住宅設備・建材・工法掲示板「ダイライトの施工可否」についてご紹介しています。
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anon [更新日時] 2006-11-13 20:11:00
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ダイライトMS(外壁下地)を施工しようと考えています。
施工したい旨要望するとハウスメーカーによっては、難色を示すところがあると聞いたことがあります。
施工可能だったハウスメーカー、不可能だった(難色示した)ハウスメーカー、ご存知の方ご教示願います。

[スレ作成日時]2005-10-31 22:53:00

 
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ダイライトの施工可否

20: 匿名さん 
[2006-09-25 21:56:00]
>ダイライトMS(外壁下地)を施工しようと考えています。
補助的に使う程度ならいんじゃないかなぁ。
釘打ち幅や打ち込み位置、釘打ちのエア圧をしっかり守らないと
規定の強度がでないので気をつけて。
構造用合板と違って端部などはパキパキと割れます。粘りがありません。
外壁側に使う面材として透湿抵抗が小さいことと耐火性能がいいので
うちは採用してみたけど耐力面材としては正直心許ないですね。
軸組みの場合は筋交いもキッチリ入れておいたほうが安心です。

計算上は簡単に耐力壁長が稼げるので、軸組みで筋交いを止めて代わりに
ダイライトを使用する工法や、2×4でも耐力面材にダイライトを使う
場合が多く見受けられます。が、規定の強度を確保するには施工精度が
重要ですので気を付けましょう。
安全率という視点ではかなり疑問が残る建材だというのが正直な感想です。
21: 匿名さん 
[2006-09-25 22:28:00]
>20さん
うちは耐震補強で構造合板貼ってからダイライトに気づいて
落ち込んでいるクチですが、ダイライトの端がバキバキ割れるのは
初めて知りました。
ご近所でダイライトで新築されているお宅があるのですが、エアネイラー
で打っているため釘が1/3ほどめり込んでいます。大工さんに尋ねると筋交
いは要らないとのことでした。
うちは大工さんは昔気質というか今時CN50を手打ちで打ってしまったため
めり込むまでは打てませんでした。めり込ませないと強度って出ないんですよね。
22: 匿名さん 
[2006-09-25 23:19:00]
>1/3ほどめり込んでいます。
9mm厚の場合ですと釘の頭が3mm中に入っていると言うことですよね。
ほとんど全ての釘がそのような状態なら問題かと思われます。
釘頭がめり込んでしまうと、期待する強度が発揮できないのは他の合板も同じです。
そんな状態で筋交いは要らないとはよく言えたものです。

ダイライト工法は従来の筋交いよりも強いというような宣伝文句には
このような落とし穴があります。
計算上の強度と実際の強度の差が大きくなりやすいダイライトだけで
耐力壁を構成する場合は、充分施工時に注意して下さい。
23: 23 
[2006-09-26 00:38:00]
>20さんに全く同意見。
それに加えて、無機質なので防蟻・耐腐食性に優れている点かな。
ダイライトの施工基準では釘頭のめり込みは 1mm以内みたいだけど
なかなか難しいでしょうね。 その場合は増し打ちすればいいのだけど。
釘の保持力は合板に比べると弱いです。

 ダイライト自体は良い建材だと思います。
私もダイライト自体は筋交い併用工法の地元HMで建築中ですが 9mmのダイライトのみで
耐力壁の壁量を稼ぐのは懐疑的です。
24: 匿名さん 
[2006-09-26 20:29:00]
>23さん
よくご存知ですね。同意見の方がいらしてちょっと嬉しいです。
ダイライトの施工マニュアルも読んだことがない職人が多いのでしょう。
単金が安いのを理由に手を抜くのが当たり前的な思考の自称”プロ”の方や
不勉強な職人によって危険な家を量産しているかと思うと歯痒いばかりです。
元請の責任も勿論ありますが。
先の中越地震の結果報告でダイライトの耐力性能が悪いと言うデータは
予想通りといったところです。
施工さえしっかりしていれば良い建材だという点には同意です。
25: 23 
[2006-09-28 18:12:00]
>24さん(20さん?)
>先の中越地震の結果報告でダイライトの耐力性能が悪いと言うデータは
>予想通りといったところです。

これは、11さん紹介のHPを見られての事でしょうか?
私は15さんと同様 この見解・データにも少し懐疑的なのです。
施工精度・施工時期・筋交い併用(外周部も)なのか?・壁量はどれくらいだったのか?
他の在来工法との比較ではどうだったのか などです。

 最近は「壁震火」とか、後発の新建材もでているので悩ましいですが・・・

26: 24(20) 
[2006-09-28 20:59:00]
>これは、11さん紹介のHPを見られての事でしょうか?
はい、そうです。
blogですから詳細な比較データまでは載せていないのだと思います。
学会の資料と同じような詳細なデータまでは望めませんよね。^^;
ただ、私自身このHPの方は知りませんし、知りたいとも思いませんが、
少なくとも偏った見方をしておりませんし、建築専門家(?)らしい幅広い知識と
探求心がみてとれるので、まあ、信用しても良いかなと個人的には思います。

