暖炉もしくは薪ストーブを検討しています。
ご近所に、煙突からの煙がご迷惑にならないか心配しています。
煙に困っている方いらっしゃいますか?
隣接している建物はありません。50mくらい離れると初めて隣家がでてきます。
煙は、燃料の質にもよるのでしょうか?
燃料には、製材所などから広葉樹の木っ端をもらってくるのと、紙燃料を検討しています。
紙燃料を実際に使われている方いらっしゃいますか?
http://www.tnt.ne.jp/
[スレ作成日時]2009-11-28 14:55:12
暖炉、薪ストーブを検討しています。
601:
たく
[2010-01-01 12:31:05]
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602:
599
[2010-01-01 13:40:31]
>>601
ちなみに木材に含まれる硫黄含有率は一般的には0.04%とされているようですが 実測した論文では0.02~0.08%くらい含まれているようです。白灯油の硫黄含有率の 倍以上はありますから、前の論文の結果も当然といえるでしょう。 http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kanko/335-5.pdf |
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603:
サラリーマンさん
[2010-01-01 13:45:41]
>No.599さん
>No.600 by 599さん 丁寧なご説明有難うございます。 SOxについて認識を改めなければならないですね。 コメントにもありますように室内用ファンヒーター(しかも出力がペレットより低目) との比較でいいのか疑問に思いますよね。 できれば同クラスの出力を持ったFF式石油ストーブと比較したいところです。 |
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604:
599
[2010-01-01 14:26:56]
>コメントにもありますように室内用ファンヒーター(しかも出力がペレットより低目)
との比較でいいのか疑問に思いますよね。 機種の容量については出力(ヒーティングパワー)ではなく燃料消費量(実際の発熱量)で 機種選定しているんだと思います。 ペレットが1.5kg/h,石油ファンヒータが0.7L/hですからペレットの発熱量を 4300Kcal/kg、灯油:8747kcal/Lとして、燃焼効率をペレット80%、ファインヒータ85%とすると ペレット1.5kg/h=1.5*4300*0.80=5160kcal/h ファンヒータ0.7L/h=0.7*8747*0.85=5204kcal/h ということでこの機種容量選定は問題ないと思います。逆にペレットストーブの最高出力 8000kcal/hのほうが疑問に思う数値ですね。(ペレットを自動供給ではなく手動で直接炉内に投入して 計測した?) |
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605:
匿名さん
[2010-01-01 14:55:00]
石油の需要は減少傾向にありますので、せめてガスと比較してほしいものです。
エネルギー間競争評価 平成21年3月 http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90303a05j.pd... |
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606:
匿名さん
[2010-01-01 15:21:54]
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607:
たく
[2010-01-01 16:14:44]
>No.606 by 匿名さん
>あまり面白くないジョークですね せっかく建設的な情報交換が始まったところに。。。 以後スルーしますが、一言だけ。 薪ストーブを否定する先入観を持つ人って、決まってこういう茶々を入れますよね。 空気読めてますか? |
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608:
599
[2010-01-01 17:29:16]
ということでSOxについてはひとまず結論が出たとして、本題であるPMに戻ります。
石油ストーブ、ファンヒータからはPMはほとんど出ていないことは分かって いただけたと思いますが、バイオマス燃焼(特に薪)からのPMの発生量と環境 評価が明確になっていません。近隣に隣家の無い非住宅地域であれば、完全燃焼を してもしなくても問題ないレベルだと思いますが、論点としては住宅地として バイオマス燃焼からのPMが喘息などの呼吸器疾患を持つ方にとって問題となるレベルなのか、 健康被害が無いと言ってもいいレベルなのかという点でしょう。 自分はこの当たりはあまり詳し情報は持って無いですが”たくさん”が一家言あるので あれば意見を頂きたいと思います。 |
