断熱材にセルロールファイバー(CF)を使用するつもりですが、その場合、どんな外壁にしたらよいでしょうか?
CFの場合、内壁から外壁に至るまで、透湿抵抗の低いものを使用するのが良いと認識しています。
内壁に関しては、漆喰、ルナファザー、無垢板などを使用すればOKと思っていますが、外壁は!?
透湿抵抗の低い外壁としては、漆喰、そとん壁、ALCなどだと認識しているのですが、漆喰だと汚れが心配、そとん壁は価格が高い、ALCも価格がそれなりに高い・・・・。
価格面で言ったら、サイディングかな?って思うのですが、セルロースとの相性はそうなんだろう・・・っと、疑問だらけです。
[スレ作成日時]2008-11-30 10:51:00
セルロースを使用した場合の外壁について
2:
匿名さん
[2008-11-30 11:01:00]
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3:
購入検討中さん
[2008-12-01 13:01:00]
ご回答ありがとうございます。
> 外壁はサイディングにダイライトなどのボードに防湿シートです。 > 部屋内の空気の循環で湿度調整をするのです。 > 外壁からCFまでの通気は意味がありませんから。 そうなんですか? 家の中の湿度が上昇した場合、CFがそれを吸収し、さらにそれを外部へ放出するイメージだったので、外部への通風(というより透湿?)も必要と思っていたのですが・・・。 なので、少なくとも防湿シートではなく、透湿防水シートにしなければいけないと思っているのですが。 で、透湿防水シートを通して外部に放出される湿気をうまく逃がすのに、相性の良い外壁って何だろう、と思っていたしだいです。 |
4:
匿名さん
[2008-12-01 18:14:00]
どんな外壁材を使っても、外壁材との間に通気層を入れれば問題ないです。
ただ、通気層とのCFの間を、どのようにするかが重要です。 ある程度透湿性能が良い構造用面材もありますが、 ツーバイでは釘保持力を高めないと構造状問題があるので、 構造用合板を使うのが一番良いので、湿気を外に排出することは考えない方がよいでしょう。 軸組だったら、一番通気性が高いのは透湿防水シートに筋交いですが、 この場合は正しく計算して筋交いを入れないと耐震性が心配なので、 設計、施工が正しく出来るところにお願いしましょう。 その他にも住林のクロスパネルのようなものや、 ダイライト、モイス、かべ震火、など透湿性の良い構造用面材は幾つかあります。 外壁材よりも構造用面材の選び方が重要になると思います。 |
5:
入居済み住民さん
[2008-12-02 00:46:00]
>湿度が上昇した場合、CFがそれを吸収し、さらにそれを外部へ放出するイメージだったので
外と通気したら外の湿度が高いときに室内が乾燥状態でも外の湿気が入ってくるのと同じです、外とは通気しませんよ。雨が降ったら室内の湿度がどんどん高くなってしまします。 通常は外側から 「サイディング等」「防湿防水シート」「構造用合板等」「CF」「CF用通気シート」「内側用構造用合板」「石膏ボード等」「クロスや腰壁等の仕上げ部材」となります。 CFの調湿効果とはあくまで、室内の湿度調整で外とは無縁です。 また3さんの言われるようにサイディング等外壁と、防湿防水シートの間には通気層を設けます。 またCFに極端な調湿効果は期待しない方が良いですよ。我が家はCFですが、確かに前の家(グラスウール)よりは、夏や梅雨時期も体感できるほど湿度が低いと感じました。しかしそれでも エアコン要らずとはいきません(関東)。 |
6:
購入検討中さん
[2008-12-02 01:27:00]
> CFの調湿効果とはあくまで、室内の湿度調整で外とは無縁です。
念の為、確認ですが、透湿防水シートの透湿性能って一方通行ですか? つまり、内から外への透湿しか許さない仕組みになっているのですか? もしそうなら、理解できますが、そうでなければ無縁と言うわけには行きませんよね。 |
7:
匿名さん
[2008-12-02 06:32:00]
>> 5さん
壁体内結露対策の基本は外側の透湿抵抗を内側の透湿抵抗よりも低くすることです。 これは外気の絶対湿度が低い日本の冬には有効です。 内側だけ透湿性を良くして、外側の透湿性を悪くしたら、 保湿能力の臨界点を超えるような冷寒地では壁内で結露を起こします。 外側からの湿気の流入は、夏場の逆転結露時に問題になることはありますが、 これは気密シートを付けて、壁の湿気が室内へ抜けないようにした時に起こります。 |
8:
購入検討中さん
[2008-12-02 13:00:00]
07さん
つまり、壁体内結露、逆転結露の両方を防ぐには、まず、おっしゃるように「外側の透湿抵抗を内側の透湿抵抗よりも低くすること」と「気密層(透湿しない層?)を設けない」ことが肝要ということですか? |
9:
匿名さん
[2008-12-02 15:11:00]
>>8さん
おおまかには、そうだと思います。 ただ、冷寒地だったら、冬の結露の影響が多く、 夏の結露の影響が少ないので、CFの調湿効果は期待できませんが、 壁の内側に気密シートを貼って、室内側からの湿気が壁に入らなくすることが重要です。 どのような構造にするかは、何処に家を建てるかの影響が大きいと思います。 |
10:
購入検討中さん
[2008-12-02 17:59:00]
09さん
