窓を開けるようになると、下の人がベランダで吸うタバコの煙が部屋の中まで入ってきます。
それで当方で何か対策できないかと思っているのですが、いい方法はあるでしょうか。
気づく時には部屋の中まで入ってきているので、サッシを閉めても臭いはします。
部屋に空気清浄機を置いても、その側でタバコをすっている訳ではないので、効果はないような気はするのですが、置かないよりはいいでしょうか。
扇風機を外に向けて使うという手もありそうですが、皆さんどうしてますか。
[スレ作成日時]2006-06-01 14:19:00
タバコの煙を防ぐ
5241:
匿名さん
[2018-06-01 01:19:33]
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5242:
匿名さん
[2018-06-01 08:55:57]
>>5235 アホ名はん
>>では、行動してください。これで、一気に解決に向かいますね。 これの言っている事は、嫌煙者のお前らが動かない限り、どうタバコを吸ったって関係ねぇ、と無責任な発言だな。 そして受動喫煙は迷惑行為だと突かれると『お互い様』とバカ理屈を出してきて、排気ガスだのレジャーだのバカ理屈を出してくる。 『大気汚染』や『化石燃料の燃焼により運動エネルギーを取り出している。』と何度言ってもわからない重度の認知症てな。 一体何年同じ事を繰り返しているのか? |
5243:
匿名はん
[2018-06-02 15:13:53]
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5244:
匿名さん
[2018-06-02 19:10:55]
>>5243
>>「感覚」を屁理屈ってなんなんでしょう? >>「俺と違う意見の奴は感想とか意見とか何も言うな」ということなんでしょうね。 自分で『感覚』と書きながらそれはお前だけのバカ理屈なのに、2行目で屁理屈の上塗りをしている。 ここまで認知症が進んだのか? >>嫌煙者どもはみんな逃げてしまいましたかねぇ。 どこが逃げたと言うんだ? お前が言う2mと500年の基準は何の根拠も無く、自分だけの基準であると言って終わらせ逃げたくせに。 |
5245:
匿名さん
[2018-06-02 22:05:32]
>>5235 匿名はん
>>>でも喫煙者って、脳がやられているから理解に時間がかかるでしょうがね。 上記に対する匿名はんのバカ理屈が以下 >>そうですねぇ。200年ぐらいはかかるんじゃないかなぁ。 >>※200年って私の単なる予想ですよ。 >>※※こうやって書いておかないといつまでも突っ込むやつがいるからなぁ。 200年も脳の神経細胞が持つのか? その場かぎりの超バカ理屈。 お前は樹齢の高い植物かよ? |
5246:
匿名さん
[2018-06-02 22:06:27]
>>5243 匿名はんさん
逃げるも何も反論できなかったのは匿名はん。論点まとめられずに撃沈。 結局、副流煙の害を認めたんじゃなかったっけ? 副流煙に害があれば、副流煙を他人に吸わせてはいけない。 That's all. |
5247:
匿名はん
[2018-06-03 09:52:49]
>>5246
>逃げるも何も反論できなかったのは匿名はん。論点まとめられずに撃沈。 まだ外野がうだうだ言っているんですか? >>5123 さんからのコメントは >>5166 (05-22 07:55:39)が最後で反論できずに逃げてしまったとしか 思えません >結局、副流煙の害を認めたんじゃなかったっけ? 認めていますよ。密閉空間ではね。「外気でも500年ほどさらされれば問題がある」と発言して いますしね。 >副流煙に害があれば、副流煙を他人に吸わせてはいけない。 でもねぇ、喫煙所からも煙は漏れてきますし、正当に販売されている製品を使用法の通りに使用して いるだけですからねぇ。 最終的には禁止されなければ、他人に指図されるいわれはありませんね。 |
5248:
匿名さん
[2018-06-03 12:57:27]
>>5247
