見積もり前の地質調査をしてもらいました。
かなり緩い地盤で、17m掘っても固い地盤にでない粘土質の地盤です。木造の場合どのような地質改良が必要なのでしょうか?建物が軽いので鉄骨とはちがう工事なのですか?
[スレ作成日時]2012-12-28 19:39:46
地質改良工事について
1:
TOKU
[2013-01-03 07:37:08]
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2:
まっちゃん
[2013-01-03 08:27:07]
建て替えですか?17mってSSじゃ届かないよね
ボーリング調査ですか?TOKUさんの書いてある 通りだけど深さごとに地中の硬さがわかる ニュートン値っていうのがあってそれはSSでも わかるけどボーリングの方があなたの場合いい と思う。水とか地中の状況がつかめるから。 もうやってるかもしれませんが・・・。 木造といっても重いのでおそらく杭を打つ事 になると思います。柱状改良じゃ17mはちょっと 頼りない感じがあります。 また近所の方の対策もうまくいってるのであれば それを模倣するのもいいかなと。 基礎や工法よりここが一番と私は思ってます 出費が嵩むでしょうがここは私は金を掛けなければ いけない部分と思います。 |
3:
まっちゃん
[2013-01-03 09:49:21]
それと杭打ちや柱状改良にはメリットデメリット
があるので勉強してみて下さい。ちなみに私は 10年以上駐車場だった所を表層改良しました。 土地全体に地盤1.5m程攪拌して硬化剤投入。 建築業者に気でも狂ったのかと言われましたが どんな工法、基礎よりここだと色んな所を見て きて感じましたので。 例えば杭と柱状ミックスするある程度 (7~8m)掘ってその下柱状その上に杭とか 建築士だけの意見でなく土木技術士の意見も 取り入れた形で是非お勧めします。また今は 地盤保障してくれる会社も多数ありますが 10年が限度なのであまり鵜呑みにはできません。 |
4:
匿名さん
[2013-01-03 10:47:11]
深層まで地盤が悪いのは、埋立地ではないでしょうか?
我家の周囲も今は見渡す限り平坦ですが、数年前に湿地を埋め立てた場所が多く 20~30メートルの埋め立てを行っています。 こういった場所においては、どの業者も基本的に10メートル程度の地盤調査を行い その範囲で2~3トン程度の強度が出ているので、可能な限りの地盤改良でOKだそうです。 本当に大丈夫かは、以前の土地を知っている私には大変懐疑的ですが… |
5:
匿名さん
[2013-01-03 18:18:14]
粘土層の圧密沈下にはどのような対処をなさるのですか?
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6:
まっちゃん
[2013-01-03 21:01:02]
私がそういう環境で建てなければならない場合
先ず建築士と土木技術士の意見をミックスさせますが あくまでも私の考えでしたら支持層まで鋼管杭、3m 位表層改良が理想ですが17mでも支持層に届かない場合 金額的にもかなり負担になりますので8m程掘り4~5m 柱状改良その上に8m位鋼管杭2m程の表層改良は必要かな と思います。 |
7:
匿名さん
[2013-01-04 04:09:07]
沈下により、むき出しの支持杭の上にべた基礎が乗っている図がイメ-ジされます。
何センチぐらい沈むのですか? |
8:
まっちゃん
[2013-01-04 08:37:56]
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9:
匿名さん
[2013-01-04 11:13:34]
沈んだ土層と支持杭に支えられた基礎底盤の間はそのままにするのですか?
それとも何か充てんするのでしょうか? |
10:
匿名さん
[2013-01-04 13:09:34]
支持層がない場合は摩擦杭である柱状改良が主体でしょう
ただそれだけでは強度の問題もあるので 最近では柱状体の芯に鋼管杭があるものが出ています それでの対応ではないでしょうか 不同沈下が心配です 必ずべた基礎にした方がいいとおもいます 布基礎で防湿コン打設のなんちゃっては不同沈下時 すぐに建物へ影響が出ます 支持層がないだけである程度の地耐力があれば 表層改良も視野に入ってくると考えられます まずは調査会社からの提案を待ってからの方が よりより方向性が見出せるのではないでしょうか |
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11:
まっちゃん
[2013-01-04 13:10:01]
>>9
金は嵩むだろうが何か充填した方がいいかも。 俺もあなたの土地の状況を掴んでる訳じゃないし 一概に言えないがHMの言う方法じゃその場しのぎ しかないと思った方が良い。不安を払拭するなら 建築士だけの意見でなく土木技術士の意見も 取り入れる。要するに最小限の沈みに抑えて 傾かないような対策を施す。俺がここで あーだこーだ言うより専門家に一度現物を 見てもらい判断。まあ俺ならそのお二方の 意見をミックスさらに何かしらのプラス的な 事を考える。例えば表層改良一つとっても ただ平面的にやるのではなく、ベタ基礎を 逆のような形にしてもらったり。柱状なら 逆円錐の上に2~3倍の面積の円型モルタル 杭は突き上げもこわいので柱状を3分の2取り 3分の1杭とか色々アイデアは出てくる。それを お二方に相談。まぁ最初はかなり難しい事を 言ってくるだろうけど、その内あなたにも 理解できるようになってくる。それは本当に 宝になります。日本は本当そういう所が多い のであなただけではなく沢山の方が頭いため 悩んでますが逆に一生そういう所でとことん 付き合ってやろうという前向きな気持ちが 一番のプラス材料ではないかなと俺は思います。 きれいごとになりましたがここが一番大事 だから家なんて2の次。 |
12:
匿名さん
[2013-01-04 13:17:55]
良いこと言いますね。
表層改良も考えています。 ところで、表層改良の六価クロムって本当に出るのですか? 人体に影響はあるのでしょうか? |
13:
まっちゃん
[2013-01-04 13:24:22]
>>表層改良の六価クロムって本当に出るのですか?
