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家づくりに営業マンなんて必要ないのではないじゃろうか?知識不足で嘘つきで、そのくせ給料だけは高い。営業マンなんか無くして、設計と工務と事務で事足りはしないじゃろうかのぅ?皆さんはいかがお考えじゃ?
[スレ作成日時]2017-05-10 18:08:57
営業マンなんかいらない
51:
匿名さん
[2017-05-13 17:33:19]
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52:
匿名さん
[2017-05-13 17:44:37]
偉そうにしてて都合が悪くなるといなくなる人ってやっぱいるんだね。
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53:
足長坊主
[2017-05-13 17:53:35]
>>51
地元工務店は大手HMの下請けとしてでしかこれからは生き延びられないという事じゃ。 |
54:
匿名さん
[2017-05-13 19:17:56]
私は誰の味方でもないですが、足長さんのご意見にほぼ賛成です。
地元の工務店で、あれこれ材料から吟味して見積もりをお願いしました。 結果は、その他のオプションを全く入れない段階でローコスト以上の値段になりました。 フル装備にしたら大手HM並みになる予想で、断念しました。 材料を一括して仕入れて、営業さんが客の対応をしてくれるのがハウスメーカー。 大小ハウスメーカーから工務店まで幅広く検討した結果、ハウスメーカーが一番リーズナブルでした。 どんな工法のどんな間取りで、何を一番重視するか。それは人それぞれでしょう。 ただ、我が家の場合はハウスメーカーをもう一度検討してみるつもりです。 遠回りしましたが、結果的に納得した家づくりができそうです。 マイホーム検討中の皆様、大変ですがお互いがんばりましょう。 |
55:
匿名さん
[2017-05-13 21:56:38]
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56:
匿名さん
[2017-05-13 23:58:01]
ハウスメーカーが住宅内備品、例えば、システムキッチンとかバルコニーに置く置き型タイルとかその他は諸々は、一般で販売しているものとまるっきり同じだと思うのは、おお間違い。
ハウスメーカー仕様で、質とか落としているら。 だから、単純にハウスメーカーが安いなんていえない。 品質が落ちるんだから、メーカーも仕入れ価格をねぎられれば、品質を落すしかないよね。 だから、一概に比べることはできない。 あと、問題がおこった時によくわかる。 企業の規模がおおきければ、おおきいほど、なんでもできる。 ハウスメーカーで建てるには、現金で建てることができて、他にも余分な資金がある人にかぎる。 そうでなかったら、注文と違う家だったり、仕様とまったく違うものがついていたり、パンフと違っていたり、ハウスメーカー自身が安全かどうか答えられなくても我慢しなければいけない。 なぜかって? みんなグループでつながっている。 銀行も一緒、不動産も一緒だから。 役所は、省庁や都道府県庁を含め、グループ企業に天下るから、顧客は敵だから。 もとをただすと、注文を受けて、代金のかわりに 注文どうりの家をたてるのが仕事ではなくて、家をたてたふりをして、その家だけではなく、土地もろとも取ってしまえということだよ。 そんな悪徳あるはずないなんて思っている人ほど、あぶないから気をつけてね。 |
57:
足長坊主
[2017-05-14 00:45:22]
もし、大住宅メーカーと地元工務店が、同グレードの住宅を建てた場合を比較すると、
大手住宅メーカーで3000万円する住宅が、 地元工務店であれば原価1900万円ぐらいになる。 ただ、地元工務店では粗利を実質工事価格に20~25%程度しかのせないので、2300万円~2500万円ぐらいで売ることができる。 その差を比較すると500万~700万円。 大手住宅メーカーで新築するのと同じ金額で、地元工務店だと、施主に高級車をプレゼントして売ることができる。 大手住宅メーカーも工務店も「粗利」を比較すると、両者とも20%強程度じゃが、その内容を比較すると、大手住宅メーカーは広告宣伝や営業の経費のウエイトが比較的多く、工事に関する経費はほとんど皆無じゃ。 工事は全て外注費になるゆえ、下請けのマージンが余分に発生し、大手住宅メーカーは部材を大量仕入などにより、実質工事費を大きくコストダウンしたにもかかわらず、結局、地元工務店と比較して、かなり高くなってしまうのじゃ。 |
58:
匿名さん
[2017-05-14 00:58:57]
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59:
職人さん
[2017-05-14 01:18:50]
住友林業の下請け工務店で家を建てたら高いくせに、最悪の家が建ちました。HMの方が間違えないですね‼
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60:
匿名さん
[2017-05-14 01:35:21]
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61:
足長坊主
[2017-05-14 01:42:33]
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62:
匿名さん
[2017-05-14 01:50:15]
住林の看板にぶる下がってるようなとこか(笑)
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63:
足長坊主
[2017-05-14 02:28:36]
やっぱり営業マンは要る。大手HMみたく、ただイケメンなだけで、経験も知識もない営業マンはいらないが、イノスの家に加入できているような優良工務店で働いている経験豊富で、知識もあるベテランの営業マンは必要じゃ。50歳前後が脂がのりきっていて特に良い。
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64:
匿名さん
[2017-05-14 07:41:19]
イノスの家に加入している工務店が優良工務店だ、と言い切れるのでしょうか?
