シティハウス用賀一丁目 に行ってみた − モデルルーム見学記

[匿名 [男性]]

二子玉川の一つ渋谷寄り、用賀の住友不動産の物件、シティハウス用賀一の見学記録です。

実際に来場したのは少し前の完工前でした。ですので現地は工事中の外観から眺めました。
そしてモデルルームは渋谷のギャラリーまで伺いました。

旬の記録ではありませんが、現地情報などは変わりませんのでご参考まで。

清泉インターの後背、クラッシィハウスの手前の敷地にでんと構えています。
全54戸の中規模マンションで、ゆったりとスペースがとってあり、低層地域ということで四階構造になってます。
坂にありますのでどこからも広くまわりを見渡せそうです。

玉川通り、首都高から一本入ったところですが、思ったより騒々しさはありません。日中でそうでしたので夜はもうすこし静かになりましょう。マンションのまわりは居住民の生活道路ですので、あんまり車通りもなく入り込んできません。

ただやはり駅から離れています。用賀駅10分と書かれていますが、ちょっと無理な感じです。15-20分でしょうか。
先ほどの玉川通りを渡らなくてはならないのも気分的に良くなかったです。交通量甚大な246の信号は短くせわしないです。
きっとこの横断歩道のことばかり気にして生活するんだろうなと思いました。渡ってから用賀駅までも交通量・人通りがある一癖ある歩道をいかなくてはなりません。

しかしながら、それゆえに周りも宅地の静かな地域にあるわけで、マイナスは補って余りある落ち着いた立地でした。

実際に話を聞きに行ったときは、公表データは価格未定で申し込み期限の充分前でした。
でしたので模型などを見ながら、シアターも見て、さあ、どんなものかと価格を出してもらいました。

考えていたのはあまりかずがない2LDKです。60平米強ありますので3LDK作ってしまうところもあるでしょうという物。
図面を見るとマンションエントランス側すぐのところでした。でも坂になっていますので、地下一階表記の部屋が紹介されました。一番手ごろなプランです。さすがに地下一階なので眺望は期待できません。

8500万でした。一流の設備やつくりを見ていてこれは高いだろうなと思いましたが、さすがにすごい。

住環境を重視する向きにはよい物件だと思います。まだすこし残っているようですので、気になる方はお急ぎを。
ただ残っているのは条件的に落ちるところだと思いますが、それでも3LDKだと１億円を超えますので、二の足を踏みそうですね。全体の入居開始後に遅れて入るのは中古購入で行くような気分で私はあまり好みではないです。

ですが、いますぐ契約に入れば他の居住者に後れを取らずに済みます。12月からの供用です。


物件概要です

総戸数
53戸

構造、建物階数
鉄筋コンクリート、地上3階　地下1階建

敷地面積
4,444.94m2

敷地の権利形態
所有権の共有

完成時期
2015年04月竣工済み

入居可能時期
2015年12月下旬予定

管理形態
区分所有者全員により管理組合を結成し、管理会社に委託予定

管理会社
住友不動産建物サービス株式会社

施工会社
株式会社松村組

そのほかの物件概要

建築確認番号:第UHEC建確26060号（平成26年5月13日）
　
●用途地域 : 第一種低層住居専用地域
●駐車場 : 29台　23,000円（月額）
●駐輪場 : 106台　100円～200円（月額）
●バイク置場 : 5台
●バルコニー面積 : 17.00m2

エントランス

坂を下から上がるとこの風景

246の横から向かうとこの風景

クラッシィ側からずれて見ると

外観が独特でオシャレな高級感を醸し出す。

　用賀は急行が停車しないということでディスアドバンテージととらえる向きもあるかもしれませんが、通勤・通学時間帯は準急に格下げになり、全列車が止まります。そのため急行通過時に、人がたまって、ホームがすごいことになることは免れます。ただ、用賀に来る時点で、電車は乗車率は150%くらいでしょうから、厳しい出勤には変わりないですが。

　田園都市線の苦痛は、朝に数分おきに電車が来るため、電車が詰まって、駅と駅との間で数分停車する、ということでしょうか。用賀の次は用賀桜新町間トンネル内で数分停車。次に桜新町です。つまり、渋谷に向かう電車は、相当苦痛でしょう。三軒茶屋で大量に乗ってくる時点で、たぶん体にはストレスが、数十キロ単位でかかっているでしょう。渋谷で少し和らいでも、すでにへとへとでしょうね。今まだ田園都市沿線にマンションが次々と建っているので、この恐ろしい状況は緩和されることは、未来永劫にありえないことは、心しておきたいところです。まだ余裕のあるうちにいいスペースに立てる鷺沼辺りの方が、用賀より通勤疲弊は少ないでしょう。そして乗るのが三茶まで近くになれば苦痛時間が許容範囲になりましょう。つまり大井町線にも逃げられない、一番しんどい駅なのです。でも、しんどいのは都心に行く通勤通学者だけですので、その人が我慢すればよいだけ(笑)かもしれません。

　日本一の通勤ラッシュの田園都市線の話から離れ、用賀駅近辺についての考察です。駅周辺は、商店もあり、いろいろ賑わってます。無住の用賀神社も近くに鎮座しており、正月ともなると、ここを訪れる初詣客がずらっと長い列をなすのが毎年みられます。寺社があるというのは、古くかある町ということで無機質な新都市とは違った落ち着きが感じられます。お寺ですと瀬田の玉川大師がここら辺では著名ですね。

　その駅側から246を挟んで、シティハウス用賀一丁目がありますが、がらりと雰囲気が変わります。神学院や清泉など高級感あふれる一画に構え、坪単価400万円はだてではありません。かといってまったくの住宅地というわけではなくシティハウス用賀一丁目 からなだらかな坂を下ったところには、コンビニがありますし、バス通りにもなっています。ここは、二子玉川まで一路目指しますので、用賀に行くよりも、よく利用することになるかもしれません。ただ、自転車などで二子玉川に行くと帰りは相当な坂になりますので、なかなか覚悟が必要です。

　シティハウス用賀一丁目は販売も最終期にあるため、完工した建物内の住居を、実際に生活することをイメージしながら、見学が可能です。タワーのような寄り合いで駅ちかに住むことと、優雅な深沢に接した住宅地に住むことと、どちらが自分の好みに合っているのかを、実感してみるのもよいでしょう。

　また、マンションの販売担当のお話によると、まだ、用賀アドレスで、いくつかの物件が出てくるようですが、シティハウス用賀一丁目より外観も中身も見劣りするにもかかわらず、坪単価で同等か、部屋によっては超えてくるような状況らしいです。これからの物件は人件費や材料費の高騰をもろにかぶった価格にて販売してくるので、なかなかマンション選びには厳しくなっていきますね。今がぎりぎりのタイミングまで来ているのかもしれません。売らんかなの営業のトークですか、一分の真理はもちろんついていますね。なかなか悩ましい時期になりました。