11月の上旬に、青山一丁目から徒歩3分という高級マンション「パークコート青山一丁目」に見学に行ってきました。
土地柄かなり高級になることは十分理解していたのですが、同じ会社が展開しているシリーズである「パークハウス」を狙っていることと、単純に億ションのモデルルームを見てみたいという好奇心から、家族で見学に行ってみました。
模型の写真と現地の写真を元に、説明していただいたことを書いていきます。
模型は東側の写真です。 現地の写真は、同じく東側の道路から撮ったものです。 東側は道路に面しています。北側も道路には面しているのですが、行き止まりになる為にほとんど車は通らないそうなので、こちらの東側の道路だけが道路や人が通る道だと考えることができそうです。 1階の部屋にはテラスがついていて、陽が入るように設計してあるそうです。 また、5階の部屋にはルーフバルコニーがあり、その先に植栽が置かれるということでした。 建物の中に緑が多いように感じる設計だと思いました。 |
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模型も現地も、南側です。
こちら側には「翻訳の学校 フェローアカデミー」と看板の出ている建物がありました。 この建物が4階建てくらいになっており、距離が気になるところだと、現地で少し気になったのですが、サロンに戻りその話をしてみると、建物が被る部分は少し引いた設計になり、隣の建物からは遠くなる、とのことでした。 模型の写真だとわかりにくいのですが、隣の建物は南側前面にかぶっているわけではなく、写真の手前にある1本だけの木より向こう側に建っているのです。 現地の写真と木の位置と比べると理解できると思います。 そしてモデルルームになっていた部屋は、一番南側に位置する部屋でした。 南側で開けているので、かなり光は入ってくるだろうと思います。 |
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では隣の建物が近いという南西側ですが、1階に住民が使える共用のカスケードテラスが設計されています。
一緒に載せているのはパンフレットの写真ですが、このような、共用で使える場所に使うことで、デッドスペースをうまく生かしているそうです。 また、カスケードテラスの上には何もない、ということが、模型の写真からよく分かると思います。 |
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模型を西側から撮った写真と、現地で北側の道路一番端から西側に向かって撮った写真です。
西側で隣になる建物(現地写真の目の前にある煉瓦造りっぽい建物)は、基本的にはオフィスとして使われている建物で、見た目もマンションのように見えました。 間にある塀から、目隠しになるような木が西側のお隣さんの区画の中に配置されているのは、両方の写真から分かると思います。 模型の方が間に立つ木などは元気そうですが、実際にはここまで茂っているかは疑問です。 また、現地で感じた事としては、西側のお隣さんの建物までの距離が意外とあるということでした。 写真だとうまく撮れていませんが、間にちゃんと距離が保たれていました。 隣と「パークコート青山一丁目」との間に目隠しの木もあり、これで隣からの視線はそこまで気にしなくてもいいのかもしれない、とも思いました。 |
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他に、模型を見ながら説明していただいたことを書いておきます。
他のパークシリーズでも使われているそうですが、外面のサッシやポイント部分にグレイッシュブルー(写真では水色くらいに見えますが、少しくすんだブルーグレイをしています)が採用されているので、模型を見るだけでも、他のマンションと違いを作っていることが分かりました。 全ての面にこのグレイッシュブルーが使われているため、統一感も出ていると同時に、爽快感があると思いました。 また、サッシだけではなく、この敷地を取り囲むフェンスにもこの色が採用されています。 |
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模型を見ていて、屋上の緑の一角が気になったのですが、これは屋上緑化といって、東京都の条例で決まっているものだそうです。
最上階の植栽とは別に必要なのだそうで、このこともあって、この「パークコート青山一丁目」は緑が多いマンション、という印象を受けました。 また、サッシなどで使われているグレイッシュブルーと相性が良い、オリーブの木が植栽には多く使われるそうです。 |
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ではモデルルームを見学して感じたことやパンフレットを見て感じた事をまとめていきます。
部屋などの写真は、パンフレットを撮ったものです。 まずはエントランスホールです。 2層吹き抜けになっているエントランスになっており、高さがあって開放感がありそうです。 屏風をイメージした飾り壁や、アートが飾られたりするなど、マンション全体の玄関口として、明るく美しい印象になるように設計されていると感じました。 |
