阿波座ライズタワーズ フラッグ46（OMPタワー） に行ってみた − モデルルーム見学記

[仲町 良太 [男性 30代]]

今回は大阪市の阿波座駅近くにある、「 阿波座ライズタワーズ フラッグ46（OMPタワー）」に行ってきました。
休日に行ったこともあってか人が多く、かなり人気の高いマンションだと感じました。
大阪市内でタワーマンションは結構珍しく、どのような説明を聞けるのか楽しみです。

【交通の便】
マンションまでは阿波座駅から徒歩２分程度で行くことができます。
実際に歩いてみましたが、阿波座駅の８番出口を出るとすぐに建設中のマンションが見え、
思った以上の近さを実感できました。
また、阿波座駅は「地下鉄中央線」「地下鉄千日前線」と２線が乗り入れしています。
「地下鉄千日前線」からはなんば駅まで直通で行けますし、「地下鉄中央線」はビジネス街の本町駅まで直通です。
大阪に住んでいる人も阿波座駅はなかなかなじみの薄い駅ですが、意外とアクセスは良いのを初めて知りました。
写真は「地下鉄阿波座駅」です。

【近くの施設・環境】
買い物は徒歩５分の場所に「ライフ　阿波座店（仮称）」が建設中です。
マンションは２０１５年の春ごろに竣工予定ですので、それまでには開店するそうです。
また、徒歩５分のところに大阪の台所である「大阪中央卸売市場」もあります。
基本小売はしていませんが、最近は休日に朝市などを実施しており家族連れ等で賑わっています。
また、市場内には一般の方が入ることのできる飲食店も数多くあり、結構楽しめるスポットになっています。
写真は「大阪中央卸売市場」です。

【近くの施設・環境②】
また自転車で１０分の場所に、大阪ビジネス街にある最大の公園「靭（うつぼ）公園」があります。
都会のオアシスのような場所で、平日はサラリーマンの憩いの場所で賑わっています。
最近では周辺におしゃれなお店も数多くでき、散策しても飽きないと思います。
少し足を伸ばすと、梅田や福島といった繁華街も自転車での行動可能範囲になっています。
大阪の中心近くにあるので、色々な場所へのアクセスは抜群です。

【病院】
このマンションで最も魅力的なのは、病院が隣に移転してくることだと思います。
マンションができてからですが、「日生病院」が隣に転院します。
「日生病院」は昭和６年に開業した、大阪でもかなり歴史のある民間総合病院です。
１８の診療科と３５０床のベッドがあり、有名な大病院です。
その「日生病院」と渡り廊下でつながるようで、万が一の時にもすぐに病院に行けそうです。
写真は現在の「日生病院（西区立売堀）」の写真です。

【病院②】
実はこのマンションの近くには、もう一つ大病院があります。
それは「住友病院」で、自転車で１０分の場所にあります。
かなり有名な病院で、高度な医療が売りになっています。
大阪市内に住んでいる人なら知らない人はいないだろう病院です。
写真は「住友病院」です。

今回は休日に来場予約しましたので、他の来場者の方がたくさんいました。
まずは受付に行き、担当者の方とあいさつをした後にムービーを拝見しました。
内容はやはり立地と大阪では珍しいタワーマンションの内容が中心です。
マンションには北側に部屋はなく、東・南・西の３方向に部屋があるとのことです。
また、免震構造も強くアピールしており、揺れを従来のタワーマンションよりも抑えることができ、
高層階に住居を構えた方でもストレスなく住むことができるとアピールしていました。

ムービーを見た後は、担当の方と一緒にマンションの模型を見ながらお話をしました。
実物の1/70サイズのものでしたのでかなり大きく、改めてタワー型マンションの高さを実感しました。
ここでも立地面でのアピールが強く、大阪市内で駅近のタワーマンションはありませんと言われてました。
確かにタワーマンションでここまで駅に近い場所はないような気がします。

次にモデルルームを拝見しました。
今回は３部屋作っており、それぞれが違った形をしていました。
最初に２ＬＤＫの部屋を拝見しました。
間取りは一般的なマンションと変わらないものの面積が７５㎡と広く、詳細を聞くともともとは３ＬＤＫ仕様ということでした。
バルコニーの幅は1.5ｍということで、従来の新築マンションに比べると少し小さいかなといった感はありました。
また廊下が極力短い仕様になっており、その分他の部屋を広めにとっているとのことでした。　

次に角部屋の３ＬＤＫを拝見しました。
面積は約８０㎡で、かなり人気の高い部屋ということです。
やはり角部屋は最も売れるのが早いようですね。
このマンションは角部屋が４か所あるものの、一番人気は南西と営業の方が言っていました。
南西角は遮るものがほとんどなく、高層階に行くと海が見えるかららしいです。
逆に南東は８階部分まで他のマンションがあり、北西と北東は２０階部分まで病院の建物があるとのことでした。

最後に角部屋を１ＬＤＫにした部屋を拝見しました。
面積は先ほどの角部屋と同じで、個室の壁をすべて取っ払った仕様になっています。
営業の方も、これは参考程度にしてくださいと言っており、モデルルームならではの間取りです。
しかし、正直この間取りで一人暮らしをできたら爽快だろうと思ってしまうほどの間取りです。

モデルルームを拝見しながら、営業の方が設備面について説明していました。
廊下はすべて内廊下で、ホテルのように絨毯を敷いているとのことです。
キッチンには食器洗浄機とディスポーザーが標準装備されています。
また、ゴミ捨て場は各階にあり、下まで捨てに行かなくても良いとのことでした。
新築マンションに標準的についている設備は、一通りそろっている印象を受けました。

気になる値段ですが・・・

M2C：2LDK　80.37㎡　　2803：4190万　　4003：4590万　
M2D：2LDK　80.62㎡　 3104：4300万　　4204：4610万
LH：3LDK 72.16㎡　 2707：4110万　　3807：4290万
LC：2LDK 65.77㎡ 　1003：3340万
LF：3LDK　81.20㎡　　606：4190万　　806：4350万
IJ：2LDK　56.07㎡　　1210：2560万

代表的な部屋の値段です。
やはり高層階に行くほど高くなりますが、逆に眺望を全く気にしない人は手ごろな値段設定ではないかと思います。

個人的な感想は、「低層階は立地の割に割安感がある」と感じました。
やはりタワーマンションですから眺望がウリですし、それを求めて購入する人が大半だと思います。
しかし駅から徒歩３分といった立地面での魅力は、それだけでも十分な検討要因だと思います。
眺望を全く気にしない人ならば、この値段で買えるマンションはなかなか無いのではと思いました。

帰りにもう一つ便利な施設を見つけました。
マンションのほぼ隣に「西郵便局」があります。
西区の中心的な郵便局で、かなり重宝するのではないかと思います。
写真は「西郵便局」です。

まだまだマンションは工事中ですが、外観は着々と出来上がっていました。
来春にはモダンな外観を見ることができそうです。
大阪には東京と比べてもあまりタワーマンションがないので、完成すると話題になるのではないかと思います。

帰るときに営業の方が教えてくれましたが、マンションの下にテナントが数店舗入るとのことです。
何のテナントかはまだ決まっていませんが、物販がメインだと言っていました。
また、隣に移転する「日生病院」にも飲食店が入るとのことでした。
こちらもまだ詳細は決まっていませんが、かなりに活気は出てきそうです。
阿波座自体はお店があまりなく、中小企業主体のビジネス街といった印象がありましたが、
このマンションができると状況が変わりそうな予感がします。
大阪市内でも穴場的な立地ではないのかなと感じました。