住宅設備・建材・工法掲示板「耐震等級3の在来と耐震等級2の2×4」についてご紹介しています。
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ビギナーさん [更新日時] 2008-06-21 23:42:00
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現在、在来と2×の工務店で悩んでいます。
間取りは4LDK、1階に17畳のリビング、それに続く和室6畳。
浴室洗面。2階は10畳の寝室と6畳の洋室2室です。
同じ間取りで、2社に見積もりを依頼したところ、2×の業者からは
「耐震等級は2だけれど、在来よりも2×のほうが地震に強いから耐震等級3は必要ない」
と言われました。
実際にはどうなのでしょうか?どなたか教えてください。

[スレ作成日時]2008-06-09 13:12:00

 
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耐震等級3の在来と耐震等級2の2×4

51: 匿名さん 
[2008-06-15 13:31:00]
50訂正

わざわざ併用してまで筋交いのみの壁量

わざわざ併用してまで面材のみの壁量
52: ど素人 
[2008-06-15 14:55:00]
よく理解できないのですが、

>全体の壁量は一定に保った上で、それらを面材+筋交いに分配

1.長い周期の揺れ → 筋交いは、耐えられる
2.短い周期の揺れ → 筋交い・面材ともに耐えられる

どんな地震が来るか分からないので、「筋交い」のほうが、耐震には向いている(安全策)というわけではないのでしょうか?

あと、「面材+筋交いに分配」した場合、1.長い周期の揺れ で、「面材」の箇所にガタが出るとか、「筋交い」だけの場合と比べ、バランスが違うため、揺れの力が一定箇所に加わりやすいということはないのでしょうか?
53: 匿名さん 
[2008-06-15 16:04:00]
固有周期の影響は地盤による影響も強いですよね。
筋交いでも面でもある程度建物により揺れ方が予測できます。

固有周期に近くなり共振したとしても制震や免震などが減衰する役目を担っている。

48さんは多分制震、免震は除外での意見だと思う。

しかし現状やまたは先を見ても筋交レスが主流になりつつある所で、また筋交いや筋交い併用になるとは思えません。

固有周期の影響でポイントで筋交いを使うなら、制震を使うはず。

筋交いは耐力壁として地震力を耐震で受ける形になります。斜め方向におかしな力が発生すると思うし、靭性の点でも劣る。面と比べたらデメリットしかない。

制震がある以上筋交いはやはり要らない。

たまに勘違いしている人が居ますが、在来軸組は面でも筋交いでも剛です。(揺れ方は少し違う)

木造では伝統工法が柔です。伝統工法は筋交いは使いません。

言い方は悪いですがすべてを踏まえても筋交いはもうやめるべきなのでは?・・・
54: 匿名さん 
[2008-06-15 17:28:00]
面だけで十分な壁倍率が取れるならいいけど、現実問題として軸組みで9ミリパネル使ったって壁倍率2.5でしょう(材質によってちょっと違うけど)?
かといってパネル厚くすると、今度は透湿性の問題が出てくるし。
だから単純に筋交い併用してその分だけ耐震性上げる、ということじゃダメなの?
55: 買い換え検討中 
[2008-06-15 17:43:00]
>>53
>言い方は悪いですがすべてを踏まえても筋交いはもうやめるべきなのでは?・・・
筋交いに代わるものがあればいいけど、現実に木造軸組み住宅で内壁に耐力壁として使えるのは筋交いだからなあ・・・外壁は面でいいかもしれないけど。
56: 匿名さん 
[2008-06-15 18:18:00]
37ですが、面材と筋交いの併用がいいのでは?と考えたのは別の理由です。

前提は、「面材で十分な耐震性を確保した上で筋交いを追加」です。
これですと当然、面材のみの場合の固有周期よりも更に短くなりますね。

耐震を考える場合、単一な震動周期だけではなく、家の固有周期も単一ではないということを
考慮する必要があるのではないか?と思っています。
実際、大きな地震で家が壊れはじめると、固有周期はどんどん長くなります。
これはとても重要な事です。