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モデルルームに入ってみます。
今回モデルルームになっていたのは124Aという部屋でしたが、全体的に大きくアレンジされていて、元々の間取りとはかなり違うものになっていました。 入り口から入ると、大きくグラウンドした壁が印象的で、その先にリビングダイニングが広がる、という形になっていて、この写真のままの印象でした。 青山という場所なので、セカンドハウスとして持って、ここでホームパーティーなどをするのかな、と考えてしまいました。 部屋の各所には、世界中のアートが飾られています。 |
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リビングです。
窓が多く、光が沢山入ってくるだろうと思いました。 この部屋は建物の中で一番南側に位置するので、この写真に写っている窓からは、本当にたくさんの陽の光が入ってくると思われます。 この写真のリビングは約38帖ほどになり、あまりに広いので驚きました。 しかし実際の間取りでも32帖の広さがあるリビングになっています。 この写真の真ん中に柱があり、そこに鏡が貼られているためにキッチン側が写りこんでいるのですが、この柱に向かって右側が、本来であればもう一部屋という設計になっています。 |
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続いてキッチンです。
このキッチンは、位置も形も変わっているのですが、それでもその雰囲気を感じることは出来ました。 キッチンはミーレ社製のIHクッキングヒーターや食器食洗機が入ったシステムキッチンが採用されていました。 また、シンクしたの収納のサイズに合わせたステンレス収納などを、KEYUCAさんとコラボして用意してある、とのことでした。 大きなサイズのマンションではありませんが、もちろんディスポーザーも用意されています。 少し遠くて分かりにくいですが、キッチンに向かって右側に、オーブンが入れ込まれたキッチンラックがありますが、この中に家電は全て入れられていて、また冷蔵庫もこのオーブンの左隣に入れ込まれていました。 生活感を見せないが使いやすい、というところにこだわっていることを感じました。 |
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ラウンドの壁の中に、雰囲気を変えた部屋が用意されており、そこに主寝室やバスルームなどが作られていました。
書斎のようなスペースと、電気式のストーブなどがあり、温かくシックな雰囲気に作られていました。 |
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メインのベッドルームです。
このモデルルームのベッドルームは約19帖で作られていましたが、実際の部屋ではもう少し狭く、10帖になるそうです。 自分は10帖でも十分広いと思ってしまいました。 また、この横とリビングに約6㎡くらいのバルコニーがそれぞれ設計されていました。 このバルコニーには、このマンションの景観規則によって、洗濯物が干せないことから、干せるようなところがありませんでした。 このくらいのレベルのマンションになると、景観の問題などが出てくる為に、洗濯物は外に干せないということは多いそうです。 |
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このモデルルームのウォークインクローゼット(以下WIC)です。
このデザイン、とても格好良いデザインだとおもったのですが、これは広さがあるからこそできることですね。 全て見えてしまうので、隠しておく、ということもできないですし中にも外にも広さがあって、余裕を持っておくことが出来ないと、この良さは再現できないだろうと思いました。 このWICは約2.3帖で作られていましたが、実際のWICは1.6帖ほどで設計されていました。 |
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バスルームと洗面台です。
バスルームの設備については、部屋の大きさによって、これと同じ設備になるのかが決まっているそうです。 バスルームの写真の左上にある、天井からのシャワー(オーバーヘッドシャワー)は、日本の家で付いているものを見たことが無かったので、少し驚きました。 湯船自体も縦に立ち上がっているところにパネルが貼られていたり、床のデザインがよく見るようなタイルなどではなかったので、高級感のあるバスルームになっていると感じました。 また、この広さになれば当然なのかもしれませんが、洗面台は2つ用意されていました。 このモデルルームでは、洗濯機置き場はカットされていたので、どのようなものになるのか見ることはできませんでした。 |