>>認めていますよ。密閉空間ではね。「外気でも500年ほどさらされれば問題がある」と発言して いますしね。 最初、密閉空間と言っていないで、後から付けたバカ理屈。 さらに一向に気体ってものが理解出来ていないために外気で500年と言う超バカ数字の超屁理屈。 密閉空間から漏れる気体を完全にシャットダウンするには、エアロックが必要。 てめえはエアロックて何かわかっているか? >>最終的には禁止されなければ、他人に指図されるいわれはありませんね。 ほらほら『禁止されていなければ何をやっても良い』の超バカ理屈を10年は続けてきた。 全然反論にもなっていないし論破でも無い。 |
5249:
匿名はん
[2018-06-03 14:45:41]
>>5248
>さらに一向に気体ってものが理解出来ていないために外気で500年と言う超バカ数字の超屁理屈。 煙草の煙そのものが問題ならば、問題視している学者連や嫌煙者どもが結託して 全世界でたばこ販売をやめさせる運動をしたらいいんですよ。 なぜそれをしないのか説明していただけますか? 説明例: 学者連はタバコの煙が健康に影響があることが分かっているが、100年や200年で 健康被害が出るとは思っていない。だから、販売禁止の運動まではするつもりがない。 >ほらほら『禁止されていなければ何をやっても良い』の超バカ理屈を10年は続けてきた。 >全然反論にもなっていないし論破でも無い。 はぁ。上記に関しては反論していませんし、論破したつもりもありません。 禁止されていなければ何をやってもいいんです。もちろん、それによって影響を受ける 人がクレームを言う事も勝手です。見ている人がクレームを言ってもいいでしょう。 しかし、同じ行為全てに対して見てもいない人がクレームを言うのは間違っています。 気に入らなかったら、禁止するよう運動すればいいんです。 そうそう、>>5215 さんはその後、ご近所の方と話し合われたのでしょうか? 1軒だけでも話が出来ていればレスしていただければ、次の提案ができると思います。 それにしてもここまで待っても、嫌煙者どもからは何も相談にのるような発言はないですよね。 人間としてどうなんでしょうか? >>5123 さんの「一つ一つの反論」も待っています。外野からの意見がうるさいので、 早めの反応を お願いいたします。 |
5250:
匿名さん
[2018-06-03 18:54:22]
ねぇねぇ。知ってる?喫煙の煙って半径7mに影響があるんだって。密閉されてなきゃ風の影響でもっと広い範囲に影響があるって中学生程度でもわかりそうなのにね。
「タバコの煙は無風でも7m四方に拡散」 医師が語る受動喫煙のリスクとは? 2016.09.01 18:00 https://abematimes.com/posts/1189496 8月31日、国立がん研究センターは家族や職場の同僚など周りに喫煙者がいて、受動喫煙をしていると自分で吸っていなくても、確実に肺がんになる危険性があるとする研究結果を明らかにした。 報告によると、肺がんになるリスクは、喫煙者は受動喫煙をしていない人に比べ、約1.3倍。今回の結果を踏まえて同センターは、「日本人のがん予防法」の文言の変更にまで踏み込み、他人のタバコの煙を「できるだけ避ける」から「できるだけ」を削除して「避ける」にし、また受動喫煙の防止を「努力目標」から「明確な目標」とした。 日本禁煙学会・理事長であり、東京脳神経センターの脳神経内科医でもある作田学氏によると、無風状態の中で1人の人間が煙草を吸っただけで、7mの範囲にタバコの煙は拡がるそうで、この範囲も全て「受動喫煙」であるとのこと。受動喫煙での健康被害に関しては、肺がんや心筋梗塞、脳梗塞のリスクが30%上昇するという。 現在流行している電子タバコに関しても、「副流煙ではないが、見えないから安全ということではなく、有害物質が出ているため、危険性は変わらない」と指摘する。 水曜MCの宮澤エマは、小学生の頃に学校に掲示されていた、喫煙者と非喫煙者の肺を比較したポスターが「トラウマになっている」とし「潜在的に煙草ってよくないものだと刷り込まれている」「(真っ黒な肺を)見ても吸いたいのなら、勝手にどうぞ。