材木屋さんの雄叫び
22:
国産材
[2005-07-22 16:08:00]
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23:
匿名さん
[2005-07-22 17:00:00]
それでは両方とも腐りやすい木を使わない、在来工法と2×4では
40年後の耐震強度はどちらが強いですか? |
24:
匿名さん
[2005-07-23 06:41:00]
阪神淡路大震災で倒壊した原因は 「白蟻」と聞いてますが・・・ |
25:
匿名さん
[2005-07-24 13:43:00]
>>22
築浅でも在来は、全壊してるの何棟もあるじゃないの。ツーバイは0。 それらの在来は、欠陥だったのかもしれない。 でも、ツーバイの0って凄いよ。 いろいろな工務店が建てて、基礎もいろいろ、仕様もいろいろ、 それでも0なんだから。 それと、ツーバイだから開口面積の制約が多い? 在来と遜色のない開口面積にできるよ。ただ、金はかかるけど。 アメリカのツーバイに詳しいんじゃなかったの? 日本の在来より、窓だらけのツーバイもたくさんあるでしょ。 |
26:
匿名さん
[2005-07-24 13:46:00]
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27:
匿名さん
[2005-07-24 13:53:00]
>>24
それも理由のひとつ。 どの業者も自分の都合のいいところだけを抜き出して誇張する。 震災後に、旧建設省がまとめた資料を見るといいよ。 激震地でも、81年以降の耐震基準の家では軽微な被害しかなかった、という結論。 2000年にも耐震基準は強化されている。 |
28:
円山キング
[2005-07-25 17:19:00]
神戸の震災で倒壊した住宅は、瓦屋根で重心が高い位置にあったものが多いように感じました。
旧い住宅が多いことも確かです。 シロアリ被害については、旧い住宅が多かった長田地区の住宅は燃えてしまっているので、確認方法に疑問があります。 2×4の倒壊0もよく解りません。 在来、2×4いずれにしても最大限の効果が発揮できる施工が重要と思います。 耐震基準や耐震システムについても書面上のものでは話になりません。 新潟地震からは、倒壊家屋から多くの手抜き、施工不良が報告されています。 書面の建築確認、完了だけをみる竣工検査では、この解決となりません。 検査制度自体に問題があります。 それ以前に、住宅業者は「人命」が掛かった仕事であることを肝に銘ずるべきです。 |
29:
匿名さん
[2005-07-26 13:51:00]
国産材の在来で家を建てました。周りにもそういう人がそこそこいます。
みんな結構好きなのではないかと思いますが・・・。 今までうまくPRをしてこなかったから伸びないだけのように思います。 もっと国産材を使って日本の山林の崩壊を防げればいいのですが。 まあ、都会に住んでいて、気が向けば地方の観光地に遊びに行くだけの人には 何のことかわからないでしょうけど。 |
30:
匿名さん
[2005-07-26 14:10:00]
この度国産材の在来でウチを建てます。
しっかり乾かしてからの材木使用なので、曲がりの心配も無いそうです。 せっかくなので梁のある作りにしました。 見た目は今風でなくダサめになりそうですが、体にはよさそうな気がしてます。 |
31:
匿名さん
[2005-07-26 14:28:00]
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32:
30
[2005-07-27 09:55:00]
家具まで考えていなかった(^^;)
これからじっくり検討してみます。 換気についてはよくわからないんですよね。 24時間換気が主流になりつつあるんでしょうか? 窓あけて、きちんと掃除すれば大丈夫かと思ってるんですけど。 |
33:
“
[2005-07-27 10:46:00]
木の臭いにアレルギーでる奴もいるけどなw
|
34:
国産材
[2005-07-27 11:36:00]
> それでは両方とも腐りやすい木を使わない、在来工法と2×4では
> 40年後の耐震強度はどちらが強いですか? とてもよい質問です。私は腐りにくい樹種を使って、壁体内通気にするなど、腐りにくい工法を採用した2×4工法の方が強いのではないかと考え、23年10ヶ月前、自分の家は総ベイヒバ造り通気工法の2×4で建てました。 しかし建ててから、ここまで手間と金を掛ければ、在来でも同じくらいの耐震強度の家が出来るかナァとは思いましたが… 腐り易い樹種を使った場合には家が20年か25年しか持たないだろうとは言えますが、では、腐りにくい樹種を使えば何年持つのかは誰にも答えられないと思います。 |
35:
国産材
[2005-07-27 11:47:00]
> それと、ツーバイだから開口面積の制約が多い?
