屋根は瓦が良いのでしょうか?(住宅設備スレ)
502:
匿名さん
[2011-08-28 10:16:36]
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503:
匿名さん
[2011-08-28 10:29:43]
> 瓦と野路板の隙間くらいでは輻射熱は防ぐことはできません。ちゃんとした通気層が必要です。
一番のメリットは、野地板への熱負荷を抑えられること。 最近は屋根材というよりも、野地板が劣化して、屋根がダメになることが増えています。 特に、合板の野地板は施工は楽ですが、耐久性は良くないです。 瓦はコロニアルよりも温度上昇が少なく、瓦と野地板が接しないので、野地板の耐久性の面で有利です。 |
504:
匿名さん
[2011-08-28 11:30:05]
>一番のメリットは、野地板への熱負荷を抑えられること。
>最近は屋根材というよりも、野地板が劣化して、屋根がダメになることが増えています。 同感です。実際に野路板(構造用合板)の寿命は短すぎます。 コロニアルは劣化しても塗りなおせば屋根材として機能しますが、 屋根に上がると、野路板がふにゃっとなるようでは、釘の保持力も期待できません。 アルメットルーフィングの類も、野路板との間に空間があることをセールストークにしています。 で、私はグラスファイバーシングルにしようかと思うのですが、 熱に非常に強い「木毛セメント板」を検討中です。 「木毛セメント板野路板」という商品は古くからあります。類焼防止目的で使われることが多いようですが。 http://www.takemura.co.jp/seihin/taikanoziita.shtml |
505:
匿名さん
[2011-08-29 00:13:35]
>>瓦はコロニアルよりも温度上昇が少なく
実際の数値で比較していますか? KMEWの資料ではカラーベストの方が熱伝導率は粘土瓦の半分以下で「カラーベスト:0.3、粘土瓦:0.8、金属屋根:50.8」、熱抵抗値も 「カラーベスト:0.04、粘土瓦:0.0225、金属屋根:0.00012」 となっていますが・・・ 瓦屋さんで実データを提示できますか? |
506:
匿名さん
[2011-08-29 01:37:23]
http://www.kawara.gr.jp/03_seinou/seinou04.shtml
http://www.a-kawara.jp/data/draft.php まあこんなデータはあるけど、KMEWも積水も当然瓦メーカーも 我田引水感は拭えんな。 |
507:
匿名さん
[2011-08-29 07:10:23]
>>屋根材の断熱性は、空調関係の省エネや結露防止に大きく関係します。断熱性を測る一つの目安が熱伝導率です。テストでは3種類の屋根材を加熱用ワイヤーで通電発熱させ、熱線の周囲の温度上昇値を測定しました。その結果、三州瓦の熱伝導率は0.9。化粧スレートの0.5 よりに比べ劣るかのようですが、前述した野地板、小屋裏
を含む、瓦屋根の熱容量が外気温を遮断しています。 よく読んで理解しましょう。屋根材自体の比較で瓦の熱伝導率や熱抵抗値がスレート瓦より劣るので野路板や小屋裏の施工でカバーする必要があるってことです。一般的なHMやフラット35仕様であれば瓦屋材に関係なく軒下、棟換気をするので条件は同じです。 |
508:
匿名さん
[2011-08-29 12:30:09]
>>507
良く読んでみましょう。 http://www.kawara.gr.jp/03_seinou/seinou04.shtml の上のデータは、瓦とスレートの屋根材の違いによる小屋裏の温度の差です。 > 瓦がもつ大きな熱容量が直射日光の熱を吸収し小屋裏の温度上昇を抑えた結果と考えられます。 > 瓦屋根の住まいは夏涼しいという経験知を実証したテスト結果です。 瓦屋根の方が、スレートよりも温度は低いですよね。 野路板や小屋裏の施工でカバーした結果、温度が低いわけではありません。 別なデータも示します。 http://www.try110.com/kawara/comfortably.html これでは、屋根材の温度を直接サーモグラフィで計ったものです。 当然、瓦の方がスレートよりも、夏は温度が上がらず、冬は温度が下がりません。 これのほうが直接的な結果なので、素直に受け入れられると思います。 屋根材の蓄熱性は、どれだけ放熱しやすいかなどの特性も絡むので、 熱伝導率だけで決まるものでは無いですよ。 |
509:
匿名さん
[2011-08-29 14:02:55]
熱容量が大きい分、瓦の温度上昇はころにあるよりも遅いでしょうが、
そんなことより、 夏の炎天下で目玉焼きが焼けるぐらいに暑くなった屋根材が、 野路板(小屋裏)に密着してダイレクトに熱を伝えるかどうかのほうが重要だと思います。 セメント瓦からスレートに変えただけで2階の温度が上がったという実例もあります。 セメントもスレートも熱容量には大した違いは無いと思いますが、 やはり野路板との間に隙間があって、かつ気密的にスカスカなのが大きいのでは。 だから、野路板に密着しない形状のスレートを作れば、問題解決です。 |
