2013.08.28屋根裏を点検したところ、棟木周りに熱気が滞留していて、結露・黴が発生していました。
引渡しから15か月程しか経っていませんが、恐らく結露を繰り返した結果、ポツポツと黴が生えたのだと思われます。
屋根断熱材をくり抜いた形で設置されている「空気取入口」と称する穴に手を翳すと、すごい熱気で忽ち手が濡れました。
エアパス概念図では、屋根面を上ってきた空気がこの「空気取入口」から小屋裏に入り、それが「小屋裏換気口」から空に向かって放出されるように描かれていますが、実際は「空気取入口」は「小屋裏換気口」より高い位置にあるので、高い位置から出た熱気が低い開口部へは流れておらず、「小屋裏換気口」上部も結露しています。
また、「小屋裏換気口」エリアは屋根の長さの1/4程しかありませんので、滞留している熱気で棟木周りが蒸しあげられている状態です。
とりあえずこの「空気取入口」を塞ぐことを考えたのですが、本来なら屋根通気層から棟換気へ排出すべき夏の日射熱を、エアパス工法では屋根裏に取り入れてしまっているので、塞いでしまうとこの日射熱を閉じ込めてしまうことになります。
断熱材に開けられた穴を塞ぐと同時に、通気層を本来あるべき形に修復する必要があると思っていますが、大工事になってしまいます。
気休めに天井点検口を開け放して家中の窓を開けていますが、このままでは棟木の結露が繰り返され、木材強度が落ち、屋根が支えきれなくなると懸念しております。
いろいろ調べていて、この掲示板に「四季工房の家は結露がすごく被害者の会も出来ている」との書き込みを見つけました。
屋根がこういう状態なら、見えなくなっている壁の中もどうなっているのか本当に心配です。
その会にコンタクトを取って解決策をご教示いただきたいと思っているのですが、探せませんでした。
四季工房の家の結露に対処された方、どのように解決されたか教えてください。
[スレ作成日時]2013-09-08 16:59:23
四季工房の家の結露に対処された方、どのように解決されたか教えてください
531:
湿気に少し詳しい人
[2014-10-17 08:27:28]
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532:
匿名さん
[2014-10-26 00:37:05]
海外にも四季工房の家が建つようです。
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533:
あ
[2014-10-26 11:22:00]
>>湿気(水分)が何処で加わったか究明すれば解決できるのでは
普通に部屋の窓開ければ外気に湿気が含まれる。 結露は、家が息出来ないから起きるんだよ。 エアバス工法調べたけど、理論は合ってるけど、家に必要な給気排気が小さ過ぎて、換気しきれてないんじゃない? 屋根裏の外壁にガラリの換気口を作ったり息がしやすくしてあげれば少しは改善するとおもうけど。 原因は家が息詰まってるってこと。 高機密住宅だけど、空調工法が悪いんだと思う。 |
534:
湿気に少し詳しい人
[2014-10-26 12:05:39]
|
535:
匿名さん
[2014-10-26 12:16:55]
さいたまの展示場で見ていい家だと思ってましたがこのスレと出会って良かったです。
【一部テキストを削除いたしました 管理人】 |
536:
あ
[2014-10-26 12:34:19]
>>534
>>13:00の外気温度は知りませんが35℃で湿度100%(まず有りません)でも露点は35℃です。 文脈はしっかりしてるけど、言ってる事は小学生でもわかること。 日中は外気の方が高いし、結露になるわけない。 常温のペットボトルに結露するか? データ、データっていうけど、検証数が少ない統計の出ていないものはデータとよべない。ただの観測グラフ。その年はそうだったってだけ。 結露が出ているのは事実で、原因や性能の不備があるからだろ。 どちらにしろ、施行不良なんだよ。 エアバス以外のげんいんかもしれないし。 データで昼間は結露はまずありませんって当たり前だろってだけ。 押し切るなよ。困っている人がいるんだから、弊社は問題ありませんったって、家主の普通の生活環境で結露とカビに悩ませられる訳無いんだから。 今更変え用が無いから、どれならどうするか?だろ?ダダこねて双方納得いく結果になるわけないだろ。 13時だかしらねぇけど、スレ主は結露に関する時間記述はしていない。 データと数字を使って、正論かのように問題をズラすなよ。 あんたの家の工法を書いてみなよ。 在来?ツ—バイ?発砲ウレタン断熱? |
537:
あ
[2014-10-26 12:54:29]
それと、観測データ作るなら定点決めて四季通して何年も観測しなきゃ、役立たずだからな。
そのデータみたけど、一日だけじゃん。日本は季節で湿度変わるんだぞ? |
538:
湿気に少し詳しい人
[2014-10-26 12:58:54]
>536
四季工房とは無関係、解決を模索しない四季工房を擁護する気はありませんむしろ批難します。 >言ってる事は小学生でもわかること。 そうですよ、普通ではないです。 >常温のペットボトルに結露するか? 常温どころか手に結露するとスレ主は過去にレスしてます。 >エアバス以外のげんいんかもしれないし。 ですから下記になります。 >湿気(水分)が何処で加わったか究明すれば解決できるのでは? 在来。 一度全部読んで下さい、貴方自身の矛盾が分かります。 |
539:
あ
[2014-10-26 13:28:36]
>>538
申し訳ない関係者かと勘違いしてました。 あえてキツい文面にして不快を与えてしまって本当に申し訳ありません。 >>常温どころか手に結露する 読んでいますし、知っています。 現実的にあり得ないし、過大表現だと思いました。 夏の朝、霧がたちこめるなかを歩くような事をしなければ、眉や手、体温36度ある 人に結露のような水滴は付かないのです。 室内に霧が立ちこめるなんて考えられませんでした。 >湿気(水分)が何処で加わったか究明すれば解決できるのでは? 結露は空気中の水分が温度差で液体に変わります。 塗装工事でコロニアル屋根を塗って重ねの隙間を埋めてしまうと、結露が出てしまいます。 空気中の湿気で出来るので、他の湿気(水分)が何処で加わったかとかの話ではないのです。 |
540:
あ
[2014-10-26 13:44:24]
>空気の流れは 外気(室内空気)→空気温度上昇→湿気吸収→空気取入口
それと、この空気の流れは絶対にありえないですよ。 屋根裏の空間と軒天の役目知ってますか? 暑い空気は換気に吸い込まれる前に天井から屋根裏に上がるんです。 だからといって湿気は外気に含まれているので、湿度は変わりません。 熱を屋根裏から軒先に出して、生活空間の温度が保てるんです。 屋根裏が無い家は、暑くて快適ではないんです。 |
|
541:
湿気に少し詳しい人
[2014-10-26 14:21:28]
>540
>この空気の流れは絶対にありえないですよ。 ありえないことが有って手に結露、露点42.9℃になってます。 エアバスの仕組みは知りません。 >空気の流れは 外気(室内空気)→空気温度上昇→湿気吸収→空気取入口 空気温度上昇→湿気吸収→空気取入口(47℃、露点42.9℃)になってます。 湿気吸収過程以外はスレ主のデータです、データは湿気を吸収してます、露点42.9℃は空気温度が42.9℃以上に上昇しないと空気中に含めない湿気量です。 >屋根裏の空間と軒天の役目知ってますか? ハンドルを参照。 普通の家の屋根裏で例を上げます。 雨が降り雨漏りがして屋根裏の木材等が雨水を多量に含みます。 雨が上がり太陽に照らされて屋根裏温度は47℃以上に上昇しました、同時に屋根裏の雨水が蒸発しました。 軒天などから入った温度も露点も低い空気は屋根裏で温度が上昇、湿気も吸収して屋根裏換気口より排出されます。 雨漏りがなければ室内からの湿気と外気からの湿気ですから少ないです、露点も低く気温が低い時に少し結露するくらいです、昼間に屋根裏温度が上がって蒸発乾燥します。 雨漏りに相当する湿気吸収が何処かになければ露点42.9℃にはなりません。 |
542:
入居済み住民さん
[2014-10-30 18:54:09]
>No.540さん
>No.541さん レスありがとうございます。 屋根断熱材に開けられた穴(エアパス空気取入口)に翳した手が濡れた、その結露のメカニズムについては 投稿No.502 をご一読いただければと思います。 また、屋根断熱材に開けられた穴(エアパス空気取入口)から小屋裏へ噴き出す、その外気側空気層内の空気の温湿度データ(2週間分)を 投稿No.516 に添付してありますので、併せてご覧いただければと思います。 |
543:
匿名
[2014-10-30 19:04:48]
つか、いっぱい建ててるんだから、他の家の人はどうなのよ?