私が考えた、面材と筋交いの併用した耐震構造とは、次のことを想定しています。
1.耐震性に優れた建物(固有周期が短い)はまず超短周期地震以外では壊れにくい。
2.運悪く家の固有周期と同じ短周期の地震動が相当の時間続いた場合、面材は徐々に
  緩くなって破壊が始まり、やがて家の固有周期は、筋交いのみの場合の固有周期に
  近づきます。
3.2のような状態では、もう面材の支持力は期待できません。この状態で、次に大きな
  揺れが来たときは倒壊が始まるはずですが、まだダメージを受けていない筋交いが
  ここで踏ん張ります。
5.筋交いの固有周期は、面材より長いので建物は共振せず、倒壊には至りません。

実際には、いろいろな周期の震動がもっと複雑に発生するするとは思いますが、
2つの固有周期を持つ耐震壁を併用した場合、明らかに単一の固有周期の家より
強いと考えています。ポイントは、2つ目の固有周期は、1つ目の固有周期が突破されたときに
現れるということです。
ちなみに、2つの固有周期をできるだけ離すために、筋交いは全てシングルで家を建てました。

上記は私が勝手に考えた耐震理論だという事を強調しておきます。(笑)
57: 通行人さん 
[2008-06-15 21:57:00]
>56さん

耐力パネルがねをあげたら次に筋交いが踏ん張る?

耐力パネルですらもたないのに筋交いが踏ん張れるわけないでしょ?
58: 46 
[2008-06-16 00:52:00]
>>56さん
>2つの固有周期を持つ耐震壁を併用した場合、明らかに単一の固有周期の家より
>強いと考えています。ポイントは、2つ目の固有周期は、1つ目の固有周期が突破されたときに
>現れるということです。

壁自体に固有周期があるわけではなく、壁の剛性を全部足したものと建物の重量との比で、建物の固有周期が決まります
なので2種類の耐力壁を用いたとしても、結局固有周期は1つになります。

面材が先に壊れて、次に筋交いが踏ん張るとありますが、面材が壊れるほどまで建物が変形しているということは、筋交いも壊れるほどに変形しているということになってしまいます。
59: 53 
[2008-06-16 05:10:00]
>54・55
内壁にも面材は4周打ち出来ますし、内装材用の面材はあります。

①切り欠きを作り、欠いた部分を増し打ちする方法。

②受け材を決められた所定の釘、間隔、木材で作り後は普通に面材を打ちます。
内外で倍率ほとんど5.0です。

確かに余計な手間が増えますが、自分が建てたHMでは②の方法で初めから工場で付いてました。
後は床も②のようになってました。
工場でそれらをやっている場合、鉄砲で釘を打っていくだけなので早いです。

プレハブユニットでなく軸組で工期2ヶ月でした。
60: 匿名さん 
[2008-06-16 05:19:00]
59続き
外側が面、内壁が筋交いでも別にいいと思います。
61: ビギナーさん 
[2008-06-16 06:55:00]
>>59さん
HMなら可能だろうけど、普通の工務店で普通にできる工法じゃないと一般的とは言いにくいし、リフォームのときも困りそう。
それこそHM固有のスレで話題に出せばいい。
62: 匿名さん 
[2008-06-16 08:42:00]
一般に、皆さんが言われるように、面材を使った構造は共振周波数が高く、
鉄骨のブレースや木軸の伝統工法などでは共振周波数が低くなります。
筋交いは、伝統工法と面材の中間のような感じです。

ただ、注意しないといけないのは、
建物の共振周波数を考える時は、建物全体の構造で考えるべきと言うことです。
筋交いと面材を組み合わせたから、面材の共振周波数の部分を筋交いがカバーして、
筋交いの共振周波数を面材がカバーするようなことはありません。
両方の耐力を合わせた一体の壁として、新たな別の共振周波数ができます。
一般には面材の共振周波数に近い高めの周波数に来ます。

また、筋交いで耐力を確保した上で、面材を貼る工法の紹介をされていましたが、
この工法では金物をどうするかが重要です。
筋交いの耐力に対応する金物を付けた軸組に、ただ面材を貼った場合は、
高周波数側の強い揺れに耐えられなくなる可能性が出ます。
筋交い、面材の両方があるものとした場合に適切な金物を付けないと、
かえって危険な構造になる可能性があります。

