現在、建築予定中なのですが、妻が縦張りサイディングを気に入り、
検討中です。
旭ガラス製のもので、普通に横張りにも、縦張りにも対応するものです。
どちらにしても張り合わせ部の2辺はコーキングになりますが、
他2辺の凸凹の位置が横張りとは90度変わります。
心配なのはこの凸凹の勘合部?が普通の横張りから90度回転して
施工するのに問題ないのかです。
また、外壁固定の胴縁?も、長い板を横向きでチグハグに
施工し通気確保するそうですが、問題ないのでしょうか。
施工された方、詳しい方、アドバイスよろしくお願いします。
[スレ作成日時]2004-09-16 18:06:00
縦張りサイディングについて
2:
現場監督補助
[2004-09-17 01:43:00]
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まず、版同士の接合のことですが、接合部には、ゴム状のものが
付いているということと、通気層を施工するようですから、多少雨水
が染み込んでも、壁本体までは達しないと思いますから、問題ない
と思います。でも、版自体は、塗装で保護されているので、庇を
付けた家にすることをお勧めします。そうしないと、早めに塗り替え
をしなくてはならなくなります。風を室内に取り入れるにも、庇は有効
なんだそうです。
ジョイントよりも縦張りで注意すべきところは、通気層の確保です。
縦張りの場合、銅縁を横に施工するので、通気が妨げられるため
記述のように交互に隙間を空ける方法や、通常より厚い胴縁を使って、通気用の溝を
掘り込むなどの方法がとられています。通気を効率よくするのと、下地を
丈夫にする意味では、後者のほうがよいと思いますが、手間もかかります。
また、釘打ち工法と金物による工法の二点があります。サイディング
自体の厚さによっても違ってきますが厚くなると金物による工法に
なるのが一般的です。金物工法による厚いサイディングのほうがお勧めです。
釘打ち工法は、厚さ12mmの版ですから、あまり板の際に釘を打つと、
ひび割れの原因になります。
ですから、ジョイント部分は広めの板の下地のほうがよいかもしれません。
それと、コーキング。きちんとした施工をしないと、必ずコーキングが切れます。
あとは、台所・風呂の換気口の付近。水蒸気により、必ず板が傷みますから
フードも、ちょっと工夫されたものも市販されていますので、使ってみては
いかがでしょうか。簡単に書くとこんなことだと思います。
縦張りも素敵ですよ。よい家ができることを祈ってます。