賃貸アパート大手レオパレス21(東京)が、物件に地球温暖化対策として導入していた3時間で自動停止するエアコンに対し、猛暑のため苦情が急増していることが31日分かった。同社は機器の交換や設定変更の対応に乗り出した。
同社によると、同種のエアコンは2002年1月~15年3月に建築した計約39万戸に設置。これまでに約6万4000戸で作業を終えた。記録的な猛暑となった今年は、エアコンを巡る入居者からの問い合わせは今年6月に130件、7月は29日までに1165件と例年を上回るペースで急増。「熱中症になりかねない」「命に関わる」などの声が寄せられた。
エアコンは3時間の運転で停止した後は、手動で運転を再開させることができる。同社は「温暖化対策を踏まえ、節電目的で推奨していた。既にやめており、今後は設置しない」と説明している。
これまでは、設定についての問い合わせがあった場合のほか、設置から7~10年が経過した場合や入居者が入れ替わる際に通常のエアコンに交換する対応を取ってきた。
同社広報部は「対象物件にお住まいの方には順次伝えている」としており、交換を希望する人は最寄りの店舗やコールセンター(0120)590080=午前10時~午後7時受け付け=へ連絡するよう呼び掛けている。
[スレ作成日時]2018-08-01 09:39:12
レオパレス21 クーラーが自動停止=苦情殺到
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