また、共振周波数を低い方向に設定すると安全と言うことはありません。
構造物の揺れ方は、加速度という意味では高い周波数の方が激しいですが、
一般に、低い周波数ほど振幅が大きくなります。
なので、面材などの高い周波数の構造の時には、
瞬間最大でかかる力に耐えられるような強い耐力の構造に、
低い周波数に共振周波数を設定した時は、
大きな振幅の揺れにも耐えられるような粘り強い構造にする必要があります。
この辺りを間違えると、脆い構造になります。

とは言え、適切な壁に、適切な金物を付けていれば、
耐震強度としては、それ程危険な住宅にはならないと思います。
要は構造がどうよりも、正しく設計されて、正しく施工されているかが重要です。
そして、その初期の強度をどれだけ長く保てるかということでしょう。
過去の地震の被害で多いのは、耐力が足りてなかったものと同様に、
腐朽が進んだものが多かったので。
63: 匿名さん 
[2008-06-16 18:07:00]
結局地盤次第じゃないですかねぇ?実家は大手の免震ですが、たぶん基礎は間違いない無いはずですが、道路をダンプカーが通ると揺れます。周りは田んぼです。近所のお宅はもっと揺れるみたいデス。地盤強化もしたみたいなのですが、そこの土地全体が緩い様なので、ダメみたいです。お金かけたのに揺れるので、両親は、がっかりしてるみたい。
64: 匿名さん 
[2008-06-16 18:36:00]
地盤の影響はかなり大きいですね
地震の揺れの周期にしても、常時微動や、ハンマーで衝撃を与えたりしたときの地盤の反応を見て、地震時にどのような周期の揺れ方をするかをある程度推定することができるのではないかと思います。

杉山英男さんもおっしゃっていたように、最近の住宅は剛性が高く固有周期が短いので、むしろ固い地盤の上でダメージを受ける可能性もあるのではないでしょうか。
ただ倒壊に至るようなダメージを受ける可能性は極少ないと思いますが。
65: 匿名さん 
[2008-06-16 21:28:00]
地震を感知した瞬間にリニアモーターカーみたく宙に浮かす家ってないんか。
誰か教えてくれ。
66: 匿名さん 
[2008-06-16 22:04:00]
56ですが、
>>57さんは共振という現象をどうもご理解頂けていないように思います。

>>58さんのレスについてですが、
>面材が先に壊れて、次に筋交いが踏ん張るとありますが、面材が壊れるほどまで建物が
>変形しているということは、筋交いも壊れるほどに変形しているということになって
>しまいます。
これが正しければ筋交いと面材と併用する意味はありません。
在来工法と2Xの固有振動数が違うという事実がありますので、同時に壊れる事は無いという
前提です。固有振動数が違うということはすなわち変形量が違うということですから。

>>62さん
>筋交いと面材を組み合わせたから、面材の共振周波数の部分を筋交いがカバーして、
>筋交いの共振周波数を面材がカバーするようなことはありません。
>両方の耐力を合わせた一体の壁として、新たな別の共振周波数ができます。
それは分かっているのですが、>>56では、破壊が進行している状況を想定しています。
一般的な共振と固有振動数の話はその類の知識がある人であれば当たり前なことなので
省略していますが、建物の固有振動数は、>>56のモデルでは時間という重要な
パラメータを持った関数であるというところがポイントです。定数ではありません。

あまり机上論ばかりを展開してもなかなか伝わらないようなので残念ですが、
もともと耐震性については理論より実験結果がものを言う世界です。そこを解明するには
莫大な費用がかかります。希望ですが、そういった方向にも予算がかけられるような
業界に成長して欲しいものだと思いますね。
67: 56 
[2008-06-16 22:14:00]
何だかいろいろ言いましたが、
>要は構造がどうよりも、正しく設計されて、正しく施工されているかが重要です。
これは同意です。ですので、面材のみで耐震性が確保できた上でのハイブリッド構造であることを
前提として書いています。
私の一連の書込みはあくまで、建物の共振という極一部の破壊要因についてのみに
着目したものです。誤解無きよう念のために申し添えておきます。
68: 58 
[2008-06-16 22:33:00]
>>66さん
>>面材が先に壊れて、次に筋交いが踏ん張るとありますが、面材が壊れるほどまで建物が
>>変形しているということは、筋交いも壊れるほどに変形しているということになって
>>しまいます。
>これが正しければ筋交いと面材と併用する意味はありません。
>在来工法と2Xの固有振動数が違うという事実がありますので、同時に壊れる事は無いという
>前提です。固有振動数が違うということはすなわち変形量が違うということですから。