サイトには、トップメーカーである住友林業が確かな品質の資材や最新の建設技術を提供 >住宅資材の安定供給 >品質向上のための研究開発 >最新の技術や情報 とありますね。更には加入時に何か審査があるかもしれないけど、 それが施工レベルの判断にはならないはず。 アフターケアも地元工務店に丸投げで、本体には何の責任もない。 いわばフランチャイズと全く同じ組織なのではないですか? |
65:
匿名さん
[2017-05-14 08:11:22]
本当の優良工務店は大手の看板なんかにぶら下がってませんから聞き流しましょう。
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66:
足長坊主
[2017-05-14 08:53:42]
>>64
安心と身近さが一つになった家づくりじゃ。どこの馬の骨ともわからぬような工務店とはわけが違う。 |
67:
匿名さん
[2017-05-14 09:24:51]
加入している工務店が、どこの骨か分からないような施工ではない、と
言い切れるのでしょうか? 部材やノウハウは住友林業からのようですけど、施工不良の心配はないと 言い切れますか? 倒産の心配もなく、建物がある限りアフターもしっかりやってくれると 保証できますか? 倒産しても、施工不良を起こしても全部施工会社に丸投げ。 住友の名前を看板にしていても、施工レベルや工務店の実態は全く分からない。 所詮フランチャイズと全く同じではないですか? |
68:
足長坊主
[2017-05-14 10:08:07]
>>67
どこの馬の骨かもわからぬ工務店が倒産すると工事は中断したままとなる。施主は支払った工事代金も建築中の家も失ってしまう。 「イノスの家」なら工事は引き継がれ、支払ったお金は戻る(過払い金:請負金額の30%まで)。 ただ、どんな建設会社でも利用できるかというとそれは違う。イノスの家は優良な工務店の集団であるからこそできるのじゃ。健全経営の優良な会社なのじゃ。 それでも万一倒産した場合、施主は保険金を受け取る事ができる。 |
69:
匿名さん
[2017-05-14 13:22:05]
>>67 匿名さん
大手HMの下請け大工がどんな感じでどんな風に仕事してるか確認する方がいいよ。大型分譲地に行けば色々なメーカーの大工の質がわかるよ!ちなみにイノス以外にも健全経営してる工務店はあるし。「住宅完成保証制度」ってのに対応してればOK!その制度に対応してる工務店で現場で大工の腕の良し悪しを確認するのがいいよ!大工の腕を確認しないで工務店を決めるのは危険だと思うよ!! |
70:
匿名さん
[2017-05-14 15:40:58]
「工務店が倒産した時に工事は中断、建築中の家も失ってしまう」など馬鹿なことを書き込み不安をあおる営業が居るようですが、そんなことはあり得ませんので無視して良いでしょう。
個人経営の大工さん工務店を除き、普通の工務店は住宅瑕疵担保保険に入っていますので万が一の場合でも住宅保証機構が別の工務店を紹介して工事を引き継いでもらえます。 地元で評判の良い工務店はそれなりの理由があります。一軒でも失敗すればすぐに悪い評判が立ちますので常に細心の注意を払いながら家造りを行ってます。 大手のH/Mは下請けに丸投げ、利益追求主義なのでそこまで気が回りません。特に大手のH/Mの営業はダメですね。 |
71:
匿名さん
[2017-05-14 16:23:24]
真面目な話し大手の下請け大工はマナーも含めてアルバイトそれ以下かと思うような酷いのがいる時がある。自分の一生に一度の大きな買い物をそんな輩に携わって欲しくない。そんななんちゃって輩大工を見かけると施主は気の毒だなあと思ってしまう。