> 在来と遜色のない開口面積にできるよ。ただ、金はかかるけど。 > アメリカのツーバイに詳しいんじゃなかったの? > 日本の在来より、窓だらけのツーバイもたくさんあるでしょ。 この方はアメリカの木造は全て2×4工法だと思っておられるのではないでしょうか? 北米では金持ちは2×4工法では建てません。ビル・ゲイツもそうです。 金持ちの家は「ポスト・アンド・ビーム工法」という柱と梁の工法で、これは在来工法に近いものですが、より太い柱、梁を使いますので広い開口面積が取れます。 北米の2×4工法は耐震規制が日本より緩いので、確かに日本の2×4よりも広い開口が取れますが、それでも在来工法ほどではありません。 確かに金と手間を掛ければ日本でも開口面積の大きな2×4住宅は出来ないことはありませんが、構造計算をしても外壁の出隅、入り隅部分の壁量の制約があるので、在来工法のように角々が窓というのは無理です。 |
36:
匿名さん
[2005-07-27 11:56:00]
>>国産材
> シロアリは銅イオンに弱いので。 恥ずかしいです・・・未だにこんな事を平気で言う人がいるなんて・・・ http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/ スミからスミまで全部読破してください。こういった間違った知識を 持った人達がいるからシロアリ被害はなくなるどころか拡大するのです。 |
37:
国産材
[2005-07-27 12:01:00]
住宅建材などから出るホルムアルデヒドは規制が強化され、ほとんど問題はなくなりましたが、家具はまだ野放しです。
規制強化の時、国土交通省には何度も文句を言い、シックハウスの全ての責任を住宅に負わせて24時間換気を義務付けるなどと言うのはオカシイと主張したのですが、家具の規制を強化すると輸入できない家具が増え、輸出国から非関税障壁だとの批判が出るからと、未だに規制の動きがありません。 家具の量販店で買った子供の二段ベッドの下に寝ていた子供の目が腫れてしまい、返品したのは良いが、何か良い家具はないかとメールをもらい、仕方なく当社で無垢材を使って製作しましたが、家具から出る化学物質を野放しにして24時間換気扇を回せというのは、どう考えても納得できません。 今でもシツコク、法改正を要求しているのですが、一度出来てしまった法律を緩和してもらうのは難しいです… |
38:
匿名さん
[2005-07-27 13:16:00]
あるホームメーカーの広告に完全乾燥材、含水率15パーセントの国産檜使用とあり、
これなら建築後の木の反りの心配が無くて良いのかと思いました。 ところが他の工務店で完全乾燥材は、もう細胞が死んでいる木でもろい木なのだと言われましたが、 どうなのでしょうか? |
39:
国産材
[2005-07-27 13:21:00]
36 >> シロアリは銅イオンに弱いので。
> 恥ずかしいです・・・未だにこんな事を平気で言う人がいるなんて・・・ 「2×4の住宅はどうですか」のスレにも同じ書き込みがありましたのでダブりますが、こちらにも書いておきます。 銅イオンに弱いのは迷信だったンですか…当社は皇居の新宮殿とかにも木材を納めたのですが、玄関の丸柱の下部や土台下に銅板を巻いたりしているので、なぜなのか聞いたところ、シロアリは銅イオンに弱いからと言われたそうです。 防腐防蟻剤も銅を含むものが多いので、信じていました。今度、自分で実験してみます。銅に効果が無いとすると、防蟻剤の効果も再検証しなくてはなりません。 貴重な情報と良いサイトを教えて頂き、ありがとうございました。 |
40:
国産材
[2005-07-27 13:37:00]
> 38
