固定金利は無駄じゃない?変動金利は怖くない?【PART9】
221:
匿名さん
[2014-07-04 18:31:14]
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222:
匿名さん
[2014-07-04 19:47:57]
ある著名な経済学者の意見。
政府債務の残高はGDPの2.4倍であり、イタリアやギリシアの1.3倍を超え、世界最大であることは誰でも知っています。第二次世界大戦後の、戦費国債が積み上がっていた英国(GDPの2.4倍)に相当します。その後の英国は、20年間のインフレ(物価は4倍)、ポンド安、社会福祉のカットという3点セットによって、名目GDPに対する債務残高を減らしています(2013年は1.1倍)。わが国では、世界の歴史で最大級の政府債務が、これ以下はない低い金利(10年債:0.8%)で、波乱もなくファイナンスされてきたことにも驚きます。 その中で、13年4月から実行された異次元緩和は、インフレを誘発するための政策ですが、実際に1%、1.5%、2%とインフレに向かうと、市場の期待長期金利は、上がる傾向を示します。本書で繰り返し述べたように、国債が90年代までのように500兆円規模であり、GDPの1倍付近までのときなら、2%や3%の金利上昇によって国債価格が下がっても、それを保有する金融機関が蒙(こうむ)る損は小さく負担可能なもので収まったでしょう。予想損が小さいときは、金融機関も売りに殺到することはありません。政府債務が少ない時期なら、2%のインフレを達成しつつ、長期金利では2%や3%を続けるということも可能でした。 しかし現在は、政府部門の債務が1121兆円です。そのうち国債が950兆円(名目GDPの2倍)であり、1%の期待金利上昇であっても、国債の下落損が50兆円になるため、金融機関には先を争って売る項行動が生じてしまい。国債は、その日の売りの量が買いの量を超えれば、下落して金利は上がります。このようなときの加速する売りでは、1%だった期待金利が、短い期間に2%、3%と上がって行くため、国債の下落損も100兆円、150兆円と大きくなります。 いったん、国債価格に下落が生じると、金融市場は、借り換えの都度、2%なら20兆円に、3%なら30兆円に利払いが増えて行く政府財政のリスクを意識しはじめ、これが、期待金利を一層上げることに向かいます。こうなると政府は長期債の発行ができなくなります。発行した長期債は、価格が大きく下がって、金利が一層高騰するからです。長期債が発行できなくなると、既発国債は、満期の都度、短期国債に振り替わってゆきます。このため、意外に早く、政府は高くなった金利での利払いを迫られるのです。1%金利の金利上昇に対し、政府の利払いは10兆円(消費税の5%分)も増える方向になります。このため政府財政は、金利が2ポイント上がると、破産状態に向かって行きます。 財政の破産を宣告するのは、首相、財務省、日銀ではなく、国債を買う金融市場です。金融市場が、国債を売る量が、買う量より増やしたときが政府財政の破産です。銀行が企業に融資を停止し、返済を迫るのと同じことが、金融市場で国債が売り超(ちょう)を続けることです。ギリシアは、2011年10月に、事実上、財政破産しています。長期金利を見ると、2010年4月が10%、11年7月が15%、12年11月には30%でした。この金利が示すのは、欧州の金融機関がギリシア国債の売りに回ったということです。もちろん日本の経済は、ギリシアに比べれば格段に、次元が違って良好で強い。問題になるのは、政府の債務が名目GDPの2.4倍もあることです。ギリシアはひどく政府債務が多いとされてもGDPの1.3倍でしかないのです。 GDPの2.4倍の負債をかかえつつ、インフレ策をとるというのに、政府も日銀も、異次元緩和の政策においては、金利上昇のプロセスを想定していません。驚くべきことですが事実です。そしてもう一つ、期待金利が右記のようには上がらず、実質金利(名目金利-期待インフレ率)がマイナスのままで、インフレ目標を達成したとすれば、今度は、異次元緩和を停止する出口政策を採らねばならない。 早ければ、2014年末に来ます。遅くとも、2015年です。そのときは、日銀が買い込んで来た国債を売りマネーを絞らねばならない。当然、金利は急騰し、国債価格は下がります。マネーを絞るとは、金利を上げて国債価格を下げることだからです。これを金融市場の実際で言えば、出口政策に向かうと観測された時点から、金融機関による国債売りです。このとき、前段に書いたことが起こります。 では、この異次元緩和を2年、3年、4年、5年・・・と続けるのか? これは一層の円安、資産バブル(バブルはいずれ再崩壊)、7%を超えるインフレ、8%を超える金利に向かうことです。そして、超高金利になって投資コストが上がり実質GDPは成長しません。ただし、インフレによって、物価上昇を含む名目GDPに対する国債残は減って行きます。インフレは、金融資産の価値を下げると同時に、負債の価値も下げるからです。 |
223:
契約済みさん
[2014-07-04 21:45:15]
すごく無知でお恥ずかしいのですが、222さんは結局金利はあがるという結論ですか?