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72:
足長坊主
[2017-05-14 17:07:51]
>>70にだまされてはいけない。
建設会社は倒産しないと保険が下りないんです。保険が適用されるのは破産、民事再生の申立て、会社更正手続開始、会社整理開始等が条件になりますよ。業務停止で会社が勝手に工事を止めているだけの状態。いわゆる夜逃げ。なんと、コレでは保険が適用されないんです。ちゃんと社会的に倒産の手続きをしてくれないと保証会社も手を差し伸べてくれないんです。でも、中小工務店は大概きちんとした手続きも取らず、逃げる。そして、現場では雨ざらしのまま工事がストップしどんどん躯体が痛んでいきます。 それから、工事中は建設会社の所有物なんです。工事費を払っていても工事中の建物は建設会社の所有物になります。施主と工務店は建設請負という契約を結んだだけなので、完成して引渡しを受けて初めてお施主さんの持ち物となるのです。その為、途中倒産した場合の建物は勝手にいじって工事したりするわけにもいかず・・・ 契約を解除してからでないと別の業者に頼めないんです。つまり、完成保証に入っているからって全く安心できないんです。 だから売建(宅地分譲+自由設計で建てるやつ)で、この保証に入っているからって事だけで建設会社を信用しないで財務状況を確認したりチェックが必要なんですね。余りにも値引きが大きいのも危険です(運転資金が足りなくて早くお金が欲しい場合があるから)。 なんて事考えていると、何処も信用できなくなってしまいますね。 今まではこの保証に入れる会社ってのが一つのバロメータだと思っていたのですが、新たに他の物差しを探さなければいけませんね。 それと、完成保証をもう少し掘り下げてチェックしていたら・・・。保証にもよるけど前払い工事費のみ保険対象(建設費の20%まで)のタイプや前払い工事費分と他の工務店で引き続き工事を行う場合の増減工事分(合計40%まで)まで保証を受けられるタイプがあります。 仮に3000万円の請負契約で契約時金として工事費の1/3。つまり1000万円を支払っていた場合に着工してすぐ建設会社が倒産してしまったら・・・。600万円までしか保証は受けられないので400万円分は補償が受けられない事になります。つまり、工事費の支払い方の契約によっては全然完成が保証されているというような代物ではなく注意が必要なんです。 とにかく過払いにならないように支払う条件を建設会社にのんでもらう。もしそれを嫌がるようだったら工事はお願いすべきではありませんね。 う~んなんとも難しい世の中になってしまったものです。。。「長年地元に根差してきた工務店ですから、ご安心下さい」なんてのは過去の話し。 ともかく、「完成保証」という保証は保険会社が責任を持って最後まで建ててくれる訳でなく、完成できるようサポートしてくれる程度のものです。 このように完成出来ないケースも出てきますので、建設会社選びは慎重に行いましょう! |
73:
買い替え検討中さん
[2017-05-14 17:20:36]
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74:
匿名さん
[2017-05-14 17:49:19]
足長って人ネットで拾ってきた情報を書いてるだけだから間違いとかあっても気付かないみたい。
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75:
匿名さん
[2017-05-14 19:08:58]
72さんの書き込みは大変勉強になりました。が、73さんに指摘されて初めて足長坊主さんの書き込みと分かりました。多分、コピペされたのではないですか?他の書き込みとは文体が明らかに違いますよね?
