音はいったいどちらが聞こえないの?
[スレ作成日時]2005-04-27 16:14:00
注文住宅のオンライン相談
ボイドスラブと普通のスラブについて
42:
匿名さん
[2005-11-25 21:50:00]
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43:
匿名さん
[2005-11-25 22:58:00]
>ボイドスラブといっても、本当に空洞になってるものは遮音性に問題が出やすいので、発泡剤を充填したり、
本当に空洞になってるボイドってあるんですか?私の見たマンションのボイドは何処も発砲入ってました。 |
44:
匿名さん
[2005-11-25 23:23:00]
そらぁ元々voidってのは「空隙」って意味だしな・・・・
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45:
匿名
[2005-11-26 07:26:00]
以前は空洞だったようですが、水が溜まったりしてコンクリートが劣化するので
充填材(発泡スチロール?)を入れてるようになった と聞いたことが・・・・・。 |
46:
今話題の構造建築設計者
[2005-11-26 09:58:00]
スラブの中に、強度的に悪さをしない、ある形状のコンクリートが形成されない空間(=void)をつくりスラブの重量を軽量化させたものがボイドスラブです。
その空間形状をつくるのに安価な材料が発泡スチロールなだけ。 別に大体の材料がプラスチックでもいいし、構造的には逆になーんにも無くてもいいんですよ。 ボイド材料の強度なんて無視します。 ただし、部屋間を横断するような長い空間がスラブ内にある場合は、隣の階上部屋の音がその空間を伝わって聞こえてくる場合もあるみたいですね。 |
47:
匿名さん
[2005-11-26 16:45:00]
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48:
コンクリート診断士
[2005-11-26 17:42:00]
>水は、コンクリ悪くするからなぁ。
ホント? どこの世界の学問ですか? 硬化した後のコンクリートの話ですよね? |
49:
矩形ボイド
[2005-11-26 19:40:00]
>>48
水いうても純水が入っとるわけがなかろうに。違いますか? 事情通の言葉を抜粋↓ 歴史ある矩形ボイドですが、これは昔の住都公団、今の都市再生機構がそ の工業化住宅工法で取り入れて、共同開発してきた経緯もあり、大きく普及 しています。 しかし近年、ボイド内部にたまった水が、スラブ経年劣化によるひび割れで、 漏水事故を起こす事例が、あちこちのマンションから報告されるようになり、 今機構側ではボイドを完全に発泡スチロールの無垢材で行うように変わって きました。 つまり従来型は矩形ボイドの下面は、材料節約のための空洞がたくさんあり、 コンクリート打設時の散水や打設前の雨天時などに、内部に水がたまるケース が多々あることが、今頃になってようやく露見してきた訳です。 以上より、これからの矩形ボイドは、 ・ボイド材に空隙部のない無垢材を使用し、かつ ・共振しないタイプの遮音ボイドを使用 したものでないと、欠陥を内在していると判断されますので、注意が必要です。 |
50:
匿名さん
[2005-11-26 20:29:00]
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51:
匿名
[2005-11-26 21:49:00]
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52:
匿名さん
[2005-11-26 21:57:00]
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53:
匿名さん
[2005-11-26 23:43:00]
そんなところで厳密になっててどうするよ。木を見て森を見ない人だと評価されぬか?
