検索してみましたが見つからなかったので教えて下さい。
マンションのバルコニー(ベランダ)の柵というか外壁の材質についてです。
よく、半透明のアクリル板(?)のようなものを見かけますが、
数年前にTV番組で、あの板が非常に燃えやすい(炎が立ちやすい)材質であるため、
火事の際にあっという間に上階まで燃え広がる、という映像を見たことがあります。
いまだにあの半透明の板のマンションを見かけるような気がするのですが(今回話題のH社の物件とか)
現在使用されているものは、見た目は一緒でも難燃性のものなんでしょうか?
それともコンクリート+タイル貼りなどに比べてコストが安いために、使い続けられているんでしょうか?
[スレ作成日時]2005-12-03 20:01:00
バルコニーの柵(外壁)の材質について
2:
匿名さん
[2005-12-03 20:20:00]
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3:
ゼネコンボーイ
[2005-12-03 20:57:00]
たぶんコンクリート+タイル張りの方が、ガラス張りに比べて安いと思う。
ガラス張りは、枠付け、ガラス入れ、ガラス周囲のシーリング工事、枠付け周辺の補修と 工数もかかり、高級仕様になります。類似例としては、一般の事務所ビルもタイル張りのRC カーテンウォールより、総ガラスのカーテンウォールの方が数倍高額です。 ガラスは網入りとかが主体だと思いますが、アクリルは広島での延焼事故以来、 アクリルメーカーがその方面では製造しなくなった。水族館の水槽で多用されることは有名ですが。 バルコニーは、コンクリートの手摺りで覆われるより、手摺りやガラス枠で明るくなっている 方が望ましいケースも多いと思いますね。 特に、眺望のよいマンションや、海や運河に面しているマンションなどは、居間に座りながら、 外の景観も楽しめる。 |
4:
匿名さん
[2005-12-03 21:05:00]
ガラスは台風とかで割れたりしないんでしょうかね?
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5:
匿名さん
[2005-12-03 21:12:00]
ガラスは強化ガラスが一般的なので簡単には割れないからご安心を。
ただし、地震時等にはガラスの雨が階下に降り注ぎます。 コストが掛かるが一番良いのはアルミ板や亜鉛鍍金鋼板。 軽く錆びにくく、交換等のメンテも容易、しかし採用されるのは少ないですね。 |
6:
匿名さん
[2005-12-03 22:16:00]
スレ主です。皆様、早速のご回答ありがとうございます。
ポリカーボネイトという素材があるんですね。全くの素人で申し訳ありません。 02様のリンク先を見てみたのですが、ポリカーボネイトの耐久性がどの程度なのか少し気になりました。 長期の修繕を考えると、スパンやコストなどはタイルに比べていかがなものでしょうか? 個人的には明るくなっていいかな〜などとと思っています。 多少隙間があれば、通風性もよくなる気もしますし。 |
7:
02
[2005-12-03 22:46:00]
ポリカは耐衝撃性にも優れているので、建材だけでなく自動車部品などにも使われている。
(俺がガキの頃に夢中になったラジコンカーの車体もポリカ製だった) 透明性は塩ビの比ではないし、耐熱性に関してはアクリルの事故もあった事から 屋外に使用する透明材料といえば、ガラスの他にはポリカ以外に事実上選択肢が 無かったという印象すらある。(俺が不勉強なだけかもしれないが) 02で挙げたサイトで「硬さ」を比較している欄があるが、ここで使われている「鉛筆硬度」という指標は 一般に塗膜の強さや厚さ等を測定するために使われるもの。 つまり、表面へのキズのつきにくさを測るものなので、板材としての強度を表すものではない。 ガチガチに硬い材料ではなく、適度に靭性を持ちつつ強度のある材料だという事。 表面にキズがつきやすいという事から、風雨に晒されているうちに「くもり=細かいキズ」が生じて 透明度がおちるといった欠点もあるようだ。 そういう意味では、長期修繕コストをタイルと単純比較する事はできない。 (表面を洗浄するだけで透明度を回復する事は、たぶんできないからね) 板材の交換を意識した納まりにしておけば、透明部分だけを取り替えるような修繕方法も 考えられるとは思う。 |
8:
ゼネコンボーイ
[2005-12-04 11:58:00]
ポリカボーネートは、折板形状のものが、屋根材の一部として明かり取りに
採用されることが多いものですね。JRの駅でもたまに使用してあります。 ただ、バルコニーの手摺り部分に使用しているのかは、余りにRC壁の手摺り ばりかのマンションになってきて、最近の事例をみていないので、よくわかりません。 同様に、高価な強化ガラスを使用しているかも疑問。 網入りか線入りガラスが今でも通常だと思いますね。地震時に割れて落ちるとか、 マンションの手摺り部分には地震時の変形が生じないでの、まずそのようなことは ないでしょうね。都市マンションではバルコニー部分の一部を居室にすることもあり、 そこの窓ガラスの方がどちらかといえば、危険性が高いでしょう。 |
9:
ゼネコンボーイ
[2005-12-04 12:08:00]
外壁タイル張りについて:
02の方が長期修繕コストのことに言及されているので、関連する話題として述べますが、 タイル張りは、吹き付けタイルのように20年ごとの吹き替えが必要なくて、よい感じが すると思いますが、施工状況によっては、経年劣化で全面張り替えといったリスクの高い 工法でもあります。特に、RC壁を構築してから、後張り施工した部位で、直射日光を受ける 温度変化の激しい部位がやられる傾向にあります。 貼ったものはいつかははげるということで、欧米の建築物では、日本で盛んなタイル張り仕上げ は全く存在しないそうです。(特に後張り工法は) そうはいっても、事前にプレキャスト工場で、RC部と一体打ちした場合は、剥離事故もほとんど ないようですから、そのような工法で作ったタワーマンションでは安心ですが、 工法上、柱梁の仕口部分は現場でのタイル張りとなることが多いようですから、完璧ではありません。 いずれにせよ、タイル張りにも潜在的な弱点があるのです。 |
その後はポリカーボネイトが採用される事が多くなったけど、分譲マンションのバルコニーは
強化ガラスを使ってるケースも多いんじゃないかな?
各材料の特徴は下記サイト参照。
http://www.acry-ya.com/acry-ya_new/html/materials_selection/htm/materi...