材木屋さんの雄叫び
51:
円山キング
[2005-08-03 11:04:00]
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52:
国産材
[2005-08-03 12:57:00]
間伐材も樹齢30年以上、直径16センチクラス以上なら建築用として使えますが、どうしても辺材部が多くなりますので、一階の床下など腐り易い場所には使用しない方が無難だと思います。
もちろん内装用などには使えますので、やはり羽目板なとへの利用が主になるのかナァと思ってますが、集成材にするなどの利用方法も検討中です。 他のスレでは「国産材も外材も腐る。たいして差はない」との批判もありますが、そんなことはけっしてなく、やはり高温多湿の日本ではスギ、ヒノキの優位性は間違いありません。 今まで、国産材は価格で外材と対抗しようとしたため、そのしわ寄せで山の木材価格がタダ同然と言う結果になってしまったわけですが、「木の性質の違い」というものを前面に押し出せば、山にも再造林の資金が残る適正な価格に戻せるものと思います。 現実に、末端の価格になるとまだ「国産材ですから」と高く見積もりされているケースも多く見られ、山の木が適正価格になっても家を建てる段階では大きな負担増にはならないと信じています。 50の書き込みをされた方の質問は40坪で木材代金が280万円とのことですが、フローリングまで含まれているのかわかりませんけれど、特に高いとは思われません。 一般的に木材代金は総建築費の10〜15%(合板等、建材は除く)というところだと思います。 まもなく、NPO国産材では「腐り易いホワイト・ウッドなどの樹種を使わないように!」という運動を開始します。今日、夕方に某全国紙の記者が取材に来ますが、腐り易いとわかっている樹種を使って平気で家を建てる風潮は、阻止しなくてはと思います。 |
53:
ド素人
[2005-08-03 15:07:00]
円山キングさん
国産材さん さっそくNPO国産材見てきました。 大変参考になるお返事有難うございます。 材木代280万はフローリングまで含めての値段のようです。 HMや工務店でなく材木店経由で家を建てるので、 通常より材木が安いのかどうか気になって質問してしまいました。 適材適所でお任せしているので今のところ何を使うのか知らないのですが、 近日会ってお話するので、詳しくお聞きしてみたいと思います。 |
54:
円山キング
[2005-08-03 15:28:00]
先日、建築現場で使用材を訊ねたところ、「ホワイト・ウッド」と答えが帰ってきました。見ても香りを嗅いでもヒノキ集成材です。
建築現場では、樹種、品等、柱材の上下すら見分けもついていないのが状況です。 ホワイトウッドはネットで検索するとドイツトウヒのようですね。 ヨ−ロッパのトウヒは知見がありませんが、国内のドイツトウヒを見る限りでは、スギ以上のものとは思われません。 この類では、唯一アカエゾマツだけが材質を評価され、スギと同等の価格で取引されているに過ぎません。 外材が流通するまで使用され続けてきた国産材が腐り易いはずはなく、十分に使用に耐えうるものです。国産材さんのお説を支持します。 これからは、土産土法による住宅づくりを目指すべきと考えます。 それにしても山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組みは、理解しがたいものです。 NPO国産材の取り組みによって、森林所有者に意欲が湧き、山村が活性化されますよう切に願っています。 現在、口コミで微力ではありますが、知人の建築士にNPO国産材を使用してみてはと薦めているところです。 |
55:
匿名さん
[2005-08-03 16:20:00]
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56:
国産材
[2005-08-04 11:20:00]
「****」っすか…「振興ハウスメーカー」よりも良いかも知れませんが…
あの本は「旧約聖書」なので、教祖としてはそのうち「新約聖書」を書きます。(^o^) 殆ど、私の匿名性が消えてるなぁ。NPO国産材のHPの国産材マークの下の「国産材が外材より優れているのは」という所をクリックすると耐久性比較の写真が出ますので、ご参照下さい。 |
57:
国産材
[2005-08-04 11:51:00]
「シロアリは銅イオンに弱いか?」ですが、残念ながら8月2日に京都大学に行ったとき、シロアリ研究の先生にお会いして伺う時間がありませんでした。
わかり次第、メール致します。 今まで調べたところでは、木材の防腐・防蟻剤に銅の化合物が入っているのは主として防腐の効果を狙ってのことで、防蟻の方は別の薬剤で対応しているようです。 シロアリは腐朽菌の出す化学物質に引かれて木材のある場所を探すようなので、銅イオンにより木材の腐朽菌の繁殖を抑えることにより、間接的にシロアリ回避の効果があるという程度なのかも知れません。 ただ、シロアリも体内に木材のセルロースを分解する菌を飼っていて、それがセルロースを分解しブドウ糖を作っているので、その体内菌への殺菌効果というのはあるのかも知れません。 |
58:
円山キング
[2005-08-04 13:25:00]
****は、林業界ではよくあることです。
○○式間伐などは数多で、それぞれ教祖さんがいらっしゃいます。 宗教というのは揶揄ですが、その中から、長所・特徴、新しい知見を活かすことが大切なのです。 NPO国産材については、流通の弱い林業界において、国産材の問屋的役割を果たして戴ければ良いなと思います。 数字は、感覚的なものですが、山元の価格が30%上がり、最終消費者(客)の購入価格が20%下がることで、財産保持的な(放棄的といってもいいかもしれません)森林所有者の販売意欲が増し、安定供給が可能となり、価格・品質から消費者の需要を増すことができるものと思われます。 中間搾取をできるだけ排除することがNPO国産材の存在価値を高めることになります。 55番さんのお陰で、加盟業者が解りましたので、近いうちに伺いたく考えています。 |
59:
55
[2005-08-04 16:35:00]
****呼ばわりは、失礼でしたねw
ただ、湿気に弱いこととシロアリのえさになることは分けて考えた方がよろしいかと思います。 >山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組み これがなくなれば、だれだって、ホワイトウッドの集成材より、ヒノキの集成材を使いますよ。 たとえそれが、95点と100点程度の差がないにしても、「一生に一度の買い物」と私は思ってますから、よりよい物を選びますな |
60:
国産材
[2005-08-05 16:29:00]
今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。
但し、補助金を使わずまともにスギで集成材を作ると売値が柱1本3800円くらいになってしまい、ホワイト・ウッドの2倍なので苦戦はするでしょうけれど… ホワイト・ウッド並の価格で作れると豪語するメーカーもあるのですが、そのしわ寄せは全て山側に行って立木がタダでも合わないという状況になりそうなので、腐りにくくシロアリにも強いということを付加価値として、幾らまでなら払って頂けるのかが勝負になりそうです。 |
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61:
匿名さん
[2005-08-06 01:30:00]
2X4材は国内産はありません。