>普通の工務店は住宅瑕疵担保保険に入っています これは全く違うと思います。ちなみに皆さまの地元の工務店をいくつか検索してみてください。私がチェックしてみたところ近所で施工しているいくつかの工務店は全く入っていませんでした。《普通》ではないと思います。そして、加入しているほんの一握りの工務店はリフォーム専門のような工務店だったので驚きました。たまたま我が家の地域だけなのかもしれないですが。 また、2015年4月不動産コンサルタント会社「リックスブレイン」代表 平野雅之さんのサイトもご紹介しますね。 http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00337/ >住宅瑕疵担保履行法では年2回(毎年3月31日および9月30日)の基準日を設けて、各事業者に実施状況の届出を義務付けている。国土交通省がまとめた2014年9月30日の基準日における状況を見ると、2014年4月1日から9月30日までの半年間に引渡された新築住宅は38万84戸で、このうち18万870戸(47.6%)が供託、19万9,214戸(52.4%)が保険加入となっている。 >ところが、この内訳を事業者数(建設業者および宅地建物取引業者の合計)で見ると、供託のみだったのが226事業者で全体のわずか0.83%に過ぎない。供託と保険を併用したのも43事業者(0.16%)にとどまる。残りの2万6,999事業者(99.01%)は保険のみの利用だ。 ところで、足長坊主さんや皆様もですが、他の方のサイトを紹介する場合はそのリンク先も添付しましょうよ。 さもご自分で書かれたように他の方は思い込みますよね。足長さんは著作権はないと仰るけど、ネットのマナーだと思います。 |
76:
足長坊主
[2017-05-14 19:28:05]
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77:
匿名さん
[2017-05-14 23:58:26]
>>76
スレ主は見たら気分悪いよね。 いつの間にか、足長坊主が書いたことになっている。 >>35 契約の取れなかった顧客の敷地に無断で入って神棚や仏間に用を足すとか契約は取れたがトラブルになった顧客にも神棚や仏間に無断で用を足すというのは、刑事罰だよね。 自分じゃなくても、大手ハウスメ-カ-の社員がやっていたということは、その会社では許されていたことになるわけだ。 これを聞いて、ハウスメ-カ-に不信感を持つ人も多くいるよね。 他のレスで書いてるよね。ハウスメ-カ-の名前。 足長坊主がスレを盗作するなんて何の罪の意識もないし、すべてにそうなのではないかと思う。 信用できないよね。人間として・・・ |
78:
足長坊主
[2017-05-15 00:53:45]
>>77
君は「スレを盗作するなんて」との事じゃが、人生も芸術も音楽や映画や舞台も、先人たちの知恵から学んだからこそ文化は発展していくのじゃ。 例えば、芥川龍之介の業績を考える。ちなみに、わしは芥川龍之介にあこがれ、九州大学の法学部への推薦入学を蹴って、英文科を卒業した。と、自慢はさておき、芥川の作品は盗作とどう違うのか。 芥川は多くの短編小説を著している。傑作と評される作品も数多い。古風ゆかしき作風と独特の筆致で独自の世界観を描いた。 芥川作品の多くが古典を題材とした作品であることはよく知られている。『羅生門』『鼻』『薮の中』などは『今昔物語』、『地獄変』は『宇治拾遺物語』にその原型が見られる。 一般に芸術において古人の作品の換骨奪胎は盗作として非難される。最近では安倍なつみが自著のなかで他人の作品に酷似した詩を掲載した盗作疑惑で謝罪している。その後しばらくの芸能活動自粛、紅白歌合戦出場辞退などの措置を考えると、かなり重いペナルティーだろう。 では、芥川龍之介と安倍なつみではどこが違うのか。 まずひとつ考えられるのは、「著作権の有無によって、借用に関わるモラルが違う」ということだろう。誰が最初に作ったのかハッキリしている場合には、その人の知的財産権を侵害することになり、よろしくない。 音楽の世界でもクラシックの焼き直しはよく見られる。