すいません長文です。
【背景】
・メンテナンス費用を抑えたいため、LIXILのナノ親水(セラヴィオ)か光触媒の外壁タイルを検討しています。
・住宅展示場で外壁を見ると、一条やパナの光触媒と比較するとLIXILのタイルは結構汚れが目立つため、光触媒のほうがよさそう。
・ただし価格的に「セラヴィオ<光触媒」のため迷っています。
・HMのキャンペーンのためセラヴィオのS,Rについては他より安くできるため、光触媒を選ばなかった場合は、この2つから選択する予定。
・セラヴィオRは下水汚泥焼却灰が使われていますが、LIXILは自治体から入手したものをそのまま使用しているので、下水汚泥焼却灰の含有物は全く把握していないとのこと。
・自治体の下水道局のホームページをみると、現状でも下水汚泥焼却灰から放射性物質のセシウムが検出されているところが結構あります。
⇒念のため、放射線測定器を購入し問題ないか確認してみました。
(放射線測定器:ECOTEST TERRA-P MKS-05 ウクライナ製)
【測定結果】裏ふたを外してベータ線の表面汚染量モードで測定
タイルなし:0.10[マイクロsv/h]
セラヴィオR:色違い10サンプルの結果 0.12~0.15 [マイクロSV/h]平均値0.133
セラヴィオS:色違い6サンプルの結果 0.12~0.16 [マイクロSV/h]平均値0.145
同じような結果が出たので、下水汚泥焼却灰のセシウムの量は気にしなくてよさそうです。
逆に下水汚泥焼却灰を使用していないSのほうが少し多くなっています。
ついでなので光触媒タイルも測ってみました。(名古屋モザイク)
パスチャーQ:色違い6サンプル 0.13~0.19 [マイクロSV/h]平均値0.167
キプリア:色違い5サンプル 0.17~0.19 [マイクロSV/h]平均値0.180
想定外でこちらのほうが値が大きい結果となりました。
名古屋モザイクのタイルの問題か確認のため住宅展示場で一条とパナの光触媒のタイルで
測定してみました。壁に測定器を付けて測定しているため3回しか測っていません。
一条:3回測定場所を変えて測定 0.16, 0.18, 0.18
名古屋モザイクと同じぐらい
パナ:3回測定場所を変えて測定 0.20, 0.22, 0.20
一条や名古屋モザイクより少し大きめ
ちなみにこの測定器は2分間の平均値を出力するらしいのですが
光触媒のタイルを測定していると、測定中に時々数値が跳ね上がることが
あり警告音が鳴ります。0.3マイクロsv/hを超えると警告音がなるように
初期設定されています。セラヴィオでは値が跳ね上がることはありませんでした。
メーカを問わず光触媒タイルは他のタイルと違って放射性物質が含まれているようです。
光触媒の原料の酸化チタンでググると酸化チタンの原料となるチタン鉱石の中に、
トリウムという放射性元素が含んでいるらしく、これに反応していると思われます。
光触媒を使うことで増加する分は約0.03~0.05マイクロSV/hとすると
0.26mSV/年~0.44mSV/年
となります。
上記は局所的に測った値ですが、総タイルの場合、結構な量になります。
この放射線量問題ないのでしょうか???
一条やパナの光触媒を使った住宅はかなり実績があるので大丈夫だとは思いますが
わざわざ普通より放射線が高い壁に囲まれて住むのも気持ちが悪い気がします。
[スレ作成日時]2019-08-10 22:40:15
光触媒の外壁タイルの放射性物質の安全性について
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