1000レスになったのでその5を立てました。
その4:http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/343558/
[スレ作成日時]2013-09-19 14:15:00
\専門家に相談できる/
【その5】直床の方が遮音性高い気がします。
271:
匿名さん
[2013-09-27 17:57:36]
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272:
匿名さん
[2013-09-27 18:20:53]
直床は柔らかいシートだからね。同じシートなら二重床の方がLLは性能高いですよ。
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273:
匿名さん
[2013-09-27 18:33:24]
↑
意味不明。 |
274:
匿名さん
[2013-09-27 18:47:33]
>>271
直床のLLが高いのはクッション材を敷けるからで、 クッション材を厚くすれば厚くするほど防音性は高まります。 しかもクッション材は原価が安いので、LL4やLL5は難なく実現できます。 ただ直床のLL5はかなりふにゃふにゃでデベは通常採用しないと思いますよ。 二重床ではクッション材が使えないので、 クッション材に相当するのがゴム足や床板の合板部分になりますが、 ここの性能を高くするのに各社工夫を凝らしているところですね。 |
275:
匿名さん
[2013-09-27 19:07:49]
>クッション材は原価が安いので、LL4やLL5は難なく実現できます。
原価の問題ではなく、構造の問題です。 直床構造が二重床に比べて総じて安いことは事実ですが、安い原価で同等以上の性能を引き出せるという構造であるということは、製品としても消費者としても良いことですね。 しかし仰るように「原価が安いから遮音面にコストを潤沢に使える直床」と「原価が元々高いため遮音性にまでコストをかけられない二重床」という側面は実際問題大いにあります。事実、制振シートを敷きこんでいる二重床マンションは極々少数です。 >ただ直床のLL5はかなりふにゃふにゃでデベは通常採用しないと思いますよ。 ⊿LL(Ⅰ)-5級は流石に直床でも厚いクッションを付けたフローリングを普通に敷くだけでは実現できません。 通常の倍以上ある厚手でコシのあるクッションシートをフローリング施工前に敷き込むため、⊿LL(Ⅰ)-4の一般的な製品に比べて歩行感は逆にしっかりしています。昔のLL-40直床フローリングとはまた別物なんですね。 >二重床ではクッション材が使えないのでクッション材に相当するのがゴム足や床板の合板部分になりますが、ここの性能を高くするのに各社工夫を凝らしているところですね。 二重床でも直床クッションを使うことができますよ。事実、大成建設が開発した高遮音性の二重床は直床用クッションフローリングを使用しています。そこまでやれば一般的な直床の性能を凌駕することができます。また、大成建設は現行の金属脚式二重床の部材を工夫をするだけでは根本的な遮音性向上は見込めないと考え、これまでの構造を脱却し、一見旧式にも見える根太式を徹底的に改良した形状にしている点が興味深いですね。 大成建設技術センター報 第 41 号(2008) http://www.taisei.co.jp/giken/report/2008_41/paper/A041_043.pdf |
276:
匿名さん
[2013-09-27 19:17:46]
>>275
> ⊿LL(Ⅰ)-5級は流石に直床でも厚いクッションを付けたフローリングを普通に敷くだけでは実現できません。 それは認識間違ってますよ。クッション材の厚みを変えるだけでΔLL5にしている製品はたくさんありますよ。 > 二重床でも直床クッションを使うことができますよ。事実、大成建設が開発した高遮音性の二重床は直床用クッションフローリングを使用しています。そこまでやれば一般的な直床の性能を凌駕することができます。 こういう工夫を、今各社手掛けてるところでしょうね。大成だけじゃなくて下請けのメーカーとかもいろいろやってます。 |
277:
匿名さん
[2013-09-27 19:25:37]
>それは認識間違ってますよ。クッション材の厚みを変えるだけでΔLL5にしている製品はたくさんありますよ。
本当ですか!それは凄いですね。 私も不勉強だったようです。 |
278:
匿名さん
[2013-09-27 19:28:22]
大成建設の高遮音二重床(特認:⊿LH(Ⅱ)-3相当)実験でもう一つ注目すべきところは、直床用フローリング単体の重量床衝撃音レベル低減量を抜き出して計測していることです。
図の黄色のライン(△プロット)がそれです。 全域でマイナス(騒音増幅)側に入らず、二重床の特認(⊿LH-3)基準を大きく上回り、直床フローリング単体で優れた性能を示していることがわかりますね。しかし唯一63Hz帯で基準の+5dBに達していないので⊿LH(Ⅰ)-4級にはわずかに届いてないようです。 |
279:
匿名さん
[2013-09-27 19:32:22]
いや、いや、なんと有益な!