国内材で建築する場合は在来工法となります。 ハウスメーカーの2x4材はすべて輸入材のはずです。 国内材で2x4を建築する業者はどちらですか? |
62:
国産材
[2005-08-08 11:02:00]
昔の話ですが、「我が家は総ベイヒバ造りのツーバイフォー住宅だ」と言ったら、「それなら私の家は総ヒノキにしてくれ!」と言う客がいまして、そんなのありませんよと言ったのですが、どうしてもとネバるので特注で製材してもらったことがあります。
ただ、2×4、2×6までは国産ヒノキでしたが、2×8,2×10になると値段が高くなり過ぎるので、客に説明した上、ベイヒで取りました。 そこまでしたのに、それから10年足らずでその社長の会社、倒産して家も取り壊されてしまった… (T_T) 国産のスギでツーバイフォーの木材を製材していたところが1社ありましたが、最近噂を聞かないので、もう製材していないと思います。 価格的には、今のスギの丸太価格からすると、輸入材と比べてそんなに変わらずに出来るのではないかと思います。 |
63:
国産材
[2005-08-08 12:04:00]
あ、そうそう。素材にこだわり過ぎと他のスレで言われた私としては、大変なことを書き忘れた。
スギ、ヒノキでも白太(しらた)と呼ばれる辺材部は腐り易いので、最低でも断面の80%以上は赤身(芯材部)を条件とする必要があります。 本当は100%赤身が望ましいですが、そうすると値段がハネ上がりますので。 ツーバイフォー住宅メーカーは大きなところでも1万棟まで行きませんから、「当社はスギのツーバイフォー部材を使い、それをウリにする!」ということなら、十数社の大手製材工場と提携すれば十分供給可能だと思います。 もっとも根太の2×10は、スギよりもベイマツの方が強度が高いので、そこまで無理に国産材にする必要はないとは思いますが。 |
64:
匿名さん
[2005-08-08 12:15:00]
貴方は素材にこだわりすぎなんじゃなくて、人の話が理解できないだけでしょ。
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65:
国産材
[2005-08-08 16:41:00]
人の話が理解できないのと、樹種を選ぶ大切さを理解できないのとでは、後者の方が消費者への不利益は大きいと思います。
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66:
匿名さん
[2005-08-08 16:58:00]
人の話が理解できない人が、樹種を選ぶ大切さを啓蒙するのも、同様に
消費者への不利益は大きいです。 あなたの書き込み内容は、ソーラーなんとか工法の松○某と同じで やりかたが非常にまずいと思いますよ。 |
67:
匿名さん
[2005-08-08 21:00:00]
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68:
国産材
[2005-08-09 12:55:00]
丈夫で長持ちする木造住宅を建てるにはキチンとした設計、施工が大切なのはもちろんですが、使用する木材の選択も重要な要素です。
昭和40年代の住宅ブームで沢山の住宅が建てられましたが、戦後植えたスギ、ヒノキなどは十分に成長しておらず木材需要を賄いきれなかったため、代替品として外材が大量に輸入されました。 ところがそのような時代が長く続くうちに、木材を選ぶことへの関心がどんどん薄れ、売れる木材、使い易い木材が良い木材だとでも言うような風潮になってしまいました。 昭和40年代に建てられた住宅が40年経ち、建て替えの際に解体してみると、柱や筋交い、土台などか激しく腐朽している例が多数見られ、やはりベイツガの方がスギやヒノキよりも腐るのが早いことが明らかとなったにも関わらず、その反省に立ち腐りにくい樹種を選ぼうということにはならず、さらに腐り易い樹種を使っての家づくりが行われているのが現状です。 戦後に植林された国産材が十分に成長した今、住宅建築に携わる人たちはもちろん、家を建てる施主の皆さんにも使用する樹種への関心を高めて頂きたいと心から願っています。 |
69:
匿名さん
[2005-08-09 13:51:00]
国産材さんのかたをもつわけではないけど
やり方がまずいというのはどうところなのでしょうか. どういう内容が場違いなのでしょうか. 「材木屋さんの雄叫び」というコーナーで自称材木屋が 他人を誹謗中傷せずに自己の主張を多少過激にしているだけに見えますが. 私は銅イオンとシロアリの関係の情報を心待ちにしています. |
70:
匿名さん
[2005-08-21 10:46:00]
地域材による住宅を建てるネットワーク型のグループは、各地に誕生しているが、「性能をちゃんと担保しています」
と言える組織は非常に少ない。「狂ったり、反ったり、ヒビ割れたりすることがあるけど、これは無垢材の宿命。 なんとか我慢して地元の業者を助けるために協力して欲しい」というレヴェルで、規模は、ニッチ狙いから脱却していない。 日本の山林と製材のシステムに基本的な欠陥です。 |
71:
国産材
[2005-08-22 12:00:00]
私も、お施主さんが求めているのは「地元の木で建てた家」なのであって、地元の木が欲しいのではないのだから、まず、シッカリとした家づくりをすることが基本で、それに地元の木が使われているという認識でないとダメだと主張しているのですが、まだまだ「地域材を売りたい!」ということが全面に出過ぎていますよね…
割れなどについても、説明して納得してもらうことは必要ですが、我慢してくれというのは間違いです。 この「基本的な欠陥」を直すことは出来るのだろうかと、日々、悩んでおります。 |
72:
匿名さん
[2005-08-22 13:07:00]
在来木軸は、戦後の物資がなかった時代に考案された羽子板ボルトと筋違いによる耐震性の低い
木造住宅の時代は完全に終焉したのである。その細い芯持ち材の育成を前提に考えていた林業は 存立の基盤を失った。 これからは、乾燥した精度と強度の高いランバーが求められている。気密性能が1平方センチ以下 を求められた時、ビルダーは好むと好まざるとにかかわらず集成材を選択するしかない。 |
73:
匿名さん
[2005-08-22 22:26:00]
http://homepage3.nifty.com/net-forum/honnne/honnelink/20050803.htm
ほしいものがほしいときに手にはいる。 質が云々以前に、商品として当然備えていなければならないものです。 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。 上リンクの続編を読むと光明が見えなくもなく。 |
74:
匿名さん
[2005-08-22 22:34:00]
筋交いなんか使うなよ。
だからあんたは、家造りは範疇にないんだよ。 |
75:
匿名さん
[2005-08-22 22:42:00]
>今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる
>学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。 孤軍奮闘?学者や学識経験者?軽いイローゼだね。 ホワイトウッドでぐぐってみたことある? あんたヘンを通り越して薄気味悪いよ。ホント一回心療内科行ってみない?冗談で言ってるんじゃないよ。 |
76:
匿名さん
[2005-08-23 01:06:00]
カナダツガE120ってどうなんでしょう?
