保険に詳しい方、アドバイスをお願いします。
現在JAの「建更」に入っていますが、毎年の掛け金の支払いが多額なの
で、損保の「火災保険+地震保険」に乗り換えようかと思ってます。
「建更」に入ったのは、保障がしっかりしていて満期になれば100万円が
戻ってくるからだったんですが、住宅ローンを組むときにあわてて入ったの
で、他の保険とあまり比較せずに決めてしまいました。
今になって、掛け捨ての「火災保険+地震保険」の方が満期時の返済金
を含めても、総支払額と保障内容を比較して建更よりも安くてお得だった
のではないかと乗換えを検討しています。
そこで、本当にそれでよいのか詳しい方のアドバイスをお願いします。
ちなみに、うちは
・占有面積 約80平米
・神奈川県
・住宅性能評価の耐震等級により地震保険は2割引(のはず)
の条件です。
[スレ作成日時]2005-02-09 12:56:00
「建更」と「火災保険+地震保険」の比較
388:
元JA
[2012-04-06 10:22:42]
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389:
OLさん
[2012-04-06 12:07:21]
やはりJA建更の税効果の話ですが、
積立部分を除いたところが損金算入対象となっているだけ、 すなわち危険掛金・付加掛金部分が損金算入されているだけです。 とても単純な話です。 他社商品と比べて税務上特別な優遇措置は講じられていません。 ですので、 >347 >建更のほうが内部留保的にも断然いいです。 >351 >損金算入額はぜんぜん違います >358 >建更は掛け捨て部分より損金額が大きいです。 というようなことはありません。 税務上の取扱いに従って、金融機関でもあるJAは 粛々と損金算入対象額を決めているだけです。 個人事業者や法人は、冷静に比較検討するべきでしょうね。 なお税効果云々は、>388さんの言われるような JA建更の魅力の話とはまた別の話ですが、 気になったもので、言及しておきます。 |
390:
OLさん
[2012-04-06 12:14:50]
皆さん、いろいろな選択がありますね。
損保全社の地震保険の契約件数が 1371万件(2011年12月末) http://www.nliro.or.jp/news/2011/120315.pdf JA建更の契約件数が 1163万件(2011年9月末) 1109万件(2011年3月末)+54万件(2011年度上半期増) http://www.jacom.or.jp/news/2011/11/news111130-15508.php 全労済の自然災害共済の契約件数が 179万件(2011年5月末) http://www.zenrosai.coop/zenrosai/topics/2011/pdf/newscommunication201... |
391:
OLさん
[2012-04-06 12:22:21]
>388の元JAさん
もしご存じでしたら、ぜひ教えてください。 このスレの趣旨から、どうしても地震のことが気になります。 JA建更の損害認定は組合独自のもので非公表だと思いますが、 公表されている地震保険制度と比べて、その基準は厳しいと思いますか? それともほとんど似たり寄ったりの内容でしょうか? それとも被災者生活再建支援制度の査定基準に近いのでしょうか? |
392:
元JA
[2012-04-06 12:46:53]
391 OLさん>自分が過去の地震で査定した際は、一部損が殆どなので地震保険との比較の話にはなりませんでした。
今回自分が契約者の立場で説明を受けた際は、余震も続いているので被害現実を最大限に査定すると話されました。 普通ヒビ1本2本と査定するのを1枚の壁に複数入っている時は余震で崩落の可能性もあるので「崩落」でみる。見たいな感じです。 なので、JAだけではないでしょうが今回の震災は「過大査定」であることは間違いないと思います。 どこの査定員によってもその「想定」の差が出るでしょうからなんとも言えませんが・・・ 査定に納得いかない方は再査定されたほうが良いかと思います。 おそらくJA職員(査定資格あり)> 県共済連 査定員 > 全共連鑑定士 とクレームをつけるほど上がっていくかもしれません。 ただ、いたずらにクレームをつけて再査定で「減額査定」もあるかもしれないので、担当者とよく話されたほうが良いと思います。 共済、保険に限らず地震保障の確保は大切だと思いますので契約者増は良いことですね。 |
393:
OLさん
[2012-04-06 13:24:10]
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394:
キャリアウーマンさん
[2012-04-06 17:07:10]
昨年の台風で実家が水没しました。保険はJA の建更むてきに加入していたのですが保険金額が最初の査定の方ははっきりはいいきれませんが全損になると思いますと言われました。家は平屋で屋根まで完全に水没しました。天井もぬけていました。その後査定の方から全損は間違いで家が流されていないので79%になりますと!!電話で言われその日の夕方に家の基礎が入ってるとか入ってないとかで74%が最大ですと言われました。なんだかただのお金払うのかがいやなだけに思えました。クレームをいうと第三者機関の鑑定士がきて鑑定していきました。が近所の方が安田火災の保険に加入していて100%やったとの事をききました。その方と家も我が家と同じ屋根まで水没で平屋です。こんなにも差がつくものですか!?