510:
匿名さん
[2011-08-29 15:53:09]
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511:
匿名さん
[2011-08-29 20:11:59]
強度と厚みのあるスレートは確かに存在するし、耐久性も高い様なんだけど
価格がかなりのものなんですよ。 だからトータルコストとパフォーマンスで選ばれるのが、瓦なんです。 覚えといて欲しいのは、瓦は別に屋根材として高額とか高級な部類ではありません まあ平均価格帯に存在してるんです、瓦その物は。 ただ家自体の躯体強度を安価に極力絞りたい施工業者にとっては 選択し難い存在になっているのは、事実です。 耐力壁一つ、筋交いと金物、合板が増えるだけです これに一箇所幾ら掛かるでしょう? でもコストの極限を極める世界では、何か余計に増えるなどとんでもない話 鉄筋を減らしてまで耐震偽装する位ですから、筋交いや合板だって 一つでも少なくしたいものです。 法は犯さないまでも、余計に増やすなど許さない施工会社があっても 至極当然の事なのです。 |
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512:
匿名さん
[2011-08-29 21:26:11]
>>だから、野路板に密着しない形状のスレートを作れば、問題解決です。
個々に投稿する方々は屋根材については詳しいと思っていましたが以外に偏った知識なんですね。 KMEWで既にこのような瓦形状の製品はあります、ROOGAという製品ですよ。 じゃあROOGAが最強? (笑) |
513:
匿名さん
[2011-08-29 23:00:03]
夏、スレート屋根が理由で小屋裏が暑くなったりするよりも、
冬、スレート屋根が理由で野地板が結露して野地板がボロボロになるほうが怖い。 ROOGAは空爆に弱い。 |
514:
匿名さん
[2011-08-29 23:05:20]
高気密高断熱が標準になってきた今、
通気層を設けた屋根断熱を前提に考えた方がいいと思う。 当然、屋根と野地板は密着しないし、屋根材による断熱性の違いもほとんど関係なくなる。 |
515:
匿名さん
[2011-08-29 23:23:42]
>通気層を設けた屋根断熱を前提に考えた方がいいと思う。
>当然、屋根と野地板は密着しないし なんでそうなるんだよ? |
516:
匿名さん
[2011-08-30 06:01:29]
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517:
匿名さん
[2011-08-30 07:21:15]
つまり、瓦を嫌がったり、高い金額をふっかけてくるような業者は危ないということですね。
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518:
匿名さん
[2011-08-30 08:18:18]
>>ROOGAは空爆に弱い。
湾岸戦争で分厚いコンクリート要塞もスマート爆弾で狙い撃ちでひとたまりも無かったから空爆の際は全ての屋根材は諦めてくれ。(笑) 断熱は屋根材のささやかな断熱性能よりよりも屋根の構造だね。 |
519:
匿名さん
[2011-08-30 12:03:40]
>>516
天然スレートは、瓦よりも重いよ。 コロニアルなどの軽い屋根にすると、基材が脆いので(特に10年以上経つと)、 野地板にくっ付けて設置しないと、屋根の上での作業を考えると不安。 (くっ付けて設置しても、紫外線劣化が激しいと、割れることはある。) 基材だけでなく、野地板を含めた耐久性を考えると、 瓦屋根や天然スレートなどのある程度重い屋根の方が良い。 ただ、軽い屋根も、耐震性の上では利点はある。 耐久性をある程度妥協して、耐震性を重視するなら、 コロニアルという選択肢もある。 ただ、重い屋根にしても、建て物の構造をしっかり作れば、 平均的なコロニアルの家よりも耐震性が良い住宅を作るのは可能。 まあ、何を重視して、選ぶかだね。 |
520:
匿名さん
[2011-08-30 14:38:55]
こけら葺きもいいかも。市街地はダメだけどね。
熱で野路板をいためないし、防水能力は瓦程度だと思う。 金閣寺もこけら葺きです。 市街地から離れており類焼の危険が無いため、当時は地震のたびに落ちる土止め瓦葺は採用しませんでした。 |
521:
匿名さん
[2011-08-30 15:12:36]
こけら葺きなんて過去の遺物というのが認識だろうけど、それほど奇想天外な工法では無いよ。
http://www.google.co.jp/#sclient=psy&hl=ja&safe=off&source...,or.r_gc.r_pw.&fp=f3035e40b04d00e2&biw=1024&bih=496&pf=p&pdl=3000 |
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瓦と野路板の隙間くらいでは輻射熱は防ぐことはできません。ちゃんとした通気層が必要です。