最近町を見ていると(中部県内)土壁の家を建てているのをよく見かけます。健康ブームの影響もあると思うのですが、実際建てている大工さんに聞いてみたら、蓄熱性があっていいよという事ですが、断熱性と蓄熱性の違いがイマイチ分かりません。冬寒いのが嫌なので内断熱の普通のロックウール断熱材を考えていましたが、夏涼しい土壁も魅力的、実際住んでいる方見えたら教えて下さい。特に冬の暖かさについて、、、
[スレ作成日時]2005-01-05 08:22:00
今どきの土壁の家に住んでる人
No.2 |
by ななみ 2005-01-05 12:36:00
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実家が土壁で作りました。夏はすずしく、冬は暖かい方だと思います。断熱材が入っていなくてもこういう暖かさもあるんだなァと思います。今どきの高断熱という所まではいきませんが、夏がとにかく涼しいです。家が暑くなりにくい気がします。ただ、坪単価も高いですよ。かなり高いです。古民家風なので梁などが出ていたりするからかもしれません。全て昔の手法そのままです。若い大工さんばかりでは無理だとも聞きました。延べ床面積50ちょっとで坪単価100は超えています。
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No.3 |
濃尾平野では土壁造が多いでしょうね。
夏の蒸し暑さのせいだと思います。確かに夏は涼しい。しかし、冬に暖かいとは言いがたいです。 土壁の家がよいか悪いかといえば住む人の生活スタイルと、立地条件によるでしょう。 夏にエアコンを使いたくない人はよいでしょう。また、周りに森林や田園が多い地域が向いているでしょう。都市では、いくら涼しいといっても周りの廃熱などで耐えられません。 ただし、家の長持ちを考えれば土壁はいいものです。木材の大敵の湿気を吸収してくれますから。 ななみさんの言っている家は本物の田舎つくりもしくは、数奇屋つくりかな?壁をつけるだけなら3万円/坪も追加にならないでしょう。 気密性を重視する(石膏ボード、クロスで囲われた部屋が多い)今日では、土壁はかなり減少しました。 冬の暖かさを重視するなら気密住宅です。気密住宅と土壁造は相反するものと考えてください。 |
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No.4 |
ありがとうございます。
今実家が40年の土壁です。しかし今は2重ガラスなど壁以外にも断熱に気を配れるようで、今時の土壁の質問をしました。 ななみさんへ質問です。良い断熱を得るために土壁を作る段階で時間を掛けなければならないと聞きますが、家を建てるのにどのくらいかかりましたか?又注意点はありますか? |
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No.5 |
追伸
築40年の家は足元がとても寒いです。 |
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No.6 |
土壁ですから、壁や梁の収縮という問題はありました。柱と壁の部分に隙間が出来てきた場所もありましたよ。それでも大工さんが、コーキングなのでしょうか。きちんと穴埋めをされ、その後はここ8年トラブルはありません。家の建築期間は通常の家よりすこし長かったですが、一日の大工の入り数でも変わる気がいたします。先日偶然施工をされた大工さんと知り合う機会があったのですが、今ではなかなか土壁作りをする人が少ないから、とてもとても思い出深く、良い仕事が出来たと言われていました。そういう風に後でもいい仕事、いい経験をさせてもらったと言ってもらえる家ってなかなか無いですよね。ちなみに壁が汚れたら、消しゴム。少し傷がついたら、サンドペーパーで削り、補修です。建てる場所は田舎だからとかは関係ないと思いますが、庭など敷地があるほうが、引き立つようです。
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No.7 |
ななみさんありがとうございます。ななみさんの家の内壁?部屋の壁は土壁そのものなのでしょうか。何か内装はされていますか?内装されていた場合、スキマが出来た時の修正は簡単なのでしょうか?あと差し支えなければ業者さん教えてもらえますか。
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No.8 |
土壁そのものです。ただ、窓などは全て黒で枠等をつくってもらい、ペアガラスです。そして、断熱の為、全ての部屋が雪見障子やガラス障子などにしています。業者は、どうなんでしょう。ただ、古民家を現代で再現したことなどから全国紙などにも掲載されました。土壁風など今は安くできるようですから、全部土壁とするより、断熱や手入れなど楽な方を選択されるのがよいのではないでしょうか。材料や内装にもいろいろとオーダーをしましたので建物は50坪弱で5000万は超えまし。娘の私には建てる事ができません(涙)
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No.9 |
またまた有難うございます。雪見障子やガラス障子は断熱にいいんですか、勉強になります。
