欠陥住宅検査をする人への責任追及

[入居済み住民さん [男性 40代]]

工務店で木造3階建て住宅を建てて５年になります。

先日、なんとなく違和感を感じて、1階寝室でテレビでよくやるように、ゴルフボールを転がしてみたところ、かなり勢いよく転がったので、水平を見る機械を買ってきて、確認したところ、かなり大きく傾いていることが判明。
設計事務所に調査してもらったところ、建物が不動沈下して傾いているのがわかりました。

新築工事をするときの地盤調査会社による地盤調査で、地盤改良が必要。という判定結果が出ていたのですが、家を建てる際に入ってもらっていた欠陥住宅検査の人に、

地盤改良をする必要はない。
建築金額を吊り上げる目的で費用欲しさに工務店が地盤調査会社と結託している例もあるから、これもその一例だろう。

と言われ、結局地盤改良は行わずに家を建てました。


工務店に言うと、自分たちは地盤改良を提案したにも関わらず、その人の言うことを聞いてやらなかったのだから自分たちに責任はない。と言われました。
欠陥住宅を検査する人は、自分はあくまでアドバイザーであって、最終的な判断を下すのはあなたなのだから、自分には責任はない。自分のやっていることは監理ではなくてアドバイスなのだから賠償をする法的責任はない。と言われてしまいました。
でも、なんだかんだで５０万円ほど払っているので、そこは納得がいきません。

家が傾き始めているのも心配ですが、工事中も、この人の言う通りに、工務店がこうしたほうがいい。という提案を却下したり、やり直しをたくさんやらせたので、今後も不具合が出た場合でも工務店に直してもらえるのかどうか心配です。

欠陥住宅にしないために欠陥住宅検査をする人に頼んだのに、結果として欠陥住宅になってしまい、直すべき工務店にも直してもらえなくなってしまっています。
この人の言うように、こういった行為には責任は生じないのでしょうか。
また、直す費用をねん出するために欠陥住宅検査をする人を訴えても、勝てるものなのでしょうか？