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54:
匿名さん
[2005-11-27 08:59:00]
↓ 木を見て森を見ない人の典型意見
>>47 >確かに、ボイドの空隙に水が入って劣化する物件が今後問題化するかもしれないって 聞いたことある。 最新のはどうなんだろう。 水は、コンクリ悪くするからなぁ。 ボイドの物件じゃなくて良かった。 |
55:
匿名さん
[2005-11-27 09:34:00]
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56:
ゼネコンボーイ
[2005-11-27 17:21:00]
住戸内の小梁をなくすためには、スラブの固定荷重を増やさないボイドスラブが有効。
その方が、建物全体の重量を軽減でき、耐震性確保のコストパフォーマンスもよくなる。 ボイドスラブも今は様々な種類があり、一概に評価できない。 ハーフPCa板タイプでは、矩形ボイドが主流だが、発泡材内部にくり抜きのないタイプを使用する方向へ。 現場一体打ちタイプでは、栗本鐵工所、フジモリの鋼管系が主流であったが、 発泡スチロールの球状タイプも多くなってきた。球状タイプは二方向に等価断面なので、設計上も有利。 鋼管系は内部が空洞であり、端部は発泡スチロールのキャップで塞いでいるだけなので、 たまに内部に水がたまる模様。 ボイド内部に空間があっても、水が入らない構造か水抜きの機構がとれていれば問題ない。 ボイド内部に空間があっても、それを経由して音が伝わるというのは迷信に近い。 固体伝搬にエネルギーが集中している。ただ、鋼管系は250Hz帯域で鋼管上部の共振でやや弱くなるという 報告は熊谷組・フジモリ産業よりなされている。 昔、現場打ちタイプの中空スラブは栗本の独壇場だったが、新しいタイプのボイドスラブの出現で 施工単価も大きく下がってきた。最近、栗本は円筒断面を真円から扁平な楕円形に変更してきた。 これでさらに管直交方向の荷重伝達性能が落ちたが、スラブ内の配管自由度を他工法並にするための やむなき処置であった。また、輸送上の課題か、先の根強い迷信に対処するためか、 2m前後のユニットで、現場スラブ内に取り付けていている。 管が扁平になり、施工時に中空管自体がつぶれやすくなってきたので、 要注意工法になってしまった。(管のメッキ鋼板の厚さをアップさせれば改善しますが) |
57:
匿名さん
[2005-11-28 15:49:00]
西日本はボイドスラブ割合100%ってホント??
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58:
ゼネコンボーイ
[2005-11-28 20:49:00]
仕事柄、全国の建築現場を回る機会がありますが、本当です。
西日本の主要都市では、という表現でしょうか。 まず、東京地区とちがって、間口の広いマンションを造らないと売れない。 つまり、通常スラブでは小梁なしで架構できない。(最大厚さを230mm程度に抑えるので) 土地代が東京ほどしないので、そのようなマンションでも庶民の手に届く価格帯に抑えられる。 どこかのデベが、ボイドスラブの厚さと小梁なしを強調して売り出すと、他のデベも それに追随しないと売れないものになってきたようです。 また、栗本の鋼管スラブの競合品が九州で生まれて、コストが安くなったことも、 こちらからマンションスペックに入ってきた要因でしょう。 東京地区は、まずボイドを使用する必要のない6.5m以下の間口の案件も多い。 そうしないと、土地代の高さで庶民の購入価格に合わせることができない。 6.5m超えるスパンがある場合は、そこだけ小梁なしのボイドスラブにしている例もまだまだ多い。 現状、3割ぐらいのマンションがボイドスラブ採用でしょうか。 誰かの影響で、小梁を付けないと床の遮音性が確保できないと思っている構造設計者もいるようだ。 すべてのマンションではないが、やがて東京地区も小梁をなくすことに抵抗感がなくなるだろうと 推測しています。(横浜地区は、結構ボイドスラブが通常化してきているようです) 一度、小梁付きマンションと小梁のないフラットスラブのマンションを実際に内部を覗いてみましょう。 |
59:
57
[2005-11-29 13:49:00]
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60:
ゼネコンボーイ
[2005-11-29 19:30:00]
メリットはなく、従来工法に従い保守的なだけかも知れない。