建てるのは埼玉県ですので、08で書いた認識でOKということですよね。 |
11:
5
[2008-12-02 19:37:00]
>6さん>7さん
私の決め付けた様な書き込みで誤解を与えてしまったみたいで申し訳ありません。 ご指摘のように在来にGWなどの断熱材を使う場合は、透湿シートですが、 CF施工の場合は防湿シートで施工が多いのではないかと思うのですが? 在来にGW又は鉄骨系施工の場合は7さんのご指摘どうりかと思いますが、 CFの場合はCF自体が壁内結露防止の役目をする為、防湿シートの施工です。 でもこれは私が施工をしたメーカーの使用なので全てではないと思いますが・・。 しかし友人の家もCFでしたが同じ使用だったので、透湿シートではなく防湿シート が一般的だと思い込んでいました。 ちなみに私の住んでいる地域も冬の寒い時期は関東ですが-10度ほどを記録します。 冬の朝の気温は-3度〜-5度くらいが平均です、昼間は暖かいのですが。 以上の条件は寒暖差が大きく壁内結露が起きやすいかと思いますが、その地域で 防湿シートにCFなので極端な例でもないかと思うのですが・・・。 どうなんでしょう? |
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12:
購入検討中さん
[2009-06-14 20:10:00]
セルローズファイバーと相性の良い外壁について、私も大変関心があります。
個人的にはALC37mmが気になっています。 また、 構造用パネルに透湿抵抗の低いダイライトを用いて、 透湿性のある断熱材ビーズ法ポリスチレンホーム保温板3号などによる 付加断熱も気になっています。 |
13:
入居済み住民さん
[2009-06-15 15:27:00]
>>12さん
ALCの方にも書かれているようですので、セルロースで建てた者として書かせて頂きます。 通気性にかなり拘りを持たれているようですが、うちは通気性が悪いと指摘されている構造用合板です。 冬場24時間換気を規定より弱くしていますが、湿度は常時50%台です。たまに50%を下回ることがあるので、 加湿器を使っていました。湿度の調整は室内だけでも十分だと思いますよ。 付加断熱は外張りですよね?確かに通常の施工では気密シートが無いので気密性に劣るかと思います。 その分外張りにすれば断熱+気密性向上は良いかと思いますが、重たいALC外壁に外張り断熱、さらに構造用パネルがダイライトだとそっちの方が心配になります。 |
14:
12
[2009-06-15 18:36:00]
>>13さん
ありがとうございます。そうなんですか。通気性に拘りを持っているわけでは決してありませんが、情報過多による妄想から心配性になっておりました。今後は13さんのアドバイスをもとに、室内と室外とで切り離して考えるようにします。室内はセルローズファイバーで固まっておりますので、室外について模索していきたいと思います。本当にありがとうございます。 |
15:
12
[2009-06-16 20:08:00]
>>13さん
補足ですが、「さらに」ではなく、 ・セルローズファイバーと 構造用パネル(針葉樹合板) ALC37mm ・セルローズファイバーと 構造用パネル(ダイライト) 断熱材ビーズ法ポリスチレンホーム保温板3号 いづれか一方で進んでおり、迷っています。 貴重な体験談いただき有り難うございます。 |
16:
13
[2009-06-17 11:53:00]
>>12さん
・セルローズファイバーと 構造用パネル(ダイライト) 断熱材ビーズ法ポリスチレンホーム保温板3号 にはALC37mmの外壁が付くのですよね? 「さらに」と書いたのは外壁を外張り断熱するには長い釘で固定しないといけないのに、 釘保持力の低いらしいダイライトだと心配だなーっと思っただけです。 専門家では無いのに工法について意見してすみません。 ただ、この工法はHM(工務店?)の物ですか? 自分も色々勉強して構造まで指示したのですが、元々やった事の無い工法で施工する場合 かなり苦労しますよ。 設計サイドには話しをしていても施工業者まで伝わらず、思いと違う施工をされてしまう事がありました。 工法に拘りがある場合は、同じ考えの工務店等を探して建てた方が良い物が出来たと反省しています。 毎日、確認に行ってもこの状態なので、余程設計や現場監督と話を煮詰めないと・・ |
17:
12
[2009-06-17 23:08:00]
>>13さん
いろいろ御指摘ありがとうございます。 No.15 の後者の案では、ALC37mmの外壁は付きません。 また、工務店さんの標準仕様となっています。 セルローズファイバーと相性の良い外壁として、 現在有力候補となっています。 別の候補として、ALC37mmが挙がっているところです。 共に、まだ有力候補の段階です。 |
18:
13
[2009-06-18 13:47:00]
>>17さん
断熱材ビーズ法ポリスチレンホーム保温板3号の外側には外壁材は無いのですか?! これ自体が外壁材??自分の分かる範囲を超えているので、意見するのはこのぐらいで止めておきます。 まあ、工務店の標準仕様であれば工務店の方と一緒に予算に合った方法を検討されると良いですよ。 |
CFの利点の調湿調整を利用するため、内壁は通気性のある施工は正解ですが、
外壁はサイディングにダイライトなどのボードに防湿シートです。
部屋内の空気の循環で湿度調整をするのです。外壁からCFまでの通気は意味がありませんから。