省エネ暖房として床下エアコンが注目されています。
ネットで調べると、高高では24時間型と蓄熱型(深夜電力利用)があるようです。
電力料金やピークシフトの面から考えて蓄熱型の方が利があるような気がしますが、翌日の深夜時間帯まで暖房エネルギーが持続できるのか心配です。
又、蓄熱型だと床版コンクリート下には断熱材は不用だと聞いています。
当方はⅣ地域でQ値2.3、C値1.0、延べ床面積30坪、家族4人を予定しています。
床下エアコンは導入実績もまだ少なく、設計者に聞いてもよく知らないそうです。
24時間型だと床版下に断熱材を敷いたほうが効果的ですが、蓄熱式だと地中に蓄熱するため床版下には断熱材は不用だそうです。
この掲示板でも床下エアコンのスレはありますが、そういった角度からの検討がありません。
是非、皆さんのお知恵を聞かせてください。
1、床下エアコン暖房は24時間型か蓄熱型か。
2、床下エアコン暖房に基礎床版下断熱材は必要か不必要か
[スレ作成日時]2013-10-27 17:04:20
床下エアコン暖房は24時間型か蓄熱式型か。
581:
匿名さん
[2014-01-06 16:37:19]
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582:
495
[2014-01-06 23:40:48]
Ⅲ地区 床下エアコン1年目深夜8~10時間蓄熱運転時の電気代
・12月分電気代(12/2~1/5 35日分):28,115円 (803.3円/day) 昼間349kWh 夜間1263kWh ・建屋:1F 22.58坪 2F 16.9坪 ・エアコン設定 32℃ 22時~翌朝8時(基本深夜10時間運転) ・リビング平均温度 23.08℃ ※諸事情によりあえて高め狙いで運用しています ・12/2~1/5平均外気温 7時~21時 8.39℃ エアコン停止時 22時~8時 4.51℃ エアコン稼動時 全平均 6.66℃ ・12/21~1/5の床下エアコン平均使用電力 23.1kWh/day (252.3円/day) ※電力データを取り始めたのが12/21のため ・1ヶ月の予想床下エアコン電力使用量 23.1×35 = 808.5kWh (8812.7円) できれば電気代は2万円程度に抑えたかったのですが、思ったより 電気代がかかってしまいまったようです。 (エアコン以外の部分で2万円かかってるので無理ですね(笑) 夜間蓄熱のみで1Fリビング温度22度キープしています。 朝24℃→夜22℃といった感じです。 2Fは20℃~19℃をキープしているようです。 1Fでもリビング→洗面に向かうと1℃程低くなっておりますが 極端なヒートショックを感じる程ではありません。 現在の運用方法でも電気代以外に不満は無いのですがいろいろ 試してみるのは楽しいのでもう少しいじってみる予定です。 |
583:
495
[2014-01-07 00:48:13]
>576
アクティブさん、興味深い実験報告ありがとうございます。 作ってしまった基礎を床下AC用に作り変えることは不可能に近いので、 欲を言えば・・・「空気循環無し区画有り」と「空気循環が有る区画有り」 の条件も有れば、区画が有る基礎の場合の対策案として有効かどうかも 考察できたのかな、なんて思いました。 (自分でやれと言う話ですねorz) さて、少しはなしが飛びますが、温度の平準化について最近思うことがあります。 床下ばかりに気が行きがちですが、床上もエアコンが効率よく運転できるように 空気の流れを作ってやることも重要ではないかと考えるようになりました。 空気の流れを作れば必然的に温度の平準化に繋がります。 さらにエアコンが床上吸気の場合、冷たい部屋からエアコンに空気が循環するように サーキュレーター等を設置すれば、 「エアコンの冷たい空気をエアコンに取り込んで暖める効率運転」と 「エアコンセンサーが低温感知するためエアコンの高出力運転」 に繋がると思うのです。 |
584:
495
[2014-01-07 01:01:30]
>583
床上攪拌補足 床上サーキュレーターは音がうるさいとでていました。 補足として、寝静まった深夜時間のみの運転を考えていました。 さらに、静穏タイプのサーキュレーターもあるみたいです。 http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076319948?searchno=3 弱運転など実生活にストレスを感じないよう折り合いをつけながら運用するのが 良いのではないかと考えます。 |
585:
匿名さん
[2014-01-07 09:14:47]
>584