これは出ます。ただ固化剤次第でかなり改善できます。 >>人体に影響はあるのでしょうか? 基準値以内で気にかかるようでしたら 犬走り総セメン等で。 |
14:
TOKU
[2013-01-04 13:26:34]
通常粘性土の軟弱地盤上にBOX等の構造物を構築する場合、どうしても沈下を許さない条件下を除きあまり杭基礎は採用しません。通常は一定の沈下を許容しながら深層混合処理(DJM)や表層混合処理を行うか、プレロード(事前に裁荷重相当の盛土をして圧密沈下させる工法)を行った後に構造物を構築します。
ただ、軟弱な粘土層の圧密に関しては、初期圧密は大きく沈下しますが、沈下の収束に相当期間を要しやっかいです。(地質条件にもよりますが通常3年程度は必要ですしそれでも完全に収束はしない。一度「沈下曲線」で検索するとどのような沈下傾向を示すかが理解できると思います。)これを少しでも短縮させるため、土粒子からの排水距離を小さくすることを目的にサンドドレーンやペパードレーンを設置して期間短縮を図ったりします。 ただ、これは土木構造物の例であり、荷重の小さい戸建てはさすがにこのような工法を採用することが現実的ではないと思われます。 やはり、通常の住宅用の杭基礎やセメント等を用いた地盤強化が現実的だと思われますが、まず、このような軟弱地盤を避けることが賢明かと思います。最近は公的な地質データベースも充実してきているので宅地選びの参考にされると良いと思われます。また、国交省がWEBで提供している古い航空写真も軟弱地盤かどうかの参考になります。平地部で最も良いのは昔からの旧家がある区域です(これは当然ですね)。芦原となっているような場所とか昔の入り江っぽい地形の場所はおぼれ谷と言い強烈に軟弱な地盤の地域が多いです。それと地名についても参考になる場合が多いですね。 |
15:
匿名さん
[2013-01-04 14:43:10]
セメントと土壌の化学反応のように考えていますが、ネットで調べても六価クロムが生じるメカニズムがよくわかりません。
教えてください。 |
16:
まっちゃん
[2013-01-04 15:08:56]
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17:
匿名さん
[2013-01-04 15:17:56]
まっちゃんさん、ありがとござんした。
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また、緩い砂層がある場合は液状化を引き起こします。
このため建築前にサウンディング等を実施し、このような地盤条件であった場合地盤改良を行います。
通常サウンディングと言うと「スエーデン式サウンディング」ですが、宅地造成等で表層に貫入不能の層が存在する場合は「ラムサウンディング」を用いる必要があります。地質状況は公的な各種データベースからボーリングデータ(例えば最近建てた公民館や小学校等の建設時のデータ)を入手すれば地質状況を把握できます。たぶん部屋部で建てられる建物用であれば報告書に液状化の検討についても記載されていると思われます。
(公的な建築物の場合オールコアボーリングを行うことが多く、1m毎に土をサンプリングし、N値を測定しながら掘進していきます。)
結果、地盤改良が必要となると、軟弱地盤の程度によりセメントを用いた表層改良やサンドコンパクションパイルによる締め固めや杭基礎などが選定されますが、軟弱なほど金額が嵩みます。
このため、設計に係る前には地盤を調べておき必要な地盤改良費を見積もっておかないとプランが成立しない場合がありますのでご注意下さい。
以下は、サウンディングに関する資料ですので参考にしてください。
http://www.house-support.net/seinou/ss.htm