ここまで写真みたいに問題あんの? |
544:
購入検討中さん
[2014-10-30 19:37:54]
へぇ??スチームみたいにすぐ手が濡れるの?言っとくけどさ俺は四季工房関係者じゃないぜ(笑)
データとるより見せたら?スチームはものすごいよな?データ取って裁判すんの?目の前で証明した方が速くね。動画で。 |
545:
購入検討中さん
[2014-10-30 19:47:52]
この掲示板のポリシー
は置いといてあなたのポリシーはなかなか理解不明?四季工房にこんだけ酷い工事やられました。なのか私はエアパス及び結露の研究してるただの一般人?それとも四季工房に対して裁判すんの?解決見つかるの結露の? |
546:
あ
[2014-10-31 19:22:58]
>>No.541
露点42.9℃はその通りだよ。 温度上がれば、湿気含有量も上がるよ。確かに雨漏りも可能性は否定出来ないね。 >>544確かに核心だね。裁判費用と手間、ストレス、考えると、それが速いし最善だね。 おれも関係者じゃなく、ただの大工。 答えは簡単、屋根裏に換気扇付けて排出量あげれば解決すると思うよ。 雨漏りがあったら話は別だけどね。 |
547:
あ
[2014-10-31 19:33:59]
それと、高気密住宅は外壁が縦貼りか横貼りかでも全然違う。
外壁下地の付け方は空気が流れるようになってないと、エアバスは性能を発揮出来ないと思うよ。 考えは良いのに勿体ない。地熱循環法にした法がエコだしクレーム少ないと思うけど。 でもオリジナルではないとメーカーとして成り立たないか。。。 |
548:
入居済み住民さん
[2014-11-13 19:35:29]
四季工房の家は規格外。
定規で測った キッチリした家 規格内の 積水 ミサワ 大和系。 規格外の楽しみ。 規格内の平凡。 あなたはどっちだ!笑 |
549:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-13 20:42:04]
|
550:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-13 21:42:15]
少し構造が理解出来ました。
推測しますと、少し暖められた空気は壁の通気層を上昇して屋根の通気層に入る。 屋根の通気層で50℃程度に暖められ、空気は湿気を吸収し露点40℃以上で空気取り入れ口から吹き出す。 湿気(水分)の場所は屋根の通気層になります。 屋根通気層に多量の水分が有るのは素直に解釈すれば雨漏りにより水分が蓄えられていることになります。 何に(木材等?)蓄えているか分かりませんが太陽の熱で暖められて蒸発して露点40℃以上の空気になります。 雨漏り以外では結露が有ります、夜に壁を上昇した空気は放射冷却で冷やされた屋根の通気層に入り結露していき蓄積します。 昼間暖められ蒸発します。 雨との関係、放射冷却量が多い夜の晴天との関係を露点との関係で分かると推測します。 |
551:
入居済み住民さん
[2014-11-14 00:24:06]
>No.549さん
>何故普通では有り得ない露点40℃以上なのかが問題です。 「有り得ないこと」では全くありません。 日射熱を受ける屋根面空気層の温湿度がどれ程のものかデータをご覧ください。 露点40℃前後になる温湿度状態が常態です。(が、空気層内にある間は何ら問題無し) 添付は2014.08.05~2014.09.04 間の日照時間5時間以上の日の10:00-18:00の屋根面「空気取入口」のデータです。(測定写真はNo.512参照) <温度>27.0~64.0℃ 最高温度64℃ 平均46.0℃ <湿度>31.0~87.5%rh 最高湿度87.5%rH 平均57.0%rh <露点>22.2~46.5℃ 最高露点46.5℃ 平均35.7℃ 露点温度 は 温度と相対湿度 によって出ます。 温度が高ければ相対的に露点も高くなります。 最高露点46.5℃ であったのは 2014.08.20 14:00 ですが その温度は61.5℃ 相対湿度48.5%rh です。 この温度ではこの程度の相対湿度でも、温度が高い分容積絶対湿度は多いですから その空気が冷やされれば結露量も多くなります。 省エネ基準→防露性能の確保→通気層の設置 での外気側通気層の定義は「両端が外気に開放されたもの」です。 その目的は湿気や侵入した雨水を外に排出する為だけでなく、外装材からの熱を直接躯体に伝えない為もあります。 ですが、エアパス工法の外気側空気層は外気に対して開放されていません。 (それどころかその酷暑の屋根面日射熱を小屋裏に取り込んでいます) 本来あるべき外気に開放された外気側通気層でしたら温度上昇ももう少し抑えられるのでしょう。瓦屋根で64℃では金属屋根ではいったいどれ程になるでしょうか。 >空気取入れ口の前で空気温度が約50℃になり、その後の何処かで水分(湿気)を吸収してます。 No.500さんの見解に対して、投稿No.502で述べたことと重複しますが 空気層にある間は何も問題の無い空気が、断熱材の穴(エアパス空気取入口)から 断熱材の内側に入り、その露点より低いものに触れて冷やされることによって結露します。 結露するのは雨漏りや水漏れの水分ではなく、空気(に含まれる水蒸気)です。 添付データは 温度50℃以上 と 露点36℃以上 にマーキングしました。 3回に分けて添付します。 |
552:
入居済み住民さん
[2014-11-14 00:26:57]
データ量が多く、細長くなって見難いですが、
8/16〜8/20 のデータを添付します。 |
553:
入居済み住民さん
[2014-11-14 00:28:28]
8/21〜9/3 の データです。
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554:
入居済み住民さん
[2014-11-14 01:13:55]
棟木周り結露発生のメカニズムを図示してみました。
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555:
入居済み住民さん
[2014-11-14 01:20:10]
「棟換気下部開閉用筐体」が分かり難いと思いますので、投稿No.222で添付した写真ですが、再度添付します。
|
556:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-14 08:32:59]
>555
もう一度述べます。 露点40℃以上は普通では有り得ません、有り得ない状態ですから大量結露しても当然です。 8/1東京 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=44... 8/1軽井沢 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=48... 露点は絶対湿度(空気に含まれる水分量)を表しています、上記気象データの露点等を見て下さい。 気温と湿度(相対湿度)は変わりますが、露点は殆ど変りません、空気に含まれる水分の変化は殆どないのです。 閉じられた中の空気は温度が上がりますと相対湿度は下がります、露点=絶対湿度=空気中の水分量 は変化しません。 屋根通気層内で露点20℃程度から露点40℃の変化が異常です、ほぼ閉じられた中で絶対湿度が上がっています。 通気層内で空気の中の水分量が大幅に増えてます。 通気層に入る前の空気は外気か室内空気かどちらか、露点40℃以上でないことは確かですから通気層で湿気を吸ってます。 推測の訂正。 夜に放射冷却で冷やされた通気層内では空気も冷やされ結露します、冷やされた空気は重いですから下降流が起こります。 昼間の暑い時と逆の流れになります、屋根裏の空気を空気取り入口から吸い込み通気層で冷やされ結露して下に流れます。 通気層内は水分が蓄積されます、蓄積された水分が昼間の高い温度で蒸発して露点40℃以上の空気を造り出します。 換気性能が劣るため毎日繰り返して水分を蓄積してると推測出来ます。 |
557:
入居済み住民さん
[2014-11-16 23:51:51]
>No.556さん