でも、こっちまで被害を被るのはイヤ」と述べた。 番組では、海外の禁煙・嫌煙事情についてまとめたVTRが流され、海外赴任経験のあるBuzzFeed Japanの編集長・古田大輔氏は「日本に帰ってきたときに、(すごく)吸っているなという印象だった」とコメント。 アメリカ出身のお笑い芸人・REINAも「(アメリカでは)室内で煙草を吸うという概念が無かったからびっくりした」とその衝撃具合を語る。同じくアメリカ・ハワイ州出身のモデル・菊川リサ氏も「ハワイでは一回もタバコを吸っている人の姿を見たことがなく、日本に来てから存在を知ったぐらい」と述べ、出演者の一部からは、文化の違いに驚きの声があがる。 作田氏は「日本は世界で一番遅れている国。同じレベルでは北朝鮮」と、日本において分煙に関しての対策が、世界的に見ても異質であると話す。 日本では、2020年に東京五輪が開催されるが、2008年以降に夏のオリンピックを開催した中国、イギリス、ブラジルの3か国は、罰則がついた受動喫煙の防止策がすでに講じられているのに対し、日本は罰則が無い「努力義務」に留まっている。 作田氏によると、今後オリンピックが開催されるソチや平昌でも、同様に罰則付きの防止策が打ち出されているとのことで、日本も準じていかないと「恥」だとした。 がんセンターの研究結果を受け、厚生労働省は15年ぶりに「たばこ白書」を改訂。日本の受動喫煙対策は、世界でも最低レベルとし屋内の全面禁煙を目指すことが盛り込まれた。がんセンターは受動喫煙対策について「2020年の東京オリンピックまでに国民運動として進めていきたい」としている。 中学生レベルの科学的知見がない匿名はんとは 議論の相手にはなりませんね。 |
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5251:
匿名はん
[2018-06-03 18:59:26]
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5252:
匿名さん
[2018-06-03 19:37:06]
>>5249
>>説明例: >>学者連はタバコの煙が健康に影響があることが分かっているが、100年や200年で >>健康被害が出るとは思っていない。だから、販売禁止の運動まではするつもりがない。 その情報元の論文のURLを出してみよ。 |
5253:
匿名さん
[2018-06-03 19:50:11]
>他人の意見を引用しているだけで議論する気なんて毛頭ないくせに
>よく言うよ、 匿名はんの事実や科学的研究に基づかない妄想=意見?よりは、「日本禁煙学会・理事長であり、東京脳神経センターの脳神経内科医でもある作田学氏による」科学的知見の方が、科学的議論には有効だと思いませんか。 |
5254:
匿名さん
[2018-06-03 19:57:44]
匿名はん=喫煙者の議論のベースはは意見=妄想
正常人=非喫煙者の議論のベースは科学的知見や疫学統計 議論にならないことは明らかですね。 無駄なことや迷惑喫煙は止めましょうね。 |
5255:
匿名さん
[2018-06-03 22:57:28]
>>5249
>>説明例: >>学者連はタバコの煙が健康に影響があることが分かっているが、100年や200年で >>健康被害が出るとは思っていない。だから、販売禁止の運動まではするつもりがない。 これは、いつの時代の話だ? |
5256:
匿名さん
[2018-06-03 23:07:49]
>>5249
>>禁止されていなければ何をやってもいいんです。もちろん、それによって影響を受ける >>人がクレームを言う事も勝手です。見ている人がクレームを言ってもいいでしょう。 この文が如何にも異常である事から、非常識で愚か者と言われる由縁だな。 |
5257:
匿名はん
[2018-06-03 23:30:24]
>>5252
