わしは大学時代にクロス屋さんでアルバイトをしておったが、その流れでそのまま独立、起業したずら。
とは言っても、所詮は下請け。直接お客様とやり取りをすることが少ないゆえ、顔色をうかがうのは元請けになるわけじゃ。
元請けの言うことは絶対じゃ。元請けの話で、急な図面変更や納期の変更、追加工事や支払いの遅延など、下請けであるわしが被害を被ることは多々あった。
元請けから無理難題を言われたり、図面がなかなか出てこないのに、納期が決まっているから、しわ寄せが来て、夜中までの突貫作業になることなどは日常茶飯事。
さらに、支払いは半金とか、次の仕事の時に、、、など、色々理由をつけて支払いが遅れることもあり、数万円回収できないだけでも厳しいのに、辛かった。
じゃが、クロス屋をやめて、ハウスメーカーの営業となってみてわかったのじゃが、先にお客様がいて、元請けの都合ではなく、お客様の都合で色んな変更があるのじゃ。自分が営業するようになると、お客様から直接言われるので、クレーム等に神経質になり、下請けの時には元請けは口うるさいなあと思っていたのじゃが、自分がその立場にたつと、直接お客様とやり取りする難しさを知った。
下請け時代に凄い嫌な思いをして、下請けを辞めたいと思って、今があるゆえ、わしがお世話になっている下請け業者さんには、まず出来るか出来ないかを聞いて、無理していないかを確認して、無理そうだったら仕事の依頼をしないようにしておるし、お客様にも無理な旨を伝えるようにしておった。こういうことが欠陥住宅を防ぐ方策にもなるのじゃ。
[スレ作成日時]2017-06-11 01:24:40
欠陥住宅を防ぐには
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