勉強させていただいております。 このようなレスは大歓迎です。 ありがとうございます。 |
280:
匿名さん
[2013-09-27 19:45:56]
http://bankyo.co.jp/product/mansions/ype.html
二重床の標準型でもこのくらいの性能を出せているのだから、 もはや直床とほとんど変わらない気もしますね。 数年後のマンションならもっと静かになっているかと思います。 |
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281:
匿名さん
[2013-09-27 19:59:08]
>280
これでも63Hz帯で0dBに達していないのから⊿LH(Ⅱ)-2だね。 普通に使われるフローリング材でもかなり性能が高くなってるんだ。 これだと重量衝撃音でも直床と遜色が無い。 後は施工だね。カタログデータどおりに施工してもらうことが本当に重要。 これが今後二重床の性能が上がってきても問題となってくるだろうね。 |
282:
匿名さん
[2013-09-27 20:07:13]
実は万協フロアーって「普通タイプ」でも「普通」じゃないんですよ。
万協フロアーは特許のスラブロックの効果が出ていますね。 この特許技術によって自社測定では63Hz帯で普通より+8dBの大きな改善ができているようです。 (消費者としては他の二重床メーカーにも使わせてあげてほしい技術です。) また重量床衝撃音の評価中心周波数はスラブ共振帯域である63Hz帯であることが大きなポイントです。 63Hz帯での数dBの差は実感として大きく出やすく、かつそこでの数dBの改善はなかなか難しいというのが実際で、改善するためにどのメーカーも結構大掛かりなことをしていますよね。 万協フロアーも9.5mm厚の制振ボードを追加した「新制振タイプ」にして数dBの改善を図り、ギリギリ⊿Lh(Ⅱ)-3級の性能を実現しています。 将来的にはこの新制振タイプレベルの性能を持つ二重床が全面的に普及することを願うばかりです。 |
283:
匿名さん
[2013-09-27 20:18:14]
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284:
匿名さん
[2013-09-27 20:28:13]
フクビとかいう会社もそこそこ良いね。
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285:
匿名さん
[2013-09-27 20:31:09]
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286:
匿名さん
[2013-09-27 20:34:44]
「二重床ならスラブ厚270mm以上を選びましょう」
でいいじゃない。 |
287:
匿名さん
[2013-09-27 20:37:23]
⊿LH(Ⅱ)−3以上の高遮音性の二重床だと、どれも制振材を使っているようです。
三洋工業 LCU−WS4 ⊿LL(Ⅱ)−3 ⊿LH(Ⅱ)−3 制振材4厚 LCU−WS6 ⊿LL(Ⅱ)−4 ⊿LH(Ⅱ)−3 制振材6厚 淡路は制振シート8mm仕様で ⊿LL(Ⅱ)-4、⊿LH (Ⅱ)-4という高スペックな特認二重床を生産しています。 フクビは二重床大手で唯一全品旧LL規格のままで⊿L(Ⅱ)規格を取得しないメーカーなんだよね。 残念。一体何故。 あと、高性能二重床でも意外と⊿LL(Ⅱ)-4ってのが少ないことに驚きます。 制振材併用で⊿LH(Ⅱ)−3級の良い二重床は開発済みなのだから、なんで実際のマンションではこのような制振シートを採用しないのか。。。 これは単純にデベ側の問題でしょう。 消費者側が「二重床は選ばなければならない」ことをしっかり自覚しないと、今後も良い二重床の供給がされなさそうな気がします。 |
288:
匿名さん
[2013-09-27 20:38:49]
インテックは標準品が特別評価方法認定されているので、
恐らくΔLH=0扱いなんじゃないかな。こうなると直床と完全に同等。 > 品確法・性能表示制度 > 「特別評価方法認定」大臣認定 > 認定番号 : 243(重量) / 244(軽量) http://www.nichieiintec.jp/infill/genre/9/1.html |
289:
匿名さん
[2013-09-27 20:40:02]
>>286
いや今のスレの流れだと、直床と同等のスラブ厚でOKになってきてるよ。 |
290:
匿名さん
[2013-09-27 20:53:10]
>>288
インテックは制振材10mm+特殊リング形状吸音材という合わせ技で特認を得ています。 すごくおもしろい、見たことない形だ。 残念ながら制振材無しで直床同等の⊿LH-3以上を実現している二重床は無いから、二重床には制振材が必須。 これを標準化していければ直床同等の遮音性を期待できるのでしょうね。 具体的に制振材を使ってる二重床マンションってどのあたり? |
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どれもマイナス側には振れず、レベル低減量がプラスの遮音側になっています。
実生活の騒音で問題になるのは重量床衝撃音の方が多いようですね。
直床においては旧LL-45規格のフローリングが、そのまま⊿LL(Ⅰ)-4を取得ができている現状があります。
http://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/anexnt/index.html
http://www.daiken.jp/b/yuka/10_033.html
そのため現在直床の殆どが⊿LL(Ⅰ)-4であり、別体シート式では⊿LL(Ⅰ)-5級を測定する製品が出てきています。
一方、空気層を持ち、下地剛性が直床に比べて弱い二重床は、現在でも⊿LL(Ⅱ)-2〜⊿LL(Ⅱ)-3が主流。
直床とは違い、旧LL-45規格の二重床でそのまま⊿LL(Ⅱ)-4を取得することができないという現状があります。
(旧LL-40規格製品ですら、その多くは⊿LL(Ⅱ)-3に留まります。ここが二重床の苦しいところです。)
http://bankyo.co.jp/product/index.html
各メーカー最上級の遮音シートを併用するなどした二重床でやっと⊿LL(Ⅱ)-4に達しているというのが現状です。
(実際のマンションで⊿LL(Ⅱ)-4が採用された事例があれば教えてください。)
旧試験のLL-45等の規格では軽量床衝撃音は二重床に利があるように見えていましたが、⊿LLにかわったことで二重床は残響室試験が禁止され、実際のマンションに近い環境での試験となったため、多くの二重床製品が⊿LL、⊿LH共に成績を落とす結果となってしまいました。
直床では選べる⊿LL(Ⅱ)-5クラスの高遮音製品は、まだ実用化すらされていません。