今回はJR東海道線、京浜東北線、南武線の川崎駅と、京急本線の京急川崎駅にある「アクアブリーズ川崎」のモデルルーム見学に行ってきました。
公式ホームページ https://www.aqua-breeze279.jp
「概要」
■所在地 神奈川県川崎市幸区戸手四丁目53番2他3筆(地番)
■交通 JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎」駅 徒歩19分、またはバス約6分「戸手アパート前」バス停より徒歩1分
京急本線「京急川崎」駅徒歩18分
■総戸数 279戸
■構造・規模 鉄筋コンクリート造地上7階建て
■完成 2019年2月下旬
■入居時期 2019年3月下旬
■間取り 2LDK+S~4LDK
■専有面積 68.39m²~82.15m²
■駐車場 91台(機械式86台・身障者用1台・平置2台・来客用1台・カーシェアリング用1台)(月額14,500円~20,500円)
■駐輪場 サイクルポート60区画(月額900円)・スライドラック式440台(月額300円)
■バイク置場 10台(月額3,500円)
■売主 新日鉄興和不動産株式会社 大成有楽不動産株式会社
■施工会社 株式会社長谷工コーポレーション
■管理会社 大成有楽不動産株式会社(予定)
■販売 (代理)大成有楽不動産販売株式会社 (媒介)株式会社長谷工アーベスト
地図を見るとJR南武線の矢向駅もあったので、矢向駅の方が近いのではないかと訊くと
「矢向のほうが近いという可能性もあるのですが、基本的に川崎駅を利用される方の方が多くて、南武線沿線に住む方でも川崎駅に出てからどこかへ行くということが多いですので、今回は一応川崎と言うことを名乗らせていただいております」 とのことでした。 「徒歩19分の表記ですが、信号等を加味していないので歩けない距離ではありません。20分ちょっとで歩けますが、基本的にはバス利用となります。川崎市はバスの便が非常によく、マンションの目の前にバス停では京浜東北線の本数より多い便のバスが運行されていて、朝などの通勤時間帯でも長くても8分から9分で川崎駅に到着するようになっています」 バスの本数としては朝7時台であれば3分に1本ほどの間隔でバスがやってきていての不便さは感じないでしょう。 ・マンション目の前「戸手アパート前」バス停時刻表。 |
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「自転車で行ける距離だと思うのですが、駅に駐輪場はありますか?」
「自転車置き場ですが、今駅周辺の月極め駐輪場はたくさんあるのですが、全て埋まっているようなんです。今は順番待ちであったり一時利用のところになります。なので、やはりバスを使っていただくようになると思います」 とのことで、川崎への人口流入も多く、駅周辺の月極め駐輪場は満杯とのことでした。 ・ 川崎駅西口周辺。 |
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「東口周辺が商業施設が多いのですが、西口にはラゾーナがありますし、ラゾーナでは今200店舗ぐらい総入れ替えを行っていますので、買い物には不自由しない街なのはお分かりになると思いますが、北口改札という新しい出口もできまして、駅周辺も色々な開発の計画がたっています」
という買い物環境は非常に素晴らしいと思います。 ・ラゾーナ川崎。 |
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「学校や保育園、幼稚園などはどうでしょうか?」
「中学が徒歩3分の場所にあり、小学校も徒歩6分の場所にあります。保育園や幼稚園ですが、川崎市の人口増加率日本で一位なんです。待機児童問題もあり、無認可の保育園などは多いのですが、今後認可保育園を増やしていくと言うことを市長さんも言っておりますので、増やそうとしていく試みはあるようです」 と言うことなので、実質待機児童問題は大きく、現在認可保育園に入ることは難しいということでしょう。 無認可の保育園に入れるしかないのが現状だと思います。 |
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「このマンションは南向きと東向きの棟で構成されていますが、南向きの一番陽の当たらないお部屋と東向きで一番陽が当たるお部屋の日照時間を比べても、やはり南向きの一番陽が当たらないお部屋の方が日照時間は長いです」
とのことで、川沿いに建つタワーマンションの影も東側の部屋には影響があるとのことでした。 ・現地マンション斜め前に建つ高層マンション。 |
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川崎というと、東口方面には川崎競馬場のほかにも堀之内や南町という関東でも有数の風俗街があり、京浜工業地帯の中心地で東京の山谷や横浜の寿町に続くドヤ街もあり、治安の面では昔から問題の多い街ですので、その辺のことを訊いてみました。
