今回、もう引渡が終わっているのにまだ販売している「プレシス横濱紅葉坂」に見学に行ってきました。
自分たちは他のプレシスのマンションを検討している中で、もう建っているマンションがあるなら雰囲気が分かるかもしれない、と考えて興味本位強めで出かけたのですが、せっかくなのでレポートを書いて、購入を検討している人に情報を伝えられればと思います。
週末にお邪魔したので、自分たち以外にも見学者がいたようでしたが、あまり人を見ませんでした。
時間帯の問題(昼すぎにうかがいました)か、住民の方にも全くお会いせずで、とても不思議な印象を受けました。 写真はパンフレットのエントランスです。 もう住んでいる人がいるので、あまり写真を撮りすぎると迷惑かと思ったので、パンフレットの写真をメインに貼っておきます。 |
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通されたのは2階の一室でした。
案内する部屋と、モデルルームは別の部屋に作られていたので、つまり棟内で2部屋を使って販売していることが分かりました。 坂に立っているので、エントランスから一番近い部屋に入っても「2階」という表記でした。 エントランスからワンフロア降りる形で1階がある、という設計になっていました。 1階は東向き側には部屋を設計し、地面に埋もれる西向き側には全住戸用のトランクルームを作ったそうです。 図面集にあった立面図が分かり易いかと思うので貼っておきます。 |
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そして案内された部屋でこのマンションの説明をしていただきました。
ここで説明していただいたことは基本的に価格などに関する事、そしてなぜ今棟内モデルルームで販売しているのか、などでした。 見せていただいた資料では、51戸中25戸が商談中含めて販売済みシールが貼られていました。 約半分しか売れなかったということなのでしょう。 建物は大きく分けて西向き側と東向き側になるのですが、西向き側の方が販売が進んでいるようでした。 後程説明もしますが、西向き側は道路を挟んで隣の建物まで遠く、また緑もよく見える環境になりますが、東向き側はあまり部屋からの景色がよくないから、ということでした。 安くても6500万円以上、高い部屋は1億円以上する、という強気の値段設定で、高級感もあって、人気のある場所なのに、あまり購入されなかったマンションなのだと分かりました。 |
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ちなみに、少し時間的には遡りますが、今回はJR桜木町駅から歩きました。
徒歩の時間は、ちょっと道を間違えて遠回りしてしまったので、10分程かかってしまいました。 公式情報では徒歩6分と書かれています。 こちらに着く直前にある坂(マンションの名前にもついている紅葉坂)があるのですが、これがとても急で驚きました。 まだ坂は続いていく途中で曲がると、すぐに「プレシス横濱紅葉坂」がありました。 坂がかなり急で、少し息が切れました。自転車だと登るのがとてもキツイだろうという印象の坂です。 毎日この坂を上り下りするのは大変ですね。 |
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現地の周辺環境ですが、スーパーなどもあるそうで、高級なマンションが立ち並んでいる一角という印象でした。
紅葉坂を超えると住宅地が広がるそうですが、桜木町からの距離が近いので、部屋から見える景色は、横浜の観光地を眺めるような雰囲気でした。 パンフレットよりも分かり易かったので、モデルルームに置かれていた地図を載せておきます。 |
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ではマンションの説明ですが、内廊下タイプのタワーマンションのような作りの建物になっています。
同じフロアには同じ型の部屋はなく、よくある縦型の間取りにはなっていません。 また、内廊下側の部屋の採光のために、吹き抜けが設計されていて、そこから部屋に光と空気が入れられるようになっていました。 実際、陽が出ている時間に伺ったので、いくつか見せていただいた部屋に、この吹き抜けからの光が入っていました。 5階から7階までのフロアプランを載せておきます。 建物の中ほどに、2ヵ所吹き抜けが設計されていること、この吹き抜けに各部屋が接していることがお分かりになるかと思います。 |
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吹き抜けに関しては、「自分の家の中で、隣の部屋を見ることができる」という間取りもあれば、「吹き抜けの先はお隣さん」というケースもありました。
部屋に光が入るのはとてもいいけれど、他の部屋からの視線も少し気になりました。 吹き抜けに接している窓のガラスが曇りガラスになっていたので、丸見え、ということではありません。 部屋の中に吹き抜けがある形の、Hの部屋の間取りを載せておきます。 |
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ではモデルルームを見学して感じたことをまとめていきます。
