クレストフォルム大井町サウステラスに行ってみた − モデルルーム見学記

[スラッシングでマイナーペナルティ]

大井町の中小規模マンションで、1LDKなど小さいタイプから、3LDKなどファミリータイプまでのさまざまなタイプの住戸がある「クレストフォルム大井町サウステラス」のモデルルームに行ってきました。


所在地： 東京都品川区南大井5丁目1425番地

交通： 京浜急行「立会川」駅徒歩6分
　　　　JR京浜東北線「大森」駅 徒歩13分
　　　　JR京浜東北線・りんかい線「大井町」駅 徒歩14分
　　　　東急大井町線「大井町」駅徒歩16分

総戸数： ４２戸


すでに完工し、入居もされていますので、居住者が出入りしています。
エントランス入口脇のインターフォンでモデルルームの部屋番号に連絡を取ります。

営業の方が迎えに来てくれますので、しばらく待ちます。
マンションの建物は通りからだいぶ後ろにセットバックされています。その前面に植栽が施されています。その手入れをちょうどしていましたので、ぼんやりと眺めていました。



浜川公園からのクレストフォルム大井町

さて、まずは建物についての説明です。
道を挟んで反対側に公園があるエントランスは東側になります。
そこから、少し下がった台形の敷地にワンフロア最大８戸はいり、上階ではルーフバルコニーを備えて、フロアの戸数が減っていくという形です。最上階は七階になります。


また、この規模ですので共用施設は特にないですが、マンション前の敷地の空間こそ最大の共用施設とも言えるでしょうか。


駐車場は機械式で、7台収容で使用料は月額24,000円～30,000円です。ただ、入居が始まっていますのですでに埋まっているかもしれません。自分は利用予定がないため聞きませんでした。


構造説明がありました。マンションは杭を支持層まで打ち込んだ制震構造。コンクリートも強度の高いものを採用し、二重配筋です。二十四時間換気システム、二重天井、耐震ドアということです。

セキュリティーも二重

さていよいよモデルルーム、というか、実際の住戸を見学します。

最初に見学したのは３５Ａタイプ。 ３３．８８ｍ２の大きさです。
販売は最終期に販売開始のマンションで最小タイプの住戸です。
１ＬＤＫですが、感覚としてはワンルームのようでした。
玄関からそのままバルコニーまで見渡せる、細長いウナギの寝床です。

まずはリビングを拝見。 キッチンと合わせて８．８畳の広さになります。
図面上はＬＤＫが収束していますので、住戸の真ん中の窓がない部屋がリビングになります。
それでも梁が目立たないので、圧迫感は感じません。
大きな柱もないので、思ったほどの窮屈感はありませんでした。

次に水回りの見学です。
まずはキッチン。
この規模ですが、ディスポーザーが付いているのは特筆すべき事です。その他、食洗機もついています。低騒音シンク、整流板付きのレンジフードなど、装備は最近のマンションとしては標準的なものを、このサイズでも満たしています。33m2では他にはないような気がします。

トイレはタンクレスのウォシュレット機能付きでした。もちろん独立しています。


居室やメインのベッドルームになる洋間ですが、これはバルコニー側になります。５．０畳で狭いながらもバルコニー１．９ｍも合わせると、そこそこです。というのも、面前が公園になり、視界を人工的なものが遮ることがないからです。

　またこことリビングとつないだワンルーム使いにすれば、狭い住戸を目一杯使えそうだなと感じました。間の仕切りは片隅に寄せるだけで、収容は出来ない木目のスライド式でした。


　拝見して感じたのはこの広さだと仕方ないのですが、収納が少し物足りないということ。シューズインクローゼットなど玄関にはそこそこありますが、洋間にはタンスなどが必要になってくるでしょう。

担当者は「居室のスペースかせ収納にそこまでは難しい」と。確かに居住空間を削って設置しては本末転倒ですから致し方ないですね。



マンション前の道。左奥にマンションが建つ

もうひとつ、モデルルームは４０Ｂタイプも見学しました。３９．２４ｍ２に成ります。
向きとしては、西と南に接する角部屋でルーフバルコニー仕様になっています。
形としてはＬ字形で玄関側に水回りを集めてあり、リビングと洋間をバルコニーを最大限に接するような配置でした。
リビングとキッチンで９．１畳。洋間は５畳になります。
ウオークインクローゼットも１．４畳と収納は充分です。

さきほどの長方形の住戸に比べ断然広く感じるのは、横の空間が広く、圧迫感がないからでしょうか。そして光の入り方が格段に違っていました。窓が多い分、面積を広く感じさせます。そしてその視界眺望は、隣のマンションが至近にあり大部分入りますが、そちらの廊下側ですので、リビングのお見合いなどにはならないようです。

ちなみにこちらのマンションは内廊下になりますので、外部から玄関を見られることはありません。


木に隠れているがマンションは正面真ん中。浜川公園の標識から

最後に、価格表を見せていただきました。
<5/10現在>
６０Ｇ（南西角 ３LDK 60.99㎡） 1F:４６９８万円
３５Ａ（東向き １LDK 33.38㎡） ４F:３２９８万円
５５Ｂ（東向き角 ２LDK 55.32㎡） ５F:５２４８万円
６０Ｄ(南西角 ２LDK 58.51㎡） ５F:５４９８万円
４５Ｂ(南西角 １LDK 45.21㎡） ６F:4２７８万円
６５Ｂ（南西角 ３ＬＤＫ66.24㎡） ６Ｆ６２８８万円


　物件説明にある通り、利用駅としても大井町は一番遠く、実際は信号もあり25分くらいはかかりますが、立会川駅からは10分程度ですので、マンション名に拘らずむしろ大井町を使わず生活すれば、交通の便は悪くはありません。

　地区の浜川は東海道線と第一国道に挟まれているというのに、信じがたく静寂です。道も細くて大型車は入ってきません。日中は営業車は、ばんばん通るといってもほどほどですが、それでも国道沿いや駅前とは全く異なる環境になります。


　戸建てが多く、比較的眺望が保証される地区ですので、そういったことを加味して判断されると良いと思います。

　すでに入居開始の先着順住戸です。品川区の小型住戸は珍しいですので、気になった方は、早めに動く必要があります。



大井町への通勤路。遊歩道なので安心。ただしママチャリ自転車は縦横無尽に激走するので自己防衛は忘れずに。