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以上でモデルルームの写真は終わりなのですが、床材についてパンフレットでも触れられていたので書いておきます。
玄関からリビング、そしてキッチンまで使われている素材は、フローリングではなくタイルだそうです。 掃除もしやすく、また天然石のような温度的に冷たくなりすぎないように、このタイルが採用されているとのことでした。 また、プライベートルームの方のフローリングは、「無垢材にエイジング加工をしたような」デザインのフローリング(本物の無垢材ではありません)になっているそうで、こちらも掃除しやすく痛みにくいということでした。 |
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モデルルームの説明の他に、玄関前の部分には、設置されたユーテリティボックスという設備がありました。
これは、共有部分にあるそれぞれの部屋のロッカーというようなもので、このマンションのコンシェルジュが、マンションまで届いた宅配便やクリーニングに出していた物、またはネットスーパーで注文した生鮮食品を、ここまで届けておいてくれる、というサービスです。 このロッカーの下部には専用の冷蔵庫もありました。 他のマンションで良く見る、エントランスにある宅配ボックスは、先に使われてしまっていて空きがない、なんてこともありますが、このシステムであれば、冷蔵の物を冷やしたままでちゃんと受け取ることができるのですね。 凄いシステムだと思いました。 |
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他に気になったこととしては、この場所で、日常の買い物はどうするのだろうかということでした。
ブースに戻って質問してみたところ、この場所から一番近いスーパーはミニスーパーで、徒歩約5分の距離にある「まいばすけっと青山一丁目店」だということでした。 大きいスーパーは、外苑駅側に20分程進み、外苑駅を越えたくらいにある「オリンピック青山店」か「ピーコック青山店」だということでした。 こうなると、確かにネットスーパーは便利に使うことになるだろうと考えると、コンシェルジュによる受取・配達のシステムは重要になると感じました。 |
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「パークコート青山一丁目」の基本情報を書いておきます。
パークコート青山一丁目 最寄駅:東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線「青山一丁目」駅下車徒歩4分(4番出口南を使用。利用時間は6時半から23時半まで。3番出口を使用の場合は徒歩約6分) 東京メトロ千代田線「乃木坂」駅下車徒歩8分 鉄筋コンクリート造地上5階地下1階建て(建築基準法上は地上4階地下2階建て) 総戸数46戸(事業協力者住戸7戸含む) 1LDK(48.81㎡)~3LDK(125.21㎡) メインエレベーター1基(13人乗り)、 駐車場13台(機械式)、駐輪場46台、 2019年9月下旬竣工、10月下旬入居予定 写真は、こちらの管理費と自動車・自転車置き場の資料です。 |
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今回のまとめです。
三井不動産レジデンシャルのパークシリーズのマンションを見に行きたくて伺いましたが、億ションはやはりレベルが高く、高級感もありながら洗練されている、という感じました。 こんな場所にマンション?と思いましたが、現地に行ってみると、閑静な住宅地にもなっていることが理解できました。 赤坂御用地も近く、各所に公園や神社などもあり、かなり緑が多く、環境的には思っている以上に良いということも分かりました。 現地で説明してもらっている間にも、鳥の声が聴こえていたことがとても印象的です。 また、三井不動産レジデンシャルの中で、この設備や場所であれば最上級の「パークマンション」という冠がついてもおかしくないのでは、と思ったのですが、場所と建築条件などの為に駐車場が総住戸数分用意できず、結果として「パークコート」になった経緯があるとのことでした。 クオリティとしては素晴らしいものであるということが分かりました。 この金額を手に入れることが出来る人は限られているのかもしれませんが、興味のある方はぜひ話を聞きに行ってほしいです。 |
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by 管理担当
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こちらは総戸数は46戸だそうですが、その中に事業協力者住戸が7戸含まれている為に、販売されているのは39戸とのことです。
建物の設計的には、内廊下式を採用し4方向全ての面に、いづれかの部屋の窓やバルコニーがくるというデザインになっています。
写真は東側のエントランスがある面から撮った模型です。