ウエリス仙川調布の森に行ってみた − モデルルーム見学記

[マルコス]

今回は京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅、小田急線の成城学園前駅にある「ウエリス仙川調布の森」のモデルルーム見学に行ってきました。

公式ホームページ　http://www.wellith.jp/sengawa/

「概要」
■所在地　東京都調布市入間町2-28（地番）
■交通　小田急小田原線「成城学園前」駅よりバス約5分「ＮＴＴ中央研修センタ」バス停より徒歩4分
京王線「つつじヶ丘」駅よりバス約11分「ＮＴＴ中央研修センタ」バス停より徒歩4分
京王線「仙川」駅より徒歩6分の「仙川駅入口」バス停よりバス約2分「稲荷前」バス停より徒歩9分
■総戸数　155戸（他にサービス付き高齢者向け住宅131区画、食堂1区画等）
■構造・規模　鉄筋コンクリート造 地上6階建
■完成　2018年12月下旬完成予定
■入居時期　2019年2月下旬予定
■予定販売価格帯　3,600万円台〜5,300万円台（100万円単位） ※権利金含む
■間取り　3LDK、4LDK
■占有面積　70.61㎡～100.40㎡
■駐車場　73台(平置2台、機械式71台)[月額使用料：13,000円～18,000円]
■駐輪場　310台（平置16台、上段109台、下段185台（スライド式））［月額使用料：100円～300円］、他レンタサイクル8台
■バイク置場　11台［月額使用料：1,000円・1,300円］
■売主　エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社
■施工会社　株式会社長谷工コーポレーション
■販売（代理）　伊藤忠ハウジング株式会社　丸紅都市開発株式会社

「交通」
京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅、小田急線の成城学園前駅が利用できるこのマンションですが、はっきり言ってどの駅からも歩ける距離ではありません。
徒歩ならばバスを使うか、自転車がなければ厳しいでしょう。

京王線を使うと、新宿まで16分、市ヶ谷まで21分と電車に乗ってしまえばアクセスは良いです。
小田急線の成城学園前駅からなら、代々木上原へ10分、新宿へ4分、渋谷へ12分、大手町へ30分と、こちらも都心へのアクセスは抜群です。
電車に関しては、乗ってしまえば何の問題もありません。
駅までの距離が非常にネックですが、比較的道がフラットなのが救いです。
マンションすぐ目の前から急激な下り坂になっているので、小田急線の喜多見駅方面に行った場合には、帰りにとんでもない坂を登ることになります。
マンション建設現場が高台なのは救いだと思います。

「道順」
ギャラリーは京王線の仙川駅にあります。
・ 仙川駅。

駅を背にして右方向に向かう道路を進みます。
・ この道を進みます。

すぐに商店街に突き当たりますので右折します。
・ ここを右折。

橋をわたり商店街を真っ直ぐ進むと、甲州街道にぶつかりますので、そこを左折します。
・ 甲州街道にぶつかります。

BMWの営業所やコインパーキングをすぎると、左側にギャラリーがあります。
・ ギャラリー。

駅から歩いて10分はかからないと思います。
道は簡単ですので、ホームページの案内図でたどり着けると思います。

現地マンションへは、ギャラリーに行ったあとタクシーで案内してもらえます。
歩いていける距離ではないので、この方法が一番ベストだと思いますが、実際に購入を考える場合には、自分の足で歩いてみた方が良いと思いますが、非常に遠いことは覚悟してください。
・ 現地マンション建設現場。

「周辺環境」
マンションは駅から遠い場所にありますが、近くの道路を挟んですぐ住所が成城になりますので、スーパーが2件あり日常的な買い物に困ることはないでしょう。
・近所のスーパー八百幸。

成城学園前駅までいけば、駅ビルのコルティに様々なショップや飲食店も入っていますし駅周辺も買い物には便利ですが、成城なので物価は少々高いです。

仙川駅周辺には、ホームセンターの島忠のほかにも商店街がかなり充実していますし、おしゃれなショップやカフェなども多く住みやすい環境が揃っている街だと思います。
・仙川駅商店街。

マンション目の前の急斜面を下って行く方向には川が流れていて、川沿いの喜多見駅方面には大きな公園があり、自然環境は素晴らしく子育てには向いている場所だと思います。
駅まで行くには大変ですが、治安もよく環境もいいのでその部分では非常に住みやすいマンションだと思います。