施工精度のことを言い始めると、建物全体のバランスや材の良し悪しもありますし、
結局は実物大の実験してみないことには正確な耐震性はわかりませんね。
ひとつの傾向として捉えておく程度がよろしいのではないかと思います。
27: 匿名さん 
[2006-09-28 21:39:00]
ダーラートって、構造合板代わりに屋根下地や床下地として使えますか?
不燃や遮音性が良さそうなので施工しようと思っていますが。
28: 匿名さん 
[2006-09-28 22:05:00]
床下地はどうかなぁ。硬いけど丈夫ではないから
29: 23 
[2006-09-28 22:28:00]
>27さん
 28さんの言われるとおり、ダイライトは面と垂直方向には強くありません。
粘りがなく、パキッと割れます。(本当に無機質だなあ と感じます)
また、釘の保持力も合板に比べて低いので
屋根下地や、床下地材には向かないですし、そんな高価な建材は使う必要もない
と思いますよ。
30: 匿名さん 
[2006-09-28 23:06:00]
>28 29さん
27です。
やっぱりダメですか。
多くは屋根下地に合板貼っていますが、密集地などで隣から延焼した場合、
燃えちゃうのではと心配していました。ありがとうございました。
31: AOI 
[2006-09-29 09:39:00]
耐震補強の講習会を内輪の組合のようなもので行なったんですが
その際に、ダイライトをやってみようとの声が出て、実験的にやってみました。
割れますねー。
たしかに施工は難しくなさそうな事をメーカーの担当も言ってました。
でもみなさんが仰るとおりパリパリ割れました。
だもんで、自分もダイライトの耐力には懐疑的にならざるをえません。
その後
知人からダイライト使用メーカーがどうだろうと相談を受けましたが
そんな理由でダメだと答えました。
しかし、大手HMが使用して、広報でアピールする建材や工法のほうが
自分の意見より信用できると判断されたようです。
それだけ、大手の一般の消費者に対する信用は高くて
自分らのような個人業者は信用されて無いって事ですかね。
32: > 
[2006-09-29 10:12:00]
ツーバイの生みの親もここではマイナーですね 笑
33: 匿名さん 
[2006-10-09 20:25:00]
ダイライトの建売りに住んでおります。

割れやすいんですか!
瞬間的な衝撃には弱い様ですね。
施工中を見ましたが、くぎはかなりめり込んでました。
施工は慎重になりそうですね。
地震のような周期の長い揺れには強いと信じたいところです。
34: 匿名さん 
[2006-10-11 00:03:00]
割れやすい、粘りが無いと何人かの書き込みを見て、モイスを入れたいなって思いました。
でも、自分の建てようとしている工務店ではモイスの施工経験がなく、断られるだろうなー。
35: 23 
[2006-10-11 00:20:00]
>34
モイスでも同じですよ。しかもモイスは吸水性があります。
ダイライトは面と垂直方向への衝撃に弱いのであって、面方向としての強度は
あります。→構造用合板の方が強いですが。
 従って、野球のボールなんかが当たると割れますが、サイディング等の外壁が
その外にありますので、こう言った事は考えなくても良いでしょう。
 粘りがない→釘の保持力が弱いので、繰り返し大きな地震が来た場合が若干心配です。
我が家も今日ダイライトを貼りました。事前に大工さんに「釘打ち機の空気圧を弱めでお願いします」と言った所
「わかってますよ。空気圧調整して打ってますので」と逆に言われてしまいました。
めり込みなどなく、後で叩き直す位で、キレイな施工でした。
 ダイライトは施工さえきちんとすれば、壁倍率で2.5(9mm)ありますので、筋交い等と併用
したら、良い建材だと思いますよ。


36: 匿名さん 
[2006-10-25 10:47:00]
確かにダイライトは割れやすいと言いますが、実際の施工において柱も筋交いも全くなくダイライトのみで建物を支えると言うことはありえないわけで、部材だけの強度うんぬんは全く意味がありません。具体例で言いますとS×Lの合板はわずか5.5ミリしかありませんが、パネルとして施工されることによって初めて強度を測定できるのです。逆に部材の強度がいかに優れ正しい施工をしていたとしても、スパンや間取りによっては建物自体の強度は他の部材での施工と変わらない事もあります。これは鉄骨住宅についても同様で、太い鉄骨柱を使用するHMはスパンを広く取りそれだけ空間の自由度をアピールしているのです。セキスイハイムとトヨタホームではトヨタの方太い鉄骨を使用していますが、それだけスパンも広くなっているのです。
37: 匿名さん 
[2006-10-25 22:17:00]
S×Lのパネルは工場生産で接着材も使ってるし比較対象にはならないですよ。
ダイライト工法の問題点は、ダイライトという建材の特性を知らない職人が
適当な施工をして充分な強度が発揮できないというところにあるわけです。
38: 匿名さん 
[2006-10-26 12:03:00]
あんなに分かりやすいマニュアルがあるのに、どうやったら間違った施工になるのかが不思議。
39: 匿名さん 
[2006-11-13 20:11:00]
↑確かにそうだ。ネイラー圧(めり込み許容)、釘幅、山形プレートとの干渉対策。極端な話、日本語が読めればDIYレベルで正確な施工は十分可能。マニュアルを読まず、他の合板と同じように(あるいは今までの経験とカンで)施工する輩がいるからこまります。

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