ダグラスファーより釘の保持力が強いようですが。 |
77:
国産材
[2005-08-23 10:52:00]
「匿名さん」という名前が多くて誰にレスをつけているのかワカラナイ状態で、「軽いイローゼ」になりそうですが、カナダツガE120の話。
E120というのはヤング係数120の意味で、ヒノキに匹敵する強度といううたい文句ですが、JASで定められたEいくつの表示をするためには1本1本測定しなくてはなりません。 カナダツガの場合、サンプルを測定した結果なので、中にはE120より強いものもあるし、弱いものもあります。 カナダツガもスギと同様、乾燥しにくい樹種ですが、集成材にシェアを奪われ壊滅的な打撃を受けているため、カナダツガ・パートナー協会を作り、懸命なPRをするとともに、乾燥への取り組みを強化しています。 乾燥すると暴れが生じるため、135ミリに製材したものを乾燥させ、それを120ミリ角に仕上げているので歩留まりも悪く採算は良くないとのことで、「ここまでして日本に売らなくてはならないのか!?」との声もカナダの製材工場からは聞こえてきます。 また、腐りやすい腐りにくいの話をすると石つぶてが飛んで来そうですが、カナダツガの方がホワイトウッドより腐りにくく、レッド・パイン(欧州アカマツ)と同等との評価です。 釘の保持力は確かにスギやホワイト・ウッドよりも強いですが、乾燥すると硬くなるので、釘が打ちにくいという人もいます。 |
78:
国産材
[2005-08-23 11:09:00]
> 73 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。
「国産材製材協会」のメンバー企業全体で現在、国産乾燥材では20%を越えるシェアを持ち、JAS以上に厳格な規格で製品作りをしています。 今まではA社の一等材とB社の一等材は品質が違うということが当たり前で、これも国産材の信頼を損ねていた理由の一つですが、協会のメンバー間ではお互いに製品の融通をしあえるように規格の統一を推し進めています。 メンバーは今後も増えていくものと思いますので…と言うか、ここに入って企業努力をしないと生き残れないと言う状況になるでしょうから、少しずつではありますが改革派進んでいると思っています。 |
79:
円山きんぐ
[2005-08-23 12:38:00]
地球温暖化対策を考えた場合、無垢材で住宅をつくる必要があります。
木材を炭素ストックとする扱いについては今のところ明確になっていませんが、固定期間を長期にするには、集成材では問題があるからです。 集成材では廃材を炭として利用することもいやな感じがつきまといます。 特に耐久性があるとして積層接着に使用されるフェノ−ル系樹脂は環境ホルモンのひとつです。 無垢(心)材はその点安心ができます。国策としても重要です。説明すれば殆どの消費者が納得するでしょう。 それであっても、ビルダ−が外材・集成材嗜好となるのは、国産材は狂い易いという観念があるからです。 外材と比べ小径木であることも原因のひとつです。 外材と国産材の乾燥については、教科書的ではありませんが、外材は船輸送の間に自然乾燥が必然となっていることを見逃してはなりません。 これに対し国産材の乾燥は信用のみです。信用をこれから築く必要があるのです。 ビルダ−の方が国産材の利用に踏み込めない要因となっています。 信用のある高級木材店以外の国産材材の扱われ方は以前から申し上げているとおり惨めなものです。 広葉樹、アカマツなどは仕分けも十分にされないまま木材チップとして細切れにされているのが実状です。 NPO国産材が信用ある流通をつくり、これらの掘り起こしをする必要があると思います。 変革には過激な論も必要とは思います。 外材の腐朽については、もう少し納得できる根拠を挙げれば誤解も少なくなるのでは無いでしょうか。 明治期に造られた岩崎邸など国産材で造られた建物が未だに多く健在しています。 30年といわれる日本の住宅サイクルを国産材で見直すことができれば適ったりなのですが.. |
80:
国産材
[2005-08-24 11:17:00]
在来工法は首都圏では80%以上、全国平均でも70%以上が工場で加工されるプレカットになってしまった現状、狂いや収縮によるハネの少ない木材が求められるのは仕方の無いことではあります。
最低でも乾燥は必須条件で、以前のように未乾燥の木材でも材木屋の倉庫や大工の下小屋に半年も寝かせているうちに乾くから大丈夫という感覚ではシェアが低下するのは当然です。 タマホームが年間1万棟になったら乾燥材の供給が間に合うかどうかが問題だなどというのは木材業界にとって恥ずかしい話で、間に合わないことの方が問題なのです。 木材の欠点を大工の腕で補うという時代ではなくなった今、プレカット工場や大手住宅メーカーにも安心して使って頂ける製品を作るということが国産材にも求められています。 それが出来ない製材工場は淘汰されるでしょう。この5年間が勝負だと思ってます。 |
81:
円山きんぐ
[2005-08-24 16:23:00]
>79 3行目「・・・問題があるからです。」以降に挿入させてください(ヌケてしまいました)。 集成材でつくられた住宅は集成材の耐用年数に疑問があることから、築後数十年が経過し、メンテナンスが必要となった場合に改築よりも新築を選択せざるを得ません。木材は廃材として処分され、無垢材と比べて炭素固定の役目を果たす期間は短くなってしまいます。
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82:
匿名さん
[2005-08-24 19:15:00]
改築よりも新築を選択せざるを得ません。
得ません。って、あんたも国産材と同種の人間だな。 |
83:
匿名さん
[2005-08-24 19:50:00]
自分に都合の良いときだけフェノ−ル系樹脂っていうのもなぁ、
そんで「いやな感じがつきまとう」って、もうちょっと論理的な ことを言って貰わないと・・・ |
84:
匿名さん
[2005-08-24 23:37:00]
集成材の接着剤の寿命は、半永久的である。
と断言する人もおり、 こればっかりは、経年してみないとわからない。 あ、 不良品や、施工に問題があってダメになった集成材を持ち出すのやめてね |
85:
国産材
[2005-08-25 12:42:00]
フェノール系の接着剤は既に80年を越える使用実績がありますから、まず、問題は無いと思います。
耐水性の高い接着剤ですから、高温多湿による劣化等も無いと思います。 イソシアネートは使用実績が浅いので、これはあと50年くらい経年してみないとわからないというのが事実です。 私は別に何が何でも無垢材でなくてはとは思っておらず、「当社は集成材で行く!」という住宅メーカーやプレカット工場にはチャンと国産材の集成材を供給できる体制を作るべきと考えております。 間もなくスギとベイマツのハイブリッド集成材とコストダウンを追及したスギの柱の供給が本格的に始まりますが、それはそれで無垢材とは住み分け出来ると思っています。 |
86:
円山きんぐ
[2005-11-09 13:17:00]
木材関連で情報を得ましたので、スレします。
品確法施行後に木材の含水率を減らすため強制乾燥が行われています。 強制乾燥施設の周囲には、カメムシ等の昆虫が集まり、強制乾燥により、何らかの集合フェロモンが材から発散されているのではないかという疑念を持っています。 また、強制乾燥を行うことで、木材の艶が失われるようにも聞いています。 強制乾燥材の弊害について、ご存じの方教えてください。 |
87:
よーそろ
[2005-11-09 14:51:00]
初見ですが、たいへんためになるスレですね。
ところで金属イオンの効果についてですが、「オリゴディナミー」というのがあります。 「極微動作用」とか「微量毒作用」と訳されてるもので、銀や銅などのイオンがバクテリアの繁殖を防ぐ作用のことです。 酢の中に銀のスプーンを入れておくと腐らないというアレのことですね。 ですから銅によって材を腐りにくくするということは間違いなくあると思うのですが、それがシロアリに効くかというと??? 詳しいこと分かり次第知りたいです。 |
88:
国産材
[2005-11-15 11:27:00]
シロアリは銅(銅イオン)に弱いか?の件、大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ようやく、専門に研究している先生とコンタクトが取れましたので、レス致します。 やはり、「シロアリは銅(銅イオン)に弱い」というのは迷信だったようです。 (以下、転載) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 銅板や銅製品の効果はシロアリに関しては報告がないですが、直接銅製品を食害することはなくても、銅製品が接している木材は食害します。 例えば「柱の下部を銅で巻いたりする」のは神社の鳥居でもよくみられます。京大・藤井義久助教授の報告では、京都の伏見稲荷の鳥居では、その銅で巻い た部分の内側の木材が腐朽し、かつシロアリに激しく食害されていたとのことです(なお藤井先生のお仕事は、表面からは見つけにくいシロアリ被害を様々な 器械で非破壊的に検出するというもので、伏見稲荷の鳥居は現場物件の一つです。)。 土台の下に銅板を置くのも同様で、シロアリを寄せ付けない効果は望めません。 玄関の柱や鳥居の柱脚部を銅板で覆うのは、掃除の時や、人が通るときに、物理的に傷つくのを防ぐ目的が大きいと思います。 |