重ねてのレスありがとうございます。 呑み込みが悪くてスミマセン。 屋根面空気取入口から出てきた空気層内の空気が小屋裏で結露するメカニズムを論じましたが、 それ以前に、そもそも、この空気層内の空気の水蒸気量が異常である ということですね? No.551~553でアップした屋根面空気層内温湿度データは日射時間5時間以上/日の10:00-18:00のものですので、その露点の変化は22.2~46.5℃ですが、フィルタを掛けない一カ月のデータでは、その変化は16.9~46.5℃ で その差は29.6℃ 。 温度は20.5~64℃ で その差は43.5℃ です。 (ちなみに、降雨後の湿度に特段の変化は見られないので、雨漏り説は否定されます。) 露点とは空気中に含まれた水分が結露を始める温度で、気温と湿度で変化しますから、高温多湿の夏場の温度64℃にもなる屋根面空気層内では露点も相対的に高くなるのかと思いましたが、この屋根面空気層の水蒸気量が有り得ない量だということなのですね? エアパス工法の空気層は省エネ基準で定義されている通気層と違い、その両端が外気に対して閉じられている為、湿気を外気に排出できない構造なので自ずと湿度は高くなるだろうとは思っていましたが。 >昼間の暑い時と逆の流れになります、屋根裏の空気を空気取り入口から吸い込み通気層で冷やされ結露して下に流れます。 エアパス工法の冬季結露のメカニズムがまさにコレですが、夏期でも夜間は同様になる訳ですね。 >通気層内は水分が蓄積されます 確かに、両端が外気に開放された通気層でしたら下端から排出されるものを、エアパス工法の閉じられた空気層では蓄積されてしまいます。 >換気性能が劣るため毎日繰り返して水分を蓄積してると推測出来ます 合点がいきました。 断熱材の穴(エアパスダンパー、空気取入口)から入った空気が冷えた空気層内で結露。 更に、その結露水が蒸発した熱気が屋根面空気取入口から排出されて、今度は小屋裏上部を結露させるというスパイラル。まるで結露発生装置です。 「我が家でも屋根裏のエアパスの穴が結露で困っています。」というNo.94さんの 「この時期でも屋根裏の最も高い位置にある屋根から小屋裏への穴にてをかざすとスチームサウナのようで周辺はすでに結露が始まっています。これから冬を迎えるかと思うと憂鬱です。」 「屋根の結露はすべてのエアパスの家に出ていたとしても全く驚きません。 居住中の方は冬暖房を入れた時に屋根裏に上ってみることをおすすめします。」 とのレスを読んで、冬の方が酷いのか? と少し不思議に思いました。 日射熱の強い夏場の方が空気取入口から排出される熱気が酷い筈だと考えていましたので。 が、冬季は暖気が小屋裏へ上がり断熱材の穴(エアパスダンパー・空気取入口)から冷えた空気層へどんどん入るので、暖房する時期の方が蓄積される水分量が多くなり、よって小屋裏での結露量も多くなるからですね。 結露するのは断熱材の穴(エアパスダンパー、空気取入口)へ入っていく空気とそこから出てくる空気。 内外の温度差のある空気を遮る為の断熱材に穴を開けて、内外の空気を出入りさせているのですから結露は必然です。 |
558:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-17 08:23:55]
>557
>屋根面空気層の水蒸気量が有り得ない量だということなのですね? はい。 >冬季結露のメカニズムがまさにコレですが、夏期でも夜間は同様になる訳ですね。 冬季結露は普通の家でもおきる現象です、特に低気密の家はおきます。 冬の夜の低気密の家では天井等の隙間から暖かい室内空気は浮力(温度差換気)により漏れます。 屋根裏は放射冷却で冷やされています、湿気の多い漏れた室内空気は屋根の野地板などに触れて吸湿(結露)されます。 木は乾燥してればたくさん水分を吸収しますから見た目は分からないと思います。 昼間日射により屋根裏は高温になり吸湿した水分は放出され屋根裏換気口より排出されます。 スムーズな流れと換気量が確保されていれば屋根裏は充分に乾燥した状態を保てます。 >冬の方が酷いのか? 冬は室内外温度差、湿度差が大きいですから普通ならそうですね。 水分を溜め込むエアバスは分かりません、冬の方が露点が低く(空気中の水分が少ない)溜め込み難いです? 小屋裏換気口、空気取り入口は数は有るようですが換気量としては不足してるように見えます、換気ルートの影響も有ります。 >屋根の結露はすべてのエアパスの家 気が付かない方も含めて断じるのは良くないです、木の吸湿範囲内の家も多いのではないでしょうか、四季工房もそこまで無知ではないでしょう? 結露は多くの条件が重なって出たのでないかと思います。 東京などの都会では昔と比べ相対湿度は10%くらい下がってるそうです。また熱帯夜等で夜も温度が下がりません。 都会は昼夜の温度差が少ないため夜も露点に達し難いです、エアバスでも目立った結露は出ない? エアバスのユーザーは自然を好むでしょうからエアコン不使用、外気の湿度に影響され易いです。 小屋裏換気口、空気取り入口の設計基準は分かりませんが家の大きさ等で換気量は変わりますから大きい家なら増やす等しなければなりません。 高温多湿の日本、自然が多く、昼夜の温度差が大きい地域で換気不足なら結露し易いです。 >556の東京、軽井沢を参照。 |
559:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-17 08:51:57]
>558追記
軽井沢の湿度96%以上は地上1.5mの計測で地表面では露点に達しています、結露してます、夜露朝露です。 自然では空気は余分な湿気は結露して吐き出します、昼間温度が上がり多少は湿気を吸収します。 吸収した分は夜に放出します、そのため一日の間の露点温度(空気に含まれる水分量)は殆ど変化しません。 冬は相対湿度が低いと思われていますが同様な事がおきてます。 露点温度≒最低気温です。 |
560:
入居済み住民さん
[2014-11-18 23:22:33]
>No.558さん
>昼間日射により屋根裏は高温になり吸湿した水分は放出され屋根裏換気口より排出されます。 スムーズな流れと換気量が確保されていれば屋根裏は充分に乾燥した状態を保てます。 屋根断熱の場合は通常外気に開放された通気層から直に(断熱材の外側で)棟換気しますが エアパス工法は空気層が外気に対して閉じられている為、空気取入口から小屋裏に排出させてしまいます。 そして、その湿気を小屋換気口から排出ということになっていますが、小屋換気口が空気取入口より低い位置である為、スムーズに排出されずに上部に停滞します。 それでもまだ夏モードでは、妻換気に強風が得られればそれによって排出できますが、 エアパス工法の 冬モード では 換気口を全て閉じます。 よって、湿気を外に排出するルートがありません。 断熱材に穴を開けて、冷えた空気層内に暖気を取り込んでしまって結露させ、その水分の吐き出し先が小屋裏、ここまでも尋常ではないですが、更に、その湿気を外に排出するルートがないのです。 これに関してはどう思われますか? 「壁内に湿気を入れない。もしも入ってしまったら通気層から外気へ排出させる」 というのが防露設計のセオリーですが、それとは真逆なのです。 |
561:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-19 08:53:50]
>560
>湿気を外に排出するルートがないのです。 気密性を上げ外部と遮断するのはマンション、高断熱高気密住宅では常識になってます。 炭酸ガスとその他有害ガスを排出できれば実害は有りません。 冬は乾燥しますから水蒸気は適湿までは捨てなくても良いです。 窓など低温部が有りますと高湿度(結露)になります、壁際の押入れ、水廻りなども要注意です、カビが発生します。 室内側に低温部を作らないことがカビによる健康被害を防ぎます。 夜、屋根通気層に室内空気を流すことはカビと共存して下さいになります。 四季工房はそれとも屋根通気口層は昼間に温度が上がりカビを殺菌してると考えてるのでしょうか? 屋根通気層は南面だけではないので殺菌出来ないことも有りそうです。 殺菌出来ない、温度が上がらない、カビの発生し難い温度で防いでいる? 冬だけは運よくカビが発生しなくても結露は有りますから綱渡り状態と云えます。 屋根通気層に空気を流すのは天気の良い日の昼間だけ流すのが正しいです。 四季工房の冬は無暖房を基本として室温を上げずカビの発生を抑制している?室温18℃以上、加湿は御法度かしら? |
562:
匿名さん
[2014-11-19 10:43:17]
一般的には屋根通気層というのは屋根が熱せられる昼間以外には不規則、風(気圧差)よっても外気は流入してきますよね。
少なくとも何日か毎に晴れる場合が多いでしょうから、問題ないのかもしれませんが、 >屋根通気層は南面だけではないので殺菌出来ないことも有りそうです。 一般住宅でも、こうした問題は起きそうなのですが、外気だけ=室内空気が流入しないなら大丈夫なのでしょうか? |
563:
湿気に少し詳しい人
[2014-11-20 07:54:34]
>562
>一般住宅でも、こうした問題は起きそうなのですが 外気は流入します、室内からの漏れも有りますから木が水分吸収(結露)します。 最近は屋根の野地板に合板を使用する家が多いですがバラ板に比べ痛みが早いそうです。 屋根は瓦等の屋根材、防水材のアスファルトルーフィング、野地板で構成されます。 ルーフィングは接合部を重ねタッカーで簡単に止めてるだけですから湿気は通過します。 バラ板は幅が狭いですからルーフィングを通過した湿気は屋根裏に直ぐに抜けます。 合板ですと広いため抜け難いです、合板は接着剤で透湿性も悪いです。 合板は湿気を吸い込みます、均等な吸い込みなら良いですが接着剤が邪魔をして表面と中心部では差がでます。 木は水分を吸いますと膨張します、表面と中心では長さが変り、歪(応力)がでます。 何遍も繰り返しますから合板はボコボコになり強度を落とします。 屋根や庇の役目。 屋根や庇は雨と日射を防ぐだけでは有りません、もう一つ大事な役目が有ります。 庇は「霧よけ庇」と云われます、説明にも雨や霧が家の中へ入るのを防ぐためと有ります、霧は防げないのでは? 霧ではなく露を防ぎます、屋根や庇の下には露が降りません、屋根付車庫の車にはほとんど結露はないです。 屋根や庇は下の放射冷却を防ぎます、放射冷却を防ぎますので屋根や庇の下は他より温度が高いです。 僅かでも温度が高ければ他で結露(露)するため屋根や庇の下では露は降りません、屋根や庇の上には露が降ります。 窓廻りなどに木など使用する場合は庇は大事になります、また外壁にカビ、コケなどが繁殖させないため軒も大切です。 屋根裏は屋根で放射冷却を防ぎますので外気より温度が高いため基本的には結露はしません。 湿気の多い室内空気の漏れによる結露が多いと思われます。 |
564:
う
[2014-11-23 09:34:38]
あの〜〜〜。。。そのやり取りで納得したり解決したりします???
