ここしばらく雪が降ったり、すごく冷え込んでいますが、この期間に造られた基礎って、大丈夫なんでしょうか?
現在我が家は、1週間ほど前から基礎に着手し、現在は型枠も外れた状態です。
心配になって、ハウスメーカーに聞いたら、この期間はいつもより強度のあるコンクリートを使うから、大丈夫と言われました。
今日現地に見に行ったら、表面に気泡のようなものが、ずいぶんできていましたが、気温に関わらず、そんなものなのでしょうか?
なにかチェックポイント等ございましたら、ぜひ教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
[スレ作成日時]2005-12-25 22:56:00
基礎について
2:
匿名さん
[2005-12-26 09:08:00]
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3:
まつもと
[2005-12-27 00:06:00]
情報ありがとうございます。あいまいな表現で申し訳ありませんでした。
多い場所では掌くらいのところに3,4箇所、5〜10mmくらいの気泡が固まった穴のようなものが出来ていました。 触ると気泡上の穴の端がバリバリ取れたりするので、少し不安になったのです。 養生期間は工程表では3日間でした。 温度管理も必要なのですか!? 強度のあるコンクリートというのは、通常は21KNのものを使用しているところを、 冬場は24KNのものを使うとの説明でした。 一応テストピースは取って、強度の確認はするとのことでしたが・・・ |
4:
どこで建てようか
[2005-12-27 02:22:00]
公庫仕様書では、コンクリートの養生期間について次のように記載されています。
2. 普通ポルトランドセメントを用いる場合はの型枠の存置期間は、 気温15℃以上の場合は3日間以上、5℃以上15℃未満の場合は5日間とする。 3. 寒冷期に施工する場合は、気温に応じて適切な養生を行う。 なお、工事監理者がいる場合は、その指示を受ける。 |
5:
どこで建てようか
[2005-12-27 03:02:00]
一番重要な所ですから気が抜けませんね。
気泡のような…ということですが、表面が荒くても大丈夫!というコメントが下記のHPにありました。 程度の違い等判りませんが… ↓ http://homepage2.nifty.com/gakuyo/nnikki/01092901.html 基礎のチェックポイント ↓ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1781836 伝えるべきは伝えていいお家にしたいですね。がんばってください! |
6:
匿名さん
[2005-12-27 09:29:00]
21KNを24KNで打つというのは、初期強度を上げる為にやっているのでしょう。
例えば同じ普通セメントなら7日で出る強度で見た場合、 平均気温が11度ならば41%ですから、それぞれ、8.61、9.84となります。 ここで注意しなくてはならないのは、養生期間の平均気温です。 平均気温が低いほどコンクリートの強度は出にくくなるので、 ヒーター等で暖める所もあるくらいです。 ちなみに平均気温が3度の場合で同程度の強度を出すのには10日かかります。 初期強度を出やすくする早強セメントというのもあります。 こちらですと、3日で普通セメントの7日の強度が出ます。 あと、低温用の寒中コンクリートというのもあります。 この話というのは、コンクリートを扱う者の基礎みたいなものですから、 脅す訳ではないけれど、そういう所を聞いて(温度管理等)もしわからないというのは... 本来、コンクリートを入れてから(基礎が仕上がってから)どのくらいの強度が出たら棟上するとするべきなのに、 単純に1週間とかしている住宅会社が多いのは、コンクリートの性質より施工計画だけで動くからです。 まあ、施工会社の全部とは言いませんが、大半はそういうのを知らないでしょうね。 |
7:
匿名さん
[2005-12-27 09:59:00]
公庫対象物件だったら、夏24n,冬27nだったと思うけど
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8:
どこで建てようか
[2005-12-27 23:27:00]
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9:
匿名さん
[2005-12-29 10:16:00]
>08さん 呼び強度は27ということですよ。さすがにへ−ベルさんですね。
公庫仕様書(2千円くらい)によると特記がない場合のスランプは18cmとし、呼び強度は(打ち込みから28日後までの期間の予想平均気温)10℃以上は24N、2℃以上10℃未満は27Nとされています。 聞くところでは、以前は21Nだったのですが、公庫仕様では基礎の鉄筋を折り曲げてすることとされており、非常に手間を要することから、業界圧力があって鉄筋の折り曲げをやめ、その代わりに呼び強度を上げたそうです。 公庫仕様は、公庫対象物件として売り出されたものは当然にその仕様が適用になります。公庫から融資を受けていなくても大丈夫です。 確認検査機関や性能評価機関でも不勉強な方は知りませんので、購入者がチェックする必要があります。 |
10:
匿名さん
[2005-12-29 20:52:00]
表面に気泡状のジャンカがプチプチある程度であれば心配いりません。
石が露出していたり、ゴワゴワ(なんと表現して良いやら)のものであれば、近所の関連業者に見てもらうのが良い方法です。 ダメなものは、多少かじっていればすぐわかります。 |
11:
どこで建てようか
[2006-01-01 01:56:00]
>業界圧力があって鉄筋の折り曲げをやめ、その代わりに呼び強度を上げたそうです。
…なさけなくも、混沌とした建築業界にありがちな話ですね。 一番重要な箇所ですから、その基準法ともなる所では圧力とかの話ではないと思いますが… …そうか鉄筋の折り曲げ…お願いしよう! >呼び強度27 …そうでしたか…確か±3は許容範囲なんですよね?…範囲広すぎですよね… 大変勉強になりましたありがとうございます! |
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12:
匿名さん
[2006-01-01 17:28:00]
東北地方でハイムで建ててます。
ここ数日は最低気温は氷点下3度くらいでしょうか。 コンクリート打設を年末に終えました。 呼び強度30Nという仕様のコンクリートで、打設後保温シートをかけて、ヒーターで5日間暖め続けるそうです。 |
13:
匿名さん
[2006-01-02 02:18:00]
打設後保温シートをかけて、ヒーターで!?何度以下の地域ならその必要があるのですか?