89:
国産材
[2005-11-15 11:38:00]
木材業界では「強制乾燥」と言う言葉は使わず、「人工乾燥」と呼んでいます。
温度によって低温乾燥、高温乾燥と分けていますが、何度以上が高温なのかは意見が統一されておらず、大体、100度が分かれ目かなと思います。 100度を越える高温乾燥では木材の周囲が先に乾き硬くなり、内部が後から乾くことで隙間が出来る「内部割れ」と呼ぶ現象が起こることが多々あります。 柱など縦に使用する場合には内部割れは強度に影響は無いとの報告もありますが、継手・仕口の加工部分の強度低下を心配する研究者も多いです。 内部割れなど木材に負担をかけない乾燥温度は70度以下と言われていますが、今度は外側に干割れが生じ、見た目が悪いという問題が出て来ます。 こちらは「干割れ」ですから、実験でも強度への影響は全く無いので、「見た目」だけの問題と言えます。 御指摘の「木材の艶がなくなる」というのは70度でも起こります。天然乾燥か、50度以下の超低温乾燥なら木材の油分などは抽出されないので、艶がなくなることはありません。 50度以下の超低温乾燥器は現在、東京の奥多摩の森林組合に第1号機が設置され、稼動中です。 |
90:
ニアピン
[2005-11-16 07:55:00]
疑問があるのですが、
強制的に乾燥させた木材に雨などの水分が付着した場合、 その水分は吸着されるのでしょうか? 木材も繊維の塊ですから、 強制的に乾燥させた場合、 スポンジのように水分を吸い取りやすくなるようなイメージがあります。 宜しければ教えていただけないでしょうか? |
91:
国産材
[2005-11-16 12:54:00]
木口面は水を吸いやすいですが、側面は多少の雨程度でしたら表面が濡れるだけで、天気が回復すればすぐに乾きます。
乾燥させた木材の方が水は吸いやすいですが、それは人工乾燥も天然乾燥も同様です。 雨などの水分だけでなく、梅雨から夏の多湿の時期は空気中の水分も吸いますますが、湿度の低い時期になれば逆に排出します。 問題は冒頭に書いたように表面ではなく木口から吸い込んでしまった場合で、床上浸水に見舞われると毛管現象で柱は水を吸い込みます。 こうなると簡単には乾きませんので、水害にあった後、すぐに内装を張り替えてしまうより、しばらく柱を露出させ放置した方が良いです。 スギやヒノキ、ヒバなどの芯材部が腐りにくいのは抗菌成分を多く含むためだけではなく、油分があり木口からも水を吸い込みにくいからだと思います。 野ざらしにした柱の端材を雨上がりに見ると、スギ、ヒノキは赤身から乾くのに、ベイツガやホワイト・ウッドは芯までグッショリ濡れているため、表面から乾きます。 それを考えても油分を抜いてしまう温度の高い乾燥は疑問を感じています。 |
92:
円山きんぐ
[2005-11-21 16:25:00]
国産材さま、皆様
建築士にとって、外材と同程度の価格であれば、国産材を使用する如何は、含水率の信用性如何のようです。 無垢材を使用した場合に、ある程度の割れや狂いは、木の性質を考えれば仕方のないことと思います。 木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか? ここらがハッキリすれば、人工乾燥材以外の国産材も使いやすくなるのではないでしょうか。 どの程度の割れが瑕疵となるかは、程度問題で難しいところとは思いますが、ご意見をお聞かせ下さい。 先日、西川材を見てきました。 中目材(中途半端な太さの木)を避けて効率的に生産する必要から、スギ40年、ヒノキ50年の短伐期としているとのことです。ヒノキはもう少し赤味が入るとbestですが、それでも十分です。 価格も外材に毛が生えた程度です。 仕入れに困るぐらい売れても決して不思議はないと思うのですが...... |
93:
国産材
[2005-11-22 17:25:00]
>木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか?
これは難しい質問ですねぇ。床が6/1000以上傾いたら瑕疵(欠陥)だと言われていますが、そうすると3.6mで2.16cm。もしも片側の梁がこれ以上縮んだら瑕疵となります。 尺(30cm)の未乾燥の梁の場合、最悪、その程度の収縮が起きる可能性はありますが、片方の梁だけ縮むことはなく、全体が下がるから6/1000は傾かない… とは言っても7%も縮んだら、やっぱり問題ですよね。含水率15%以下の木材を使用した集成材でも、過乾燥状態になると105㎜角が102㎜程度になることがあります。それを考えると無垢材の場合には5%以下なら勘弁してくれいと言いたいところではあります。 表面の割れは殆どの場合、強度に影響はありません。但し、梁で斜め45度以上の角度で入っていた場合には強度に影響があると言われています。古い民家や社寺仏閣の梁はバリバリに割れていますが問題とされることはありませんし、萩市に新しく出来た博物館も地元のマツ材を使用した梁はウヘェ…っと思うくらい割れていますが、市の担当者は「これが無垢材だと言う事を来場者に知って欲しい」と涼しい顔で言っておりました。 |
94:
円山きんぐ
[2005-11-22 18:42:00]
ありがとうございます。
床の6/1000は地盤沈下でもない限り、収縮のみでは起こりにくいように思います。 木材は湿度に併せて絶えず呼吸しているわけですから組み立ての際に、乾燥している状況であれば緩く、湿度が高ければきつく組み立てることで、仮に乾湿による収縮の最大値が6%であれば、標準からはそれぞれ3%の範囲で収まることになります。 無垢材が使われる機会が少なくなると、こうした調整ができる大工が次第に減っていきます。 今住宅はプラモデル化し、組み立てやすさからkd材嗜好の大工も多いとか。 この状況で無垢材の消費を増やすには、湿度による収縮を標準からの収縮となるように材の湿度に応じたプレカットが必要となります。 そうは云っても、プレカットも刃先の状態によって誤差があるので、無垢材の使用と大工の腕はセットとなります。 割れについては、強度、狂いに問題がなければ、木材の性質を消費者に理解してもらう説明次第ということですね。 45度の角度の割れに問題があるのであれば、木目が45度以上とならないような木取りをすることが大切ということになりますね。 |
95:
匿名さん
[2005-11-22 20:11:00]
うちでは、無垢よりも狂いや強度の面で集成材がお勧めだと工務店に言われました。
実際はどうなのでしょうか? |
96:
円山きんぐ
[2005-11-22 21:05:00]
木材需要拡大のため関連スレを貼り付けします。
漏れにお気づきの方は加えてください。 集成材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14275/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13569/ 無垢を推奨する会社はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ シロアリ・虫等はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14935/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13649/ 建築中の木材(水濡れ等)の疑問はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14809/ 無垢のフロ−リングはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14249/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ 外回りの木材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14198/ 薪スト−ブはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14240/ |
97:
円山きんぐ
[2005-11-22 21:13:00]
|
98:
国産材
[2005-11-24 14:38:00]
無垢材か集成材かは、似た樹種であれば好みの問題です。腐り易い樹種は集成にしたからといって腐りにくくなるわけではありませんので、一階の柱などには腐りにくい樹種を使うべきです。
ようやくスギやヒノキの集成柱も入手できる環境が整いつつありますので、狂いを気にするなら集成材、本物の木らしい良さを求めるなら無垢材ということで良いのではないかと思ってます。 但し、集成材は原料の板を人工乾燥させるので、木の艶や香り成分は飛んでしまいます。抗菌成分も抽出してしまうので、腐り易くなるのではという説もありますが、まだ検証はされていません。 無垢材を薦める大工さんの方が腕は良い、とは言えるかも知れませんが、逆説的に「集成材を薦める大工は腕が悪い」とまでは言い切れません。 |
99:
???