「東口の堀之内や南町周辺は子供を連れて行ける場所ではないですが、西口の多摩川沿いなども色々ありますよね?」 「はい。多摩川沿い西口方面にも川沿いにバラック小屋などを建てて、住んではいけない人たちが住んでいましたが、今川崎市の開発が行われていて高層マンションなども建ち、スーパー堤防の予定地とされましたので、マンション目の前にあるバラック小屋の一角も、いつまでというお約束はできないのですが、なくなっていく予定ではあります」 マンションの目の前にはバラックの小屋が立ち並ぶ一角があり、あしたのジョーのような世界が広がっています。昭和の時代の懐かしい風景のような場所で、有名な場所ではありますが、何があるわけでもありませんので、とても風情がありなくなって欲しくない場所ではあります。 |
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「川沿いで目の前に大きめの道路があり交通量も多いのですが、騒音のほうはどうですか?」
「二重サッシの防音のものになっているので、窓を閉めて置けば問題ありません」 とのことですが、かなりトラックなども通るので窓は開けることはできないように思います。 ・ マンション目の前の道路。 |
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一階の道路側東向きの部屋ですが、道路より低い位置になるので水害などの心配がないのかを訊いてみると
「千年に一度の確率で多摩川が氾濫するレベルの災害はあると言われています。その場合にはこのマンションの一階部分は水没してしまうレベルになってしまいます」 とのことで、多少心配があると思うのですが、その分川崎市とは思えない価格ですのですでに売れてしまっている状況でした。 「このマンションは、川崎駅という便利なアクセスの駅や街を利用しながら治安も良くて、都内に近いわりには価格も抑えられるといったコンセプトになっております」 とのことですが、治安には問題がありますので、そこは認識しておいた方が良い場所、街に建つマンションです。 |
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「モデルルーム」
モデルルームは3LDK+WIC+ユトリエ+FL 74.71㎡の部屋を2LDK+WIC+ユトリエ+FLにしてある部屋でした。 ・ 間取り図。 |
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玄関の鍵はタッチキーやハンズフリーではなく、普通の鍵でした。
下足入れが、戸建てのようなカウンター形式のものでしたが 「こちらはオプションで、通常は天井まで高さのある3枚扉のものになります」 とのことでした。 ・下足入れ。 |
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廊下がかなり広く
「74平米だからこそできたつくりですが、他のタイプの部屋だと下足入れまでの幅になります」 という廊下は、車椅子でも余裕で通れ、Uターンできるほどの幅があります。 ・ 廊下。 |
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廊下右側にある6畳の洋室は引き戸になっていて、デッドスペースがありません。
・ 洋室6畳。 |
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この部屋にあるWICのようなスペースですが、廊下側からと2WAYで入れるようになっていて納戸のようにもなっている面白い作りでした。
「これはユトリエというスペースで、通常は納戸のようにガランとしているのですが、この突き出した仕切りの壁やハンガーパイプなどをオプションでつけることで様々な利用法ができる2畳の空間になっております」 というユトリエですが、モデルルームでは鏡とクローゼットになっていましたが、コンセントやインターネットに繋げられるLANケーブルもあるスペースになっていましたので、書斎のようにも使えると思います。 ・ ユトリエ。 |
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廊下左側には5.5畳の洋室があります。
「お子様の部屋となりますが、WICがあり棚は可動式となっております」 というWICは子供部屋としては充分な収納力だと思います。 ・ 洋室5.5畳。 |
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リビングに入る手前にトイレがあり、リビングに入るとすぐ左側に引き戸があり洗面所と浴室になっています。
「この洗面所のスペースがかなり広く感じるのですが」 「お子様とお風呂に入るときなどでも、ゆとりのあるようなスペースになっております」 この洗面所の広さはかなりのものだと思います。 リネン庫の収納力も大きく余裕のある作りの洗面所です。 ・ 洗面所。 |