完全乾燥材がもろいと言われているのは、高温で短時間で木材乾燥させると、表面が先に乾き、後から内部が乾く際に収縮により内部割れが起きるケースがあるからです。 静岡の林業試験場の実験では内部割れが生じても強度への影響は殆ど見られないと報告されていますが、角材として強度を測定するのと、仕口を加工した接合部分の強度とは異なりますので、本当に家を建てた場合、強度的に問題が無いのかは、残念ながらまだわかっていません。 少なくとも「細胞が死んでいるから弱い」というのはウソで、「赤身」と呼ばれる芯財部の細胞は木が立っているときから死んでいます。細胞が生きているのは「白太」と呼ばれる辺材部だけです。 木は外側へ外側へと成長するので、成長の過程で辺材部の内側の部分は徐々に細胞が古くなり、死んでいきます。その前に普及菌やシロアリなどから身を守る成分を蓄えてから死にます。だから、芯材部の方が腐れやシロアリに強いのです。 目合いの点では芯の部分の方が辺材部よりも粗いので、強度を測定すると辺材部に比べ芯財部は弱いですが、これは細胞が死んでいるからではありません。 それに高温乾燥ですと木材の持っている樹脂分なども水分と一緒に出てしまうので、確かにもろくなります。 一番良いのは、「葉枯らし」と言って山で木材を切り倒した後、枝葉を付けたまま数ヶ月放置し、葉から水分を出させて乾燥させた丸太を製材し、さらにそれをサン積みして半年から1年天然乾燥させた木材で、表面割れはありますが、内部割れは出ません。 木材の持つ樹脂分もそのまま木の中に残るので、確かに丈夫です。 |
41:
国産材
[2005-07-27 13:59:00]
補足です。含水率が20ぇ以下の人工乾燥材でも、高温乾燥ではなく低温でジックリ乾燥させたものは内部割れも生じにくく、木材の成分も出にくいのでもろくなる心配はあまりないと思います。
ただ、70度以下の温度(出来れば50度以下が望ましい)で乾燥させると数週間掛かるので、あまり普及していません。 最近、低温でも短期間で乾燥させる技術が出て来ましたので、これからはそのような材が出回るかも知れません。 |
42:
国産材
[2005-07-28 13:28:00]
すいません。 >40 「芯財部」ではなく、「芯材部」でした。
財のない材木屋に、あるまじき間違いでした… |
43:
匿名さん
[2005-07-28 14:00:00]
36の匿名さんが紹介されているサイトの記事を読みました。
シロアリは銅を嫌わないことは書いてありましたが、 銅イオンに関する記述が見当たりません。 銅と同じく銅イオンも嫌わないのでしょうか。 銅と銅イオンを混同しているわけでもないでしょうから どこかに記述があるのだと思いますが、 よろしければ書かれている場所を教えてください。 私の住んでいる地域はシロアリが多いそうでとても気になります。 それと、国産材さんがおっしゃるように葉枯らし材がいいのはわかりますが、 そう簡単には手に入らないと思います。いいものだけどお金を積まないといけないものよりも ある程度普及しているものの中でのいいものをあげていただけるほうがより現実的かと思います。 |
44:
国産材
[2005-07-28 15:38:00]
> 43 確かに葉枯し材は手に入りにくいですね…失礼致しました。
ただ、木材業界ってショウモない業界でして、売れないと作らない、売れれば作るというニワトリと卵みたいな話なので、皆が「多少高くても良いから、葉枯し材が欲しい!」と言う声が高まらないと、いつまで経っても入手困難が続きます。 その意味では、家を建てる人たちが「出来る限り、葉枯し材にしてくれ!」と言って頂くことも必要かと思います。 シロアリと銅イオンについては8月2日に京都大学に行きますので、専門に研究されている先生にお会い出来ましたら聞いてみます。 |
45:
43
[2005-07-29 13:15:00]
私が家を建てるときに「出きり限り葉枯らし材にして欲しい」といいましたが結局だめでした。
