デシカホームエアは湿度調整が付いた換気装置です。
ところが、オルゲー生気候図では、湿度により快適性を得られないこと(湿度感度の幅が広い)になっています。
むしろ温度管理が重要な項目(温度感度の幅が狭い)になっています。
どうもこの設備は不要なもののようですが、皆さんのご意見は?
[スレ作成日時]2016-06-13 21:00:27
デシカホームエア 不要?必要?
1092:
匿名さん
[2016-09-24 17:48:28]
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一条は全館床暖房が標準で入っているので、設備コストを掛けずに冷房するために床冷房を提案し始めている。
ただし、その床冷房を実現するためは、床内部が結露しないように、長府のデシカント調湿換気装置を導入する必要がありました。
すなわち、一条の企業姿勢としては、全館床暖房の住宅を単に売りたいがためにデシカント調湿を導入したもので、快適性云々とは、そもそも無縁な発想なのです。
現代の快適性尺度の流れは、世界基準のPPDであり、快適性は必ずPPD評価で決まるというのが、世界的な時代の流れです。世界の大学教授が合意して、ISOで決めていることなので、誰もそれを逆流させることはできないでしょう。
なお、長府のデシカント調湿換気装置にしても、まだ一般には販売されておらず、実験的に月あたり数棟レベルで販売されているに過ぎません。一般に売り出すためには、人間環境に害を及ぼすことが懸念されるので、長期的に解決すべき大きな課題があります。
すなわち、デシカント調湿により、床冷房での床内部の結露問題は解決しました。しかし、床配管まわりでのカビの問題は解決していません。床冷房の床内部では、夏に長期間にわたり湿度60~70%程度となるので、カビが発生して、住人のアトピーやぜんそくを招く危険性があります。
この課題を解決しない限り、環境にちょっと詳しい人は怖くて導入できません。