また、小梁付きで設計したものを、その段階からボイドに切り替えると 若干のコストアップになるので、他のデベがしないものをあえてする必要がないと考えている。 実際には、ボイドスラブの軽量性を見込んで全体の構造設計をすると、 とんとんになることがこれまでの実績から感じているので、 西日本は天井面のスッキリを優先させる。 また、小梁2本付き200厚さスラブのよくない点は、スラブの鉄筋が貧弱でも 構造計算上もってしまうこと。スラブの上筋のほとんどがD10の細物配筋となり、 打設時のダメージが大きい。(打設前や打設中に作業員が踏みつけてよく曲がる) 何某かの瑕疵があって、スラブをはつるようになり、スラブ上筋の位置の精度のなさを 指摘されると、ほとんど全てのゼネコンは参ってしまう。 良心的な構造設計者は、上筋にもD13の鉄筋を多用する。 すると、スラブ工事だけの比較でも、ボイドスラブの方が割安になってくる。 |
61:
匿名さん
[2005-11-29 20:34:00]
ゼネコンボーイ様
はじめまして。 今検討しているマンションですが、 床がスパンクリート150mm場所打ちコンクリート90mmの合わせスラブになっており 二重床の間に特殊吸音ブロックが入っている床で、フラットスラブ設計と称して天井もフラットで、 且つ逆梁・アウトフレーム工法だそうです。 この合わせ技の場合、厚さはどの程度が適切なのかわからず、悩んでおります。 是非参考意見をお聞かせ頂きたく宜しくお願いします。 |
62:
ゼネコンボーイ
[2005-11-29 22:46:00]
61の方へ
残念ですが、まず、大した合わせ技になっていないと判断します。 スパンクリートは穴あき板で、内部に直線上のPCケーブルを打ち込んでいます。 よってこの合計240mmの厚さのものが、どの程度のスパンに架構されているかで違ってきます。 断面の遮音上の基本性能は穴あきである分、200mm程度はあるかもしれませんが。 一方向板なので、その厚さ通りの性能にならないケースもあるようです。 特殊吸音ブロックは、軽量床衝撃音における高温域対策です。 これも、下室外壁面にGL工法のような内壁工法がない場合には、若干の効果を持ちますが、 もともと性能がよくない状況では、吸音ブロックで吸収されるエネルギーも一定なので、 よりよいと認識できる状態には変化しません。(LL45に近いLL50環境で、ブロックを入れるとLL45に なるケースがあるが、LL55に近い環境で入れても、大きな変化は期待できない) 類似のレスを「今時直床・・」でやっていますので、その189や163をご参照ください。 |
63:
匿名さん
[2005-11-29 23:31:00]
回答ありがとうございます。
あまり効果が無いとの事ですが、 何故このスパンクリート150mm場所打ちコンクリート90mmを 使用したと思われますか? 小梁をなくす事が出来るからでしょうか? また、この合計240mmとコンクリのみ200mmとどちらが遮音力が あると思われますか? 質問ばかりで申し訳ありません。 |
64:
ゼネコンボーイ
[2005-11-30 06:17:00]
63の方へ
検討中のマンションのHPがあれば、紹介してください。 ない場合は、総戸数、購入したい住戸の間口寸法、階数、階高、天井高、 二重天井かどうか、等の情報をご連絡ください。 |
65:
匿名さん
[2005-11-30 19:32:00]
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66:
ゼネコンボーイ
[2005-11-30 22:27:00]
63の方へ HP拝見しました。
まず、スパンクリートの組み込みですが、これはHPにあるように、 室内に小梁のでっぱりをなくす目的ですね。さらに、なぜ通常の在来型枠工法での ボイドスラブでないのかというと、構造設計者が最初から組み込んだか、 施工するゼンコンが当初より構造設計の手伝いをしており、工期短縮の意味合いから、 このような合計200戸近くなる現場では、スラブ部材のPC化を図ったという経緯があるかも知れません。 その意味では、ハーフPCaタイプの矩形ボイドでもよかったのすが、マンションラッシュで、 矩形ボイド生産工場も埋まっており、生産余力のあるスパンクリートを選定したのかも知れません。 スパンクリートの240mmと通常の200mmですが、部屋のサイズで変わってくるので、一概に言えませんが、 同程度であると推測します。 スパンクリートは下端埋設のPC鋼線で、上にむくるので、場所打ちコンクリートの 表現が約9cmとなっていますね。スラブ中央ほど厚さが薄くなります。 二重天井にしているので、むくった状態は問題ないですが、将来的な模様替えで、 照明位置を変更する場合は、アンカー打ちで、板内のPC鋼線を切断しないように注意が必要です。 また、HPで梁を戸境壁内に埋設したことを自慢していますが、そのために全体として振動しやすい 床板を形成しており、床の遮音性能はあまり期待しない方がよろしいかと思います。 また、逆梁も遮音性能をやや悪くします。(次へ続く) |
