)
[2010-07-08 23:57:00]
>フリープランのフローリング色に関して
色を言葉で語ることは非常に難しいため、なかなかアドバイスを差し上げることができないことが残念です。 赤味の濃いフローリングといっても千差万別ですからね。 ただ、コントラストの低い空間を美しく見せるには素材感や色相のバランスなどが微妙(絶妙)なため、個人的にはある程度コントラストがあった方がバランスをとり易いかと思います。 とは言っても真黒や真白、原色に近く彩度の高い色といった「ピュアすぎる色」を使うことは避けたいところですが。 また、木目は2種類(2色)までに絞った方が空間にはまとまりが出易いですね。 ・・・今回は端々の手法(テクニックやセオリー)の面の話に終始してしまいました。 色のマッチングは、合わせてみないとわかりませんから。参考になれば。 |
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431:
匿名さん
[2010-07-09 08:37:24]
>新築マンションですが、フローリングと建具の色が3色から選べます。ダーク系、かなり赤味の濃いミディアム系、薄いベージュ系です。(床と建具は同じ色同士の組み合わせになります)
最近沢山マンションを見て回ったので良くわかります。フローリングの色にその3色が選べるところが多いようですね。私が見たミディアム系というのも赤みが濃いものでした。高級マンションはもっと選べるのかもしれません。 竣工前のモデルルームでは、多分そのうち薄いベージュなど1色しか見れないと思います。他の色は切れっぱしで見ることができるでしょうが、今回、出来上がった現地モデルで3色を後で見て、切れっぱしサンプルと想像したイメージは全く違いました。よって、もし、検討されている新築マンションで3色それぞれ施工した部屋が見れないのであれば、似た3色を採用していて、現地モデルが見れる別の物件を見に行った方が良いと思います。いくつかあたれば、一般的な3色のようなので、必ず同じものが見つかります。フローリングはカーテンや壁紙と違って、張り替えにお金と手間(家具を完全に取り去らねばならない、大工工事、音も出る)がかかるので、慎重に選ばれることをお勧めします。 ちなみに、個人的にお勧めするのは3色のうち薄いベージュ色です。理由は、暗い色よりも汚れが目立ちにくい(黒い車はとても汚れが目立つ)、部屋を暗くしたくない、インテリアを合わせる上で自分の好みだっただけでなく、汎用的で他と組み合わせられる範囲が広そうである、といったことです。 ダークにすると重厚感が出てきて、家具やカーテンも重厚なものにしたくなります(カジュアルな感じを受け付けなくなる)。ミディアム(赤っぽい)は思ったより良いもので、心地よいナチュラル感が感じられました。個人的にはカーテン、家具、壁紙をシンプルやモノトーン風に選んだので、床材は選べる中でもっとも明るい薄いベージュを選びました。 |
432:
匿名さん
[2010-07-09 08:47:18]
>ベージュのフローリングを選んだらシンク扉もベージュ系にするのが無難でしょうか?
431続きです。LDKになっているのではないかと思いますが、キッチンの扉がLDから大きく見えるかどうかが判断のポイントです。見えないのであれば、 >色々なモデルルームの写真を見ると、ベージュの床にダークのシンク扉という組み合わせもあるようですね とおっしゃるように、この組み合わせは悪くないと思います。ダークの扉で引き締まって高級に見えるだけでなく、キッチンが安定して見えて安心な気持ちになります。キッチンのLD側になる背面は、一般にLD全体の壁紙と合わせてあると思いますがご確認ください。 もし、キッチンが壁を向いていて、キッチンシンク扉がLDから丸見えになるのであれば、シンク扉の色はLDの全体に合う色にすべきだと思います。 |
433:
匿名さん
[2010-07-09 09:12:49]
スレ主さん、431さん、丁寧な解説をありがとございます。
確かに色を文字だけで表現するのは難しいですね。やはりコントラストがあったほうがバランスがいいようですね。何分、自分のセンスがあまり頼りにならないので、困っていました。素人判断で、何もかも同じ色合いに揃えたら統一感が出るかと思ったのですが、実際にそうしてあるマンションのモデルルーム写真を見て、「なんだか、ボケてるな」という印象をもったのでお尋ねした次第です。 キッチンシンクの扉はリビングからは見えませんが、キッチン背後のカップボード(シンクと同素材)はリビングから良く見えます。お二人のアドバイスを拝見して、床を薄い色にして、キッチンなどを濃い色にしてコントラストをつけようかと思いはじめました。 モデルルームはすべてダーク系で揃えられていましたが、間取りも違うしオプションもたくさん付いていたので、あまりよくわかりませんでした。近くの別のマンションのモデルルームも見に行ってきます。アドバイスをどうもありがとうございました。 |
434:
匿名さん
[2010-07-09 10:56:51]
431です。こういう議論はどんどんできると皆の参考になると思います。