同じ壁、あるいは同じ耐力壁線上に筋交い&面材を併用していた場合、当然、両者の変形量は同じになりますよね。
これは固有振動数を考慮しようがしまいが関係なくいえることです。
筋交いと面材の降伏変位はそれほど違いがないと思うので、面材が降伏していれば、同時に筋交いも降伏していることになります。

面材が降伏した後に筋交いが効くようにしたければ、面材の降伏変位程度の遊びを設けて筋交いを設置しなけばなりません。
69: 66 
[2008-06-16 23:05:00]
>同じ壁、あるいは同じ耐力壁線上に筋交い&面材を併用していた場合、当然、
>両者の変形量は同じになりますよね。
その前提が意見の違いになっています。

私が筋交いはダブルを避けてシングルのみとした理由はそこなのです。
そもそも筋交い(シングル)と面材の壁倍率が違うのは当たり前ですが、
この場合壁倍率の違い=変形量の違いです。壁倍率定義そのものですね。
70: 66 
[2008-06-16 23:13:00]
実は、面材と一言に言ってもいろいろあります。そこも考慮しているのですが、
木質系と無機質系とでは、筋交いとの相性(共振という意味で)も違います。
まあ、そういった諸々の事を考えているのですが、
あまり深入りすると単なる机上の空論で終わりそうなのでこの辺にしておきます。

>降伏変位程度の遊び
に関しては、私も相当悩んだので>>58さんの仰りたい事は良くわかります。
なかなか痛いところを付かれたという感じですか。(笑)
71: 匿名さん 
[2008-06-17 15:51:00]
2×4で建築中にところどころ筋交いの様な斜めに木材が張ってあるのですが何だかわかりますか?
72: 匿名さん 
[2008-06-17 16:07:00]
屋根や梁、上階の床などで壁パネルが完全に固定されるまで仮で支えているものだと思います。
フレーミングが終われば撤去されるはずです。
73: 匿名さん 
[2008-06-17 19:59:00]
>72

有り難うございます。
74: 匿名さん 
[2008-06-18 00:00:00]
>>69さん 難しく考えすぎですよ。同じ壁に筋交いと面材が併用されていた場合、当然 変形量は同じになります。 もし同じでないなら、それはどちらかの接合部分に遊びがあるということです。壁倍率、共振は関係ありません。
75: 69 
[2008-06-18 20:29:00]
問題になっているのは限界耐力時の許容変形量です。
降伏限界時の変形量が面材と筋交いがどの程度違うのかといった
実験結果があれば是非拝見したいところです。そもそも誤差が大きい木造で
そういった実験自体、参考にもならないというオチかもしれませんが。
>難しく考えすぎですよ。
専門の方であればもっと深く考えていらっしゃいますよ。でないと困ります。^^;
76: 匿名さん 
[2008-06-19 00:51:00]
>>75さん 
>降伏限界時の変形量が面材と筋交いがどの程度違うのかといった
>実験結果があれば是非拝見したいところです。

やはりそれすらも調べないで考えていたのですね。


>>難しく考えすぎですよ。
>専門の方であればもっと深く考えていらっしゃいますよ。でないと困ります。^^;

シンプルに考えればすむことを、必要以上に複雑化するのが素人。シンプルなまま考えるのが専門家、という認識です。
77: 匿名さん 
[2008-06-19 06:44:00]
>やはりそれすらも調べないで考えていたのですね

>シンプルに考えればすむことを、必要以上に複雑化するのが素人。シンプルなまま考えるのが専門家、という認識です。

矛盾してるだろ、この二つの発言は。
78: 匿名さん 
[2008-06-21 23:42:00]
シンプルに考えれば多少コスト上がっても制振?
79: 匿名さん 
[2008-06-22 21:45:00]
でも大地震で周りが倒壊してるのに
制震・免震の自分の家だけが助かっても・・・・・心中複雑ですな。

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