問題はわかりました。で、結果どうしたいのですか? |
565:
匿名さん
[2014-11-23 10:40:44]
それはスレ主が考えることなので、あなたは心配しなくてもよい事だと思いますよ。
|
566:
匿名さん
[2014-11-23 21:44:08]
エアパス工法のモイスと断熱材を貫通する穴です、奥に見えるのは臨時のふたで
あとからエアパス弁を入れるのでしょう |
567:
入居済み住民さん
[2014-11-25 00:01:53]
No.566さん
>奥に見えるのは臨時のふたで あとからエアパス弁を入れるのでしょう 構造壁ごと断熱材に開けられたこの穴を目にしたら、そのように思われることでしょう。 まさかこのままはないだろう、この断熱欠損を補完する部材が付くのだろうと・・・ しかし、No.566さん添付の写真は 「エアパスダンパー」が取り付いた状態 です。 奥に見えるのは「臨時の蓋」ではなく壁用の「エアパスダンパー」です。 グレーの物体がエアパスダンパーで白い部分がそのペラペラの蓋です。 下に添付した写真は 壁の空気取入口の部材(リングと呼ぶらしい) の内観です。 こちらはペラペラの蓋すらも無い、断熱材の穴のほつれ止め といった代物です。 エアパス工法は発泡スチロール断熱材にこんな穴を一軒に付き100~130個(パンフレットより)も開けてしまうのです。 部材が取り付けられることによって気づき難くなっていますが、断熱材の穴は断熱欠損そのものです。 気密の考慮を欠いた断熱工事によって内部結露を発生させた苦い経験を経て、 今や、断熱は気密・換気とセットで考えることが常識となっています。 断熱は施工が命と、断熱欠損部を作らないように細心の注意で作業をされている職人さんが、この断熱材に開けられた穴、その数々をご覧になったら卒倒してしまうのではないでしょうか。 |
568:
566
[2014-11-25 12:15:44]
勉強不足とゆうかとっても意外でした(笑)
以前見た工房のHPにはエアパスダンパーとしてフランジ上部に庇のようなでっぱりがあり 「この庇で外壁を超えて来た雨水を避けるのか」と勝手に想像してましたがそれが今は無い のでしょうか? また外気を遮断する弁があるとすればそれは構造体(この場合はモイス)と同一面であると 思うのですがこう奥まっていては断熱材まで外気にさらされっぱなしですね(笑) 奇しくも今日は雨です、建築中の住宅は雨に弱いので上棟と同時にタイベック等の防湿 シートを張って雨じまいするものですがこちらの常識はこの会社には通用しないようです。 |
569:
匿名さん
[2014-11-25 15:32:29]
さすがに上棟と同時に防水シート張りは無理でしょう。同日可能なのは早くて屋根のルーフィングまでが一般的かと。
それにタイベックは防湿ではないです。 |
570:
匿名さん
[2014-12-09 10:20:34]
調べてみたけど、エアバス工法って性能効果をその日の天候に左右されて、人がコントロール管理出来ない工法だよね。
この工法の家に最適な上昇気流を作るのに必要な、夏の日射や気温って必ずあるでしょ? 曇りの日はどうなるの? そもそも、24空調位に換気出来る気流なんて平均して出来るの? なんか、従来の住宅換気構造を高気密にして弁を取付けただけにしか見えないけど。 しかも、自然を利用するなら従来構造が理にかなってるのに、高気密にして弁を付けて息が出来ない家にしてるだけに見えるよね。 雨の日とか壁の内側すべてが、結露だらけになるはずだよ。 |
571:
匿名さん
[2015-01-05 00:05:06]
エアバス工法の考えは優れてるし、改善策と活かせるかは解らないけど、このやり方なら少しは改善されるのでは?って工法を思い付いた。
外壁下地をより通気させる為に二重にする。外壁が縦張りなら最初の同縁を通気層の為に縦に流して、さらにその上に横に流してから張る、 サッシの外壁からの出をさらに15ミリから18ミリ全て伸ばす必要と手間と材料が増えるけど。ふとした思いつきなんだけど、ダメかな。。。 |
572:
入居済み住民さん [男性 50代]
[2015-01-10 16:12:21]
却下。
|
573:
匿名さん
[2015-02-02 03:25:50]
これだけ書いても結局何も変わらないだろ。
結局、相手にされてないってことだよ。 四季工房が自信持つだけ。 エアパス最高!! |
574:
匿名
[2015-02-02 17:53:52]
そういう事だ。ザコがいくら吠えても無駄。
(´・ω・`) 相手してやんねーよ |
575:
匿名さん
[2015-02-03 22:40:51]
ずっと計測つづけてな。
趣味なんだろ。 |
582:
匿名さん
[2015-03-08 00:51:26]
長者番付に載るほど。
|
583:
匿名さん
[2015-03-29 18:18:05]
そりゃあ貧乏人は相手にしないよな。
金ねぇ奴は近づくなってこと。 |
584:
匿名さん [ 10代]
[2015-03-29 19:39:55]
この結露が工法によるものなら、全棟検査するよな
全てにおいて結露してないんであれば、施工不良だし 一定の地域のみの発生なら、ノウハウ不足だし |
585:
匿名さん
[2015-03-30 11:49:00]
工法によって結露がおきてる。
地域による、影響は大きい。 住人からも湿気(呼気、汗)は発散されるし、炊事、水廻り等でも湿気は出る。 住人数も家の大きさも異なるから結露の発生は単純ではない。 昔は便所、浴室は別棟として湿気を減らし、家は大きく造り、自然換気をして湿気の影響を最小限にする工夫をしている。 現在は不便だから便器は蓋をして浴室はユニットバスにして湿気量を抑えいる、家は大きく出来ないから計画換気で湿気を排出している。 高気密にすることで室内負圧を維持して壁内への湿気流入を防いでる。 都会は都会化による低湿度化で救われてるだけで昔の知恵、現代の知恵を無視してる工法で結露する。 |
586:
匿名さん
[2015-03-30 15:05:03]
>585
相談者のような状態がこの工法の全住宅で発生しているなら、カビオジサン小屋も顔負けですね! |
587:
匿名さん
[2015-04-04 13:19:42]
スレ主はもう四季工房と和解したはず。
馬鹿な書き込みは止めろ。 |
588:
匿名さん
[2015-04-04 14:53:32]
>したはず。
ガセ。 |
589:
入居済み住民さん
[2015-04-04 22:00:41]
スレ主です。
四季工房と和解などしておりません。 No.587さん >スレ主はもう四季工房と和解したはず。 とは何を根拠に仰っているのでしょうか? |
590:
入居済み住民さん2
[2015-04-04 22:29:14]
スレ主さん、
その後、エアパスを埋めた後の生活はどうですか 587ではありませんが、最近は書き込みが無く もう、この掲示板をやめてしまったかと思いました 結露は無くなりましたか。 また、最新情報を期待しております。 |
591:
匿名さん
[2015-04-07 19:51:40]
もうどうでもい。
|
592:
匿名さん
[2015-04-12 22:39:13]
このスレ、もう終わらせていいんじゃないかな。
|
593:
入居済み住民さん
[2015-04-18 22:38:57]
No.590さん
返事が遅くなり申し訳ございません。 屋根面の「エアパス空気取入口」(年中開けっ放しの断熱材に開けられた穴)を塞いだ後は、小屋裏上部の結露はなくなりました。 (が、壁内の目視できないところは、どうなっているか分かりませんね。 一番懸念されるのは北側壁内下部のエアパスダンパー部なのですが・・・) この冬はそれまでよりも家の中の寒さが少しマシになったように感じました。 断熱材の穴(エアパス空気取入口)から、冷気が小屋裏に入り、室内の暖気も小屋裏を通して逃げていた訳ですから、穴を塞いだ分、寒さが凌げたのでしょう。 天井がダウンライトの隙間だらけですので随分違うと思います。 >また、最新情報を期待しております。 消費者側の生の情報を発信・収集できる貴重な場ですので、また発信していきたいと思います。 |
594:
入居済み住民さん
[2015-04-20 22:26:38]
決定的な書き込みを見落としていました。
http://www.e-kodate.com/bbs/thread/88092/res/1-2000/ 四季工房で建てた方ご意見いただけますか?2 >No.75 >2年前に検討して別の工法にしたものです。厚い無垢の床材,木の窓枠など魅力が多く,最後まで迷っていましたが,屋根裏に結露ができる可能性があると営業マンに言われ(正直ですよね),やめました。その後,他のエアサイクル工法4種を比較して建てましたが,比較することで同じエアサイクルでも色々な違いがあることに驚きました。比較検討されたらいいと思いますよ。大きな買い物ですから。 「屋根裏に結露ができる可能性がある」ことは、やはり四季工房では暗黙の了解なのですね。 |
595:
匿名さん
[2015-04-22 22:17:00]
くだらねー
|
596:
匿名さん
[2015-04-26 01:45:28]
もう相手にもされてない。この人。
|
597:
匿名さん
[2015-05-09 16:38:17]
四季工房野崎社長から「名誉棄損で訴える」と脅されている状況の中で、ストレスによる発病に落胆し、この先どうなってしまうのだろうとの不安に押し潰されそうになっていました。
大工の苛々のエネルギーの籠ったこの家の梁で首を吊ろうかなどとバカなことを考えたのですから、神経症の症状もあったのかもしれません。 自殺まで考えたスレ主に対し、四季工房はどのような対応をしたのだろう。 |
598:
購入経験者さん [男性 50代]
[2015-05-11 17:58:40]
こんにちわ。
自分たちの住宅は 引き渡しから2年程 経ちました。 経過観察していますが 今の所 異常ありません。 断熱材のちょっとした 施工ミスより結露が発生しますので どうぞ突き詰めて原因を明らかにして下さい。 大切な自分の住まい。絶体 安らぎの住空間を手に入れて下さい。 |