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No.10 |
土壁・障子が取り外し出来る戸・坪庭・格子戸・土間がある家です。夏涼しくて、冬は暖かくてとても快適です。
一度おいでください。 |
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No.11 |
通りすがりのものです。現在、土壁というか漆喰の勉強をやっているものです。
土壁、漆喰の長所は、耐熱性(防火。火事の際は、燃えている家で1,200℃ぐらい、隣の家は840℃ぐらいのようです。 燃えない素材ですので、昔から土蔵は大切な物を守るために使われていた。)、断熱性、遮音性、湿度調整、展伸性(継ぎ目なしに広がる)、可塑性(自由な造形ができる)ところです。土壁や漆喰は乾燥に時間がかかり、施工性、工期が長い(お金がかかる)、熟練者が少ないなどの問題があり、なかなか普及していないのが現状です。 天然素材としての土壁、漆喰は湿度調整が特に優れていますが、あと隠れたところでは、ゴミがでないところだと思っています。建築士さんから聞いたところでは、クロスなどは3割りもゴミが出てくると言っておられました。 漆喰の復権を願っていますが、今後の住宅の主流になることは難しそうです。品確法の評価基準にもありません。 |
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No.12 |
昔の家は「夏を快適に」、近代建築の家は、「冬を快適に過ごす」ことをコンセプトとして造られていますので、昔ながらの土壁では、夏は快適でも冬はさすがに寒いのではないかと思います。
高気密、高断熱の家では、障子などは結露の原因となりますが、土壁ですと断熱になるというか、必需品ではないかと思われます。 私は建築について素人ですのでいろいろ本を読んで勉強していますが、左官に関しての本が極端に少ない。職人の世界なのでマニュアルよりも「体で覚えろ」方式だったのでしょう。 左官の本ではありませんが、最近読んだ本の中で非常に驚いたというか感銘を受けた本がありますのでご紹介します。 サンマーク出版の「無添加住宅」秋田憲司著です。壁は竹あじろに漆喰塗りが基本となっており、木材の貼り合せに使う接着剤は米のりと膠です。漆喰も独自で調合されたもののようです。 実際に住んでいませんので良いかどうかわかりませんが、私が家を建てるならこういう家がいいな。と思うような家です。マスコミにもかなり取り上げられているようですので、今後の新たな流れになるのでは。と思っています。建築坪単価は、500千円〜650千円ぐらい? あと、九州にある未来工房の家も良さそう。ここは土壁には縁がないかも。秋田さんの工務店は兵庫県ですが、中部地方(岐阜、愛知、三重)にも代理店があるようです。飛島建設まで代理店のようですから全国カバーでしょう。 |
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No.13 |
高温多湿の日本には・・土壁仕様が一番EEのですよ!
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No.14 |
土壁にしました。
自然素材の家は空気がいいネ。 地元の大工さんで正解でした。 |
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No.16 |
屋根と床下に断熱材をかましてます。
夏涼しくて冬暖かいですよ。 |
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No.17 |
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No.18 |
↑その建物はいったい築何年だろう?
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No.19 |
東北地震で被害の土蔵を現在も解体してます、皆地面近くが腐っているそうです。
腐ってるから被害が出たとも云えます。 貴重な遺産が無くなり町並みが変ってしまうようです。 解体費用の補助の出るうちに解体する方が多いようです。 |
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No.20 |
昔ながらの土壁ですが
ボロボロと剥がれてきます、最悪です |
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No.21 |
土壁はノーメンテではまずいだろ。
一度剥がして仕上げ直したら? |
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No.22 |
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No.23 |
サイディングやクロスが好きになれるならそうしなよ? (爆)
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No.24 |
↓今時の土壁、ストローベイルハウス。
実際にお住みになられてる方はいませんか? |
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No.25 |