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609:
たく
[2010-01-01 17:38:49]
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610:
たく
[2010-01-01 17:57:50]
少し補足します。
我が家では、ストーブの位置を1階の中心部分として、真上にあたる屋根トップの中心から煙突を立ち上げています。高さ8mの煙突トップから、両隣と10m以上、前後の家とは20m以上の距離をとっています。 私が使っているストーブの排気量は、メーカー公表データでは0.7g/hとなっています。 そのうち25%がPM10だと仮定して、一旦上昇気流に乗って上方向に拡散されたものがどの程度健康に影響を及ぼすものなのか。その点について、私では是非の判断ができないということです。 実測データに基づかない、いちシミュレーションの域を出ませんが、ご専門の方にぜひご意見を伺いたいところです。 |
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611:
599
[2010-01-01 19:47:53]
>申し訳ありませんが、私レベルでは自信を持っていずれの意見を述べる見識も持ち合わせていません。
そうですか、それではまず問題になる濃度がどの程度までが許容値かを判定しないと水掛け論に なりそうですから、とりかかりはココからにします。 wikiによれば浮遊粒子状物質は「年平均100mg/m³になると呼吸器への影響、全死亡率の上昇などがみられることなどが知られている。このためSPMの環境基準は、1時間値の1日平均値が0.10mg/m³以下、1時間値が0.20mg/m³以下、と定められている。」とあります。基準値の1日平均値に毎日晒された場合36.5mg/m³の暴露量で影響が出る 濃度の1/3程度ですから、まあ妥当なところでしょう。排ガスなどの影響も考慮する必要がありますが、 バイオマス暖房器具は半年しか使わないですから、環境基準値の1時間値の1日平均値が0.10mg/m³以下、 1時間値が0.20mg/m³以下を自宅敷地外の隣家に出さなければ、基本的に問題無いレベルと言っても良いのでは ないかと思います。(この数値が緩すぎるのか、厳しすぎるのか意見があるのであればコメント下さい) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%AE%E9%81%8A%E7%B2%92%E5%AD%90%E7%8... |
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612:
599
[2010-01-01 20:08:15]
ちなみに本来はPM10,SPM,PM2.5それぞれで影響度が変わりますから分ける
べきだと思いますが、複雑になり過ぎますので10μm以下ということで当面は 厳密な区別をしないで議論したいと思います。 |
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613:
たく
[2010-01-01 22:29:54]
>No.612 by 599さん
>とりかかりはココからにします。 ここまでは理解できます。 ぜひ続きをお願いします。 |
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614:
匿名さん
[2010-01-01 23:07:05]
PM論議の邪魔してすみません。
前面道路で臭ってないから安心しているユーザーさん、正月くらい焚くの控えてもらえないでしょうか。 せめて正月ぐらい勘弁してください。 給気口も換気扇もありますので、隣家にニオイや微粒子が入ってますから。 |
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615:
匿名さん
[2010-01-01 23:17:27]
>せめて正月ぐらい勘弁してください。
縁者や知人の来宅が多いであろう正月時こそ薪ストーブの披露・大活躍の場になる気がする |
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616:
匿名さん
[2010-01-02 00:17:23]
なるほど。じゃ大目にみましょうかね。
その代わりと言っちゃなんですが、普段の日は極力控えてもらえるといいね。しんどいもんで頼みます。 |
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617:
匿名さん
[2010-01-02 00:25:29]
やはり病気ですか?