部屋の写真は、そのままいつかここに誰かが住むことを考えて、現モデルルームの写真ではなく、パンフレットからの写真と感想をメインにお伝えします。 まずはオーナーラウンジです。 パンフレットのオーナーラウンジは明るい感じですが、実際にはもう少し薄暗く感じました。 人がいなかったからかもしれません。 写真の奥左側にメールボックスが写っていますが、メールボックスが設置されていました。 部屋番号が書かれていない、スタイリッシュなメールボックスでした。 |
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内廊下は、このイメージよりも照明が暗い印象でした。
ただ、パンフレットで書かれている「ホテルライク」は実現できていると思います。 細かいところでは、エレベーターの横にある、フロアを示すパネルがオシャレでした。 |
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モデルルームに入ってみます。
今回モデルルームになっていたのはDの部屋でしたが、お伝えしていく写真はパンフレットのものです。 Dの部屋の間取りを載せておきます。 |
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リビングです。
実際のモデルルームもこれに似た印象でした。 ビルなどで仮設されているモデルルームだと、リビングを広く印象付ける為にわざとオプションで壁を取り払って大きなリビング、としていたりするので、実際の広さが感じる事ができないことを考えると、棟内モデルルームは悪くないな、と思いました。 |
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続いてリビングを違う方向から見た写真です。
この写真と実際とでは、大きく違います。 バルコニーから見える景色が違うのです。 実際には隣の建物が見えます。 |
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実際の2階の部屋では、写真のように、目の前に建物があるため、ほぼ何も見えません。
これは説明をしてもらった部屋からの写真ですが、モデルルームになっていた部屋はこの写真よりも右手にあったため、 少し写っている黄色い建物とさらに続く他の建物で、いろいろ見えませんでした。 |
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見晴らしがよくなるには何階上がればいいのか、と考えると思うので、最上階の写真を載せます。
7階まで上がるとこんな見晴らしになります。 先程左側に見えていたマンションが目の前の下側に写っているものです。 飛散防止のための網入りのガラスが少し見えにくいですが、このように実際に見えるということです。 |
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ちなみに、見学させていただいた部屋は東向き側をメインに見学させていただきましたが、西向き側の7階からの見晴らしはこのようになっています。
道路を挟んで目の前には他のマンションがあるのですが、そのまま撮ると悪いかと思い、左側に見えていた青少年センターを撮りました。 左下に少し写っているのが目の前の道路、左側の黒い四角いものが道路を挟んだマンションです。 |
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マンションの周りの高さが分かり易い資料です。
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モデルルームの中に戻って、他の場所をご紹介します。
キッチンです。 キッチンはこの写真のままでした。 写真にはありませんが、反対側に扉と同じパネルを使った食器棚がついていました。 似合う棚を用意するのは大変なので、ついているのは便利だと思います。 |
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バスルームと洗面所です。
バスルームは、設備はもちろん良かったのですが、それよりもサイズに驚きました。 どの部屋でも1620サイズが入っているんです。 全ての部屋が70㎡以上だからと言っても、どの部屋にも大きいサイズを入れるのは大変だと思うので、これはクオリティが高いところではないかと思いました。 また、洗面台についてもデザインが興味深かったです。 最近よくみる3面鏡は採用しておらず、そればかりか鏡の裏に収納はありません。 鏡下の部分にものを置けるようになっているのと、左側に見えてる棚の中に、ドライヤーなどがいれられるようになっています。 鏡の下のタイルも、オプションではなく全ての部屋の洗面台に標準装備でした。 こだわりのある洗面台なのだな、と感心しました。 |
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モデルルームも3LDKだったので、この写真のような部屋がありました。
6帖と5.5帖の部屋はこの写真のような印象です。 |
建物が出来てから販売されるスタイルではないので、もう生活している人もいる中で、棟内モデルルーム…これは販売がうまくいかなかったのだろうかと、この時点で思ってしまいました。