>その情報元の論文のURLを出してみよ。 単に「説明例」を出しただけじゃんか。 ちゃんとした論文のURLを出せる説明をしてくださいよ。 >>5253 >匿名はんの事実や科学的研究に基づかない妄想=意見?よりは、「日本禁煙学会・理事長であり、東京脳神経センターの脳神経内科医でもある作田学氏による」科学的知見の方が、科学的議論には有効だと思いませんか。 ですが、私が「ベランダ喫煙で実際に病気になった実例を示してください」と お願いしても誰も出してくれないのですよ。 >>5264 >匿名はん=喫煙者の議論のベースはは意見=妄想 >正常人=非喫煙者の議論のベースは科学的知見や疫学統計 そうですね。 ある団体はコーヒー飲んでもガンになるとおっしゃっていました。 これも科学的知見だったような気がしますが・・・。 >議論にならないことは明らかですね。 反論がないのですから議論しようがないですよねぇ。 で、ここまできても困っている人に対してのコメントはないのですね。 嫌煙者と言うやつらの人間性ってこんなもんさね。 |
5258:
匿名さん
[2018-06-03 23:52:13]
>>5257
>>単に「説明例」を出しただけじゃんか。 >>ちゃんとした論文のURLを出せる説明をしてくださいよ。 お前が以下の様に書いていた。 >>学者連はタバコの煙が健康に影響があることが分かっているが、100年や200年で >>健康被害が出るとは思っていない。だから、販売禁止の運動まではするつもりがない。 何が、学者達で何が100年や200年かよ? お前だけの超バカ理屈。 |
5259:
匿名さん
[2018-06-03 23:53:52]
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5260:
匿名さん
[2018-06-04 01:35:19]
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「タバコで肺がんになる」は嘘?本当に恐ろしいのは「なった後」
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/14412496/
2018年3月10日 8時0分 写真:東洋経済オンライン
・山王病院の副院長によると、喫煙で肺がんになるとは限らないという
・副院長が手術をした肺腺がん患者100人のうち、60人が非喫煙者だったそう
・喫煙者の肺がん患者は、まず禁煙しなければならず、治療法も少ないとのこと
喫煙と肺がんの実はよく知られていない関係
タバコを吸うと、どのような影響があるのでしょうか(写真:EKAKI / PIXTA)
禁煙できる人とできない人の差はどこにあるのでしょうか? 『吸いたい気持ちがスッと消える 医者が教える最強の禁煙術』を著した山王病院副院長の奥仲哲弥氏が知られざるタバコの影響を解説します。
「タバコを吸うと肺ガンになる」は本当?
もはや常識になっている「タバコを吸うと肺ガンになる」という因果関係ですが、それがウソだとしたらびっくりしますか?
ある意味ではウソなのです。
私が最近手術をした肺腺ガンの患者さん100人のうち、半数以上の60人が非喫煙者でした。肺腺ガンは、肺ガンの半分以上を占める代表的なガンですから、このデータを見る限り「タバコを吸うから肺ガンになる」とは限らないと思います。
もちろん肺腺ガン以外の肺ガンはタバコとの因果関係が明らかになっていますが、それは80歳くらいまで生きた場合の統計です。たとえば30~40代の人たちでみれば、30代の男性が40代までに肺ガンを含めたすべてのガンになる確率というのはわずか0・5%しかありません。
中年以前の年齢の人に限っていえば、「タバコを吸うと肺ガンになる」という事実は、喫煙とは無関係です。
これを聞くと多くの喫煙者が「なんだ、肺ガンにならないのか」と安心してポケットからタバコを取り出そうとします。でも待ってください。私がお伝えしたいのは、タバコが肺ガンの原因かどうかという話であって、タバコが健康によいということではありません。
タバコの恐ろしいところは、肺ガンになった後なのです。
喫煙者のガン患者は、医師から次のような事実を告げられて真っ青になります。この段階で必死の禁煙を始める人がたくさんいます。