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618:
たく
[2010-01-02 00:39:15]
No.611 by 599さん
具体例を元に検証した方がわかりやすいと思いますので、そのまま我が家の例をサンプルとさせていただければと思います。 まず、薪ストーブを使用する環境についてですが、我が家の敷地面積が120坪(≒400㎡)です。 煙突トップの高さが8mで、上昇気流で排煙が舞い上げられる高さを12mと仮定し(本当はもっと高くまで上がると思いますが)、モデルを簡略化するために、上記環境を400m*12m=4800m3の直方体と見立てます。 次に排気量の評価ですが、我が家のストーブからの排気0.7g/hが全量我が家の敷地内に落ちたと仮定すると、0.7/4800≒0.145mg/m3/hとなります。 ここで、PM10以下の微粒子量ですが、ひとつ変数が生じます。論文中の「25%」という数字は、環境に悪影響を与える物質のインパクト度であって、排気量中の成分比率ではなかったと理解しています。何が言いたいかというと、水蒸気など、環境に悪影響を及ぼさないものがカウントされていないということです。 本来なら薪ストーブの排煙に含まれるPM10以下の微粒子量を測定すべきなのでしょうが、かなり多めに、「20%」と仮定してみました。 これを我が家のストーブにあてはめると、0.029 mg/m3/hのPM10以下の微粒子が我が家の敷地内に排出されている計算となります。 そこから、周囲への影響を導き出すと、我が家は周囲を同じ区画の5件の家に囲まれていますので、我が家を含め影響を及ぼす面積は6倍となり、排煙はさらに拡散されて、PM10以下の微粒子量は0.0048 mg/m3/hとなります。 さらにですが、寝ている時間や仕事に行っている時間は「熾き火」の状態か、もしくは火が消えている状態ですので、その時間も差し引く必要があります。かなり多めに見て、1日16時間稼働したとしても、0.0032 mg/m3/hとなります。 あとは、土地の面積や煙突の高さ、周囲何mまで影響が及ぶと見込むかによって、ある程度のシミュレーションができると思います。仮に我が家のストーブの排気量「0.7g/h」が、実数はその倍ぐらい出しているとしても、「環境基準値の1時間値の1日平均値が0.10mg/m³以下、1時間値が0.20mg/m³以下」には遠く及ばないのではないでしょうか。 できるだけ簡略化したつもりですが、長くなってしまいました。 見込みの甘い部分がありましたら、ご指摘をお願いします。 |
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619:
599
[2010-01-02 08:15:30]
発展途上国などで薪を直接屋内で煮炊きに使用した場合に、どの程度PMが発生するか
ネパールでの測定結果を見つけました。薪の消費量はストーブでのバイオマス利用に 比べて少ないですが、燃焼効率の悪さと排気を屋内に行うということで、直接は今回の 比較に使えませんが参考数値にはなりますね。 これによると実測値は0.20mg/m³以下の国内基準値に対して2418mg/m³で基準値の1万2000倍ですから かなりの危険な数値ですね。 日本でもつい70年位前までは薪を屋内で煮炊きに使っていましたから、私たちの祖父祖母よりも上の世代は 常時健康被害に晒されていたということでしょうね。 ちょっと前に「囲炉裏で過ごした私達の祖先は皆、公害病の被害者ってことになるな。 おかしな理屈だな。」と言っていた方がいましたが、おかしな理屈を述べていたのは やはりこの方だったようですね。 -------------------------------------------- [ネパールでバイオマス・ストーブが普及」 1.健康への被害 家庭で料理に使用するまきの燃焼排ガスがそのまま家の中に充満するため、小児ぜんそく・気管支炎で死亡する率が高い。2001年のネパール国勢調査結果ではぜんそく・気管支炎の死亡者数は、年間7,170 (6.71%)人で、5歳以下の幼児が23%を占めている。人口全体に占める幼児は12.1%なので、幼児の死亡率は成人の約2倍。PM10(10ミクロン以下の微粒子)のネパールの家庭での実測値は、1立方メートルあたり2,418ミクロングラムと報告されており、LNGを燃焼させた時の約3倍である。 http://indonews.jp/2009/12/post-3416.html |
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620:
599
[2010-01-02 08:32:12]
>>619
まず0.7g/hという性能数値が何を捕集して測定した数値であるかを明確にしないと議論は 始まりませんね。本来は薪として燃焼された質量は、灰としてストーブに残った僅かな量 以外は全て煙突から出ていきますので、こんな数値にはなりません。最低でも気体成分の 大部分のH20、co2は除かれているとみたほうが適切でしょう。単純に考えれば、煙突部分で 簡単に捕集できる粒度の大きい固体成分(煤等)のみを測定した可能性が高いのではないかと考えます。 そうだとすると今回のPMの検証にはまったく使えない数値になりますから計算には使えませんね。 |
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by 管理担当
こちらは閉鎖されました。 |
>No.600 by 599さん
非常に丁寧なご回答ありがとうございました。
私の>>No.594のコメントには、精製済み灯油の成分について認識不足があったようです。
薪ストーブ贔屓の先入観は持たずに拝見していますので、全体のご趣旨はよく理解できました。