プレミアムフォート柏に行ってみた − モデルルーム見学記

[Chibajin]

JR常磐線の柏駅から路線バス約10分＋徒歩約6分、ショッピングモールのモラージュ柏に隣接するプレミアムフォート柏。
モラージュ柏内にインフォメーションセンターがあり、買い物途中に3LDK 1998万円～と言う価格が気になり入口付近の案内を見ていたところ、「よろしければ、現地を案内できますよ」と声をかけて頂き、せっかくの機会なのでお邪魔をしてきました。

プレミアムガーデンと言う木々に囲まれた中庭を抜けて販売事務所になっている部屋にお邪魔すると、まずは全体的なエリアの説明を受けます。
最近開発が進んでいるつくばエクスプレス沿いのマンションとの違いとして、柏・柏の葉キャンパス・北柏の3駅に路線バスが豊富に運行されており使い分けができること、モラージュ柏に隣接していることが最も大きいと言うことです。
また、周囲の住宅は戸建が中心で、マンションだらけのエリアでもないためバランス良い生活が出来ると言う説明を受けました。
物件から各バス停までは徒歩5分ほどかかってしまう点はデメリットですが、つくばエクスプレス以外に選択肢が無い駅とは異なり、目的地に応じて駅を使い分けできること、自走式＋平置き駐車場100%確保はメリットかと思いました。

4棟構成で全299戸のマンションは2年前に完成しており、既に分譲がほぼ完了している3棟で残りが10部屋ほど、今年に入ってから分譲を始めたコモンレジデンスと言う南西向けの最後の棟の残りが20部屋程と言う事です。
その値段ですが、バス利用が前提となるだけあって価格は非常に魅力的で、1998万円のキャンペーン住居は別にしても、中層階が2500万円弱、高層階でも2600万円前後と言う価格帯は、他のマンションでは絶対につけられない価格帯だと、営業マンの方に説明を受けました。
完成から2年ほど経ってしまっている点はマイナスに感じますが、建築コスト上昇前に工事が完了していること、かなり以前に土地を取得していたことで、この価格が実現できていると言う点は、素直に大きなプラスだと感じました。

モラージュ柏に隣接している点が最も魅力的というムービーを見た後は、家具付きの3LDK 72㎡のモデルルームに案内して頂きます。
モデルルームと言っても他社のマンションのように過剰なオプションは入っておらず、リビングダイニングに家具が配置されただけですので、実生活のイメージがわきやすい部屋になっていました。

まずはメインの11.5畳のLD＋3.3畳のKに入ると、いわゆるマンションのLDKと言った造りで特徴的な造りは無いですが、ノーブルライトと言う配色で明るいイメージを受けます。

キッチンには大規模マンションにはほぼ標準装備に近くなったディズポーザがきちんと設置されており、一部の部屋には食器洗浄機も装備されていると言うことです。（食器洗浄機はオプションで追加も可）
このほか、換気扇横の収納も標準で造り付けになっており、食器棚以外は特段追加する必要は無い設備が備わっていると思います。

LDK横の部屋はスライドドアで仕切ることも出来る5畳の和室になっています。
ここを洋室か和室かは好みが別れるかと思いますが、全て洋室のタイプもあるということです。

また、この和室の収納は「押入れクローゼット」となっており、オシャレなふすまを開けると、片側は押入れ、もう片側はクローゼットになっています。
布団を入れるには押入れが必要だけれど、全面押入れだとコート等の洋服の収納がし辛いと言う意見が多かったため半分ずつ分けていると言うことで、この造りなら収納がしやすいだろうなと感じました。

続いてベランダに出てみると、大規模マンションに多い他の棟の被りも少なく、前面展望の良さを感じます。
また、今回のコモンレジデンスの前面はマンションの駐車場スペース＋公園等になっており、他の建物が出来る可能性も非常に低いため、将来的な日当たりも安心できると言うことでした。

部屋に戻り、水周りに移動して洗面室を見てみると、洗面台自体は標準的なつくりですが、LDKと同様に配色が明るくスペース全体が明るく感じます。
また、洗濯機置き場の横にはリネン庫があるため、洗剤等の置き場に悩む必要もないということです。

バスルームはしっかりした1418サイズで、バスタブは段差が付いているグレードが高いタイプで節水効果があるだけではなく、子供と一緒に入浴する際には段差側に座らせれば安全に入浴できるメリットがあるということです。
また、高齢者の入浴時も意識を失って力が抜けてしまった際、段差で足が突っかかり溺れるリスクの軽減が見込めるという、大人にとってもメリットを感じる説明もありました。
なお、浴室乾燥機やカラリ床などの設備は、当然の様に標準で装備されています。

トイレについてもトイレットペーパー等の収納庫が標準装備されており、リーズナブルな価格帯の物件でも、設備が削られていると感じる点は特段なく、標準状態でも快適に過ごすことができそうです。

続いて6.6畳の主寝室ですが、LDK/和室側とは異なり、部屋の角に残念ながら梁が出っ張ってしまっており、ベッド等をおきづらい点はややマイナスだと感じます。
但し、部屋自体はしっかりとした広さがあるため、ベッド以外に小型の家具やテレビ程度なら、置けるかと思います。

また、主寝室には廊下から直接も入れるマルチクローゼットが付いており、収納として使うだけではなく、しっかりとした着替えスペースとしても利用できそうです。

マルチクローゼットはハンガーパイプだけの空間ではなく、片側は高さ調整が出来る棚が標準装備されているため、小物等の収納もしやすそうで、使い勝手が非常に良さそうです。

反対側の約5畳の洋室は、下駄箱と梁のでっぱりがあるためやや手狭な空間で、子供部屋として使う際には勉強机とベッドの配置に工夫が必要になってしまうと感じました。
また、主寝室のマルチクロゼットとは異なり、ややコンパクトなクローゼットになってしまっていまいますが、クローゼットの横には棚付きの物入れもあるため、収納力はある程度確保されているようです。

玄関はシンプルな造りですが、しっかりとしたサイズのシューズボックスがあります。
また、玄関キーは5兆以上の違ったパターンを造れる進化型のディンプルキーが使われているため、物理的なだけではなく、心理的な安心感が得られると言う説明もありました。

モデルルームを出て販売事務所に戻る途中の廊下ですが、コモンレジデンスの廊下側には自走式の立体駐車場があるため、3階程度までは少しくらい印象を受けてしまうのが、気にする人にはデメリットかなと感じます。
ただ、廊下自体にそれ以外のデメリットは感じられず、各棟も廊下でつながっているため、最寄りのエレベータがすぐに来なそうな場合は入口側まで歩いてからエレベーターを使う等の使い分けも出来るかと思います。

また、入口側に行く途中の廊下からはプレミアムガーデンを見下ろせる箇所もあるため、あえて入口側まで歩いても悪くないのかなとも思える雰囲気でした。