599:
匿名さん
[2015-05-11 18:11:05]
>断熱材のちょっとした 施工ミスより結露が発生します
もっともらしい、言い訳に聞こえます。 施工ミスなら直せば良い。 直しもしないのは、ミスでなく構造的欠陥? 理由は何でも直さないのは業者の怠慢以外ない。 |
600:
入居済み住民さん
[2015-05-11 22:57:59]
>断熱材のちょっとした 施工ミスより結露が発生します
エアパス工法の「空気取入口」は断熱欠損であり、断熱材の施工ミスと同じことです。 |
601:
入居済み住民さん
[2015-05-11 23:44:09]
No.594の続きです。
>比較することで同じエアサイクルでも色々な違いがある とのことで、比較してみました。 オイルショック後の省エネで始まった住宅の断熱化は、当初、断熱材を厚くするだけの気密への考慮を欠いたものであった為、激しい結露を引き起こしました。 試行錯誤の中、高断熱にするには防湿・気密層、透湿層、通気層が必要なことが分かり、高断熱高気密住宅として成熟していく、その一方で登場したのが「エアサイクル住宅」です。 外張り断熱にすることによって壁体内に空気を循環させ、結露や木材腐朽を防ぐという、いかにも日本人の感性に訴える工法で、フランチャイズで普及。 「エアサイクル住宅」の共同開発者が分かれて、PAC(パッシブエアサイクル)工法とフクビエアサイクルとに発展。 PAC工法が1997年にフランチャイズを解散したので、そこを離脱した工務店がエアサイクルの名前をそのまま使ったり、新工法を名乗ったりしたようです。 1991年に福島エアサイクル(株)と称した四季工房も1997年エアパス工法開発とあります。 その2年後の1999年にエアパス工法オリジナル部材開発とのことですから、それまでは先発工法の部材を仕入れていたのでしょうか。 前置きが長くなりましたが、パッシブソーラーハウスにはざっとあげて以下のような工法がありました。 ・OMソーラーハウス ・そよ風 ・ハイブリットソーラーハウス ・フクビエアサイクル ・ソーラーサーキット ・WB工法 ・PAC工法 ・エアームーブ ・エコ通気システム ・ヘルシーハウス ・SPI工法 「フクビエアサイクル」「ソーラーサーキット(以下、SCと表記)」「WB工法」「SPI工法」 は外張り断熱、外気側の通気層は省エネ基準定義通りの両端が外気に年中開放されたもので 夏季だけ内側通気層の通気をし、冬季は普通の高断熱高気密住宅ということになります。 エアサイクル住宅の元祖「PAC工法」は外張り断熱で、内外通気層を繋ぐ部材設置。 「ヘルシーハウス」も同様ですが、部材に独自の工夫。 「エアームーブ」は充填断熱、内外通気層を繋ぐ部材設置で、換気システムを備えています。 「エコ通気システム」は充填断熱で、屋根断熱材面に開閉式通気口設置。 以下は壁体内通気工法ではないものです。 「OMソーラーハウス」「そよ風」 屋根面の装置から集熱し、ファンでダクトを通して床下に送り、床下に蓄熱、放熱。 夜間の冷気の取り込みやお湯取りなども。 「ハイブリットソーラーハウス」不凍液を屋根面で暖め、床下パイプを循環 各工法の詳細はエアパス工法と比較する形で、見ていきたいと思います。 (続く) |
602:
匿名さん
[2015-05-12 05:48:25]
スレ主様、大変参考になります。
続きを楽しみにしております。 |
603:
購入検討中さん [女性 20代]
[2015-05-12 16:21:46]
つい先日見学に行って来ました。
口コミを調べようと思っていた所こちらのサイトへ辿り着き… 正直驚きを隠せない状況です。 やっぱり家を建てるならと思いこちらの会社に絞っていました。 無垢の素材に漆喰の壁…とても魅力的でした…が 正直ある程度の欠陥は付き物だと思っていましたが対応が余りにも悪くびっくりしました… 皆さんのご意見大変参考になりました |
604:
入居済み住民さん
[2015-05-12 22:58:05]
No.601の続きです。
下から見ていきます。 <床下換気口> 「エアパス工法」は年2回のみ手動で開閉するだけ 季節の変わり目や深夜早朝と日中との温度差に対応できない。 夏には高温多湿の空気を取り込んでしまう。 これに対し、 「SC」は外気温センサーによって開閉、ナビシステムで季節の変わり目にも対応 「WB工法」は熱感知式形状記憶合金で自動開閉 「フクビエサイクル」もサーモセンサーで自動開閉 (工法によってはオプション) 「エアパス工法」は四方にある床下換気口は、夏季に開けっ放し 風が吹くと、床下の冷たい空気は風下側の換気口から外に排出されてしまい、 その時に屋根裏の高温多湿の空気も引っ張り下ろされてしまう。 これに対し、 「PAC住宅」は吹き込む風は入るが、排出は抑えられる逆止弁構造。 「エアームーブ」も逆止弁構造で、外からの風に対しては非常に弱い力でも開くが、入った空気は内側(床下側)から出てかない。 そもそもエアサイクルの仕組みは、基礎に吹き付ける正圧の風を利用して床下空間の空気を内壁空洞を介して上昇させ、躯体内垂直換気をさせるというものですから、入った風が風下側から出て行ってしまったら全く意味がありません。 投稿No.81において 床下換気口から入った風が風下側の換気口から排出されてしまうことに触れましたが、それを当に裏付ける動画がありました。 「エアームーブ」のHP http://airmove.net/parts/fujyu.html 「基礎給気口(風樹)についてさらに詳しく動画で見る」の下のPlayerをクリック (続く) |
605:
入居済み住民さん
[2015-05-13 21:52:42]
No.603さん
>やっぱり家を建てるならと思いこちらの会社に絞っていました。 >無垢の素材に漆喰の壁…とても魅力的でした 私も同じ思いから四季工房で建てました。 四季工房しか眼中になく、当時は「掲示板」というものに偏見を持っていたので見向きもせず、後になって、何故チェックしなかったのかと悔やみました。 下記のブログもとても参考になると思います。 同じ思いをしている方がいるのだ、他にも沢山いるのだろうと 私も消費者側の情報発信をしなければと背中を押されたブログです。 http://ameblo.jp/ladysnow2012/entry-11548815968.html コメント欄の建築中の方とのやりとりでも、家造りの実態がよく分かると思います。 |
606:
入居済み住民さん
[2015-05-13 22:57:10]
No.604の続きです。
<床下換気口>の続き 「エアパス工法」は旧来の四角い換気口 この四角い換気口は基礎の鉄筋を切断して施工されるため、基礎の強度が落ちる。 角部にひび割れが起きやすいという欠点があります。 これに対して 「エアームーブ」は円形。基礎の鉄筋を切断しないので強度を保ち、ひび割れを起こさない。 「フクビエアサイクル」も円形があるようです。 また、この大きい四角い換気口からは横殴りの雨が吹き込みます。 この手の床下換気口は本来、床断熱での形であり、床断熱や外張り断熱なら基礎土間もすぐ乾きますが、 エアパス工法はこの換気口と内張り断熱という組み合わせなので、断熱材と基礎土間の間に入り込んだ雨がいつまでも乾きません。 <基礎> 「エアパス工法」の内部の基礎立ち上がりは 通風に対する何の工夫も無い旧態依然としたもので、隅部に湿気が淀みやすい。 これに対して 「フクビエアサイクル」は風通しを配慮した円柱形のコラムベース 「SC」は太い地中梁を配して内部立ち上がりは円柱にし、空気の流れを妨げず床下の通気性を向上させたもの。 「エアパス工法」の基礎断熱は内張りである為 冷輻射によりベースコンクリートまで冷気が侵入してしまう。 これに対して 「PAC工法」「ヘルシーハウス」「エアームーブ」「ソーラーサーキット」「フクビエアサイクル」等は外張り基礎断熱です。(工法によっては内外を選択) 「フクビエアサイクル」の“プラキソ”と「エアームーブ」の“タイトモールド”は断熱材を兼ねた型枠で基礎を作るので内外両張りとなり、 耐圧盤と立ち上がりを同時に打設するので、継ぎ目が無く強度に優れた基礎になります。 内張り基礎断熱の冷輻射については下図参照。 冬季に建物外周部基礎立ち上がりが外気で冷やされ、アンカーボルトが熱橋となってしまうことがよく分かります。 http://www.schs.co.jp/termimesh/feat2.html (続く) |
607:
匿名さん
[2015-05-14 20:14:58]
ホームページをリニューアルしました。
ぜひご覧ください。 |
608:
入居済み住民さん
[2015-05-14 23:16:50]
No.606の続きです。
<気流止め>について 以前新聞を繰っていた時に躯体内の空気流れを表した住宅の断面図に目が留まり、 エアパス工法にそっくり、と思ってよく見ると「在来木造住宅の断熱欠陥(全体断面)」とありました。 「壁内の空洞部が床下及び天井裏と繋がっている」ことが当に断熱欠陥であり、その対策として気流止めが必要とありました。壁内気流の発生が断熱上問題なのです。 上記から、エアパス工法はこの断熱「欠陥」状態なのだということを合点しました。 (エアパス「空気取入口」=年中開きっ放しの断熱材の穴(断熱欠損)とは別の問題) 空気が動くことによって、断熱材が利かない状態にしているのです。 夏ならばいいのでしょう。冷房を使わなければ。 では、冬モードなら換気口を閉めるからいいかといえば、気流止めがなく空気が動きますから同じことです。 暖房した室内の熱が壁に伝わって、壁内で上昇気流が発生。 この上昇気流によって床下の冷たい空気が引き上げられ、家全体を冷やす。 基礎のところで見たように、基礎内張り断熱ですから外周部立ち上がりの冷えた空気も引っ張られます。 エアパス工法の家が冬寒い訳が分かりました。 これに対して 「WB工法」は床下と内壁空洞との間に開閉できる部材“バリアヘルス”を設け、冬季はそれを閉じて気流止めとし、コールドドラフトによる冷却現象を防止。 また、「PAC工法」の“かくれん房”という躯体内空間(床下・内壁空洞・屋根裏)を暖めるシステムもこの壁内気流による冷却への対策だと思います。 「OMソーラー」が取り込む暖気の最低温度を設定しているのも、室温より低い空気を入れない為です。 また、気流止めはファイヤーストップとなりますので、省令準耐火構造には必須です。 火災保険契約時にエアパス工法では準耐火構造認定を取れなかったのはこれが無いからです。 壁内通気層から棟換気口へ抜ける気流の道が煙突の役割を果たし、火災時に火の回りを早くしてしまうということです。 これに対して 「エアームーブ」の棟換気システムは火災時に空気の流れを遮断するファイヤーストップ機能が備わっているそうです。(準耐火認定かは不明) (続く) |