67:
ゼネコンボーイ
[2005-11-30 22:42:00]
逆梁について:
この5年くらいで、すっかりアウトフレーム逆梁マンションが増えてきました。 外観がすっきりしますが、居間の床遮音性の確保からは、大梁に近くなる順梁方式の方が すぐれています。これは逆梁では、居間からバルコニー側の大梁までの距離が離れることもそうですが、 バルコニー部分のスラブ厚さは、しばしば居間部分より薄く設計されることも要因の一つです。 個人の好みの別れるところですが、順梁の梁型がサッシュの上にあることより、 バルコニーが全部手摺り兼用の逆梁で覆われることの方が、私には息苦しく感じます。 特に、本件の戸塚駅から15分といった、近郊低層マンションでは、バルコニー園芸をしたい方も たくさんいると思いますが、手摺りタイプやガラス枠タイプの明るいバルコニーの方が 園芸には有効で、居間も明るく感じられたと思いますね。 >価格的に標準装備であり、全体計画もまずまず。床の遮音性は普通クラスでしょうか。 |
68:
匿名さん
[2005-12-01 00:28:00]
貴重な意見ありがとうございます。
このマンションは×では無いということですね。 この程度の価格で、ゼネコンボーイさんが見て構造的に良さそうだと 思えるものってどこかありましたか? また、現在賃貸に住んでいますが上階の椅子を引く音が非常に気になります。 このような音はどういう構造であれば、ある程度聞こえなくなるのでしょうか? 今回のこのマンションでは、どのような音に強く、どのような音に弱いのでしょうか? 本当に質問ばかりで申し訳ありません。 |
69:
ゼネコンボーイ
[2005-12-01 05:46:00]
63の方へ
前半の質問は、ご容赦ください。 日頃から、くまなくマンション案件をウォッチングしているわけでもないので、 >上階の椅子をひく音 これが、典型的な苦情であり、軽量床衝撃音の一つになります。 賃貸マンションが二重床とすると、この辺の音は、二重床部分の振動が、 二重床のゴム付き支柱ではなく、二重床の接する間仕切り壁や戸境壁を通して、 下階に固体伝搬音として響くことが多いようです。 各フローリングメーカーのカタログに掲載するLL45とかの表示は、昔は残響試験室 でこのような際根太部分の影響とかを考慮しない簡便な試験だったので、 実際の現場測定では、1ランク(5dB)程度、値が悪くなるケースがほとんどでした。 これで、よく現場施工者は施工が悪いとか間違った非難をされたものです。 今はその反省から、際根太や入り口の框補強を模した測定を箱形試験室で測定します。 これで、現場における値との相関がよくなりました。 つまり、メーカーカタログ値はどの試験方法かよく確認する必要があります。 また、どのような際根太にするか、その仕様とセットで認証されます。 現場における確認事項としては、 *フローリングやその下地を壁部分に対して隙間を設定していること。 *際根太に防振タイプを使用しているか。(その分、床はやや揺れやすくなるが) *吸音の不織布マット設置は、あった方がよりよい。(空気伝搬分を緩和) *外壁部分にGL工法を使わないと改善するが、そこまで対応するマンションは稀。 |
70:
匿名さん
[2005-12-01 23:02:00]
本当にありがとうございます。
壁際等、モデルルームでの確認って出来るのでしょうか? また、当該物件は性能評価について「音」に関してのみ評価を受けないのは 何が考えられますか? 疑えば、遮音性能が悪いと思っているからなのかと思ってしまいます。 どうぞよろしくお願いします。 |
71:
ゼンコンボーイ
[2005-12-03 00:22:00]
モデルルーム:
一般に外に作るモデルルームは、そこで気を遣っていない可能性が高いですが、 施工中の住戸を先行公開するタイプでは、十分に確認可能です。 今は、重量衝撃音緩和のため、二重床際の幅木はすかすか、ヒレ付き幅木にする訳ですが、 すかしていると、施工不良と勘違いしている例がこの掲示板でもみられますね。 品確法の音評価が漏れる要因: 「音評価」がないことは、学会の遮音関係者でも問題視されている部分です。 ひとつは、部屋の大梁による拘束条件と部屋の面積で評価が違うので、 部屋ごとに指定する面倒さがあることと、最高等級の5の表示を得るのが 難しいことです。今は床仕上げ材は、素面のコンクリートスラブの基本性能に対して、 床衝撃音の遮蔽性能を何dBよくするか悪くするかで、改善する場合を+として、 低減量で評価されます。この低減量=0の二重床工法の取得で、各二重床メーカーは それぞれその工法を持っていますが、アスファルトの制振シート等が必要になって、 材料単価も倍になるので、普及しておりません。また素面そのものも、少しでも 広い面積のものがあると、評価する表からはずれることで、最低等級に落ちることが あるといったもので、使いづらいものでした。 つまり、他の評価項目が少し努力すれば、最高等級を得られるものに対して、 音環境はへたに細分化して、またコスト的にハードルも高いものにしたので、 デベ側が取り込むのをためらったものです。 音評価を付けていない方が普通なので、心配する必要はありません。 また、将来的にはスラブ自体の断面性能(等価厚さ)だけで、評価しようという 流れにあるようです。(簡単にしないと、使ってくれない) |
72:
匿名さん
[2005-12-04 20:29:00]
毎度毎度ありがとうございます。
その辺りを気に掛けて色々他の評価書見てみることにします。 構造のことは、実物を見ないとわからないということみたいなので MRの方に色々聞いてみます。ありがとうございました。 |
73:
ゼネコンボーイさま
[2005-12-07 22:13:00]
http://www.mmtowers40.jp/
購入検討中です、稠密スラブ300ミリですが、 物件形状が楕円というのは、雁行になるのでしょうか。 スラブ厚と形状で、問題点やデベに確認する事項があれば、是非ご指南ください。 よろしくお願いします。 |
74:
ゼネコンボーイ
[2005-12-08 00:15:00]
73の方へ
これはまた大規模物件ですね。 通常の矩形プランにあきたらなくなった、地所が差別化のための楕円プランを持ち出したようです。 地所+鹿島で、決して安い物件ではないでしょうが、価値はあるようです。 特に超高層免震を敢行した点がすごいですね。 これまで、超高層では固有周期が自ずと長周期になり、免震する必要がないのでは、 阪神大震災で証明されたようなものですが、品確法の耐震等級3を取得し、差別化する必要が あったのでしょうか?これだけのゴムを30〜60年後に更新するもの大変な費用かと。 これは近傍で、東京建物が造っているBrillia Grande と競合するのでしょうが、たぶん坪単価も かなり差があるかと推測します。 HPからは、スラブ厚さは伺えなかったのですが、全体プランは http://www.mmtowers40.jp/kozo.html にある「ダブルチューブ構造」と各プランから伺えますね。 ダブルチューブ構造は、超高層住宅でよく採用される構造方式で、スラブ厚さが300mmであるとする スレ主さんから情報によると、そのダブルシューブ間は、フラットプレート構造になっており、 一切の梁型がない訳です。お金持ちは、複数戸購入して、乾式の戸境壁を撤去して、 大豪邸も可能でしょう。その梁なしのスラブを健全な厚さにすると300mm程度欲しかったという 感じでしょうか。実際には、型枠でスラブを造ることはこのような大型案件ではあり得ないので、 ハーフPCa床板を使用することになり、その場合は、構造上の有効厚さを現場打ち厚さの225mmとしている 可能性があります。よって、実際にどのようにスラブを構築するのか質問されてもよいかと。 (ゼネコンボーイも知りたい) 平面形状が楕円だと、施工費用も割高になります。それはよいとして、実際に住戸を購入する場合、 バルコニーが湾曲するのはデザイン参加料としても、部屋自体が矩形でない場合は、 やはり使いづらい感じがあると思います。 |
75:
ゼネコンボーイさま
[2005-12-08 00:47:00]
73です。
ありがとうございました。「実際にどのようにスラブを構築するのか」来週MRで質問してみます。 便乗で恐縮ですが、この物件の最上階の場合も、スラブ厚が薄くなったり、柱が細くなっているのでしょうか。 最上階住戸も検討中ですので、教えていただければ嬉しいです。 よろしくお願いします。 |
76:
↑ゼネコンボーイさま
[2005-12-08 00:50:00]
↑
追加情報ですが、最上階の場合、天井高は下層階より1000mm高くなっています。 |
77:
↑↑ゼネコンボーイさま
[2005-12-08 01:05:00]
↑↑
すみません。営業にチューブのゴムの寿命(交換年数)を尋ねたところ、 「メンテナンスフリー」と言われたのですが、それでも最悪30年程度しか、もたないのでしょうか? |
78:
ゼネコンボーイ
[2005-12-08 20:17:00]