わしが学生の頃、TM Networkというユニットの「Human System」というアルバムが爆発的に売れた。アルバムのタイトルにもなっている曲"Human System"の前奏に、モーツァルトの「トルコ行進曲」のフレーズがそのまま使われている部分がある。「こんなことしていいのかなぁ」と思ったものだ。 しかし芸術の本義に照らして考えるなら、著作権云々や法律云々は瑣末な問題だ。芸術を志すものは自らの力で新たな世界をつくることを第一義としてほしい。罰せられないから良いという問題ではなかろう。 そう考えると、芥川の業績がますますもって分からなくなる。安倍なつみが盗作と叩かれ、芥川の作品が傑作と評される間の、毀誉褒貶の差は凄まじい。一体、芥川の作品は何がどう素晴らしいのか。 そもそもわしは芥川の作品しか読んだことがなく、オリジナルのほうの古典を読んだことがなかった。そっちを読んでみないことには、芥川がなにをどう変えたのかが分からない。 たとえば、傑作のひとつとして名高い『羅生門』を見てみる。 この物語の原型は『今昔物語』29巻第18、「羅城門の上層(うわこし)に上りて死人を見たる盗人のこと」にある。 羅城門は平安京の南端、朱雀大路の起点となる門で、都と外界を分けている門。ある男が「泥坊にでもなるか」と思い、京の都にやってきた。京に着くとまだ昼間なので、とりあえず羅城門の二階に上った。そうすると奥の方でなにやら灯がともっている。「何だろう」と思って見ると、若い女の死体があり、白髪の老婆が死人の髪をむしり取っている。問いつめると、老婆は「この女性は私の主でありましたが、亡くなって弔う者もおりません。そこでここへお置きしたのです。髪が大変長くていらっしゃるので、鬘にしようと思って抜き取っておりました」と言う。男は死人と老婆の着物を剥ぎ取り、抜き取られた髪も奪って逃げ去った。当時、死人の葬式が出せないときには死体をこの門の二階に運んで置いて行ったため、骸骨がたくさん転がっていた。この話はその盗人が他人に話したのが今に伝わっているそうだ 読んでみると、たしかに芥川の『羅生門』とは趣が違う。なんというか、話が雑だ。人物も状況も描けていない。登場人物の行動に必然性がない。 たとえば、なんで男は羅城門の2階へ上がる必要があったのか。身を隠すのであればわざわざ門の二階に上がる必要があるか。また老婆はどういうキャラとして描かれているのか。悪人なのか善人なのか。死人となった元の主人から髪を抜くという行為が普通にできるものなのか。 要するに『今昔物語』ではディティールがうまく描けていない。「こういう事件がありましたよ」と記述するだけで、リアリティが感じられない。その弱点が、芥川の作品では見事に払拭されている。 まず、男は最初から盗人になろうと思って羅城門に佇んでいたのではない。このままでは生活に困るし、かといって泥坊になる度胸はないし、という半端な気持ちだった。 状況設定としては雨が降っており、男は羅城門で雨宿りをしていたことになっている。雨の中で動くと濡れるので、とりあえず雨を避けて一眠りしようと思い、門の二階へ上がる。非常に辻褄が合っており、行動に必然性がある。 老婆の設定にも手が加わっている。死んだ女性は老婆の元主人ではなく、顔見知りのただの女で、生前に蛇の肉を刻んで魚の肉と偽って売っていたような女だった。その女はそれをやらなければ飢え死にしていただろうから仕方がない。老婆もまた女の髪を抜いて売らねば生きていけない。だから「死んだ女も私の行為を許してくれるだろう」という理屈だ。 『今昔物語』では「自分のしていることが露見してあわてふためくだけの婆さん」だったのが、『羅生門』では「乱世をしたたかに生き抜く狡賢い老婆」に生まれ変わっている。老婆の一言一句から、老婆のキャラクターが垣間見えるような書き方になっている。その分、その老婆に対峙する男の気持ちも理解しやすくなっている。 その老婆に対して男が言う。 「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、饑死をする体なのだ」 この男の一言が、いわば作品全体の芯となるモチーフだろう。未熟な説話と現代の小説を決定的に分ける役割を果たしている。 