そしてこのマンションには、サービス付き高齢者向け住宅、いわゆる老人ホームが併設されているのが一番の特徴です。
高齢化社会がやってくることが確実な将来を見据えたこのマンションは、この老人介護施設への優先入居件や、60歳以上であれば申し込めばマンションに住みながら介護を受けられるなど、未来の人生設計を見据えた計画性のしっかりしたマンションなので、老後の安定や子供世帯との同じ敷地内で介護施設に住むなど、ほかのマンションとは違った特性がポイントになっています。

家族が増えることや、荷物がふえること、老後の介護に関してまで一体化したコンセプトのマンションですので、生涯住むマンションとしての購入に向いていると思います。

そこまで将来を見据えた素晴らしいプランですが、70年の定期借地権というところが、気になる方は多いと思います。

「モデルルーム」
モデルルームは3LDK+MC+WIC 73.61㎡の部屋でした。
・ 間取り図。

玄関にあるシューズボックスは3扉あり、収納力は充分です。
オールバリアフリーではありませんが、廊下も車椅子が通れる幅になっています。
・ 玄関。

入って左手にある洋室6畳には、非常に大きなウォークスルーのマルチクローゼットがあり、かなりの収納力になります。
・ マルチクローゼット。

部屋も6畳あるので、ダブルベッドを置いても充分な広さがあります。
・ 6畳洋室。

向かい側にある洋室5.1畳に大きなWICがあり、子供部屋として使うには贅沢とも言えるほどの収納力です。
・ 洋室5畳の部屋から見たWIC.

トイレには、非常用呼び出しボタンがあり、60歳以上で申し込みをすると、緊急時に併設されている高齢者介護施設の方がきてくれるようになっています。
・ トイレの緊急呼び出しボタン。

リビングへ行く扉を開けると、右側に洗面所と浴室があります。
洗面所のリネン庫も収納力が大きく、洗濯機上の収納をつけてしまうと使えなくなるので、洗濯機上部分に収納をつける必要がないほどの収納力になっています。
もう一つリネン庫が床から天井までの高さで、奥行きも深いので収納には全く問題がないでしょう。
・ 洗面所上部リネン庫。

浴室は1418の魔法瓶タイプの浴槽で、浴室乾燥機付きで、ここにも緊急呼び出しボタンがあります。
・ 浴室。

キッチンは食洗機とディスポーザーが標準装備で、3.2畳と広さも充分ですし、大きめのパントリーも付いています。
・ キッチン。

リビングは12.1畳とそれだけでも充分広いのですが、続いている洋室5.5畳との仕切りであるウォールドアをあけると、17畳を超える開放感溢れるリビングになります。
・ ウオールドアを開けたリビングと洋室。

ウォールドアを閉めても充分な広さがありますので、お子さんが大きくなった場合などの状況の変化によって使い分けられる作りの部屋になっています。
・ ウォールドアを閉めた状態。

一つ一つの部屋も非常に広く、リビングも開放感に溢れ、何と言っても収納力の高さが素晴らしいと思います。
緊急呼び出しボタンも、高齢になったときのことを考えても素晴らしく安心できるシステムだと思います。

「総評」
京王線の仙川駅とつつじヶ丘駅、小田急線の成城学園前駅の利便性は非常に高いと言えるでしょう。
仙川駅と成城学園前駅の周辺は買い物にも便利で、治安にも問題はありません。
大きな公園も近く、都内とは思えない自然環境の豊富さも子育てに向いていると思います。

サービス付き高齢者住宅が併設されているという、未来設計が素晴らしいマンションだと思います。

問題点としては、駅から歩ける距離ではないので、雨や雪などの自然環境に通勤や通学の足が左右されるなどの部分と、70年の定期借地権という部分ではないでしょうか。

しかし、都内でこの広さでは考えられないような価格であることも確かですし、この辺の相場としてもかなり安い価格になっています。

そのあたりを参考に検討してみてはいかがでしょうか。

「価格」
414 3LDK 74.46㎡ 3,898万円
512 3LDK 70.61㎡ 3,800万円
422 4LDK 89.09㎡ 5,300万円