すみません、どなたか教えて下さい。 |
224:
匿名さん
[2014-07-05 00:14:48]
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225:
マンコミュファンさん
[2014-07-05 01:19:58]
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226:
匿名さん
[2014-07-05 09:56:32]
どのタイプのローン組もうが、もし、手抜き、欠陥住宅、マンションだったらそのローン高いわな。
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227:
匿名さん
[2014-07-05 10:10:53]
国債の利払い費用も浮いたし、年金運用も10兆増したってね。前の政権より数倍良いね。
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228:
匿名さん
[2014-07-05 14:30:34]
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229:
匿名さん
[2014-07-05 15:10:18]
>228
>そこの少し先にもきちんと見解を投稿してる。 とは、ギャグのつもり!? こんなところに長文書いてる単なる自己満野郎だろう(笑) 鵜呑みにしてるワケではなくて、あんたに騙されそうな可哀相な人がいそうだから、対極の意見コピペしただけだよ。 |
230:
匿名さん
[2014-07-05 15:15:26]
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231:
匿名さん
[2014-07-05 15:54:51]
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232:
匿名さん
[2014-07-05 16:01:50]
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233:
匿名さん
[2014-07-05 16:09:01]
>232
確かに言われるが、馬鹿なのは周りの方。 |
234:
匿名さん
[2014-07-05 18:35:48]
やっぱり、いつものコピペしか出来ないハイパーインフレ君か。
なかなか現実が妄想通りに向かわないからか、最近元気が無いね。 |
235:
匿名さん
[2014-07-05 20:34:26]
洞察力ないね。
だから頭悪いって言われちゃうんだよ(笑) |
236:
教えてください!
[2014-07-06 17:45:35]
みなさんにアドバイス頂きたく投稿します。
夫(年収600万)+妻(専業主婦)+子供(小学生、未就学)の四人家族です。 今、新築3400万の住宅ローンを組もうと思っています。頭金を300万用意していましたが、車が2台壊れてしまいなくなり、フルローンの予定です。 ハウスメーカーにはフラットではない?35年固定金利か3年固定どっちにするかと言われています。 夫は特殊公務員ということもあり、リストラや大幅な給料カットはありませんが変動金利というのも素人の私はとても不安です… みなさんのお話お聞かせください! |
237:
匿名さん
[2014-07-06 20:02:28]
特殊公務員ってナニ?
特殊法人に勤める公務員? |
238:
匿名さん
[2014-07-06 20:28:02]
何れにしても公務員なら倒産ないんだし変動でギャンブルするよりも
全期間固定で手堅くいきたいとこだな。 まあ変動金利の心配で一日の大半をここで過ごすのもありだと思うが ここの過去スレ見て大局的見地で判断してみてください。 |
239:
匿名さん
[2014-07-07 09:42:25]
>236
その家族構成だと、保険の控除などを考慮すると年間の所得税は10万~15万程度かな。 住民税控除+97500を含めても2000万~2500万を超える分は、住宅ローン減税の控除を受けられない。 更に数年後には未就学幼児も控除対象になる。 結局年間のローン返済予定はどの程度を見込んでいるかによって変わる。 15~20年で返済してしまう予定なら変動も選択肢、35年かけて返済するつもりなら固定しかない。 変動にする場合、住宅ローン減税で所得税+97500を年末のローン残高の1%が超えるまでは繰上を優先、年末ローン残高の1%満額控除されるようになったら逆ザヤ期間は貯蓄、逆ザヤがなくなったらまた繰上が理論上もっともローン支払い総額が減る可能性が高いと思う。 固定にして変動との金利差を掛け捨て保険と割り切ってしまうなら固定もあり。 間違えても、ここに延々と張り付いている固定さんの様にはならないこと。 固定にする最大のメリットである金利に対する不安解消の意味がなくなり、変動と逆の意味で金利に対する不安を抱えることになってしまうからね。 |
240:
匿名さん
[2014-07-07 12:44:15]
↑頭悪いって言われたこと、相当根に持ってんな。
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日本の場合経済が好調であればまず法律で決まった増税が先に来ますし、財政赤字を減らすため各種社会保障の負担が増えることが予想される状況ですので、経済に与えるインパクトの強い利上げはアメリカよりも困難と思われます。
個人的な予想では、このまま揺らぎつつ景気拡大が続いたとしても来年の増税後にテーパリング開始、アメリカより時間をかけて1年半程度でテーパリング完了まで持っていき、1年程度期間をおいて0金利解除が最短でしょう。
つまりこのままオリンピックまで好景気が続いたとして
H28年01月頃:テーパリング開始
H29年06月頃:テーパリング完了
H30年06月頃:0.2%の利上げ
H30年12月頃:再度0.2%の利上げ
でやっと通常の最低金利とされる0.5%と言うところでしょう。
現在の0.775%程度の金利から0.4%上がったとしても1.175%、通常利上げ1回は0.25%ですのでここから1%上げるには4回の利上げが予想されますから年に2回利上げがあったとして早くても2年後のH32年12月頃に2%が最短、常識的に考えれば途中景気後退をはさみ数年は遅れると予想します。
勿論日本が財政破綻してしまう可能性も0ではありませんが、その場合変動だと破綻して固定にしていたら助かるという可能性もほとんどないので、個人的には変動にして逆ザヤがなくなった時点で早目に繰り上げてしまうのが、最も低コストで最も効果の高いリスク管理だと思いますよ。