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395:
元JA
[2012-04-06 17:44:54]
OLさん>参考程度ですいません(汗)
394さん>普通に全損かと感じるのですが・・・全共連鑑定士ではなく、第3者機関?ですか?? 水没で基礎がどうこうは関係ないと思うのですが・・・ 別に共済金の支払は自分達の給料には関係ないので「払いたくない」という感覚は0だと思いますよ。 特にLAは支払に関しての教育も受けるはずですので(足を運んで見つけて払えと)。 |
396:
OLさん
[2012-04-06 20:04:40]
>394さん
>昨年の台風で実家が水没しました。 被災されて大変かと思いますが、参考に教えてください。 クレームした結果、 74%の「損害割合」で決着したということでしょうか。 ちなみに「損害の額」とか修理見積価格といった話は出ずに 一切無関係だったのでしょうか。 参考までに昨年の大きな台風の支払状況は 台風12号 JA建更 177億円( 10461件・2011年11月28日時点) 損保火災 284億円( 23110件・2011年11月30日時点) 台風15号 JA建更 120億円( 31468件・2011年11月28日時点) 損保火災 799億円(114118件・2011年11月30日時点) http://www.jacom.or.jp/news/2011/11/news111130-15508.php http://www.sonpo.or.jp/news/information/2011/1112_01.html とのことです。 |
397:
OLさん
[2012-04-06 20:14:20]
>287のとおり水災は、JA建更では3%以上という条件がつくものの、
JA建更も一般的な損保火災と同様に実損填補だと認識しているのですが、 平屋で屋根まで完全に水没して、JA建更と安田火災(損保ジャパン)とで >こんなにも差がつくものですか!? というのは驚きです。 |
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398:
OLさん
[2012-04-06 20:34:47]
補足
住宅被害状況(消防庁情報11月2日現在) 台風12号 全壊371棟、半壊2907棟、一部破損242棟、 床上浸水5657棟、床下浸水19152棟 台風15号 全壊13棟、半壊287棟、一部破損1895棟、 床上浸水1801棟、床下浸水5071棟 |
399:
OLさん
[2012-04-06 20:57:16]
それにしましてもJAって
いろんなことをしているんですね。 http://www.jacom.or.jp/news/2012/02/news120217-16205.php >計測された地震動における地表最大化速度に基づいて算出された指数が予め定めたレベルを超える地震が発生した場合...減額されるという発行条件が設定... 3年満期だから成り立つのかな。 国内だと不謹慎で発行すらできない感がありますが。 |
400:
周辺住民さん
[2012-04-07 04:03:15]
とある農協の昨年の自然災害での支払い金額を調べてみました。
合計で約六億円 稲 麦 3000万円 家畜 4億円 果樹 2000万円 大豆 3000万円 園芸施設3000万円 ほとんどが農家への支払いです。 農協は災害のたびに支払い額が保険会社より多いと自慢しますが騙されてはいけません。 農家への支払いがほとんどです。 |
401:
不動産業者さん
[2012-04-07 07:57:39]
損保地震保険の支払限度額が
4月6日で 5.5兆円から6.2兆円へと引きあげられました。 しかも増額分はほとんど政府負担。 損保会社の負担は引き下げられました。 地震補償に関してはほとんど税金で賄われているため 大盤振る舞いできる損保地震保険が 更に有利になりました。 |
402:
OLさん
[2012-04-07 08:41:01]
(改定前)
>日本地震再保険(株) 5364.5億円 >損害保険会社全社 1880億円 >政府 4兆7775.5億円 >http://www.nihonjishin.co.jp/structure/index.html (改定後) 日本地震再保険(株) 内訳不明 損害保険会社全社 両者で4880億円 政府 5兆7120億円 日本地震再保険(株)のページが更新されておらず、 損保全社との内訳が不明でした。 他方、JA建更は 異常災害発生時の支払限度額は約款には不記載で、 「必要があるときは、組合の定める取扱い」とあり、 ブラックボックスとなっているのが残念です。 しかし、>218のように災害発生直後に意思決定する JAの姿勢も素晴らしいと思います。 ぜひ「組合の定める取扱い」を公示して欲しいところです。 全労済の支払限度額(1700億円)も、 各自然災害共済実施生協の事業計画で定められていますので、 5月決算時期に期待してもう少し様子見したいところです。 (更新) 損保全社の地震保険の契約件数 1370万件(2011年12月末)で支払限度額 6兆2000億円 JA建更の契約件数 1109万件(2011年 3月末) で支払限度額 ? 円 全労済の自然災害共済の契約件数 179万件(2011年 5月末) で支払限度額 1700億円 |
403:
OLさん
[2012-04-07 08:41:42]
なお、
