古典的な言い方で、
『妾（めかけ）』は婚姻している男性が配偶者以外に、
存在する愛人（しばしば経済的援助も伴って、性的関係も目的に継続的に交際をする女性）の事を言う。
『不義・密通・姦通』は（狭義で）婚姻している女性が配偶者以外と、
（しばしば婚姻の相手方への感情を理由に）性的関係を目的に刹那的・継続的に交際する事を言う。

『不倫』が庶民・小市民・小心者が誘われる迷い事にすら感じられる小説を思い出した。
「華麗なる一族」の原作は、銀行の頭取が妻妾同衾（どうきん）を恣（ほしいまま）にする話。
妾を大きな屋敷に一緒に住まわせて、廊下伝いにしばしば家中を妾の部屋に通う話は良く聞く。
同衾は同じ褥（寝具）に一緒に寝る事で、妻妾同衾は今で言う３Ｐですね。
小説では寝室がトリプルベッドで文字通りの妻妾同衾が常態化していた姿が描かれている。
（書きなおされているかも知れないが、最近の版は知らない）

『不倫』と呼ぶ以上は欠かせないのはお金だと思った。
”好きだ””好ましい”感情だけで、普段の生活の一場面で交わるのは単なる『野交』ですね。
一般市民が『不倫』をすれば、経済的な無理は避けられないのが一般的。
だから『不倫』の結果は家庭（婚姻関係）の破綻。

ぜひとも勧めたいのは、活動的に能動的にカップルを継続させたいのなら、
いつも相手に新鮮に感じてもらうために、たまには他所の臭いや味を付けてくること。
チューインガムだってスルメだっていつかは味が薄れてしまうのだから。

許容度は人様々で、合コンまでの人もいれば、心を許していないのなら性的な行為までの人もいる。
そうした心の多様性があるから、『不倫』も人間も面白い。

◆続いて、『不倫』の楽しいエピソードもを語りましょう。

77: 匿名さん　

[2009-11-21 02:39:37]

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火遊びしちまったよ。
こっちは客の苦情の処理を馬鹿上司に押し付けられて、
言いたい放題言われて鼻息で吹っ飛ぶボロ会社なんて言い方までされて。
飲み屋に寄る気力もなくして家にたどり着く前だった。

一緒にどさどさエレベーターに乗り込んだのはマンションの若妻グループ。
ホームパーティーなのか結構酔って口ぶりが甘っぽいし態度が色っぽい。
止まるたびに”お休み～～”って一人一人降りて行く。
最後に止まって降りようとしたら
”あら、一緒に降りるの？奥さまったら、旦那のモノがご立派って自慢なさっていたわ！”
自分の階のボタンを押し忘れていた。会社の残りで自分がどんな顔をして乗っていたのか。
”一杯だけ付き合ってもいいわよ”、って虎の穴のお誘いか？美人局の落とし穴か？

嫁の口からは絶対に聞かれない、”言ってしまいなさいよ！”で、
虎の口に飛び込んでしまった。同じ間取りだけど、全然雰囲気が違うのは面食らう・・・・

「灯台元暗し」と言い聞かせて、自宅に戻った。
この週末、どんな顔して過ごせばよいのか？
とりあえず、嫁が先に寝ていたのが救い・・・
給料日前で、財布の中身も少なくて身動きが出来ないし・・・