蓄熱式暖房について
280:
匿名さん
[2006-01-31 10:19:00]
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by 管理担当
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280:
匿名さん
[2006-01-31 10:19:00]
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by 管理担当
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2004年モデルですが、日立RAS-EJ28T(暖房能力3.6KW COP6.24)の外気温別最大暖房能力を見てみましょう。
7℃時7.6KW,2℃時5.5KW、−15℃時4.8KWで、この時の電気量は1.965KWです。
見たら解りますが、外気温が低ければ能力が落ちますが、極端に落ちるわけではありません。
また、エアコンのカタログ上の能力はJIS基準によって測定した平均能力なので、エアコンの吐き出し熱量によってもCOPは変わります(熱量が少ない方がCOPが高い、この機種の場合0.5KW時COP7.69です)。
単純に計算して、−15℃時のCOPはCOP6.24×4.8KW÷7.6KW=COP3.94となります(最大能力は落ちるので、暖める部屋のサイズは小さくなります)。
だから、24時間暖房で高高住宅の場合で必要熱量が少なく、今時の高性能エアコンで計算上の容量に余裕がある場合は、効率の良い運転しかしないので、気温差による極端な電気代の差はありません。
このクラスのエアコンでは、同じ24時間暖房で高高住宅なら、蓄熱式暖房より電気代が高いということはないでしょう。
>>277さんのような書き込み(具体的な機種を書いていない数値だけのデーター)があるのは、蓄熱式暖房が完成された商品で進化が止まっているために、古いエアコンのデーターと比べて、電気代等の性能の優位性を説明するからだと思います。
それに対してエアコンは、構造的にコンプレッサー、モーター、インバーター制御にはまだまだ改良の余地が残っています。だから、毎年、性能が良くなってきています。
でも、Q値の高い低低住宅なら、必要熱量が多いので寒冷地に関係なく、エアコンでの暖房は進めませんね。