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14:
何だろ?
[2006-01-02 08:41:00]
当方シロートで『鉄筋の折り曲げ』というのが調べても良くわかりませんでした。
どなたか詳しい方、教えていただけないでしょうか? |
15:
12
[2006-01-02 09:27:00]
何度以下から必要なのかは分かりませんが、水分の凍結の恐れがある所ではないでしょうか?
凍結防止剤も入れているようでした。 凍結はこれであまり心配していないのですが、連日の雪で割栗石が湿っていたのが心配です。 |
16:
どこで建てようか
[2006-01-02 10:09:00]
>>14
「立ち上がりの鉄筋の上部が全て180°に曲がっていますが、異形鉄筋という今回使用している鉄筋では、 このような曲げ加工は必要ありません。つまり、その加工をしているだけ鉄筋とコンクリートの 付着力は増し、当然目に見えない強度も増加します。GOODです。」という評価もいただいています。 確かに立ち上がり部の鉄筋が逆「し」の字型に曲がっています。 ↓ http://homepage2.nifty.com/gakuyo/nnikki/01100302.html |
17:
匿名さん
[2006-01-02 12:47:00]
9です。
公庫仕様には2度以上10度未満とありますので、基本的には、最低2度は必要と思われます。 |
18:
どこで建てようか
[2006-01-02 14:22:00]
たまたま基礎立ち上がりのコンクリートを打設し、シート養生をしていたにもかかわらず、
その夜に雪となり、強風によって養生シートがめくれ上がり、めくれた部分に雪が積もるという アクシデントに見舞われました。 基礎の立ち上がり部分、基礎の底版部分をあわせ、30カ所以上でシュミットハンマー試験を行い、 養生シートが外れた部分では設計強度の18kN/mm2に満たない16kN/mm2程度の強度しかなく、 それ以外の部分ではいずれも設計強度の18kN/mm2をクリアしていました。 クラックもなく、基礎の外観はきれいな状態でしたが、結果として、アクシデントであったものの、 一部であれ設計強度に達していなかったため、基礎を解体し、再度基礎工事を行うことになりました。 ↓ http://www.ads-network.co.jp/zikenbo/z-02.htm …見た目にはとってもキレイな基礎で施主が「大丈夫?」と疑問を持たない限り、そのまま家が建って いたかと思うとこわいですね…それでも20年、30年住めるのでしょうが… |
19:
14
[2006-01-02 15:22:00]
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20:
匿名さん
[2006-01-02 17:16:00]
>>ここ数日は最低気温は氷点下3度くらいでしょうか。
>>コンクリート打設を年末に終えました。 コンクリートって氷点下で打っても大丈夫なんですか? いくら暖めるからって言っても部分的に届かないんじゃ? |
21:
匿名さん
[2006-01-03 15:08:00]
適切な資材、施工を行ったコンクリ−トは一説によれば200年は持つそうです。
JRが施工した高架橋など昭和初期のものが今だに健在です。 その一方で、山陽新幹線の鉄筋腐食、阪神震災での高速道路高架橋などこの10数年でつくられたものに壊れやすいコンクリ−トが多いのも事実です。 地下鉄の天井の亀裂や歩道際のL字状のブロックが風化し中の石材がボロボロになっているのを見たことはありませんか? どうやらコンクリ−トにはモラルという資材が必要なようです。 18さんの業者はやり直しを選択したようですね。 決断力のある会社だと思います。 ご時世も味方しています。 これを機会に信頼関係を築いてください。 |
また、型枠自体の使用歴や、使用前のけれん作業(表面に残っていたコンクリートかすの撤去)を
どの位やっていたかにより、仕上がりに多少の差が出ます。
コンクリートの養生管理事項には温度管理というものもあります。
外気温によっては保温マット等による養生も必要になります。
型枠を何日で外したかも問題になるでしょうね。
いつもより強度のあるコンクリートって何ですか。
強度があるのを使っていても、養生が悪ければ...となります。
まあ、言い方としては、コンクリートの納入伝票を見せてもらいたいというのと、
棟上前に強度試験をやってもらいたいというのはどうですかね。