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浴室は1418の魔法瓶タイプ浴槽で、浴室乾燥機つきです
「この鏡は横長のものはありますか」 「この縦長タイプのものだけになります。ミストサウナもありません。オプションでもつけられません」 ・ 浴室。 |
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リビングに入った右側には3.6畳と少し広めのキッチンがあります。
「シンクと背面の幅がひろくなっています。ディスポーザーはついていますが、食洗機はオプションになります」 というキッチンは広々として使いやすそうでしたが、食洗機がオプションというのはマイナスポイントです。 ・ キッチン。 |
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キッチンの前、浴室の並びにも面白いスペースがあります。
「これはなんですか?」 「こちらがまた特殊なスペースで、先ほどのユトリエのようなスペースなんですが、カウンターは元からついていてコンセントとLANケーブルもありますので、ちょっとしたパソコン作業ですとか、お子様の勉強などもできるスペースになっています」 というファミリーラボというスペースは、扉を締め切って使うことは難しいかもしれませんが、リビングで勉強するお子さんも増えているようなので、ちょっとした集中できるスペースとして活用できるようになっていました。 「ファミリーラボとユトリエを書斎や勉強部屋のようにしてしまうと収納がかなり少なくなるように思うのですが?」 「もともとあった洋室部分にクローゼットがあり、5.5畳の洋室にもWICがありますので、そちらをしようしていただくようになるか、ユトリエをWIC のようにお使いいただければ問題ないと思います」 とのことでしたが、そうするとユトリエの意味はなくWICとして使うしかないかもしれません。 ・ ファミリーラボ。 |
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リビングに繋がっているもともとあった洋室5.2畳ですが
「もともとここにあった洋室との仕切り扉は吊り下げ式のものですか?」 「いや、床にレールがあるもので上にも鴨居があります」 とのことですので、元々の部屋では一体感はあまりない感じになると思います。 ・ 洋室5.2畳部分。 |
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「リビングはもともと11.8畳になっています。洋室を無くして繋げてあるので17畳になっています」
というリビングは、開放感溢れるつくりになっていました。 ・リビング。 |
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「総評」
川崎駅の交通の利便性は、都内の郊外などよりも利便性がよく、ほぼ都心と変わらないアクセスで非常に便利です。 街にもラゾーナのほかに大きな商業施設がたくさんありますし、商店街もかなりの大きさで充実していますので、買い物や外食にも非常に便利です。 部屋のつくりは、ユトリエとファミリーラボというものがどういうものかをわかってもらう作りのために、収納が少なく問題がありそうですが、他のタイプの部屋であれば収納力にも問題はないように思います。 開発が進む川崎ですが、今でも昔ながらの雰囲気が残された場所は多く、そういった場所の治安は悪いです。 とくに堀之内や南町は家族で行くような場所ではありませんし、川崎競馬場もあり、気になる方は気になると思います。 駅からも遠く、歩くには厳しい距離ですし、多摩川の氾濫は考えにくいとは思いますが、そうなった場合の浸水も気になるところではあります。 斜め前に建っている高層マンション規模のものが、開発により戸手四丁目の場所にできるとかなり陽当たりも悪くなるでしょう。 しかし、川崎駅を利用できる立地で、この価格はちょっとありませんので、価格の魅力は素晴らしいです。 その辺りを参考に検討してみてください。 |
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「価格」
119 3LDK 72.63㎡ 3,843万円 338 3LDK 72.30㎡ 3,988万円 632 3LDK 74.71㎡ 4,478万円 541 4LDK 82.15㎡ 4,998万円 |
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by 管理担当
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現地マンションは、駅から徒歩で歩ける距離ではありません。見学に行くにもバスで行くことになります。
・ 現地マンション建設現場。