・喫煙者の肺ガン患者は、手術をなかなか受けられない
これは本当のことです。私自身の場合でも、たとえば手術のスケジュールが空いていたとしても、目の前の患者さんが喫煙者とわかったら、少なくとも禁煙して1カ月経過しないと手術はできません。喫煙者の手術は困難で、予後もよくないからです。ほとんどの病院では、禁煙できない方の手術は断り、ほかの治療法も行いません。文字どおり門前払いというわけです。
・喫煙者の肺ガン患者は、治療の選択肢が少ない
これも事実です。非喫煙者の治療の選択肢が5つあるとしたら、喫煙者が選択できるのは、そのうちの半分以下でしょう。話題の特効薬も喫煙者には使えないことが多く、手術をするにしても喫煙者の場合は患者の体を大きく切り開いて処置しなければならないことがあり、非喫煙者より傷口が大きくなる可能性があります。
肺ガンになってからひどい目に遭う
たとえば現在は「分子標的薬」という画期的なガンの治療薬があります。従来の抗ガン剤はガン細胞も健康な細胞も区別なく殺してしまうのに対して、分子標的薬はガン細胞を標的にして作用するので、通常の抗ガン剤に比べて副作用が比較的少なく、劇的な効果が期待できます。
しかし男性の喫煙者の場合、この治療薬が使える可能性は女性の非喫煙者と比べて明らかに少なく、たとえ使えたとしても重篤な副作用が出ることが多くなります。非喫煙者が大喜びで受けている治療が、タバコを吸っているという理由で受けられないのです。残された選択肢がつらく厳しいものであっても、それを甘んじて受けるしかありません。
私は外科医で、肺ガン手術の専門家ですから、タバコを吸っていなければ生きられた人をたくさん見てきました。だからはっきりいいます。「タバコを吸って肺ガンになる心配はあまりしなくていいです。でも肺ガンになってからはひどい目に遭うことを覚悟してください。それがいやなら、今すぐタバコをやめてください」
「タバコの害」というと、多くの人が煙とタールばかりに注目します。そして煙とタールが少ない加熱式タバコなどに人気が出ます。
タバコの害は煙とタールだけではありません。たしかにタールは発ガン物質を多く含み、おもに肺や咽頭をターゲットにします。ところがタバコの三大毒物といわれるタール、ニコチン、一酸化炭素のうち、ニコチンと一酸化炭素は全身に被害を及ぼします。とくに血管に対するダメージはひどく、中年以降の突然死の多くが、タバコによるものではないかと疑われています。
ニコチンにはさまざまな毒性がありますが、血管に関することに限定すると、「血管を収縮させる」という作用があり、それによって血圧が上がります。
体内に吸収されたニコチンが副腎を刺激することにより、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどのホルモンが分泌されますが、これらのホルモンが血管を収縮させる働きをするためです。
ニコチンは交感神経を活発にしますが、そのことによっても血圧は上がります。ニコチンは高血圧症の原因になるだけでなく、血管を傷めることにより動脈硬化を招きます。タバコを吸うたびに血圧が10~20㎜Hgも上昇するので、1日に何回も血管が余計な負荷をかけられるためです。
吸った本人はリラックスしていると思い込んでいるため、血圧が上がっていることを意識しません。これにより、自覚しない高血圧状態がタバコを吸うたびに繰り返されます。ニコチンと一酸化炭素のダブルパンチが血管を傷めていることは、意外に知られていません。しっかり認識して、大切な血管を長持ちさせたいものです。
タバコの毒が「合わせ技」で血管の若さを奪っていく
タバコは血管をどんなふうに老化させ、痛めつけていくのでしょうか。
まずは「活性酸素」です。タバコの煙には活性酸素を発生させる成分が含まれているため、タバコを吸うと血液中に活性酸素がたくさん発生します。これが血管を老化させ、血栓を作り出すもとになります。
ニコチンはHDLコレステロール(善玉コレステロール)を減少させ、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させます。ご存じのとおり悪玉コレステロールは血管内に沈着して動脈硬化を起こしますから、これもまた血管を傷める原因になります。
