マンションマニアの活動日記を運営するマンションマニアと申します。
今回ご紹介するのは横浜MIDベースタワーレジデンスです!
[物件概要]
売主:横浜市住宅供給公社
施工:鹿島・紅梅組建設工事共同企業体
価格:未定 56.73m2~87.70m2
総戸数:199戸
規模:地上18階/地下1階建
交通:
京浜東北・根岸線「横浜」駅 徒歩13分
横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」駅 徒歩3分
京急本線「戸部」駅 徒歩8分
みなとみらい線「みなとみらい」駅 徒歩10分
所在地:神奈川県横浜市西区花咲町6丁目143番(地番)
竣工予定:平成29年9月末日
- 所在地:神奈川県横浜市西区花咲町6丁目143番(地番)
- 交通:京浜東北線 「横浜」駅 徒歩13分
- 総戸数: 199戸
こちらのマンションは永く住むためのマンションです。
そのため申し込みには独自のルールがあります。 ・自ら居住、もしくは親族が居住 ・円満な日常生活が営める方 ・申し込みは1世帯1住戸 また、横浜市民優先分譲があり、申し込み開始日の3カ月前から市内に在住している方が対象となります。 つまりは投資用はNGということです。 これは公社が永く住んでくれることを前提に相場よりも安い価格で供給するからです。 |
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それでは気になる予定価格です。
予定価格といっても部屋ごとには出ておらず、フロアごとにざっくりとしたものしか掲示されませんでした。 そのためこれから書く予定価格はマンションマニアがモデルルームで掲示された予定価格をもとにこのお部屋ならこれくらいだろうという予想的な部分がありますのでご理解ください。 56.73㎡ 2LDK 中住戸 最低価格@260~ 平均@290~ 4階~9階 4500万円~ 10階~18階 5000万円~ 57.27㎡ 2LDK 角住戸 最低価格@280~ 平均@340~ 4階~9階 4900万円~ 10階~18階 5900万円~ 72.91㎡ 3LDK 中住戸 最低価格@268~ 平均@310~ 4階~9階 5900万円~ 10階~18階 6900万円~ 78.87㎡ 3LDK 角住戸 最低価格@270~ 平均@310~ 4階~9階 6500万円~ 10階~18階 7500万円~ ざっくりとですが全戸平均は@300程度となりそうです。 安いですね。 あくまでもモデルルームで掲示された予定価格から独自に割り当てしたものですのでご参考までにお願いいたします。 部屋ごとの予定価格は2016年1月頃の発表予定だそうです。 管理費等も未定ですが、24時間管理でありながらも余計な共用施設もなく、コンシェルジュも配置しないため戸数の少ないタワーとしては安くなるのではないでしょうか。 管理会社は野村不動産パートナーズとなる予定です。 |
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お買い得な価格ではありますが、仕様、内装はしっかりとしたものとなっています。
・免震 ・長期優良住宅 ・スケルトンインフィル ・内廊下 ・ディスポーザー ・床暖房 ・トイレ手洗い付カウンター ・スラブ厚280mm~ ・ペアガラス ・24時間全熱交換器 24時間全熱交換器を付けていることはとても評価できます。ここ最近では坪300オーバーでも付けていないところが多いですからさすがは公社さんです! 共有施設はゲストルームと集会室兼キッズルームがあります。 余計なものをつけていないのが公社さんらしくていいですね! 各階ゴミ置き場はありませんが、ごみ置き場を地下1階に設けることにより日常の導線から離しています。これは設計者の愛を感じますね。 マンマニはタワマンの各階ごみ置き場は必須だとは思っていません。なぜなら日常の動線にごみ置き場があるということは、必ずそこを通らなくてはいけない住居が発生してしまうからです。 少し奥まっているなどの配慮がある各階ごみ置き場は評価しますが、ただ動線上にあるだけではどうなのかな?と疑問に思います。 駐車場は住居用が61台、駐輪場は300台です。 |
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眺望に関しては向きごとに大きく違いますが、公開空地があるためどの間取りでも採光、眺望が得やすいのが特徴です。
みなとみらいのビル群を眺めるのか、富士山を眺めるのか、どちらに価値があるのかを売主も迷っているそうで価格の振り分けがなかなか進まないそうです。 MIDの特徴としてどの向きでも坪単価はほとんど同じになるのではないでしょうか。 そのため投資の方が狙う『穴』はなさそうです。 それでもあきらかに安いですから投資の方も狙ってくるのでしょうか。転売禁止というわけではなくあくまでもお願いの形ですから買えないことはありません。ですが公社が永く住んでほしいと安価で提供するわけですから永く住んでもらえる方に当選してほしいですね。 |
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【総評】
買ってもいいマンションです。 2016年販売開始のマンションではまず鉄板でしょう。 他のデベが企画したのであればこの価格では出さないという以前に、価格の盛れる1Lやプレミアムを増やして利益追求に走ったでしょう。 いや、それが普通なんです。デベロッパーは営利企業でありボランティアではありません。如何にして儲けるかを考えるのは当然のことです。 しかし、公社は違います。 利益追求よりも永く快適に住んでほしい。そして無理なく買って欲しいという方針。 横浜MIDベースを一言で表すなら 真面目なタワーマンション と言えるのではないでしょうか。 裏を返せばタワマンの割には面白味はないかもしれません。かっこよさもタワマンの割にはないかもしれません。 しかし、ここまで堅実なタワーマンションはなかなかありません。 これは希少価値があり評価されるべきマンションです。 横浜市住宅供給公社×鹿島建設は鉄板中の鉄板です。 抽選が発生する住戸ばかりかとは思いますが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか? マンションマニアのメインブログ『マンションマニアの活動日記』もぜひご覧ください! 近隣物件のブランズタワーみなとみらい、ブルーハーバータワーの記事もあり、今後はブランズ横浜も見学予定です! |
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by 管理担当
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横浜駅、みなとみらい駅周辺の賑わいを得ながらも活気ある下町エリアに位置しています。
今回注目したいのはこちらのマンションが存在する意味です。
良い立地に建設されるタワーマンションならいくらでもありますが、街の課題を解決するための施設を作ることで街の中心的存在になるんだ!ということで建設されます。
では街の課題とは何か?
・大規模災害への備え
・地域コミュニティの不足
・生活利便施設の不足
・少子高齢化
・介護、医療、福祉施設の不足
これらをできる限り解決しようじゃないか!というコンセプトです。
また、公開空地、歩道を設けることにより本来であれば高さ31mまでしか建設できない場所に60m級のマンションが建設できるわけです。
敷地内には保育所、有料老人ホーム、診療所、スーパーを設け、コミュニティ形成の一環として公社が音頭をとりミツバチプロジェクトを立ち上げ地域交流を図ります。