オハナ八王子 オークコートに行ってみた − モデルルーム見学記

[購入検討中さん]

今年４月から消費税の引き上げによりマンションの価格がぐんと上がる傾向にあるという事を想定して、以前から気になっていた八王子のマンション「オハナ八王子　オークコート」は子安町にある大規模なマンションと宣伝されている。では、どのような規模なのかを知りたくて、ギャラリーよりもまずは現地に出向いた。噂によれば、八王子市は将来ますます発展する街だそうです。南口は、サザンスカイタワーの駅ビルがあり、何年か前に八王子駅に来たよりも随分栄えている気がします。八王子駅は、どちらかと言うと北口の方が栄えているみたいですけどね・・・。

では、現地までいざ出発！南口の改札を出て駅前の交差点を左へ曲がり、真っ直ぐ歩くと東電の多摩支店の会社が見えてきます。

子安一丁目の交差点を右に曲がります。道なりに歩いていくと、子安町五差路の交差点が見えてきます。目印★は、ミニストップです。ちょうどその隣には「八王子市子安市民センター」があります。市民センターがあると、市役所まで行かなくても手続きなどがスムーズに行なえて何かと便利そう・・・。

見学に訪れた日は、異様なまでの暑い日ざしが照りつける週末の午後でした。そうだ、マンション物件の現地と小・中学校までの時間を計ってみよう。学校は、市民センターの斜め向かい側に鈴木診療所が見えて来ます。ちょうどその裏手に、市立いずみの森小中学校という小中一貫教育の学校にたどり着きました。マンションから学校まで歩いて行くとだいたい５分そこそこで着いてしまいそうな感じ。

小学校の校庭では、男性コーチと子供達がサッカーをしていました。週末にサッカーの練習をしている小学校って広々とした学校に多いものですね～。そして、学校の広い校庭や校舎が見えました。八王子市立第六小学校と第三中学校と書かれているのは、旧学校名だそうです。

マンションの現地です。この日は晴天であるにも関わらず建設中の工事現場の職人さんがお休みで、現場の周りには誰も居ませんでした。現地はちょっと分りにくい場所にあります。でも、駅からはやはり１０分前後で着くと思われるくらいの距離でした。

今度は八王子駅方面へ再び戻って、ギャラリーへ向います。南口を出たところにあるのですが、ちょっと遠回りしてしまいました。（笑）

受付に行くなりアンケート用紙を渡されました。今回は１期２次の受付登録が６月２０に迫り、マンションの説明に来ている人が結構いました。暫くすると、女性の営業担当の方が来ました。連絡先や希望する間取りや配偶者の年収を書いていると、配偶者がどの辺に勤めているのかを口頭で聞かれました。

マンションは最上階が１４階建て、全戸数は３４６件中約１／３が完売のようです。施工主は長谷工で免震構造にする必要性はなく、耐震構造によるマンションです。噂によると１ヵ月に１０物件の単位で売れていくみたいですよ。マンションは、２０１５年７月には建設完成し、入居による引渡しは同年の９月の予定だそうです。

マンションはレジデンスＡ棟、Ｂ棟、Ｃ棟の３部構成となっており、Ａ棟は南西、Ｂ棟及びＣ棟は南東部に位置するマンションの構成です。マンションの庭園にはソメイヨシノやけやきの木を合わせて２０本の既存植栽をマンションに植えるといったプランをもった開発計画だそうです。

営業トークが終わった後は、約６分間のスクリーンへ案内されました。内容は、他の地域にもオハナのマンションが数多く存在している様子と、ソメイヨシノやけやきの木を植えるといった簡単な内容でした。その後は模型を使った営業さんによるマンションの説明ですが、スクリーンよりもリアルで分り易い。

モデルルームの見学は２つの物件ですが、１件目はＣ７の間取りです。専有面積は75.58平米３ＬＤＫ+Ｎ+２ＷＩＣとなります。天井の高さは、フロアによって違いますが、約２．５メートルくらい。玄関は、ベビーカーが余裕で入りきるくらい広めのスペースをとっています。また、収納の広さにこだわりをもった物件らしく、お部屋は５畳の部屋には押入れクローゼット、５．５畳と７畳の部屋には、ウォークインクローゼットがとても広い空間なのが分りました。また、マンションの壁は『リノクロス』といっってオプションで色を選ぶ事が可能です。リビングとお部屋の間には、引き戸がありましたがレールが上にあるという訳でもないので、「開閉時の音で、上下階に住む方の迷惑にならないかな？」と心配でした。しかし、営業さんもその疑問に対して、大したフォローもなく。（笑）

