はじめまして。
12月に大手HMと契約をして3月以降に着工予定のものです。
既に契約したのですが、家の断熱性能に対して不安になってきました。
是非皆様のお知恵を拝借したく思います。
現在のプランは、
・長期優良住宅対応 (次世代省エネ基準)
・建築面積は約30坪
・木造在来工法2階建て
・2階にリビングでリビング上部は勾配天井(最大4m)
・2階のダイニング上部に小屋根裏ロフト(6畳程度)
・1F、2F、屋根裏の階段に仕切りなし
・2階はトイレ以外仕切りなし
・神奈川県北部(IV地域)
です。
現在の断熱方法は、
・内断熱
・窓は全てLOW-E遮熱ガラス
・サッシは樹脂複合アルミサッシ
・壁は16k/105mmの高性能GW
・1F床は65mmの発表樹脂素材
・屋根直下天井と1F天井が10k/100mmのGW (←ここが不十分かと)
・屋根はカラーベスト
・第3種換気/ロフトにも換気口あり
となっています。
ロフトは冬服や季節モノなどの収納用途として考えています。
この状態だと、夏場は小屋根裏ロフトに熱がこもり、2Fリビングまで熱が伝わり、非常に熱くなるのではないかと恐れているのですが、どうなんでしょうか。
・屋根直下天井の断熱材を高密度にする
・屋根直下天井の断熱材を二枚重ねにする
・屋根と天井の間に遮熱材を入れる
・屋根材を遮熱タイプにする
などなど、色々考えているのですが、どれが良いのかわかりません。
もちろん設計担当者とも相談予定ですが、是非アドバイスいただけると助かります。(長くてすみません)
[スレ作成日時]2009-12-28 20:57:53
2Fリビング・勾配天井・小屋根裏ロフトの断熱方法
1:
匿名さん
[2009-12-29 08:15:34]
大手HMでGWなの?
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2:
スレ主
[2009-12-30 14:37:27]
そうです。標準はロックウールでしたが、次世代省エネ基準に合せるため変更になりました。
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3:
匿名さん
[2010-01-06 02:52:19]
>・2階にリビングでリビング上部は勾配天井(最大4m)
>・屋根直下天井と1F天井が10k/100mmのGW (←ここが不十分かと) 次世代省エネ基準を満たしていないのでは? HMに断熱材の種類と仕様を再確認してください。 (グラスウールは天井の場合、Ⅳ地域で10K200mm以上のはずです。) おそらく施工が面倒なのかもしくは天井高が下がるのを嫌って 10K/105mmの仕様にしているものと思われます。 また、現状の仕様では屋根直下天井の下のリビング空間は おそらく夏場エアコンの効きがかなり悪いと予想されます。 屋根直下の天井だと屋根自体の輻射熱を緩衝する空間が狭いので 真夏の昼間はグラスウール含め天井面がもろに暖められます。 私が夏場にローコスト系の木造軸組み建売住宅を見学した際に 2階ロフトスペースに上がろとしたらあまりの暑さに躊躇した経験があります。 天井面を触ったらほんのり暖かかったです。 仕様を聞いてみたら天井断熱は10K/75mmとの事。 10K/105mmでもそう変わらないと思います。 ココの断熱材は次世代省エネ基準以上の水準にしたほうが良いです。 やらなくて後悔するよりやり過ぎなぐらいが良いです。 1F天井の断熱材は屋内の断熱としては必要十分だと思います。 >・屋根直下天井の断熱材を高密度にする 次世代省エネ基準を満たすには 現状の仕様では高密度にしただけでは厚さが足りません。 16Kでも180mm以上です。 >・屋根直下天井の断熱材を二枚重ねにする 勾配天井には2枚重ね施工は不可です。 すぐにズレて想定している性能がでなくなります。 >・屋根と天井の間に遮熱材を入れる 一定以上の効果は認められていますが 費用対効果という面ではGWの仕様を強化するほうが良いです。 >・屋根材を遮熱タイプにする 同上 また、屋根は定期補修が必要なので 屋根材のグレードアップはそのまま補修代に跳ね返ります。 >2階にリビングでリビング上部は勾配天井 >・屋根直下天井etc、、、 とのことですが、もしかして屋根断熱でないのですか? まだ、予算に余裕があれば屋根断熱にしてロフト空間も 小屋裏もすっぽり囲ってしまったほうが良いとおもわれます。 (小屋裏の熱貯まりを防げるのでエアコンの効きが良くなる) その他注意する点としては 断熱材の仕様も大切ですが、これらすべては施工がしっかりしていることが大前提です。 いくらお金を積んで仕様を良くしても施工が下手では意味を成しません。 GWメーカーのHPや個人のブログで正しい施工例が記されていますので 事前にHMの担当者に見せてこの通りにヤレと言っておくのも手です。 また、壁面を通過する気流をしっかり止めることを考慮しておいてください。 特に断熱材の入っていない建物内側の壁面のに注意が必要です。 何もしていないとここを通って床下⇒1Fの天井裏⇒2階の壁面⇒天井と気流が通過し、 熱も湿気も移動します。 (床下に風が無くても壁が暖まればその内側の空気が温まる=上へ移動する =空気が入れ替わるの順で天井まで勝手に流れます) |
4:
スレ主
[2010-01-11 19:22:04]
3さん
大変詳しい回答をありがとうございます。またずっとレスが付かず確認していなかったため、返信遅くなり申し訳ございませんでした。 かなり参考になります。いただいたアドバイスを元に検討できればと思います。 >次世代省エネ基準を満たしていないのでは? >HMに断熱材の種類と仕様を再確認してください。 「トレードオフ規程」というものを利用し、壁の断熱材の性能が高い分、天井は低くても基準を満たせる、とのことです。但し、当然基準を満たせばいいという話ではありませんので、天井も単独で次世代省エネ基準を満たすようリクエストしました。 HMの営業担当者と設計士と打ち合わせをして、今現在の仕様は以下の通りとなりました。 ・壁: 高性能GW16K/105mm ・床: 発泡系樹脂材65mm ・2階天井・ロフト天井: 高性能GW16K/105mm x 2 ・1階天井: GW10K/100mm ・ロフト天井・勾配天井に遮熱材(タイベックシルバー等)を施工 ・屋根: カラーベスト ・小屋裏ロフトに対角線上に窓を設置、固定階段⇒天井収納型階段に変更(小屋裏ロフトは完全な収納スペースとして割り切り) ・勾配天井最上部に開閉可能な窓を設置 ・壁・屋根裏は軒先換気、棟換気で通気層を確保 ・勾配天井上部は屋根との間に500mm程度の空気層を確保 これでも高断熱とは呼べないと思いますが、最低限の快適さは確保できますでしょうか。 また >勾配天井には2枚重ね施工は不可です。 >すぐにズレて想定している性能がでなくなります。 という点ですが、フィルムの耳をタッカーで止める等での施工でも不可能でしょうか。 その場合は単独で200mmの暑さがあるGWを使うことになると思いますが。 アドバイス大変参考になりました。重ねて御礼申しあげます。 |
5:
入居済み住民さん
[2010-01-11 23:07:03]
うちも勾配天井+ロフトで建てて2年ほどになります。
同じくIV地域、在来木造です。 他スレでも書いたスペックですが・・・ 屋根は二重垂木にして通気をとり、タイベックシルバーで遮熱+ネオマフォームで断熱。 防水のため、普通のタイベックも入ってます。 さらに天井でも断熱、こちらはウール100mmです。 夏もそれほど暑くないですし、冬ももちろん大丈夫ですよ。 うちはあえて気密シート貼らなかったんで、高気密ではないですけど、 体感的には何の問題もありません。 |
6:
スレ主
[2010-01-12 13:38:04]
>5さん
ありがとうございます。きちんと断熱・遮熱を行えば、勾配天井・ロフトでも快適になるという意見、大変助かります。 ネオマファームやウールなど断熱材にも気を遣ってらっしゃいますね。 一概に言えないので難しい問題ですが、現在の私の計画だと5さんよりは見劣りしますが、それでも十分なレベルなのか、いやどう考えてもダメでしょ、というような意見をいただけると助かります。 |