73の方へ
最上階ですか。素晴らしいですね。 さて、最上階ですが、スラブ厚さは通常階数に関係しないので、変化していないでしょう。 柱サイズは下層階より小さくなっている可能性は十分にあります。 天井高が高いということは、部屋も広い訳ですね。1mも高くなれば、それなりの 広さがないと逆に落ち着かない感じがするかも。 MM21の上空の風はどの程度のものか不明ですが、高層階では海に近いと特にバルコニーに出れないくらい 風の強い日々も多いかと。特に最上階では、下からの外壁沿いの上昇気流もすごいでしょう。 さて、ゼネコンボーイの勝手な判断で30年〜と表記して、ご心配おかけしました。 http://www.kajima.co.jp/news/press/199609/12a1fo-j.htm にあるように、60年以上問題無い可能性も高いようすね。ただ、まだ歴史の浅い 工法ですから、各ゼネコンとも「60年以上は交換不要で、万が一のときも交換可能」 という表現を多用しています。が、どの免震ゴムメーカーもどのゼネコンもどのデベも 「5年保証」ですら、出さないのがこの免震構造です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764820218/250-0246408-758422... http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2005/pr20050426/pr2005042... にあるように、長周期が到来して、この免震マンションの固有周期と同調した場合、 免震ゴムがダメージを受けるまで、変位する可能性もあるのでしょう。 誰かこの当たりに詳しい方が否定的見解をしていただくとありがたいですが。 |
79:
ゼネコンボーイ
[2005-12-08 20:23:00]
補足:
外壁沿いに流れる気流のおかげで、 サッシュを閉めている限りは、外を覗かない限り、 バルコニー内は平穏であるケースも生じます。 どのような方向から、風が吹いてきているかと、建物のどの位置に自分の住戸が あるかで、状況は違ってきますが、そのような幸運な部位も存在すると予想されます。 |
80:
匿名さん
[2005-12-09 00:10:00]
ゼネコンボーイさん、非常に参考になるコメントを楽しみに拝見させて頂いております。
さて、上記と同じくみなとみらい地区に建設中の下記URLのマンションを購入検討しております。 こちらもかなり変形高層物件ですが、普通のスラブ210㎜との事です。 感想・コメントを頂けるとうれしいです。 http://www2.mmmid.com/mmmid/index.html |
81:
ゼネコンボーイさま
[2005-12-09 00:20:00]
73です。重ね重ねありがとうございました。たいへん参考になりました。
最上階の天井高ですが、記入ミスで「下層階より10cm(100ミリ)」の誤りです。失礼しました。 また、ご親切に上昇気流の件までアドバイスいただき、感謝に耐えません。 実際どのようにスラブを構築するか、回答を得られればご報告します。 今後ともよろしくお願いします。 |
82:
ゼネコンボーイ
[2005-12-09 20:01:00]
80の方へ
このマンションも非常に魅力的ですね。 MM21の港の雰囲気に合わせたというデザインがよいですね。 ただ、販売価格を押させるために、今時のマンションとしては、 少し間口が狭い感じがしますが。 地域冷暖房による熱供給システムで、空調機と床暖房を動かすなんて、 まず他のマンションではあり得ないですね。どのように各戸で使用料を分担して、 誰に支払うのでしょうか? 免震なのに、「万一の地震に配慮し、ドア枠のゆがみを抑え玄関の開閉を妨げない 耐震枠ドアを採用しています。」とは、どういうことなのか? 構造的にはラーメン構造で、短辺方向の弱さを3角形に組み合わせることで、解消し かつ北側の面は立駐にするという合理的な設計ですね。 その戸境壁上の大梁間では、間口も広くないので、通常スラブの210mmで十分という設計のようです。 (通常スラブとは言え、実際にはボイドのないトラス筋内蔵のハーフPCa板による合成床板と なりますが) それでも、コーナーのガラスCWのある部屋は広いので、 スラブ中央を1本の柱で突いた形になっています。 ところが、住戸内には梁がないはずです。これは、三井住友建設の得意技ですね。 この角部屋とその他住戸タイプでは、何か差が付くようですが、仕方ないことですね。 |
83:
匿名さん
[2005-12-10 00:05:00]
ゼネコンボーイさん、81です。大変参考になりました、ありがとうございます!