[2005-11-24 22:56:00]
逆説的かもしれないが、檜のムク材ってそんなにいいものだろうか?
データはないけどヒノキチオールのアレルギーは意外と多いです。 シックハウスやアトピーの隠れた原因だと思う。 だれか研究してくれないかなあ。 |
100:
国産材
[2005-11-25 10:53:00]
確かにヒノキや青森ヒバの香りにアレルギー反応を示す人は増えています。当社では無垢の内装材展示場を作り、無垢の羽目板やフローリングを貼りたいという人にはなるべく家族連れで来て頂き、見たり触れたり匂いをかいだりして納得してもらってから売るようにしていますが、アレルギー反応を示さないかも大切なポイントです。
ただ、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンのように全ての人に害を与える化学物質ではありませんので、シックハウスの原因というのは間違いだと思います。 森林総合研究所の宮崎先生は木の香りの研究では第一人者で、12月13日(火)の午後5時から東大の一条ホールで講演会があります。この件について質問してみてはいかがでしょうか。 |
101:
匿名さん
[2005-11-25 11:29:00]
ヒノキチオールのアレルギーの人にとってはシックハウスの原因
じゃないのか? あいかわらず偏ってんな w |
102:
円山きんぐ
[2005-11-25 12:43:00]
ヒノキが優れていることは歴史が証明しています。
確かにアレルギ−については、皮膚の収縮作用があり、ワックス等ヒノキチオ−ルが濃縮された商品では、敏感な方は、鼻の粘膜が収縮することがあるようです。 個人差、程度問題ですね。 ヒノキチオ−ルはヒノキに含まれていると思っていましたが、ヒノキには含まれていないようです。 また、ヒノキチオ−ルには、人工、天然があり、アレルギ−は人工に顕著なようです。 ご参考までに http://www.atopinaguard.jp/hinokitiol.html |
103:
???
[2005-11-25 22:55:00]
99です。
ヒノキチオールが檜に含まれていないのは知りませんでした。 ただ自分は歯科医なのですが、口内炎の薬でヒノキチオールを薬用成分に含んだヒノポロンというのがありまして、ど〜もこれがダメな人が経験上20〜30人にひとりくらいいるのです。 もちろん含有濃度の問題もあるのでしょうが、ヒノキチオールというキシレンやトルエンに構造の似た有機化合物に疑問を持っておりました。 檜の木材そのものとしての優秀さに異論があるわけではありません。 |
104:
円山
[2005-11-25 23:57:00]
そうですか。歯科医さまでしたか。
ヒノキチオ−ルが保険薬以外に医薬品として使用されていることは知りませんでした。 天然のヒノキチオ−ルであれば、アレルギ−は少なくなるかもしれませんね。 キシリト−ルについては、カバ類から採取されていることはCM等で有名になっています。 そのほか、樹木の成分で医薬品等に使用されている成分があれば教えて下さい。 |
105:
???
[2005-11-26 22:14:00]
医薬品については**で植物由来のものが多いと思いますが、歯医者は**使いませんので良く知らないです、すいません。
歯医者が使用する材料ということでしたら、例えば歯の神経の治療の最後に使うガッタパーチャというゴムみたいなものは、南米原産のアカテツ科高木の樹液から作られるということです。 それから仮詰めなどに用いるユージノールという、いわゆる「歯医者のにおい」のする物質は丁子(クローブとも。ユーカリに近い植物)の油からとります。 また現在の治療とは関係ないですが、おはぐろにはタンニンを含む柿渋や五倍子(虫こぶ)が用いられていました。 ユージノールはアレルギー出ることありますが、ガッタパーチャや柿渋はアレルギーとほぼ無縁と思われます。 建材とはあまり関係のない話になってしまいましたが(笑) |
106:
???
[2005-11-26 22:15:00]
↑**は「かんぽう」と入れたんですが、NGワードでしたか?