優れ物のサーキュレーターですね。 2階の天井付近かまたは冷たい部分の空気を吸い込み床下のエアコンに送り込むのが良いかも? フランチャイズ系の家と似てきます。 屋根裏エアコンで屋根裏から0.4~0.5m位の角ダクトで床下に送り込んで家全体の空気を循環させてます。 アクティブ小屋は平屋ですが室内と床下の循環ファンが有ります。 普段は循環させていません、日射による室内のオーバーヒートの冷却用です。 深夜の蓄熱時に循環させますと当然室温が上昇します、就寝時は室温は低めが快適ですから止めてます。 起床時に頭寒足熱の最高の温熱環境になります。 エアコンの能力不足か循環させると床下の蓄熱が不十分になるようです? byアクティブ |
586:
匿名さん
[2014-01-07 09:28:34]
床下エアコン初心者
>495さん 恐縮ですが、もしよろしかったらご教授いただきたいのですが。 2階の温度が19℃~20℃、これは床下エアコン可動だけで実現しているのですか? 2階エアコンの稼働状況は? Q値がすぐれていそうなので換気は1種換気の熱交換ですか? もしそうだとすると2階の温熱環境が良いのは熱交換の影響もありそうですか? |
587:
匿名さん
[2014-01-07 09:59:24]
床下エアコン初心者
>582 私から見ればすごく理想の環境が確立されているようで羨ましい限りです。 >「エアコンの冷たい空気をエアコンに取り込んで暖める効率運転」と >「エアコンセンサーが低温感知するためエアコンの高出力運転」 同感です。 495邸のエアコンセンサーは床上でしょうか? もしそうだとすると、設定温度にはなかなか達せず、絶えず高出力運転になるのではないでしょうか? 床上の空気を床下へ送風するとなると床下から床上のリターンはどこになるのでしょうか? 設定温度32度で間欠運転をするとなるとエアコン付近が高温になっているということでしょうか? 的外れだったらすいません。 |
588:
匿名さん
[2014-01-07 10:31:58]
悪恥部さんの実験を見てみますと基礎への蓄熱は不可能っぽいですし、下からエアコンの温風を廻すためということであれば、基礎に拘る必要もなくM沢ホームが特許を持っていた床下の「蔵」的空間を一階下に設置してエアコンを稼動させる手もありそうですね。
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589:
匿名さん
[2014-01-07 11:18:01]
>588
何を言ってるか理解出来ません、一つ一つの説明をよろしく。 >蓄熱は不可能っぽい ? >エアコンの温風を廻すためということであれば、基礎に拘る必要もなく ? 全館空調もどのように風を廻すかが全て、基礎を拘らなくては難しそう。 >床下の「蔵」的空間を一階下に設置してエアコンを稼動させる手もありそうですね。 「蔵」的空間と床下の違いとは? |
590:
495
[2014-01-07 23:39:39]
>床下エアコン初心者さん
質問をいただいたのでお答えいたしますね。 Q.2階の温度が19℃~20℃、これは床下エアコン可動だけで実現しているのですか? A.ほぼ、床下エアコンのみです。 子供が小さいのでお風呂上りに20分ほどスポット的に1Fの和室のエアコンをつけることがありますが 大勢に影響はなさそうです。 Q.2階エアコンの稼働状況は? A.2Fはまだ居住空間として使用しておらず、エアコンを取り付けていないので稼動ゼロです。 Q.Q値がすぐれていそうなので換気は1種換気の熱交換ですか? A.はい。熱交換型の第一種換気がついています。 Q.もしそうだとすると2階の温熱環境が良いのは熱交換の影響もありそうですか? A.熱交換の影響は比較するものがなく体感でも良くわからないのが実情です・・・ ただ、思い返せば結露のため、12月の途中で排気をMAXに上げたのですが室温が下がった等の 影響は特に感じなかったので熱交換は効いているのかもしれません。 また、2Fの温熱環境が良好なのは 1.リビング階段を使用している(吹き抜け無し) 2.リビングの平均温度が23度と高めで推移している。 3.Q値の影響(具体的にどのくらいのQ値かはわかりません・・・) の3つのファクターも効いているのかな?とは思います。 Q.495邸のエアコンセンサーは床上でしょうか? もしそうだとすると、設定温度にはなかなか達せず、絶えず高出力運転になるのではないでしょうか? A.おそらく床上にセンサーがあると思います。 ただ、今までデータを取得してみて、床上センサーでも床下の熱こもりの影響はモロに受けるようです。 Q.床上の空気を床下へ送風するとなると床下から床上のリターンはどこになるのでしょうか? A.リビングの窓際コールドドラフト用に設置した2個のガラリになります。 Q.設定温度32度で間欠運転をするとなるとエアコン付近が高温になっているということでしょうか? 的外れだったらすいません。 A.高温になっているようです。エアコン周りの温度が高いとき(熱篭り)はエアコン出力も下がる傾向があります。 と言うのも、エアコン周りに温度ロガーを置いて、電力量計でエアコンの消費電力を見れるようにしているのですが、 温度と消費電力の関係が面白いほど顕著に出ています。 床下エアコン成功の鍵はエアコン周りの熱篭り解消にあるのでは無いかと推測します。 |
