はじめまして。
ただ今、マイホームを検討中です。
営業マンとの会話の中で、「当社は土台に、米ヒバやヒノキを使っております。なぜなら木の成分により、防蟻効果が得られるからです」と。
しかし、近年の高温で乾燥させている木材は、熱により木の成分が壊れ、防蟻効果とうが激減していると聞いたことがあるのですが。
営業マンの話と又聞き(うろ覚え)の情報どちらが正しいのでしょうか?
[スレ作成日時]2013-10-28 17:44:02
木の成分のフィトンチッド等について教えてください。
1:
匿名
[2013-10-29 15:06:05]
フィトンチッドには昆虫や微生物の忌避効果があるようですが、米ヒバでも桧でも白蟻対策としての防蟻効果は無いと思われます。腐りにくい防腐効果なら、ある程度は期待できそうですけど。又、高温乾燥と防蟻効果の程についても、関係は無いと思われます。
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2:
匿名さん
[2013-10-29 15:51:54]
科学的な検証はされてはいないでしょうね。
しかし古い家(自然乾燥材の家)は大体30年位経つとシロアリ等に食害されるそうです、シロアリの駆除業者が経験から言ってます。 検証はないですが自然乾燥材なら30年程度は忌避効果が有るのではないでしょうか。 家の条件により忌避効果の長さも影響すると推測できます。 シロアリの食害は色々な条件で異なりますから大丈夫とは断定できませんが木も簡単に虫害に有っては種の保存を出来ませんから忌避効果は有ると推測できます。 古い家でカメムシに悩まされていた方が杉のログハウスを建築したらいなくなったそうです、黒蟻には忌避効果はないようです。 杉の葉燻しも効果が有るようです。 高温乾燥木材は忌避成分が無くなりますので駄目です。 シロアリ被害が増えてるのは昔より床下通気性が劣り、自然乾燥材が少ないためと推測します。 |
3:
匿名さん
[2013-10-29 16:03:43]
>スレ主さん
フィトンチッドによる防蟻効果は十分に見込めます。しかし、フィトンチッドは揮発性物質であるため無限のものではありません。また、いくらヒノキやヒバでも、人工乾燥を行う際に、水分と共に木材からヒノキチオールといったフィトンチッド成分が抜け出てしまうため、10年程度で再塗布が必要になります。 自然乾燥材を用いた時代では「ヒノキで建てられた家は、蚊も寄り付かない」と言われる位、フィトンチッド効果があったようですが、残念ながら人工乾燥が用いられるようになってからは、そこまでの効果が期待できなくなったというのが実情だと思います。 木材を安定供給するためには、自然乾燥では間に合わないため仕方ないことかもしれませんが、いささか残念な話ではありますね。 |
4:
匿名さん
[2013-10-29 16:08:21]
フィトンチッドではなく、ヒノキチオールの話でしょう。
日本のヒノキにはヒノキチオールはありませんよ。 青森ヒバにはありますが。ヒバ精油とか。 防蟻にせよ防腐にせよ永続性が高いのは他スレでもありましたがホウ酸処理。 農薬由来の薬剤処理は安全性が乏しい上に揮発するから持続しないそうです。 確かに農薬の効果が長期間持続したらポストハーベスト問題になりますしね。 |
5:
匿名さん
[2013-10-29 16:19:07]
その営業のコメントは、単に特定樹種を使ってると言いたいだけでは。
公庫や長期優良等が絡まない限り実際それだけで防蟻処理そのものをしないケースもままあるから。 |
6:
匿名さん
[2013-10-29 16:28:14]
ヒノキチオールもフィトンチッドの1種なのよね。
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7:
匿名さん
[2013-10-29 16:49:43]
フィトンチッドというのは造語で科学的用語ではありません。ヒノキチオールは化合物です。ですから非科学的な造語の一種という表現はあまり適切と思えません。
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8:
匿名さん
[2013-10-29 17:12:09]
フィトンチッドは総称であって、有名なヒノキチオール以外にも様々な種類があるようです。
国産の桧にヒノキチオールが含まれていないにも拘らず、「桧造りの家には蚊が寄り付かない」という言い伝えや「桧でまな板を作る」等の経験による先人の知恵を考えると、やはりある程度の効能があると考えても良さそうですね。 |