モラルや道徳というのは、世につれ時代につれ変化する。古典を読むときには、過去の道徳観や常識を理解しなければ正しく鑑賞できない。現在の貞操観念や結婚制度に基づいて『源氏物語』など読もうものなら、外道も甚だしいただの乱交物語になってしまう。 おそらく平安時代の下層階級においては、死人から髪の毛や衣類を剥ぎ取ることくらい日常茶飯事だっただろう。餓死をするくらいならと泥坊に身を堕とす人も、現在の常識とはかけ離れたくらい多かったに違いない。 しかし、芥川の『羅生門』では、髪の毛を抜いたり追い剥ぎをしたりという行為が、きわめて現在の価値観に近い視点で描かれている。物語の最後で男はれっきとした泥坊行為を働くが、これは現代的な価値観だから結語となり得る。平安時代の話だったらさしたる衝撃もなかっただろう。事実、オリジナルの『今昔物語』では男の追い剥ぎが何のアクセントもなく普通に描かれている。 つまり、芥川の作品では、登場人物は我々と同じ価値観をもつ現代人なのだ。物語の場面設定と時代だけ古典に題材を採り、そこに登場する人物だけを現代人に置き換えて事件を描く。これが芥川が発見した手法だった。 モラルや道徳は確かに時代によって変わるだろうが、時代の変遷に関わらず、自分を律するモラルと他人に要求するモラルに差がなければ、それは立派な人格として認めて良いと思う。平安時代の泥坊だって、自分が泥坊される側になっても「まぁ、しょうがない」と思えるのであれば、それはそれでひとつの価値観だろう。悪いのは「自分に甘く、他人に厳しい」という態度であり、その尺度はいつの時代でも普遍的に適用されるのではあるまいか。 死んだ女は「生きるため」に蛇の肉を売っていた。だから他人が死後の自分に「生きるため」に狼藉を働いても赦すはずだ。老婆の主張はそのロジックに基づいている。 老婆はそう主張することによって、自分が死んだ女にしたようなことを自分にされても、文句が言えない立場に置かれることになる。誰かが「生きるため」に老婆を害するようなことがあっても、老婆はそれを認めなくてはならない。 男の最後の言葉は、そのスタンダードが老婆にもまた当てはまるはずだ、ということを明らかにしている。死んだ女は自分がしたことをされても仕方が無い。なら、老婆もまた自分がしたことをされても仕方なかろう。 平安時代に生きた下人が、このような論理的帰結によって追い剥ぎを働いたとは考えにくい。法による秩序の観念が現在ほど発達していなかった時代にあっては、老婆からの追い剥ぎくらいどうってことなかっただろう。男の言葉は、現在常識となっているモラルと法の精神のなかでこそ意味がある。「自分と他人を律するモラルは同一であるべきだ」という普遍的な価値観が、現代でたまたま定まっている法やモラルを飛び越えている。この観点こそ、読者の我々が生きる現代と、舞台になっている平安時代を結んでいる。 時が経てば風化してしまうような物語に価値はない。文学作品というものは須く普遍の真理を探求すべきだ。芥川はその目的に沿う手法を模索した挙句、古の物語と現代人の感覚を繋ぐことを思いついた。達見と言うべきだろう。 そこに新たな知見と価値観、普遍の真理が盛り込まれるのであれば、それは立派な作品と言って良い。実際に今昔物語を読んでから芥川作品を読むと、さながら灰から不死鳥が甦るかの如き転生の鮮やかさを感じる。説話と小説のレベルの違いがはっきり分かる。 物語の締めにも書かれている通り、『今昔物語』のほうでは、主眼は「昔は朱雀大路の門の二階にも死体がごろごろ転がってたんだってよ」という猟奇的な面に置かれている。それは題名にも表れており「死人を見たる盗人」となっている。「死人の髪を抜く老婆を見たる盗人」ではない。原作では婆さんは単なる死体の引き立て役だ。 ところが芥川はその話を、追い剥ぎを働くに至る下人の心情の変化を中心に描いた。そこでは盗人の視点の中心は、死人ではなく老婆である。話の結語も明確で、「モラルに関する普遍的な洞察」というしっかりした背骨が通っている。これはもはや原作とは全く違う話と言っても過言ではない。 安倍なつみの場合、具体的なフレーズや個々の詩句に反応し、それを取り入れたに過ぎない。いわば、他人の作品の上澄みだけを頂戴したのであり、できあがりの作品の深い部分は原作者の意図のまま手つかずだ。