タバコのさまざまな作用で正常な血流が乱されると、交感神経が活発になり、体を正常な状態に戻そうとします。その際に血圧が上昇するので、弱った血管に強い圧力がかかり、どんどん血管はボロボロになっていきます。
タバコで怖いのは肺ガンだけと思っている人は、ぜひ認識を改めてください。血管の障害で恐ろしいのは、血管が完全に詰まってしまったり、裂けてしまったりすることです。その場合、かなりの確率で生命が脅かされます。
血管が詰まる症状としては、心筋梗塞や脳梗塞がよく知られています。動脈硬化を起こして柔軟性が失われた血管にコレステロールなどが沈着して流路が狭まり、そこに血栓が流れてきたりすることで血流がストップして起きます。場所が心臓や脳ですから、すぐに治療しないと生命が失われます。
そのほか、突然死の代表格である大動脈解離も血管の病気です。これも喫煙などで血管が繰り返し痛められることが原因となります。
肺がスカスカになって膨張してしまうCOPD
「COPD」という病気をご存じでしょうか。正式名称の「慢性閉塞性肺疾患」という病名を聞いても、ピンとこないかもしれません。この病気はそれほど世の中に知られていないのです。
人気テレビ番組「笑点」の司会者だった桂歌丸師匠がかかっている病気というと、少しは関心をもってもらえるかもしれません。テレビで見る歌丸師匠の姿はいかにも苦しそうで、「がんばってください」と声をかけたくなります。
COPDとは、簡単にいうと「肺がスカスカになって膨張してしまう病気」です。
タバコの熱や煙、タール、一酸化炭素などにより、肺の細かいメッシュが破壊されてしまい、使い古したスポンジのようにスカスカになるのがCOPDです。そうなってしまうと、吸った空気が肺に溜まって出すことができません。溜まった空気を吐き出すことができないので、新しい空気を吸えなくなってしまいます。とても苦しくてつらい病気なのです。
若くてタバコを吸っていない人は、たいてい吸った空気の95%以上を吐き出せます。ところが、80歳を超えてタバコを吸っている人は、半分くらいしか吐き出せません。
60歳くらいになると、「なんだか階段で息が切れる。年のせいかな」といった症状が出てきます。これは年のせいではなく、空気を吐けなくなっているために、空気の交換がしにくくなっているからです。
COPDを知らない人は加齢のせいと思いますが、タバコを吸っていたための病気なのです。タバコでは肺ガンにならないとすでに述べましたが、このCOPDには、すべての喫煙者がかかります。
患者数は多いのにあまり知られていない
COPDの恐ろしいところは、なかなか死ぬことができないことです。まるで首を弱い力で絞められるような状態で5年も10年も生きていく。思うように呼吸ができず、酸素吸入をしながらよたよた歩く。
そんな老後でいいですか?
そのうちに誤嚥性肺炎を繰り返して何度も救急車で搬送され、最後はガリガリにやせて亡くなります。COPDは日本人の死因の第10位で、男性では8位です。
しかし、その順位のわりには注目されていません。現在、日本国内でこの病気の患者は、700~800万人といわれています。それほどいるのに、なぜ有名ではないのでしょうか。
それは、患者のほとんどが「年のせいだ」と思って病院に行かないからです。COPDが「急を要さない病気」と思われていて、優先度が低くなっているのです。そのために、患者のみなさんはCOPDと診断してもらえません。
COPDの患者さんが最後に肺炎で死んだ場合、死亡原因を「肺炎」と書くことがあります。これを鑑みると、COPDの死因ランキングは男性で6位くらいに上がるのではないでしょうか。
私は、COPDが世の中に知られていない理由のひとつは、言葉が悪いからだと思っています。「COPD」とは、いかにもむずかしい言葉であるためです。現在、COPDの治療を受けている人は、日本で50万人くらいでしょう。早く気づいて、残りの人生を少しでも豊かにしたいものです。
こういう情報をどんどん共有して喫煙者を喜ばせてあげましょう。