ブリシア二子玉川に行ってみた − モデルルーム見学記

[匿名 [男性]]

二子玉川周辺を巡って見学してきました。

二子玉川にはタワーマンションが林立し駅から近いですし、ステータスとしても立派です。
また、246沿いにはパークハウスの大規模マンションが建設中です。

ですがそういった、大規模なところは敬遠し、ほどよい住環境の地域にも中規模なものがあります。
そういったものをターゲットにしました。

まず行ってみたのはブリシア二子玉川。
二子からはバスが頻発してますが、そこそこの距離があります。
ですが二子玉川からがんばれば徒歩圏で5000万円を切るところは他にはないでしょう。そこが魅力です。

実際、バス停からはすぐに現地にはつきます。
住居地域なので駅周辺みたいな高い建物はあまりありません。周りも戸建てばかりです。

場所は交通量の多い多摩堤通りと野川に挟まれた場所にあります。ですが通り際にはないので車の騒音はありません。

難点もあります。やはり交通量の多さです。裏道などを通っても二子玉川まで自転車で行くには危険があります。
多摩堤は二車線でバスも多いですし、土手には中途までしか道がありません。

また、地名が鎌田ということで、ステータス的に岡本に比べ値が下がるようです。住めば、ここは道路の反対側なだけで差はないのですが。

ちなみに、二子玉川園遊園地に由来する二子玉川地区に、二子玉川という地名はありません。発祥の地は今のタワーマンション群の辺りです。


そして実際の建物は五階建てで南向きです。南には戸建てが隣接します。低層階は正面が戸建ての裏面になります。

ブリスという会社が売主です。あまり媒体に派手に出してはいないのと、大手ではないので穴場的なものかもしれません。
モデルルームも、飲み物がセルフサービスだったりして斬新でした。たまたま今まで大手の物件が多かったので、来客や電話で接客中でも離れてしまうのが驚きでした。

成約も多く残り少なくなってますがこの価格で二子は珍しいと思いました。

端の部屋は大きめで75平米で他の部屋は長方形が標準でやエレベーター分広さが少ない部屋が57平米です。
もう完成しているので実際の様子もわかります。
間近に店がないのが欠点であり、人がたむろしないので長所でもあります。

自分向きの部屋がなかったので見送りましたが、自分に合っていればより詳しく考察したと思いました。



概要です。

物件名　ブリシア二子玉川
所在地　 東京都世田谷区鎌田三丁目7番12
交通　東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川」駅徒歩18分。

歩道を人ひとりしか通れない多摩堤通りは最短ですが避けるべきで実際はもっとかかると思います。

地目　宅地
用途地域　第１種中高層住居専用地域、第2種風致地区
建ぺい率　　　45％　正面は広々と取ってあります。
建築面積　　593.88m²（建築確認面積）
構造･規模　　鉄筋コンクリート造、地上5階建
総戸数　　34戸（他に管理室1戸）
間取り　2LDK＋S～4LDK
住戸専有面積　57.60m²～75.41m²
売主　株式会社ブリス
施工　多田建設
完成予定　平成27年10月末日
入居予定　平成28年2月6日

■先着順申込対象住戸販売概要

販売戸数　3戸
販売価格　4,498万円～4,998万円
間取り　2LDK+S～3LDK
専有面積　57.60m2～60.11m2
バルコニー面積　6.42m2～9.27m2
テラス面積　6.07m2
専用庭面積　10.93m2
サービスバルコニー面積　4.18m2
管理費（月額）　5,500円～5,700円
修繕積立金（月額）　4,610円～4,810円
修繕積立基金（入居時一括）　276,600円～288,600円

建設中から現地に行きました。川の方向、南が奥になります。

東から眺めた建設現場

電話か来客で中座中

東側にある隣家までは道が充分取れているうえ、木が目隠ししている

　全部で３４戸のマンションなので豪華な設備は備えていないです。ディスポーザーやミストサウナなどはないですが、標準で過不足ない物件です。その分価格帯もリーズナブルというか、値頃感にあふれ魅力的です。同じような駅からの距離であるイニシア二子玉川に比べると高級マンション然とした分、１０００万円以上の差がでています。好みによりますが、暮らし方によって違うかもしれません。

　前述した、二子玉川周辺のアドレスについて説明しますと、玉川、岡本は高級感あふれ、鎌田、宇奈根は格が少し下と地元ではとらえられています。ですがブリシア二子玉川に関して言えば鎌田の端で世田谷総合高校近辺の駅寄りで、利便性や距離は岡本とあまり変わりません。価格差はアドレスの部分もあるかもしれません。

　さらに水道道路を喜多見方面に行くと宇奈根になります。さすがにここは二子玉川と称するのは無理があるほど牧歌的な町並みの住宅街です。生産緑地の畑がたくさん残り、砧村の原型をとどめる世田谷の原形が見られます。

　宇奈根は夏になると一躍脚光を浴びます。それはヒマワリが一斉に咲き誇る一角があるからです。新聞にも何度も掲載されている有名な農地で1,000坪、3千平米に2万本もの花が咲き乱れます。花畑の中にも道ができておりヒマワリの中にうもれてしまうことすら最盛期には可能なのです。このひまわり畑までブリシア二子玉川から徒歩で10分くらいです。バスも頻繁に近くまで行くので毎夏の楽しみになるでしょう。
　またホームページに記載のある多摩川花火大会ですが、花火ですのでどこからでもよく見えます。ましてや二子玉川で行われているので家にいながら見られるのは特等席でしょうが。
　
　多摩堤通り通称水道道路を二子玉川に逆に行くとどこに行くでしょうか。成城学園、狛江などの小田急沿線までいけます。バスは頻繁ですが、車線が狭いのにかかわらず車が多いので渋滞が多いので、通勤でこちらにでるのは危険かもしれません。休日に遊びがてらならおもしろいかもしれません。また、そのまま、乗っていると調布まで走っています。あまり用はないかもしれませんが京王沿線にも目の前からバス1本で行くことが出来ます。

　そして多摩川は目前ですが、護岸なので水場にでられるのは二子玉川の兵庫島あたりになります。水に触れながら暮らせる地域は心も穏やかな暮らせそうですね。