これでは盗作と言われても仕方がない。もし個々の詩句を引用しても、それを全く別の角度から別の感情で描き、全く違う読後感を抱かせるような物語に生まれ変わらせたら、それは安倍なつみ独自の作品となり得ただろう。 「他作品にインスパイアされ独自のアイデアを盛り込み新たな作品を作り出しました」というavexが流行らせた言明は、言い訳に過ぎないと思う。本当に他者を土台として作品を作るなら、まず自分に明確なモチーフがなくては話にならない。本歌取りはそのモチーフを形に仕上げるための切り口のひとつに過ぎない。主体がどちらの側にあるのかの違いだろう。 盗作かそうでないかは、「もともと自分の中に作りたい何かがあったのか否か」という尺度で見ると判断しやすい。原作のつくりだす世界の枠から出れずに、小細工で違いを作ろうとする手合いは盗作と断じてもよかろう。もし作品が原作とは全く違った世界を作り出すのであれば、それはひとつの完成品だと思うのじゃ。 |
79:
匿名さん
[2017-05-15 03:37:12]
素晴らしい長文、誠にありがとうございます
どうか無理をせず、心身お大事に |
80:
匿名さん
[2017-05-15 06:55:06]
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81:
匿名さん
[2017-05-15 08:04:12]
>>78
盗作という言葉に反応しての長すぎる言い訳ご苦労様。 自分の文章が芸術作品とでも思っているのですか?(笑) 勘違いも甚だしい。 それよりも質問に答えたらどうですか? 単刀直入に言われると、答えられないんでしょう。 質問 あなたが他のスレで実名を出している大手ハウスメ-カ-の社員は、契約の取れなかった顧客や契約とれてもトラブルになった顧客の仏間や神棚に用を足していて、それをみていたあなたを含む社員は何もしなかったのですよね。 許されていた会社ですよね。 その行為は刑事罰です。 その会社から、営業妨害か名誉棄損で損害賠償請求されるかもよ。 芸術がどうのという前に、社会人としての枠を逸脱していますよね。 |
82:
足長坊主
[2017-05-15 11:59:28]
>>81
もちろんそのような行為は許されるはずはない。会社も他の社員も知らない。わしだけにこっそり明かしてくれた。ちなみに、わしは10社以上転職しておるゆえ、どの会社にいた頃の話しなのかは限定できないじゃろう。 と、そんな事よりも営業担当を途中で変えるような施主は救いようがない。床柱になにかをされても自業自得と言えるだろおう。 ところで、>>79、>>80はわしの文章をもっとよく読むべきじゃな。営業マンとしてたとえるなら、せっかく提案してあげた設計プランをろくに見もしない客と同じじゃ。決して許される行為ではない。 わしは深夜に>>78を書いた疲労のため、帯状疱疹になってしもうたではないか。今日から10日間会社を休まねばならなくなったぞい。 |
83:
匿名さん
[2017-05-15 16:38:28]
担当から外される営業のが遥かに問題あり。
使えない営業が多すぎる。だから営業なんて最初からいらない。その分、人件費が削れるから安くなるし。 |
84:
賃貸住まいさん
[2017-05-15 16:48:04]
|
85:
匿名さん
[2017-05-15 19:39:00]
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86:
匿名さん
[2017-05-15 20:37:13]
>>82
10社以上転職してるって余程モノにならなかったんだな。 |
87:
足長坊主
[2017-05-15 22:02:21]
逆じゃ。10社以上もわしを欲したのじゃ。
|
88:
匿名さん
[2017-05-15 22:48:50]
採用したはいいが…
採用したはいいが… 採用したはいいが… 採用したはいいが…(笑) |
89:
足長坊主
[2017-05-15 23:22:03]
藤堂高虎。足軽から身を起こし、各地を渡り歩き、8人もの主君に仕えた武将じゃ。最終的には徳川家康や秀忠に仕えて信頼され、伊勢の32万石の大名にまでのし上がった。