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591:
匿名さん
[2014-01-08 13:02:57]
床下エアコン初心者
>495さん 色々とご親切にありがとうございます。 拙宅もエアコン付近の空気をちらすようにしたら改善されました。ありがとうございます。 拙宅の今月の電気代は2万4千円でした。 まったく暖房していない時期と比べ1万5千円程度の増なので、暖房費がそのくらいかかっていることになります。 室内温度20℃強、日中日当たり良好。 まだまだ理想には遠いのですが、こちらの冬は長いので色々と試せそうです。 |
592:
220
[2014-01-08 15:22:18]
Ⅳ地域に住む、旧次世代省エネ基準住宅の床下エアコン暖房の1週間分の実績値をアップします。
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593:
220
[2014-01-08 16:54:14]
495さん、いつも丁寧なデータを載せていただき色々と参考になります。
不利な基礎形状にもかかわらず、Ⅲ地域で40坪近くの広さで暖房費が9000円/月とは恐れ入ります。 それも平均室温が23℃維持しているから、尚更驚きです。 やはり、床下エアコンは蓄熱利用に限ると、意を新たにしました。 明け方から深夜までたったの2℃程度の温度低下で済むのですから、深夜電力利用の蓄熱暖房を利用しない手はないのではないでしょうか。 平屋に関しては拙宅のデータもあり、蓄熱利用には確信がありましたが、2階建ての住宅はデータもなく、蓄熱利用に関しては未知数でした。 495さんはそれを見事に実証してくれました。 これだけの蓄熱エネルギーが何処に蓄積されているのか、課題も増えてきました。 1階と2階の温度差を考えると、蓄熱源は床下あるいは1階と推測できます。 昨年からデータアップしてきたものを抽出して分析表を作成してみました。 暖房消費エネルギー量と室内外温度差は、分析表を見ると二次関数的な変化をしているのが伺われます。 つまり、室温を19℃から20℃にアップするためのエネルギー量と、20℃から21℃にアップするためのエネルギー量は明らかに違っていて、室温が高くなるほどエネルギー効率も悪いみたいです。 1週目と5週目は倍近く節電効率がダウンしています。 あくまで推測ですが、495さん宅の1階の室温を拙宅と同じ室温設定すれば、暖房費は約半分程度にはなるのではないでしょうか。 言い換えれば、拙宅を495さん宅の1階と同じ室温(23℃)にするなら、12月度で6700円ほどの暖房費が発生すると推測されます。勝手な推測ですので悪しからず。 |
594:
匿名さん
[2014-01-15 12:33:18]
全国的に冷え込んでるようですがどうですか?
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595:
220
[2014-01-15 20:23:47]
Ⅳ地域に住む、旧次世代省エネ基準住宅の床下エアコン暖房の1週間分の実績値をアップします。
少し気になる数値もあります。 |
596:
220
[2014-01-23 08:36:59]
Ⅳ地域に住む、旧次世代省エネ基準住宅の床下エアコン暖房の1週間分の実績値をアップします。
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597:
匿名さん
[2014-01-23 08:43:54]
氷点下になることも多い時期ですが、
霜取り運転とかで効率落ちないですか? |
598:
220
[2014-01-23 09:34:45]
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599:
匿名さん
[2014-01-23 09:34:55]
Ⅳ地域も日中以外は氷点下となる東北南部、関東北部から、太平洋岸の四国、九州まであまりに幅広いですからね。
霜取りで止まらなくても氷点下になれば効率は非常に落ちます。 |
600:
匿名さん
[2014-01-23 09:35:55]
室外機がうるさいと苦情がきたので、どうしようもなくて、寝てから6時まで切るようにしました・
そうすると午前中は寒さがちょっと堪えます。 子供達が早く着替えるので、特にかわいそう。 |
そうですね、予想以上に風量は有りますね、消費電力も少ないですね。
使った事は有ります、五月蠅いので手放しました。
床下と室内の循環ファンは室内設置しましたが五月蠅いので床下へ移動させました。
990m3/hの風量が有れば通路次第でかなり平準化すると思います。
byアクティブ