コントラストの強弱は、好みになります。コントラストを強くすることを前提条件にしない方が良いでしょう。 例えば、ラグジュリーな部屋にしようとすると濃い色光りもののみで豪華絢爛に空間を埋めるようなこともあるでしょうし、モノトーンで白黒の強いコントラストを楽しむこともあると思いますし、ナチュラルな同系色自然派の雰囲気でリラックスしたいこともあるでしょうから。同系色でまとめたものを見て「ボケてるな」と思われたということは、コントラストのシャープさを望まれている、ということかもしれません。自分の望むものが何かに気づくことが実は最も難しい。望むものと認識したうえでコントラストを意識されると求めるものに辿りつけると思います。 |
435:
匿名さん
[2010-07-09 18:28:56]
431さん、ありがとうございます。確かに自分がどんな部屋が好きかを、自分でもよくわかっていないのだと思います。これまで賃貸で、家具は自分で選んでも、床や建具などはあまり意識したこともありませんでした。モデルルームや、インテリア雑誌を見て、自分が好きな部屋のイメージをもう一度確認したほうがよさそうですね。
ちなみに、ダークなフローリングに白木っぽい(といっても真っ白ではなく、ベージュの)家具というのはどうでしょう?SUMO(マンションのフリーペーパー)のモデルルーム写真にもあまり見かけない組み合わせの気がしますが。やはり落ち着かないでしょうか?薄い色の家具はすでにあるので、それに合わせたコントラストといえばこの組み合わせなのですが・・・。 |
436:
匿名さん
[2010-07-09 21:21:40]
電磁波は悪いと言う可能性もないことはないと思います。
わからない。 なんとなくガスの方が自然で良いと思うのです。 |
437:
匿名さん
[2010-07-09 21:57:54]
431ですが、あまり責任持てません。家具はお持ちのものを使いたい、ということですね。
ダークのフローリングは、基本線は高級感、落ち着き感になると思います。ベージュやオフホワイトも格好良くいけるのではないでしょうか。格調高いとか、トラディショナルっていうようなキーワードです。白色に近づくほどコントラストが効いてモダンな感じに近づきます。キーワードでネットで引いて組み合わせ事例を探していくのありです。もしくは、オリエンタル、アジア系に行く手もあるかもしれません。壁紙は変更追加投資しない限り白色系でしょうし、残りは窓回りの色で最終バランスの調整でしょうか。 既存のインテリア資産をどうするか。今の家具が大切でお好きなデザインであれば、家具を前提にして他を決めればいいですし、家具の買い替えも視野に入るなら、総入れ替えもありですね。ちなみに、万が一、あまり大切でない持ち家具だったとしたら、そのために人生に何度も選べない新居のデザインを決めてしまうようなことは避けるべきかと思いましたが、これは余計なコメントです。 |
438:
匿名
[2010-07-10 09:40:06]
圧倒的なシェアを持つガスがオール電化に負けてるわけがないし。
もはや性能や機能以前の問題。 沢山作られているものは良いものに決まっているんだから、スレ主は市場原理を理解できていないのでは? |
439:
匿名さん
[2010-07-10 10:20:22]
設計さんはスペック志向のことが多いですね。スレ主さんも、必要以上に専門用語を振りかざしたりするところがあり、その内容が本質をとらえていることもそうでないこともある。普通に利用する人の間隔や市場原理からはやや離れた感覚になるのは設計さんでは普通のことです。それでも、一人の設計さんとして正直なコメントを出されるのはとても良いことで、参考になります。邪魔をすることはない。
>圧倒的なシェアを持つガスがオール電化に負けてるわけがないし。 >もはや性能や機能以前の問題。 といったことでは、意味がわからない。(使う立場からの)性能・機能、そして、初期・運用コスト、最後にそもそも、それぞれの立地の現場で施工・利用条件が揃うか、といった点から、合理的な優劣の説明がないとナンセンス。どういう点でどの程度負けていないか、教えていただけないでしょうか。 |
440:
匿名さん
[2010-07-10 10:21:24]
訂正:普通に利用する人の間隔 → ~の感覚
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>私が代替できると感じたのはグレアレスミラーコーンのダイクロハロゲン球ユニバーサルダウンライト(黒トリム)です。*100Vも12Vも。
読み返して意味分かりました。グレアレス・・・のタイプのダウンライトであればという限定つきで、とある「まだ発売されていないLED」で置き換えても品質に遜色ない、とおっしゃっているのですね。
LEDを家庭用途で使う上で厳しいのは、LEDが究極の高輝度点光源だからではないかと思います。面で効率的に光る有機ELの安価な実用化を待ちたいところです。LEDでは点光源を導光板で面にしていくと効率が落ちてLEDより蛍光灯の方が有利になったりしないかとも思いましたが、TVのバックライトがLED+導光板で消費電力を下げて、LEDの純色の利点を発揮しているようなので、家庭用LED照明もそのうち進化しそうです。
蛍光灯も技術の進歩とともに相当進歩しました。LEDも進歩するとは思いますが、高輝度点光源である以外にも、TVのバックライトで活躍するように色が、音でいえば音叉の純音を聞かされているみたいで、その光を浴びてると頭が痛くなりそうな気がします。薄型TVのバックライトから、リビングの主照明としてダイクロハロゲンの発色の豊かさを凌ぐものへ進歩するものか・・・。
延々と素人コメントで失礼しました。