それならばと、それまで頼んでいたHMとは別に、葉枯らし材を扱っているHMに 見積もりを依頼しましたが、2割ほど高くなりました。それも初めのHMは40坪、 後で頼んだHMはそれそり5坪も減って35坪になってですし、 グレードも少し落としたときの値段です。 10万、20万の買い物ではありませんから、2割というのはかなりの金額です。 それに建坪と仕様を同じにすればいったいどうなるのかと思って結局断りました。 「多少高くてもいいから」などという生易しいものではなかったですよ。 庶民には高嶺の花です。 親切に答えてくださる国産材さんに言い掛かりをつけているようになってしまっていますが、 私の経験を書かせていただきました。やはり、業者の方からも積極的にPRしないとなかなか・・・。 もっとも、世間では、国産材を使うか否かとか、そもそも木材を使うか否かという段階のところで 話が行われていますので、PRしても効果はなさそうですが。 |
46:
国産材
[2005-07-29 15:44:00]
ああ、やっぱり葉枯し材はなかなか手に入りませんでしたか。そのような事情も知らずにすいませんでした。
地域にもよるのですが、まだまだ葉枯しをしているところは少ないです。 それにしても、使用する木材を葉枯し材にしただけで家の価格が2割も高くなるなんてことはないです。 そんなに葉枯し材自体は高いものではないです。柱1本¥1500高くなったとしても、100本で15万円の差ですから。 難しい注文をすると足元を見たように値段を吹っかける木材業界や住宅業界の悪い癖だと思います。 そんなことしてるから木材の需要が減るのだと、木材業界紙に書いて注意を促しておきます。 |
47:
円山キング
[2005-07-29 17:29:00]
現場では、葉枯らしをすれば2割高く買って戴けるわけはなく、葉枯らしの目的は含水率を下げて軽くし、搬出コストの軽減を図るのみです。
以前調べたところでは、山元の立木価格が45%下がっているのに対し、製品は15%しか下がっていないという実態がありました。 今や、林業利回りは、補助金分を差し引いても成立しません。 現場と建築士との直流が唯一の生きる道かもしれません。 |
48:
43
[2005-07-29 17:47:00]
私が葉枯らし材で見積もりを頼んだ会社は地元でもかなり真っ当な会社です.
後の乾燥は自前で「まじめ」にやっているようです.社長から苦労話をきかされました. いろいろなところで建築中ですので,契約はずいぶんととれているようです. 初めに見積もりを頼んでいた会社は宣伝広告費を抑えて価格を下げている会社で これも真っ当な会社です.ただし,それならばと小国杉を使ってもらいましたが. その点を書くのを忘れてしまいました. よからぬ誤解を招いてしまったかも知れません.申し訳ありません. |
49:
円山キング
[2005-07-29 19:22:00]
昨年、間伐木を立木で販売しました。
杉60%(径12〜30cm)ヒノキ40%(8〜30cm)で600m3ありましたが、価格は1M3当たり1000円に満たない結果に終わりました。 葉枯らしを前提とした市場価逆算による販売もできません。 間伐材では、土台は無理かもしれませんが、それ以外の部位には使えると思います。 実際、建築現場をみていると間伐材程度のものがたくさん使われています。 ”国産材さん"何か良い知恵はありませんか。 教えてください。 |
50:
ド素人
[2005-08-03 08:28:00]
全て国産材で建築予定のものです。
昨日見積もりをいただいたのですが、妥当な価格なのかがまったくわかりません。 建坪40 木造2階建て オールフローリング 一階腰壁 といった感じの家ですが。 材木代280万 新建材80万 造作材80万 となってきました。 どう区分されているのかもわからないぐらいド素人ですが、 この材木費用は普通なんですかね??? |
51:
円山キング
[2005-08-03 11:04:00]
建築士の設計パタ-ンにより多少差があると思われますが、以前知人の建築士からいただいた資料によると、木材の標準使用量は延べ床面積(m2)あたり、0.2〜0.3m3のようです。