わしも初めは自身の立身のために励んでおったが、やがて、社会のために献身的に尽くす精神性を身につけ、会社から重用されるようになって行った。 じゃが、魔が差した。県内随一の支店長となった後、ある大手フランチャイズHMから地域の社長になって欲しいと誘われ、旗上げ直前で会社にバレてしまい、打ち首となったのじゃ。 と、それはさておき、スレッドタイトル(わしが立てたのじゃが)への答えは、「優秀な営業マンなら必要」じゃ。では、優秀な営業マンとはどんな営業マンか?果たして皆さんわかられるかの? |
90:
匿名さん
[2017-05-16 00:07:35]
10社も転職した実績があればおそらくその数倍書類審査で撥ねられた実績、そして最終的には職業不詳となる。
転職を繰り返す営業マンは履歴書の段階で没になるのが普通の会社、でも建築業界は10社も渡り歩けるのですね。 |
91:
匿名さん
[2017-05-16 02:06:51]
住宅営業に専門的知識やスキルは求められていない、逆に言えば素人相手にハンコを押させる
技量しか、営業マンは身に付かない。 大半の者が嫌気を指して業界を去る一方、一社に留まる事も出来ず同業他社を渡り歩く輩も居る。 住宅営業とはそういうものなのだから、仕方ないのだ。 |
92:
匿名さん
[2017-05-16 08:09:29]
どこの業界もそうだけど、我慢して一社に留まることが美徳ではないと思います。
才能があり魅力があるからこそ次々と転職も可能な訳で、無能で魅力がないから他社へ転職もできない輩もいる。海外では無能だから一社にしがみついているといった考え方もあるそうです。実際、無能な上司に辞表を叩きつけるのは快感かも(笑) |
93:
匿名さん
[2017-05-16 10:57:09]
他スレ含め主のレス内容からして才能ありかなしかどちらかと言われれば残念なしが妥当かな。才能ないからこそこの掲示板が唯一の拠り所なのだろう。
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94:
足長坊主
[2017-05-16 13:20:57]
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95:
匿名さん
[2017-05-16 15:26:35]
無能な上司が嫌なら出世すれば?
それが出来ないから何回も転職するんじゃん。 |
96:
匿名さん
[2017-05-16 22:33:39]
外資系ならともかく、日本の大手はほぼ年功序列でしょう?
上司を追い抜くのは可能性はあっても、かなりかかるのでは? 上司が理由ばかりではなく、会社の体質、給料の低さ、不当な評価、などなど 転職の理由はひとそれぞれ。 新天地を求めて転職することは悪いことではないと思う。 それこそ過労死や自殺をするなら、まずは転職するべき。 転職先でバラ色の人生が待っているかもしれないのだから。 |
97:
匿名さん
[2017-05-16 23:49:28]
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98:
足長坊主
[2017-05-17 00:08:40]
>>97
先方は組織ごと引っこ抜くつもりじゃったのじゃ。じゃが、結局先手をうたれ、部下も動かず、、、。たとえるなら、石橋山の戦いみたいなもんじゃ。 |
99:
匿名さん
[2017-05-17 13:02:34]
先手を打たれたと言う事は部下がチクった事かな、部下に、、、、。
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100:
通りがかりさん
[2017-05-17 17:15:04]
優秀な部下が欲しかっただけかな、優秀なら一人でもスカウトするはず
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大手H/Mのほとんどが地元工務店を下請けに使っている現実はどう説明しますか? それらも大手H/Mのシェアでカウントするのでしょうけど。