台所は浄水器とディスポーザーと静音ワイドシンクのみが標準設備で食洗器はオプション扱い。静音ワイドシンクは、水音による音で人との話声を遮らないような効果をもつ設備仕様だそうです。ガスはガスコンロ式で設置しており、周辺のガステーブルの色が光沢のラメ入り調にあしらわれたデザインで、色がいくつかオプション扱いとして選べるようです。色が選べるオプションは、壁紙や床やキッチンなどの扉面材などなど。但し、選ぶにも期日があり１Ｆの契約者の方については締め切りが終了で、２Ｆは残りが若干、３Ｆから上まではまだ期日がある為、早めにマンションの契約をしてオプションを注文した方に限り選択の余地があるようです。とはいえ、期日に間に合わないと選べないというのも何だかなあって感じ・・・。

浴室や洗面所などを見学しても、特にこれといった大きな特徴はありませんでした。リビングのみ、床暖房が設置されています。電気代も、マンションが電力一括購入をしている為、月々の使用量が５％減額されます。バルコニーは、約２メートルの奥行きで、テーブルを置いてカフェが出来るような空間があります。マンションは、２箇所のカラットによる物戸があり、そこへ物干し竿をかけて洗濯物を干します。Ｄ２の間取りも後ほど案内されましたが、３部屋のうちただ１つ和室があったのが好印象でした・・・。

マンション内には、住人がシェア出来る為の施設がいくつかあります。パーティールームといって、ホームパーティーを開く際に１時間２００円で使用が可能です。マンションには、子供と親が一緒に共同で遊べるママズラウンジや、お客様が待機出来るホーミーラウンジなどがあります。こういう場所があると、子供を連れて公園や児童館まで連れて行かなくてもＯＫだし、服も汚される事なく遊べそうっ！

住んでから気になるのは、駐車場についてですよね？マンションの駐車場は平置きで１Ｆに１０５台のスペース、自走式で１Ｆから３Ｆまでの１９０台のスペースがあります。バイクは１１台にミニバイクは４４台、自転車が６９８台くらいが確保されています。月極めの駐車料金が１万円を下回る感じで東京の大都心に比べるとやはり低コストに抑えられていますね。

気になるマンションの価格帯は以下の通りです。
価格表は第１期２次と先着順の２種類を頂きましたが、先着順で承っている方を見るとこんな感じでした。


タイプ名+（階）　　　０（２階）　　　Ｃ３（４階）　　　Ａ（６階）　　　　　Ｃ４（１２階）　　　Ｂ２（１３階）



専有面積　　　　　６７．９６平米　　７５．５８平米　　８３.８３平米　　　７５．５８平米　　７７．０３平米
　


間取り　　　　　　　　　３ＬＤＫ　　　　３ＬＤＫ　　　　　４ＬＤＫ　　　　　　　３ＬＤＫ　　　　　　３ＬＤＫ


価格　　　　　　　２７５８万円　　　３２９８万円　　　３９５８万円　　　　　３４５８万円　　　３５１８万円




次回の第１期３次以降の登録日や受付締め切りについては、未定だそうです。いずれにしても１坪あたりの単価は、１４７万円と八王子にしては、やや高いような。ただ、１５０万円以下に切らないと売れなくなるという世間の評価もありますよね～。

マンションの土地の地盤は硬く出来ていて、良い土地にマンションを建てるのが条件という野村不動産独自のこだわりがあるそうです。近隣にはミニストップや子安市民センター、菊池眼科医院、鈴木耳鼻咽喉科、救急病院である清智会記念病院へは歩いて１２分。飲食店がマンション周辺にはあまりなかったのも、ちょっと不便かも。

強いていえば、近くにスーパーやドラッグストアなどがあると、立地条件としては文句なしの物件ではないかなと思う。便利なようで、生活していく上で肝心な要素が抜けているというか・・・。最後は、ご丁寧に布製バックに入った資料を営業さんから受け取り、マンションギャラリーを後にした。

このマンションの価格は、立地面においては妥当な金額なのかも知れない。ただ、営業さんに言わせると「これだけ最大規模な物件でこのような価格は無いです。」との事。でも、営業トークにおける「マンションのこだわり」を最大限にアピールする内容とは裏腹に、間取り・価格面・利便性から考えたとしても、あまりしっくりこなかったのが今回の物件に対する率直な意見ですね。