609:
入居済み住民さん
[2015-05-15 22:27:19]
続きです。
<白アリ対策> 「エアパス工法」は対策と言えるものは何もしていません。(詳細は後述) これに対し 「フクビエアサイクル」は”アリダンシステム”というシート防蟻。 「SC」は薬剤不使用の”メッシュ防蟻工法”という、物理的に白蟻を侵入させないもの。 「エアームーブ」は断熱材の素材にホウ酸を混ぜ合わせた上に、”防蟻笠木”を取り付けて、物理的に白蟻を侵入させない。 「WB工法」は舐められるホウ酸系の防蟻剤 「PAC工法」はホウ酸で、“散粉”というユニークな施工 等々と、やはり木造住宅の大敵ですから各工法とも真剣に対策されています。 四季工房から引き渡し時に「白アリ調査報告書(サンプル調査)」なるものを受け取りました。 それは築2年の建物の調査結果で、白アリがいなかったと結論付け、その理由として 対応策(四季工房標準仕様) ・床下換気口設置 開閉型の床下換気口の為、通風・採光が確保でき、湿気がこもらない。 ・床下地材無垢ヒノキを利用 土台・大引・根太の床下地全てがヒノキ。ヒノキは白アリに侵害されにくい材種である。 ・防湿フィルム入りコンクリートベタ基礎 ベタ基礎のため、地面から白アリが侵入する隙間がない。ベタ基礎下部より湿気を屋内に通さない。 これが対策になるのなら、他工法も何もしなくていいですね。 ちなみに駆除業者さんに伺ったところ、ヒノキの下地だろうがベタ基礎だろうが、いくらでも白アリ被害はあるとのことでした。 また、近年はアメリカカンザイシロアリという品種が出現しているそうです。 建材や家具に潜んで日本に上陸、日本の白アリと正反対の性質で、水分補給も必要とせず、被害は建物下部に止まらずに小屋組材にまで及ぶ。 乾燥した木材を好み、ヒノキも大好き。(「カンザイ」とは「乾材」ということのようです) 侵入経路は羽蟻の飛来や被害材の搬入、基礎の換気口から侵入することもある。 ググれば沢山出てきますが、詳細は下記 http://ecopowder.com/column/america_kanzai/ http://www.pppac.com/mokuji010.html 上記「PAC工法」HPはその対策も参考になるかと思います。 前述の四季工房「白アリ調査報告書(サンプル調査)」をアップしておきます。 (続く) |
610:
匿名さん
[2015-05-15 22:48:24]
スレ主さん
これらの工法の特徴は四季工房の被害にあってから調べたのですか? |
611:
入居済み住民さん
[2015-05-16 21:02:19]
No.610さん
はい、そうです。 事前に調べていたら、投稿No.594で触れた書き込みをされた方のように、エアパス工法の家を建てることはなかったでしょう。 そのレスを見てから、エアパス工法の問題点を他工法と比較することで何か見えてくるのではないかと思いました。 エアパス工法による結露について相談する先々で、そこまで分かっていながら何故そんな家を建てたのか? と言われることが一番情けないです。 分かったのは、建ててしまってからの結露の発覚によって、いろいろ調べたからです。 結露に関する書籍も専門書を含めていろいろ目を通しました。 こんな勉強は依頼先を決める前に建てる前にするものだと自嘲しながら・・・ 当時は無垢材と漆喰の空間に魅せられて、その他のことは思考停止状態で、耳障りのいい宣伝に何の疑いも持ちませんでした。 これはエアパス工法に限らず、四季工房の家造り全てにおいてのことです。 実態が分かってから宣伝文句を見れば、何故これに疑問を持たなかったのかと思うことばかりです。 |
612:
入居済み住民さん
[2015-05-16 22:44:30]
No.609の続きです。
<断熱工法> 「エアパス工法」の断熱工法は紛れもない充填断熱です。 それにも拘らず以下のように宣伝しています。 「柱と間柱の間に断熱材を施工する新・外断熱工法」 これは「正直な嘘つき」と言うに等しい語義矛盾です。 木造住宅の断熱工法には充填断熱と外張断熱とがあり 「柱と間柱の間に断熱材を施工する」のが充填断熱で 柱の外側に施工するのが外張断熱です。 (木造では“外断熱”ではなく“外張断熱”です) 充填断熱の場合は柱が熱橋となりますので、必要厚が外張断熱よりも多くなります。 例えば、次世代省エネ4等級、Ⅲ~Ⅴ地域の四季工房採用断熱材での壁面の場合 外張断熱なら60mmでOKなのに対して、充填断熱では75mm必要です。 このように性能も違ってくるにもかかわらず、充填断熱を外張断熱とする表示は不当です。 そもそも高断熱化に伴う結露対策として生まれた壁体内通気工法は、外張断熱にすることによって柱の壁体内面が空気に触れるようにした工法です。 本来は柱の壁体内面全体が空気に触れます。 が、エアパス工法は充填断熱ですので、120mm柱面にその半分以上の63mm厚の断熱材、 その上、充填に不向きな発泡断熱材を充填している為、木の収縮に追従できず、断熱材に押し縁を設けなければなりません。その押し縁の厚さが25mm(拙宅での実測値)ありますので、合計88mmにもなり、壁中の柱面の3/4に断熱材が接着されているのです。 「流れる空気が柱にふれることで、結露を防止し、・・・」と宣伝していますが、上記のような充填断熱である為に、それは柱の壁体内面の1/4程しか触れていないのです。 真壁に至っては寸法的にいっぱいになるので、空気に触れる面など取れません。 それに対して 以下の工法は本当の外張断熱ですから、壁体内通気工法の謳い文句どおりに壁中の柱面全体が流れる空気に触れます。 「フクビエアサイクル」「SC」「WB工法」「PAC工法」「ヘルシーハウス」 白アリで触れた「PAC工法」の対策 “散粉”に関心を抱き、今からでも拙宅にと思いましたが、充填断熱の「エアパス工法」の柱はその大部分に断熱材が接着されているので断念しました。 説明では分かり難いかと思いますので、外張断熱である本来の壁体内通気工法と充填断熱のエアパス工法との比較図をアップしておきます。 (続く) |
613:
入居済み住民さん
[2015-05-16 22:50:52]
真壁和室の断熱材が充填された壁体内の写真も添付しておきます。
石膏ボードが張られる前の状態です。 |
614:
入居済み住民さん
[2015-05-16 22:52:32]
上記のアップ写真です。
「エアパス空気取入口」部材設置用に断熱材に開けられた穴の断面から、壁体内に充填される断熱材のボリュームが分かるかと思います。 |
615:
匿名さん
[2015-05-18 19:01:23]
|
616:
入居済み住民さん
[2015-05-18 22:57:37]
No.614の続きです。
<システム部材> システム部材の比較でエアパス工法のお粗末さに唖然としました。 エアパス工法同様に断熱材に穴を開けて部材を設置する工法は以下です。 「PAC工法」「エアームーブ」「ヘルシーハウス」「エコ通気システム」 ダンパー 「エアパス工法」は一点吊りのペラッペラの蓋が付いたもの。 上昇気流だけを通すというのにその逆止弁の開く向きは気流とは逆の下向き。 これに対して 「PAC工法」はカーボン入り発泡スチレン製の、開閉弁は断熱材に挟まれる形の“断熱型エアダンパー”。“エアパスダンパー”とは部材の格が違うといった感じです。 「エアームーブ」の壁用部材はエアパスと似ていて、エアパスはこれを真似たのかと思いましたが、こちらは一転吊りではないバランス型逆止弁で上向きに開きます。 上昇気流を通すというのなら上向きに開くのが道理でしょう。 「ヘルシーハウス」は温度が上昇すれば縮む特殊合金製のばねを備え付け、プラスチック製の弁が温度によって自在に開閉し、外部の熱を取り込んだり、遮断する仕組みの温度感応開閉弁。 空気取入口 「エアパス工法」の壁用は断熱材のほつれ止めといった態のただの穴。 屋根用はただの穴の半分だけ薄肉の壁形状が付いています(透湿防水シートの垂れ防止?)。 そして、これらは年中開きっ放しということになります。 これに対して 「PAC工法」は、これもダンパー同様にカーボン入り発泡スチレン製の“断熱型空気取入口”。 「エコ通気システム」では“屋根面開閉式通気口”というものが設けられ、夏季には閉じる。 「ヘルシーハウス」のこの設置位置の部材は“ハイテクダンパー”というものになりますが、これも夏季に設定温度を超えたら熱を入れないように閉じられる。 「エアパス工法」の壁用“空気取入口”と「PAC工法」の“断熱型空気取入口”とを比較したものをアップしておきます。 「PAC工法」のこの部材に壁用と屋根用との違いがあるのかよく分かりませんでしたが、2つの写真がありましたので両方引用しておきます。 (続く) |
617:
入居済み住民さん
[2015-05-18 23:03:00]
「エアパス工法」の屋根用“空気取入口”と、
それと同位置に設置される「ヘルシーハウス」の“ハイテクダンパーL(屋根用)” を比較したものもアップしておきます。 |
618:
匿名さん
[2015-05-19 10:01:02]
何で夏の高湿の空気を壁内に入れたがるの?