やはり73番さんの物件と比較すると、価格差がある分仕方がないのか造り的には 多少不安は残りますが、他地域の物件と比較しても遜色なさそうですし前向きに 検討してみます。(何より価格が魅力的です) もし何か造り上で不安点があればお教え頂ければ幸いです。 |
84:
匿名さん
[2005-12-10 00:07:00]
>ゼネコンボーイさん、81です。
間違えました!80です。 |
85:
匿名さん
[2005-12-10 16:03:00]
>この角部屋とその他住戸タイプでは、何か差が付くようですが、仕方ないことですね。
このマンションの北東角を購入したものです。 差が付くというのは遮音性が悪くなるということですか? |
86:
ゼネコンボーイ
[2005-12-10 16:55:00]
85の方へ
ご購入された部屋のタイプ名を教えてください。 |
87:
匿名さん
[2005-12-10 18:11:00]
85です。
部屋タイプは80Aです。 |
88:
ゼネコンボーイ
[2005-12-10 19:48:00]
85の方へ
HPで確認しても、該当するプランは掲載されてないようですが、 掲載されている90Dタイプの面積をやや狭くしたタイプなのでしょうか? 82のコメントは、90Dタイプは形状からもすべての居間、個室がすべて南側に向いていて、 面積も一番あるようだし、他のタイプとの価格差も大きいだろうなという意味で述べました。 分かりずらくて申し訳なかったですが、このタイプが北東の角であっても、そこからの 景観は素晴らしいものと推測します。 遮音上の話ですが、他の住戸タイプに比較して、基本性能としては問題ないと判断します。 中央柱で受けるので、床板振動をそこで点的に拘束する傾向があり、ある種のモードに よる振動はすり抜けてしまう。それがどのようなものかで特性も違ってくるだろう。 平面形状が不整形なので、もともとモードが立ちにくい形であると予想され、 むしろ、他のタイプよりも有利である感じがする。 |
89:
匿名さん
[2005-12-10 20:59:00]
85です
ゼネコンボーイさん、大変ありがとうございました。 間取り図はこちらです。 http://www.jj-navi.com/house/01/gazo/010/030/front/madori/72/00122572U... メニュプラン1を選びました。 |
90:
匿名さん
[2005-12-10 21:54:00]
>地域冷暖房による熱供給システムで、空調機と床暖房を動かすなんて、
まず他のマンションではあり得ないですね。どのように各戸で使用料を分担して、 誰に支払うのでしょうか? 以前住んでいたところでは使用量は給湯量で課金されてました。 暖房と給湯を地域暖房で賄っていました。 専門の(半官半民かなぁ)会社が管理していましたが、こちらも 課金にかんしては同様だと想います。 |
91:
ゼネコンボーイ
[2005-12-10 22:21:00]
90の方へ
ご説明ありがとうございます。 給湯量というのは分かり易いですが、 空調の方はどのように課金するのでしょうか? 仕組みとしては冷媒管が地下から設備シャフトを通って、各戸に分岐し、 さらに各個室の室内機に接続されているのでしょうか? |
スムログ 最新情報
スムラボ 最新情報
ボイドスラブはメリットが色々とありますが、確かにスラブ内のボイド管に設備配管を入れるマンションがあるようですね。
でも、湿気の問題よりは、スラブの構造的にボイド管の向き大丈夫って感じですが。