>地震補償に関してはほとんど税金で賄われている 政府負担のところは実際は財務省の地震再保険特別会計なので、 http://www.mof.go.jp/about_mof/mof_budget/special_account/jishin/jishi... 税金は投入されていないかと。 |
404:
OLさん
[2012-04-07 08:57:07]
>400さん
>とある農協の昨年の自然災害での支払い金額を調べてみました。 >ほとんどが農家への支払いです。 農業者である正組合員の「住宅」や特定構築物が「ほとんど」で、 准組合員の「住宅」や事業用建物は「ほんの少し」なのでしょうか。 たしかに正・准の別で開示されていませんが、 一般法人や個人事業主の建更への加入率は相当高いはずなんですが。 >騙されてはいけません。 は本当でしょうか。 もう少し具体的に詳細に教えていただけますと幸いです。 |
405:
OLさん
[2012-04-07 09:30:06]
例えば、新潟県中越地震(平16年10月発生)の場合、
>農家への支払いがほとんどです。 とは大数の法則から考えにくいのですが、どうなんでしょうか。 新潟県中越地震に関する支払額 地震保険から149億円(件数不明・平23年3月末) JA建更から774億円( 87646件・平23年3月末) 新潟県の契約者数 地震保険の契約者数 約10万件(平16度末)/約 9万件(平13度末) JA建更の契約者数 不明 (平16度末)/約54万件(平13度末) 新潟県のJA組合員内訳(平16年) 正組合員 約20万人 准組合員 約12万人 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001059862 ちなみに建更は員外利用もあるのでしょうか。 |
406:
入居済み住民さん
[2012-04-07 10:10:27]
よくJA関係者は再保険に出してあるから大丈夫などと詭弁を用います。
しかし日産火災も大成火災も再保険にだしてあったけど テロ一発で破たんしました。 東日本大震災からは地震の再保険相場は高騰しています。 引き受け自体をしなくなった再保険会社も多数。 損保地震保険が6.2兆円になるような場合にはJAは 割合からして単独で5兆円も支払うことになる。 そのような場合には「組合の定める取扱い」を発動するでしょう。 そして支払いを2~3兆円に抑えるだろう。 つまり関東大震災のようなケースでは建更加入者は 損保地震保険加入者の半額程度しか補償されないだろうと思われる。 (更新) 損保全社の地震保険の契約件数 1370万件(2011年12月末)で支払限度額 6兆2000億円 JA建更の契約件数 1109万件(2011年 3月末) で支払限度額 ? 円 |
407:
匿名さん
[2012-04-07 11:13:44]
>発動するでしょう。
>に抑えるだろう。 >だろうと思われる。 プロのアナリストのコメントはさすがに重みがあります。 |
JA共済は独自約款で生命保険約款とも違い、大きなメリットもありますよ。
他の商品を見てからの後出しが多いのでうまくできてると思いますよ。
建更も、5型から10型への見直しで保障が大きくなったことはデメリットだらけではないのでは?
修理費共済金もはずせば良いだけでは?利率が3.5%から1.75%に下がっても保障が2倍になるのとの比較には、ちゃんとお客様に説明すれば充分納得なさると思うのですが。
当時であれば払済後の新規とかの方法もありますし。
貯金に貯めとくとか言う発想自体自分以外に発するなら無責任です。
明日に働けない状態になったら、どうやって明後日から貯蓄なさるのですか?
今のような金利では貯蓄は5年、長くても10年以内の予定に対してするものです。
それ以上であればJAであれば養老1型、終身(積立終身)、こども共済で準備すべきです。
個人年金はレスしてた方もいますが、私も貯蓄というよりは将来の生活費だと思います。
それにイザという時というのは具体的にどんな時ですか?
人の被害、車の被害、家の被害、他人への被害、慶弔費。
全て予想がつきますよね。慶弔費意外は保険、共済でなんとかなります。
お小遣いの管理までは言及しませんが・・・
建更とかJA共済全てが”必ず”一番優れてるとはいいませんが、足りない保障は埋めれます。
他の商品が優れているなら、それがお客様にとって一番いいので足りない所を埋める提案をすべきではないですか?
掛金の比較だけなら散々でてるようなので建設的なお話を期待します。
387さん>私がLAやってた時は皆さん返済に全力投球でした。
修繕費を積み立ててる方なんてお会いしませんでした。
一例ですが、
70過ぎ父親の相続の際に息子さんは建更を知り、あと1年で満期だと説明すると掛けた分以上の満期に驚いていました。
母親と90過ぎの祖母が住む実家のバリアフリーの費用に使うと喜んでいただけました。
現在の利率ではこの満期は無理だが、建更の満期の意味を納得いただき、その息子さんの家も火災保険から建更に切替いただきました。
自分自身が住宅ローンで一杯一杯なのに息子さんが実家のリフォームローンが組めますか?
年金暮らしで、今まで積立しなかった両親の自己責任で放置できますか?
その方はたまたま建更を掛けていただいていたので修繕費を手に取れたのです。
全ての人には当てはまらないので本当に一例ですが。
ただ、修繕費は必ずかかる費用です。
たいていの方は直面して初めて考えます。
建更で準備したいと考える方が沢山いたとしても不思議ではないとおもいます。
預貯金は三角形、保険共済は四角形。
基本です。