エアパスは充填だから知らんけど、他の外張りはそんなことする必要ないでしょ。 付加価値をつけたいだけにしか思えん。 |
619:
入居済み住民さん
[2015-05-20 22:28:28]
No.617の続きです。
<小屋換気> 「エアパス工法」はその概念図と違って、越屋根ではなく、“棟換気下部開閉用筐体”なるものが棟木の下に取り付きます。(投稿No.221、222 、389 参照) 小屋換気口はその筐体の側面にあり、その位置は“屋根面空気取入口”よりも低いのです。 これが「一番高い所から排出」という宣伝とは逆に、排出を妨げ湿気だまりとなっています。 この筐体は「フクビエアサイクル」の“棟換気ボックス”を真似たのでしょうか。 「フクビ」がこの筐体の下面に電動の開閉部が設置されているのに対して、「エアパス」は手動で側面に設置という違いはありますが、そっくりです。 「フクビ」は本当の外張断熱で、外気側通気層も省エネ基準定義の両端が外気に開放されたものであり、何よりも断熱材に穴など開けていませんからこれでも問題ありません。 が、「エアパス」は屋根の断熱材に穴を開け、本来断熱材の外側で処理すべき湿気を小屋裏に取り込んでいるのです。その上、更に、その取込口“屋根面空気取入口”よりも小屋換気口が下位置になっていたら取り込んでしまった湿気を排出できません。 その違いに対する認識もなく、ただ安く上がるというだけで訳も分からずに真似ちゃったのでしょうか。 これに対して 「PAC工法」では、屋根の上に設置される“スーパー越屋根換気口”はその開閉部も屋根上にありますので、負圧を利用して文字通り一番高い所から排出されます。 更に、排気流れに横切る形で妨げとなる棟木は、抱棟木という部材で補強される形で換気口部分がカットされます。 「エアームーブ」の棟換気システムも棟カバーと換気扇が上下に設置される個所の棟木はカットされて、排気をスムーズにしています。 「エアパス工法」はこの小屋換気口を年2回開閉するだけ。排気は自然排気。 年中開きっ放しの断熱材に開けた穴“エアパス空気取入口”からは高温多湿の空気を取り込んでしまい、それを処理できずに結露を齎せています。(投稿No.459~462 参照) これに対して 「SC」には小屋裏ファンがあります。 屋根断熱材に穴を開けている工法では 「ヘルシーハウス」はダンパーから設定温度以上の熱を入れないようにした上で、温度センサー付きの換気扇設置。 「エアームーブ」はハイブリット換気扇(ファンを止めても開放時は自然換気が保てる)設置 「エコ通気システム」は“屋根面開閉式通気口”を閉じて熱を入れないようにしたうえで、小屋裏排熱機で強制排熱 というように、断熱材に穴を開けるという言わば禁じ手を使う工法はそれに伴う弊害を回避する処置が取られ排気が考慮されています。 「エアパス工法」同様に強制排気装置が設置されていないのは「PAC工法」のみです。 その「PAC工法」との比較で、「エアパス工法」の結露発生の必然性が見えてきました。 (続く) |
620:
入居済み住民さん
[2015-05-21 23:14:44]
続きです。
以下の「PAC工法」の構造を見ると「エアパス工法」の結露発生の必然性が歴然とします。 「PAC工法」は“空気取入口”の外側(外気側通気層、野地板の下)にケイカル板が張られます。以下がその説明です。 ------以下引用(http://www.passive.co.jp/method/architecture/learn07.htmlより) 空気取入口は、通気層で発生した上昇気流が躯体内に入る部分です。 この空気取入口周辺部に吸放湿機能を有するケイカル板(ケイ酸カルシウム板)を施工することによって、通気層の空気に含まれる湿気は、躯体内空間に入る前に、このケイカル板に吸収されます。躯体内空間への湿気の進入を調整しています。 ------以上引用 その上更に、屋根裏一面の広範囲にケイカル板が貼られます。以下はPAC施主のブログです。 ------以下引用(http://www.h7.dion.ne.jp/~oyasumi/page035.htmlより) PAC工法に必要な屋根裏工事です。屋根裏一面にケイカル板が貼り詰められます。 この白いボードが調湿機能をもっていて、結露対策に威力を発揮します。 ------以上引用 以下はPAC住宅の断面図ですが、上記箇所だけでなく壁面の空気取入口にもケイカル板が設置されることが分かります。 http://www.passive.co.jp/method/architecture/section.html 「エアパス工法」はこの重要な機能部材を省いたのです。 この各工法比較の冒頭で述べたように、「エアパス工法」は後発工法です。 先発工法のノウハウも知り得ている訳ですし、なによりも以前はエアサイクル住宅(PAC)のフランチャイズ会員だったのですから、この工法の施工実績もあった訳でしょう。 その上で、エアサイクルの正圧負圧の原理にお構いなしのチープな部材を「開発」し、 結露のメカニズムも分からずに機能部材を省き、 更には充填断熱にしておきながら“新・外張断熱工法”と、あたかも外張断熱の改良工法であるかのように優良誤認させる表示をして、そんな工法でフランチャイズ展開までしているのですから恐れ入ります。 更に注目すべきは「エコ通気システム」の小屋裏換気構造です。 この「エコ通気システム」は、四季工房との比較という形でこの掲示板スレッドにもあるリソーケンセツのオリジナル工法のようですが、ここは以前エアパスグループ会員だったとのことです。 そこから抜けて開発した工法の小屋裏換気構造が、「夏の熱気・湿気は屋根最上部で強制排気」で、 “屋根面開閉式通気口”(「エアパス工法」で言うところの“屋根面空気取入口”)を夏季には閉じて熱気を入れないというものです。 それは当に、「エアパス工法」の拙宅における結露被害の暫定対策として、“屋根面空気取入口”を塞いだ(投稿No.511、512参照)ことと同様なのです。 他工法との比較によって、「エアパス工法」は構造的に結露を齎す工法なのだということが裏付けられました。 |
621:
匿名さん
[2015-05-22 09:12:50]
そんな工法選んでしまって残念だね。
裁判はどうなったの? |
622:
匿名さん
[2015-05-25 01:14:01]
エアパスの理事長に話し聞いたら?
