現在、セルロース断熱でデコスドライ工法を採用している工務店で家を建てる予定なのですが、セルロースでの気密性ってどの程度まで可能なのですか?
デコスドライ工法では防湿シートを省略できる認定が取れているのと、セルロースの特性を活かす為に防湿層を作らないのは分かりましたが、では気密性の数値としてはC値はいくつ出るのかHP等に記載されていないので気になりました。
(隙間にしっかり充填されて気密性が確保される等の言葉での表現のみ)
他の地元の工務店では同じセルロースを使用(デコスドライ工法認定の工務店ではない)していて、社内基準でC値1.0以下を測定し約束しているのですが、防湿気密シート(セルロースの場合は調湿気密シート)無しでC値1.0以下は出るものですか?
調湿気密シートを使用しないと気密性が取れない場合(C値1.0以下)、壁内結露等は調湿気密シートを使用してもしてなくてもリスクは変わらないのでしょうか?
あと、実際にデコスドライ工法で建てた方、夏冬の温度や湿度、防音や過ごしやすさ等どうですか?
※アイシネン等、他の断熱材についての御意見はご遠慮下さい。あくまでセルロースについての実際の数値・意見が欲しいです。
[スレ作成日時]2016-09-07 17:40:25
セルロース(デコスドライ工法)の気密性と結露
1:
評判気になるさん
[2020-01-11 21:10:11]
この質問、私も気になります
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2:
サラリーマン
[2020-01-15 19:26:58]
断熱材がその性能の効果を発現するかどうかは、以下の順序によります。
1.気流止めが適切に施工されている。 2.断熱材が適切に施工されている。 質問内容のC値について記述します。 1.気流止めが適切に施工されている場合。 これが出来ることにより、防湿層が連結されるので、結果として気密数値が小さくなります。 では一般的に気密数値はいくらくらいがよいのかと言うと、あくまで一般論ですが1.5程度から小さくなっても、断熱性能には顕著な影響はあまり出ないと言われています。 すなわち気流止めさえ出来ていれば断熱性能は発揮できます。だから防湿層が出来た時点では、1.5以下、壁紙を貼った後では、1.0以下程度はないと今度は計画換気が難しくなる。 2. 気流止めが適切に施工されていないが、気密数値がよい場合。 すなわち、壁紙や、それ以外で気密数値を出している場合。 施工方法により、どの程度断熱性能が落ちているかは出来ないと分かりません。実際の係った電気代から、逆算して、実際のUA値を算出します。 最悪の場合には、壁内結露の原因になります。壁内結露は気流止めが適切に施工できていないために、壁内を空気が流れて結露するのであって、C値が直接影響を与えません。 あくまでC値は防湿層の連結状況を客観的に見る参考数値であるが、これの数値が小さいから気流止めが出来ている訳ではありません。 ただし気流止めが確実に出来ている場合は、C値が確実に小さくなります。これを確認するのは、実際に施工状況を確認し、出来ているかどうか確認する以外方法はありません。 質問のデコスドライ工法の場合。 1.気流止めはデコスシートの貼り方が正しいかどうかが心臓部です。いわゆる繊維系断熱材の防湿気密シートの正しい貼り方を参考にして下さい。 2.断熱材の正しい施工は、どうやって断熱欠損を防いでいるのか。特に壁の一番上、床の厚み確保、天井のブローインなど。数年後、特に壁部は沈んで断熱欠損を起こさないのか。その対策などが、納得できるものであるのか。 |