|
107:
円山きんぐ
[2005-11-28 10:39:00]
**は大方見当がつくのですが、歯科でそんな使い方があるとは露知らずでした。
ありがとうございました。 |
108:
国産材
[2005-11-29 16:44:00]
「シックハウス」に対しては、ホルムアルデヒドのように住んでいる人に症状が出る出ないにかかわらず規制が行われます。
「私はホルムアルデヒドに強いからF☆☆の建材を使ってくれ」というわけにはいきません。 ヒノキの香りのように特定の人にしか悪影響が出ない物質は、アレルギー原因物質ではあってもシックハウスの原因物質という言い方はしません。そうだとなると、あらゆる化学物質がシックハウスの原因物質となってしまうからです。 ところで、ヒノキに含まれるのは「ヒノキオール」で、「ヒノキチオール」は青森ヒバに多く含まれる物質です。 |
109:
国産材
[2005-11-29 16:49:00]
木材に含まれる化学物質が医薬品として利用された有名な例は、カナダのアスペンという木の皮から抽出された成分です。
昔から現地住民は頭痛や歯痛のとき治療にアスペンを噛んでいたことからドイツのバイエルン社が成分を分析して医薬品を作りました。有名な「アスピリン」の語源は「アスペンから作った薬」という意味です。 もっとも、今では化学合成ですが。 |
110:
国産材
[2005-11-30 14:33:00]
>102 また、ヒノキチオ−ルには、人工、天然があり、アレルギ−は人工に顕著なようです。
この天然と合成の違いは詳しく知りたいところです。 と言いますのは、木材からも樹種によってはホルムアルデヒドは出るのですが、学者は「天然由来のホルムアルデヒドも、化学合成して接着剤などに使用されているものも、化学式が同じであれば性質は一緒だ」と言うのです。 木材業界は私を中心に「それでは室内に無垢の木材を貼って新築引渡し時に規制値を超えていたら違法建築になってしまうではないか!」と反対運動をして、木材は規制対象外にして頂いたのですが、天然と人工では影響が異なるということが立証できれば、もっとスッキリと反論できるのですが… また匿名さんから「木材からもホルムが出るなら、当然、規制対象にすべきだ!」とか言われそうですが、木材の香り成分は半年ほどで数分の一に減少し、その後は気温が上がっても湿度が高くなっても、元の数値には高まりません。細胞の中に含まれている成分なので、切ったり削ったりして細胞膜が破壊されたところから出終わると、中からは殆ど出ないからです。 ところが、接着剤や塗料のように後から塗られたものは、翌年の夏になると、また数値が跳ね上がります。1/2に減少するのに8年くらい掛かるそうです。 これも木材を規制対象外として認めて頂いた理由の一つです。 でも、前述のように木材の香り成分にアレルギー反応を起す方もおられますので、「内装に無垢の木材を貼ればアトピーが治る!」などという無責任な宣伝をしないように、業界には注意を促しています。 |
111:
匿名さん
[2005-12-13 08:51:00]
上棟式の途中から、雪になってしまいました。
柱・1Fおよび2Fの床に構造用合板が張った状態で、5日間、作業が止まっています。 柱は、杉の無垢材、土台は檜を使っていますが、雪で濡れても大丈夫でしょうか? 大工さんの安全が一番だし、天気が原因なので、仕方がないと私も思っています。 また雪がやんだら、ビニールシートを張って頂けるとのことです。 信頼出来る工務店さんと出会っているとも思っています。 しかしながら、一生で1回の家造り。正直、不安もあります。 同じような経験者または、詳しい方、本当に大丈夫なのか教えて下さい。 |
112:
匿名さん
[2005-12-13 10:36:00]
素人なのですが・・、我が家は2x4のため屋根が最後でした。
大雨に2回降られましたが、床の合板に防水剤を塗ってあり、シートも かぶせてくれましたが、大雨ということもあり、一部の合板が水を吸って しまいました。 肝心なのは降り終わった直後かと思います。 溶けて水になる前にでき るかぎり除雪してしまって、水にしないことかと。経験からも、固体の方が 払い易いですし、水になると浸み込み易くなります。 スコップ持って走って行って!!! |
113:
円山きんぐ
[2005-12-13 13:35:00]
以下スレで9番さんの通りです。
湿度が高いまま防水を行うとその後の乾燥に時間を要し、カビ等の発生原因になることが考えられます。 http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14809/ |
114:
匿名111
[2005-12-13 17:26:00]
アドバイス&参考スレ、ありがとうございます。
気持ち的には、すぐにでもスコップを持って除雪したいのですが、 大工さんが危ないと言って中止しているくらいなので…素人では難しいです。 柱などの無垢材は、乾燥材を使っているので、大丈夫だと思っているのですが、構造用合板が… 工務店の方いわく、精神的にキツイのは分かるけど、きちんと処理するので大丈夫だと。 第三者検査機関を入れているのですが、濡れた材木などの含水率なども、測ってくれるのでしょうか? 搬入時の含水率だけなのでしょうか? 自分が信じてお願いした工務店なので、最後まで信じて行きたいのですが… |
115:
どこで建てようか
[2005-12-15 23:44:00]
鉄骨なのか木造なのか、HMさんなのか工務店さんなのか設計士さんなのか…模索中です。
地震や台風など、特異な自然災害においても、命を守るべき家ではあるのですが、 そればかりに特化した家作りというのも、毎日の生活においてどうなのかなぁ…と考えて、 今は木の家が環境のため、それより自分達の体のためにもいいのではと考え始めたところです。 ただ長く住む家にとって木というのは腐ることと白蟻が最大のネックだと考えていました。 そこで一条工務店さんの防腐、防蟻材(ACQ)、寸法安定剤(DS)が加圧注入された建材は、 そういった心配がないのでいいのかなぁと思うのですが、それによって木の持つ効能が 損なわれるといったことはないのでしょうか? 柱は国産の檜(吉野、東濃、美作)の無垢だと聞いています。 土台、柱の一階部分が薬剤処理を施した木材を使っています。 また、そういった木材を仕入れて工務店さんで建てれば、安くなるかとも思ったのですが、 一条の営業さん曰く、角材で売っているのでカットすると薬剤部分が削られ、効能がなくなるとのことです。 一条さんではカットしてから加圧処理をするとおっしゃっていました。 ACQ、DSが人体に影響なく、木の性能を生かした上で尚且つ木のネックであることを回避できるもので あればもっと普及してしかるべきとも思うのですが、何か問題があるのでしょうか? 家のこと、…まして木材についてはど素人です。愚問でしょうがお教え頂ければ幸いです。 |
116:
円山きんぐ
[2005-12-18 00:06:00]
木材は濡らして、乾かすことを何回も繰り返すと次第に狂いの幅が小さくなることが知られています。
乾燥材が雨で濡れて乾くときに僅かに狂いが生じたとします。 その狂いを調整しながら、使用した木材は、最初の乾燥材よりも狂いが少なくなると考えられます。 雪で濡れたこと自体はあまり気になさらなくても良いと思います。 完成した建物も耐えず吸湿を繰り返し、膨縮しています。 古い木材に狂いが少ないのは、含水率の低下だけではなく、膨縮の繰り返しによって、狂いの幅も少なくなっていることが考えられます。 それよりも、濡れて吸湿した木材の上に防水工をされてしまうと水分が逃げるところがなくなり(サランラップ状態)、カビが発生しやすくなります。 こちらの方が心配です。 合板自体は耐水合板であれば問題ないようです。 2×4は濡れると厄介なようなことが他スレに書かれていたように思います。 乾燥機を使うこともあるようです。 |
117:
匿名さん
[2005-12-21 23:38:00]
杉の無垢の床板と建材メーカーから出てるウレタン塗装済みの無垢の15ミリの床板で値段の差は平米当たりどれくらいですか?
反ってくるから、ウレタン塗装済みの無垢の床板にしようと思うんですけど。 |
118:
円山きんぐ
[2006-01-04 13:13:00]
製材価格は専門ではありませんが、手元にある価格表には1立方メ−トル当たり5〜6千円(表面に無節or小節)とあります。
|
119:
2×6計画中
[2006-01-09 09:11:00]
国産材さんご指導ください
現在2×6の住宅を計画中なのですが、このHMは土台に2×6ベイツガ(防腐防蟻処理)が使われております 前レスを拝見するかぎり腐りやすいとあるのですが、いかがお考えでしょうか? ご指導ください |
120:
匿名さん
[2006-01-10 00:43:00]
|
121:
円山きんぐ
[2006-01-10 10:58:00]
国産材さんのご名誉のため、一言申し上げます。
下記のスレに、円山きんぐの源氏名でスレ書きしたのは、円山きんぐ本人であって、国産財さんの自作自演ではありません。 誤解のなきようお願いいたします。 http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13469/ |
122:
アンチ国産材
[2006-01-10 13:02:00]
土台に、集成材を使う理由はないと思いますが?