エアパスのホームページ見てみなよ。 ここまで言うなら四季工房だけの問題じゃないだろ。 エアパスグループの存続に関わる問題だろ! |
623:
匿名さん
[2015-05-25 12:18:48]
ドイツ等はカビが繁殖する家は欠陥住宅。
北欧等も同様で住宅局が撤去命令を出す国も有る。 日本はカビが出ても欠陥住宅にならない、住宅後進国。 |
624:
入居済み住民さん
[2015-05-29 22:18:47]
No.621さん
>裁判はどうなったの? 引渡し後アンケート代わりの手紙(投稿No.439参照)を送付したところ 四季工房野崎社長より2012.10.19の晩にTELがあり 「弁護士と相談した。名誉棄損で訴えます」、「一週間の内に訴えます」 と言って電話を一方的に切られてから、もう2年半以上経ちますが、未だに訴状は届いていません。 (詳細は投稿No.169参照) その時点では結露は発覚しておらず 修復もメンテも切り捨てられ、仕方なく自身でメンテの為に小屋裏に上がった時に発見して、 このスレッドを立てた次第です。 黙らせたつもりが、こんな形で情報発信されるとは思ってもみなかったでしょうね。 四季工房内部の方と思われるNo.413のレスに 「野崎社長もここチェックしてる。 顧問弁護士にも相談。」 とあって、動きがあるかと思いましたが 「結局手出し出来ないんだろうな。」 ということかどうか、何もありません。 散々な家造りをしておきながら、何が名誉棄損だか存じませんが 事実を以て反訴する構えでおりました。 が、この局面においての争点のメインはこのエアパス工法による結露になりますね。 |
625:
入居済み住民さん
[2015-05-29 23:56:06]
No.622さん
>エアパスの理事長に話し聞いたら? エアパスグループをつくり運営をしているのが四季工房であり エアパス部材をグループ会社へ販売しているのも四季工房子会社です。 四季工房の履歴事項全部証明書の目的欄にも ・建築資材開発及び建築工法の開発 ・建築資材の販売 ・建築業者に対するセミナーの開催 ・エアパス工法を施工する法人のフランチャイズ「エアパスグループ」の運営 とあり、エアパス工法は四季工房の商売です。 エアパスグループのHPを改めて見ると、建築のプロの方々がこれに疑問を持たないのだろうかと不思議でなりません。 充填断熱を「新・外断熱工法」としていることだけでも中身が知れると思うのですが 他にも高断熱高気密住宅の定義の誤りやエアパス理論の矛盾etc… 壁内に充填した石油系発泡断熱材に押縁の目張りまでして隙間のないように面倒な施工をしながら、 その断熱材にボコボコ穴を開けちゃって、そこにほつれ止めみたいな穴開き部材(エアパス空気取入口)を取り付けるということが滑稽この上ないのですが。 どんな工務店がグループに入っているのかと、「全国のエアパスグループ」から適当に選び、そのURLをクリック。 HPに飛ばないので、その工務店名で検索するとJC-NETの倒産情報にヒット。 “2011.12.02 破産手続き開始決定 同社は2008.11に贈収賄事件を引き起こしていたことから、金融機関や同業者・建築業者の信用を得られず、資金繰りに窮し今回の事態に至った” とありました。 倒産がもう一件に、HPにエアパスのエの字もない工務店も少なからずあり 羊毛断熱材採用で、外気側通気層を省エネ基準定義の本来の形としている工務店 “「エアパス工法のみ施工」マーク”がついているのにデコスドライ工法(セルロースファイバー断熱)採用で設計的なパッシブデザインの工務店や独自の工法らしき工務店etc… HPのメンテも家のメンテ同様になおざりなようです。 “2005年現在69社加盟”から39社( “東京本社”“東北本社”と四季工房2箇所なので実際は38社) と半減したようですが、実態は更に減少しているようですね。 |
626:
入居済み住民さん
[2015-06-05 23:02:02]
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小屋裏の結露防止のため、冬でも暖かい日中に小屋換気口を1~2時間開けて、小屋裏の空気を入れ替えてください ---------------------------------------------------------------------------------------------- リニューアルされた四季工房HPの新メニュー「住まいのお手入れとアフターメンテナンス」に こんな注記が 警告マーク ご注意ください とまでの表記で出現しました。 この警告表記は、PL法(製造物責任法)施行当時に責任回避目的でやたらと増えたものですが、 結露の原因を“施主の換気不足によるもの”とする意図があるのでしょう。 投稿No. 467で触れた別スレッドの以下の書き込みのような対応が、結露に対する四季工房の標準対応ということのようです。 「冬に外壁のあちこちに吹き付けとボードの間に水蒸気が溜まり、そこが凍り、吹き付けが浮き上がったり、崩れたりしている」 という不具合に対して、四季工房担当者からの回答。 「原因は家の中の換気をまめにしなかったから」 「換気の仕方は天気の良い昼間に20分ほど開ける」 「換気しない家は同じようになってる」 「エアパスの家はまめに換気しないとダメなんです」 冬の昼間に窓を20分ほど開けて換気しなければ結露して外壁に不具合が出る住宅 そんな住宅がそもそも問題なのに、その責任を施主に転嫁する理屈に仰天しましたが 今度は、その“施主が怠った換気”の仕方が、「家の中の換気」「20分ほど」から、 「壁体内換気」「小屋換気口を1~2時間開ける」にエスカレートしています。 本来、「屋根断熱」の場合は小屋裏換気口を設けません。 「屋根断熱とする場合、天井より上の部分は室内と同じ環境(状態)となり、その部分は一般的に言う「小屋裏」ではなく、あくまでも「室内の一部」として考えることから、換気孔を設置してはいけません。」(フラット35技術基準) エアサイクル住宅が屋根断熱であるにもかかわらず小屋換気口を設置しているのは、それを開けるのが夏季だから許容されるのであって、冬季に開けたら石膏ボード1枚隔てた隣室の窓を開けるのと同じことです。真冬に換気の為に窓を1~2時間も開けますか? リニューアルHPには以下の説明も出現しました。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- エアパスの家の特徴 エアパス通気層内には生活上の水蒸気を含んだ空気が循環しています。特に水蒸気を含んだ暖かい空気は小屋裏に集まります。そのため、冬場でも晴れた日などに小屋裏換気口を開け、換気をすることが必要です。 特に2階にリビングがある場合には天井裏が小屋裏であるため、更に換気が重要となります。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- 「冬は換気口を全て閉めるから暖気が循環し、家中温度差無く暖かい」 「温度が上がると、湿度が下がる。だからエアパス工法は壁体内結露が発生しません。」 との宣伝のエアパス工法の理屈が破綻しています。 |
627:
匿名さん
[2015-06-06 07:49:57]
「家づくりは3度行わないと満足出来ない」
>それだけ「家づくりは難しい」という比ゆも含まれています。 >なぜ満足ができないのか?その答えとして、次のようなものが考えられます。 >住んでみて気がついた、生活導線を考えなかったプランなどに対し、建てた当時の知識不足が原因の後悔。 >建てたあとから出てきた新しい工法や技術、住宅機能などに対する羨望。 >家族構成・ライフスタイル、とりまく社会環境の変遷とともにつのる間取りなどへの不満。 3度建てられる人なんてほんのひとにぎり、建売でなく、注文住宅ですから知識不足を補うには猛勉強ですね。 |
628:
入居済み住民さん
[2015-06-06 23:57:32]
>No.627 さん
その“答え”の中に ・構造的欠陥のある工法で建ててしまった も入れてください。 エアパス工法 小屋換気口 の開閉について 年2回開閉という話だったのに、 結露防止の為に冬季の日中に1~2時間開けなければならないという小屋換気口 それを承知で建てる施主がいるのか その通りにすることが可能な施主がいったいどれくらいいるのだろうかとも思いますが 更にその手間は居室の窓を開閉するのとは訳が違います。 小屋裏換気口開閉の引き子は、拙宅は納戸の天井にあり、脚立を使わなければなりませんが 押入れの天井等、アクセスしにくい所に設置されています。 四季工房リニューアルHPの新メニュー「住まいのお手入れとアフターメンテナンス」の “開閉方法”に以下の説明があります。 「小屋換気口を開ける際は、下に引っ張り、戻す動きを2~3回繰り返すことにより、換気口が確実に開きます。」 何故そんな操作をしなければ開かないのか 見れば合点する、そのローテク機構の写真をアップします。 どのように引き回されているのかが分かるように引き子に番号を付けました。 |
629:
入居済み住民さん
[2015-06-06 23:59:03]
φ1mm程度の細いワイヤーが、このちゃちな滑車を経由して引き回されます。
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630:
入居済み住民さん
[2015-06-07 00:00:35]
直線距離で8.5m程ある一番遠い妻換気口まではいくつもの滑車を経由しています。
引き子を引いて閉めた状態にして天井点検口から覗いた時に、この妻換気口から外光が漏れていて、その確認の為に小屋裏に上がったことが結露発見のきっかけでした。 |
沖縄でも露点は26℃程度です、夏でも最低気温が30℃以の28℃程度ですから結露します。
気温が上昇しても外気での露点温度の変化は小さいです(気温上昇で相対湿度が下がる)
何処から多量の湿気(水分)を外気(室内空気)に加えなければ露点40℃にはなりません。
湿気を加えないで空気温度が上昇した時は絶対湿度は変化せずに相対湿度が下がります。
エアバスの詳細は知りませんが空気温度はかなり上昇するようですね。
空気温度が上昇しても湿気を加えなければ無問題です。
空気温度上昇後、湿気(水分)が加わっています。
湿気(水分)が何処で加わったか究明すれば解決できるのでは?
>497のデータからは 7/11 13:00 空気取入口温度47℃、露点42.9℃
空気の流れは 外気(室内空気)→空気温度上昇→湿気吸収→空気取入口
7/11 13:00の外気温度は知りませんが35℃で湿度100%(まず有りません)でも露点は35℃です。