今年9月上旬、『ローレルコート橿原神宮ザ・レジデンス(旧 橿原観光ホテル跡地マンションプロジェクト)』のモデルルームグランドオープン前に行われた優先案内会に行って参りました。この物件は近鉄南大阪線・橿原線・吉野線3路線の始発駅である橿原神宮前駅から徒歩4分、橿原神宮第一の鳥居の目の前に位置するホテル跡地という好立地にあり、2年前にマンション建築計画があるというニュースを耳にしたときからとても楽しみにしていました。
優先案内会は近鉄大和八木駅から徒歩8分、八木西口駅から徒歩5分ほどの橿原市役所東交差点角にあるローレルサロン橿原にて行われ、南棟Eタイプ(3~5階)の棟外モデルルームを見ることが出来ました。資料請求者に届く優先案内会の予約申し込み書には開催予定は土日でしたが、平日でも見学できるということだったので私は平日に予約を取りました。
次に、模型を見ながら気になっていた点である最上階バルコニーのパーティション、駐車場ゲートの仕様、サブエントランス、ゴミ集積所、エレベータと階段から移動ルートを確認し、写真を何枚か撮らせてもらいました。
2階に設置されたモデルルームの見学では担当の方がオプションなのか標準仕様なのかを一つ一つ説明をしてくださいました。オプションであることが多い玄関ミラーが標準仕様であることには驚きました。廊下の天井高が2,100㎜で圧迫感を感じましたが、同じ天井高2,100㎜である洗面所、トイレ、納戸、玄関は身長157㎝の私でも上部収納に手が届くのでむしろこの天井高は良いと思いました。 ローレルの特徴の一つであるエルスキットは実際に見てみるとやはり住人の事をよく考えた作りで使い勝手が良さそうですし、収納扉の裏面や引き出しの内側に設置されたホーロー板はマグネットを使った収納ができて便利そうでした。 |
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◇ 間取り・特徴◇
間取りはごく一般的なもので、リビングの反対側にある洋室はアウトポールではないため家具の配置が難しそうなのと、少し狭いと感じました。 建物は低炭素住宅で断熱等性能等級と一次エネルギー消費等級がともに5であり、小規模マンションでは珍しい高圧一括受電、屋上の一部には太陽光発電、駐車場の一部にEV充電用コンセントがついているなどエコに配慮した作りになってました。 駐車場についてはマンション敷地内だけでなくマンション敷地外にも確保しているということですがそれでも戸数に比べて駐車場の数が少ないようです。 床スラブはFLボイド約230mm、強度には問題はないと思いますが重量衝撃音に対する遮音性については弱いのではないかと個人的には思いました。 西棟は広い参道に面するバルコニーから並木道が見え眺望が良いですが、南棟3階4階は目の前を電線が通るようです。 |
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◇ ローレルコート橿原神宮ザ・レジデンスの総評◇
住環境・立地条件(★★★) 橿原神宮と、高校野球が行われるスタジアムがすぐ近くにあるため、これらのイベント時期は賑やかになると思われますが、それ以外はかなり静かな環境のようです。日常の買い物として利用することになるスーパーまで徒歩6分、総合病院まで徒歩9分、最寄り駅まで徒歩4分であることから日常生活には不便はないものと思います。 ただ、市役所等の公共サービス施設を利用する時は大和八木まで電車またはバスで移動しなければいけないですし、イオンモール橿原へ行く時は電車でのアクセスは少し不便で近鉄バスも本数があまり多くないです。コミュニティバスもルートと本数が少なく今ひとつ利用しにくいです。 発生確率は低いようですが石川池(ため池)からの水害の可能性がある事、駐車場が少ない事、それと、個人的には床スラブの重量衝撃音に対する遮音性が気になるところです。 価格帯(★) 予定価格帯は同市内で同時期に竣工予定のピアッツァコート南八木と比較してもかなり高めの設定です。 おすすめ度(★★) 橿原神宮に対して思い入れのある方、高校野球が好きな方向けの物件だと思います。 |
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by 管理担当
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アンケートを見ながらこの物件を選んだ理由や地縁があるか等の簡単なヒアリングの後、モニターにパンフレットを表示させながらの概要の説明をしていただきました。
担当者の方が強調されていたのは橿原神宮参道沿いであること、駅近の好立地であること、比較的高級仕様のマンションであること、歴史的な価値によるポテンシャルが他の地域と違うという強調をされていました。
逆に、生活施設についての説明はほとんどありませんでした。
私はこのマンションが建つ土地は災害リスクが低いという認識だったのですが、市のため池ハザードマップにより浸水の可能性があることをこの場で初めて知り、その対策として敷地を50㎝上げてマンションを建築しているということが今回得られた最大の有用情報でした。