ボルトでがっちりと基礎に結合されており、暴れる余地が少ないと思いますが、いかがでしょう。 堅めの木、ヒバ、ヒノキでいいのでは? 土台木材をケチっても、数千円も違わないでしょう。基礎と同じくこだわってもいい場所と思います。 土台にホワイトウッドを使っている建て売りがありました。現実に存在していました。 柱にホワイトウッドはまだしも、土台ぐらいはね。。。。 |
123:
匿名さん
[2006-01-10 18:38:00]
防腐処理剤が腐りやすいって、どこに載ってるの?
腐らないから廃材処理で困ってんじゃなかったっけ? |
124:
匿名さん
[2006-01-11 06:33:00]
腐らない人工木材のみを使って木軸で建てられないのかなあ。
ダイライト4寸角柱とか。 |
125:
匿名さん
[2006-01-12 14:26:00]
ヒバなんて、シロアリは食いあがるよ。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/kanwa/kiso.htm 防腐処理というか、加圧注入した昔の砒素入りCCA材が安くて最強。 でも解体時に困るから、なるべく長く住もうwww |
126:
ニアピン
[2006-01-18 00:40:00]
教えてください。
合板の耐水性は高いのでしょうか? 現在、建築中の家が外側に合板が貼られた状態で先日の雨にさらされました。 合板の断面から水が染み込んでいるようでした。 今日から合板の上に防水シートを貼る作業に入っていて、 染み込んだ水分が抜けきらないのではないかとちょっと心配しております。 |
127:
円山きんぐ
[2006-01-18 12:28:00]
耐水合板であれば問題はないとどこかの書き込みにありましたよ。
カビについては、防止シ−トを貼る外側は酸素不足となるためカビ等の発生は起こらないと考えられますが、内側にカビが発生することが予想されますのでご注意下さい。 湿度が抜けきらないと、春先になって気温の上昇(一般に10℃で発生)とともにカビが発生する可能性があります。 率直に施工者と相談してみては如何でしょう。 |
128:
匿名さん
[2006-01-19 08:06:00]
国産材さん
国産の杉や檜の集成材(柱)は、普及しはじめているのでしょうか? |
129:
匿名さん
[2006-02-12 01:00:00]
土台と根太は赤松で、大引はベイツガですがどうでしょう。
|
130:
円山きんぐ
[2006-02-17 11:13:00]
3月1日に「構造用スギ乾燥材の性能を考える」というセミナ−が開催されます。
国産材について興味のある方は参加されては如何でしょう。 詳しくは http://www.mokushin.com/kanso/seminar.htm まで |
131:
匿名さん
[2006-02-21 12:29:00]
国産材さん
今検討している工務店で柱は杉、ひのきを、間柱はひのきの間伐材をっているそうです。ひのきは国産の富士ひのきだそうですが、土台はオーストラリアヒノキだそうです。オーストラリアヒノキってどうですか?やはり青森ヒバのほうがよいでしょうか? |
132:
パルコ
[2006-02-23 00:18:00]
国産材さん、はじめまして。
S林業さんと契約したのですが、使用している木材について疑問があり解約しようかと悩んでいます。 大引にホワイトウッド集成材を使っているそう・・・ヒノキに変更可能だそうですが・・・ 梁にもWW集成材を 使っているのです。これってどうなんでしょうか?柱も集成材より無垢がいいかなと思っても ミズダス檜って高温乾燥なんですよね?高温乾燥はよろしくないそうで・・・ このような住宅が果たして50年 もつのでしょうか。健康のためにも環境のためにも、出来るだけ長持ちする丈夫な家を建てたいと 思っています。主要な構造材は檜の無垢を使っている工務店(近くにあるんです)に依頼した方が 信頼できるでしょうか。 でも今の住宅って大手HMの多くがホワイトウッド集成材使ってますよね。それらの住宅は長持ちしないって こと?家って所詮30年が限度の工業化商品なのでしょうか? 哀しくなってきます。 |
133:
匿名さん
[2006-02-23 19:46:00]
国産材氏は著書の宣伝が忙しくて、諸君らを相手にしている暇がありません。
100点満点の絶賛レビューを読んでいただければ、国産材氏の非凡な完成を垣間見ることができます http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488096056X/503-0761335-772231... |
134:
匿名さん
[2006-02-23 19:56:00]
|
135:
パルコ
[2006-02-24 16:03:00]
国産材さんの本読んでみたいと思います。色々な情報があって考えれば考えるほど
迷宮をさまようって感じです・・・ |
136:
匿名さん
[2006-02-26 17:39:00]
材木屋です。
安売りメーカーなどの参入で下請では苦しい経営の毎日です。 米松全盛期から乾燥材、2×4と頑張ってきましたが、これからは国産材なんでしょうか? 集成が技術の英知だと騒がれたと思えば、シックハウスや接着剤が長持ちしないと問題化され、 結局は国産の無垢でしょうか? 合板でない無垢のフローリングブームなども来るでしょうかね? すごく参考にさせていただきながらいつも見ています。 「国産材」「無垢材」「木造軸組工法」で勝負をかけようかな? |
137:
匿名さん
[2006-03-08 00:34:00]
SPFからDFに変更すべきでしょうか?(2x4住宅)
|
138:
匿名さん
[2006-03-08 15:25:00]
|
139:
材木屋
[2006-03-14 08:16:00]
樹種はノーコメント。WWはダメだとかいう材木屋とは全く無関係です。
私が個人的に強く思うのは柔らかい材を使ってサイディングで仕上げた場合なんですけど、 サイディングの板自体は長持ちしますがコーキングは5年ほどで劣化します。 劣化しなくても少しでも地震で揺られりゃどうでしょう。 地震の度にコーキングの点検・補修・打ち変えしてる家なんてみたことありません。 その隙間から雨水が浸入してくることがとても危険ではないでしょうか。 名言を考えました「坪単価は家の寿命に比例する」 |
140:
匿名さん
[2006-03-14 09:37:00]
防水シートだけの状態で、雨水の侵入が防げる施工をすれば心配ありません。
|
141:
国産材
[2006-03-28 13:06:00]
本の宣伝をしていたわけではないですが、多忙とパソコンの不調でしばらく休んでしまい、失礼しました。
>128&129 アカマツやベイツガは土台や一階の床下、柱などに使用するには防腐処理しないと長持ちしないと思います。欧州アカマツは耐朽性「中」でスギと同等の評価にはなっていますが、そのまま土台に使用するには無理があります。 国産のスギの集成柱は出回り始めてはいますが、まだ工務店すら知らない人がいる状況なので、「スギの集成柱にしてくれ!」とシツコク要求しないと探して貰えないかも知れません…でも、探せばチャンとあります。今年から集成柱大手も生産を始める予定なので、流通量は増えると思います。 ヒノキの集成柱はスギ以上に流通量が少ないです。ヒノキは乾燥がスギよりも楽なので、集成材よりも乾燥材の道を選択しています。 >131 オーストラリアヒノキはオーストラリア東南部に生えているヒノキ科の樹木ですが、ヒノキ属ではなく、日本のヒノキや台湾ヒノキなどとは全く別ものです。但し、耐朽性は高く硬いので土台には良いと思います。しかし、私もまだ耐シロアリなどの実験をしていないので、シロアリに対する強さは申し訳ありませんがわかりません。 ベイヒバも色や見た目が青森ヒバに似ているからということでその名がつきましたが、青森ヒバと違ってシロアリにはそれほど強くありません。 それから梁は住宅の部位的に腐りやすい場所ではないので「腐りやすい樹種」という問題はないですが、もしオプションでアカマツ集成材が選べるのなら、そちらをお勧めいたします。 |
142:
国産材
[2006-03-28 19:12:00]
私が多忙になったのはFFⅩⅡにハマッたからだという説もありますが、実は年度末だからと、「安心で長持ちする家づくりのために」というパンフレットの作成を始めたからで、今までの書き込みを読み返して全てにレスを書くにはしばらく時間が掛かりそうです…すいません。
>122 土台に、集成材を使う理由はないと思いますが? 土台にも集成材が使われ始めたのはプレカットする工場が高速で加工できる機械を入れて、寸法制度の高い集成材で無いと加工出来ないと言い出したからです。土台もプレカット工場で加工されますから、当然、そのような工場は土台も集成材と言うことになります。 >137 SPFからDFに変更すべきでしょうか?(2x4住宅) もし変更可能でしたら変えたほうが良いと思います。2×4用の木材として一般に流通している樹種としては、ベイマツは腐りにくい方です。林業試験場のデータでは耐朽性はベイマツ「中」、ベイツガ「小」、SPFは色々な樹種が混在しているので一口には言えませんが、それに含まれるホワイトスプルースは「極小」です。 |
143:
匿名さん
[2006-03-28 19:31:00]
なぜ腐れることに異常な執着を見せるのか。誰か心理分析して。
ツーバイで作ったバルコニーテーブルは、車庫の中のような状態に置かれた場合、腐れるか? 足を地面から浮かせていれば腐れない。それどころか、含水率が10%を超えることもまれ。 スプルースは釘の保持力が弱いことのほうが心配じゃないか。 軸組みの場合、あの細い間柱にサイディングをとめる釘を打つ。 打ち損じた釘をグリグリしたことがある人間なら知ってると思うが、 あれは、スポッと抜ける。 何年間も外壁を保持し続けることができるのか?杉よりも高いヤング係数も信用ならない。 トウヒ類3.5寸柱なら、カケヤの一撃でたたき折る自信あるよ。やったことないけど。 |
144:
匿名さん
[2006-03-28 22:03:00]
実際にはホワイトウッドをウッドデッキに使っても、全然問題ないケースがほとんどだったりしますよね(もちろん対候塗料は塗るけど)。
過度の強さを求めてもしょうがないという気持ちも半分くらいあります。 ただ、ベイヒバがシロアリに弱いというのは初耳。 芯持材でもだめでしょうか? |
145:
匿名さん
[2006-03-28 23:03:00]
国産材さんご指導ください
2×4で新築計画中です、標準仕様では土台にベイツガだったのでベイヒバを指定したところ、ベイヒバといえども「ハチクサン」という薬剤を塗った方はいいといわれてどうすべきか迷っております。どうお考えでしょうか? |
146:
匿名さん
[2006-03-28 23:22:00]
シロアリは関係ないって。
材木屋のくせに嘘を広めるな。 |
147:
国産材
[2006-03-29 12:05:00]
なぜ「腐る」ということに執着するのかを自己分析いたしますと、住宅の経年劣化の最大の原因は腐朽によるものだからです。木材を専門に扱っている材木屋と致しましては、木の種類や部位により腐る程度や早さが全く違うと言うことを実感しながら商売していますので、何も腐りやすいとわかっている樹種を使って家を立てなくても良かろうと思うわけであります。
確かに車庫の中のテーブルは腐りませんが、それではなぜ築30年程度の家のベイツガの柱に腐っている例が多いのか?それは施工が悪かったからでスギでもヒノキでも30年で腐っただろうという人もいますが、逆にスギやヒノキでも30年で腐る家の場合、耐朽性が極小の樹種だったら何年持つのよということです。 シロアリに関しては樹種だけではなくシロアリの種類にもよりまして、新参者の「アメリカ乾材シロアリ」は日本のヒノキでも食べます。土台に関しては樹種に関わりなく、何らかの対策はした方が良いかと思います。最近は青森ヒバオイルなどを使った天然系の防蟻剤もありますから、化学薬品は使いたくないという人でも対応できると思います。 |
148:
国産材
[2006-03-29 12:44:00]
言葉が足りませんでした。シロアリの多い地域で、大丈夫か気になるのでしたら、土台などに関しては何らかの対策をした方が良いと言うことで、何が何でも対策すべきだと言う意味ではありません。
シロアリは周囲に好みのエサがなければ好みではない樹種でも食べます。その意味では146の方の「シロアリは関係ない」というのは当たりです。我が家がシロアリの嫌いな樹種の土台、床下地材で、お隣がシロアリが好きな樹種の場合、我が家の方が安心だという、窓に面格子がある家の方が泥棒に入られにくいと言うようなものです。「面格子を破って入られた!」と言うことはあり得ますから、より安心を求めるのなら防犯カメラをつけるとか警備保障会社と契約するとかの対策をとるのと同じです。 |
149:
匿名さん
[2006-03-29 17:52:00]
シロアリが、周囲を観察して「あっちの家の土台は、白くてうまそうだぞ」って行動をとるか?
|
150:
匿名さん
[2006-03-29 18:38:00]
>>149
とらないだろうけど、シロアリが好きな樹種ということはそれだけ栄養として取り込まれるということで、よく繁殖して被害が広がりやすいってことなんだろう。 |
コダテル最新情報
ハウスメーカーレビュー最新情報
通常、建築士は住宅に使用する材木を取りまとめた「木拾い表」を作って、材木屋さんに発注しているので、確認してみてください。
木材の価格は、国産材さんが言われるように流通が不透明なところがあって、樹種、規格によって価格が違うはずなのですが、最終消費者(建築士、住宅業者)の購入価格はすべて8〜10万円/m3程度となっています。
49:の1000円というのは、山に立っている立木の価格なので、これに山からの搬出、製材・加工、運賃、市場手数料などの経費が加算されて、消費者に届くことになります。
すべてが良質材ではありませんので、目減りする分(歩どまり)も考慮する必要があります。
価格の妥当性は、木材の製品市場の価格表からおおよそつかむことができます。
木材の流通で興味深いところは、入り口(森林所有者)と出口(客)が弱い立場にあることです。
前にも書いていますが、入り口と出口をコ-デネイトすることで、超長期に亘って森林を育てた山元の収益が増え、多くの国産材が流通し、客の嗜好が反映されるようなシステムを作ることが重要なのです。
農業と林業の違いは、農協については賛否両論ありますが、農業は農協という巨大な流通部門を持っていることです。
悲しいかな林業は、あまりの安さに森林所有者の販売意欲が低下し、国産材の安定供給ができずに悪循環に陥っています。
最近、「NPO国産材」という新たな取り組みが始まり、注目しています。
ド素人さんに選択権があるのでしたら、一度調べてみてはいかがでしょうか。