通常、建築士は住宅に使用する材木を取りまとめた「木拾い表」を作って、材木屋さんに発注しているので、確認してみてください。 木材の価格は、国産材さんが言われるように流通が不透明なところがあって、樹種、規格によって価格が違うはずなのですが、最終消費者(建築士、住宅業者)の購入価格はすべて8〜10万円/m3程度となっています。 49:の1000円というのは、山に立っている立木の価格なので、これに山からの搬出、製材・加工、運賃、市場手数料などの経費が加算されて、消費者に届くことになります。 すべてが良質材ではありませんので、目減りする分(歩どまり)も考慮する必要があります。 価格の妥当性は、木材の製品市場の価格表からおおよそつかむことができます。 木材の流通で興味深いところは、入り口(森林所有者)と出口(客)が弱い立場にあることです。 前にも書いていますが、入り口と出口をコ-デネイトすることで、超長期に亘って森林を育てた山元の収益が増え、多くの国産材が流通し、客の嗜好が反映されるようなシステムを作ることが重要なのです。 農業と林業の違いは、農協については賛否両論ありますが、農業は農協という巨大な流通部門を持っていることです。 悲しいかな林業は、あまりの安さに森林所有者の販売意欲が低下し、国産材の安定供給ができずに悪循環に陥っています。 最近、「NPO国産材」という新たな取り組みが始まり、注目しています。 ド素人さんに選択権があるのでしたら、一度調べてみてはいかがでしょうか。 |
52:
国産材
[2005-08-03 12:57:00]
間伐材も樹齢30年以上、直径16センチクラス以上なら建築用として使えますが、どうしても辺材部が多くなりますので、一階の床下など腐り易い場所には使用しない方が無難だと思います。
もちろん内装用などには使えますので、やはり羽目板なとへの利用が主になるのかナァと思ってますが、集成材にするなどの利用方法も検討中です。 他のスレでは「国産材も外材も腐る。たいして差はない」との批判もありますが、そんなことはけっしてなく、やはり高温多湿の日本ではスギ、ヒノキの優位性は間違いありません。 今まで、国産材は価格で外材と対抗しようとしたため、そのしわ寄せで山の木材価格がタダ同然と言う結果になってしまったわけですが、「木の性質の違い」というものを前面に押し出せば、山にも再造林の資金が残る適正な価格に戻せるものと思います。 現実に、末端の価格になるとまだ「国産材ですから」と高く見積もりされているケースも多く見られ、山の木が適正価格になっても家を建てる段階では大きな負担増にはならないと信じています。 50の書き込みをされた方の質問は40坪で木材代金が280万円とのことですが、フローリングまで含まれているのかわかりませんけれど、特に高いとは思われません。 一般的に木材代金は総建築費の10〜15%(合板等、建材は除く)というところだと思います。 まもなく、NPO国産材では「腐り易いホワイト・ウッドなどの樹種を使わないように!」という運動を開始します。今日、夕方に某全国紙の記者が取材に来ますが、腐り易いとわかっている樹種を使って平気で家を建てる風潮は、阻止しなくてはと思います。 |
53:
ド素人
[2005-08-03 15:07:00]
円山キングさん
国産材さん さっそくNPO国産材見てきました。 大変参考になるお返事有難うございます。 材木代280万はフローリングまで含めての値段のようです。 HMや工務店でなく材木店経由で家を建てるので、 通常より材木が安いのかどうか気になって質問してしまいました。 適材適所でお任せしているので今のところ何を使うのか知らないのですが、 近日会ってお話するので、詳しくお聞きしてみたいと思います。 |
54:
円山キング
[2005-08-03 15:28:00]
先日、建築現場で使用材を訊ねたところ、「ホワイト・ウッド」と答えが帰ってきました。見ても香りを嗅いでもヒノキ集成材です。
建築現場では、樹種、品等、柱材の上下すら見分けもついていないのが状況です。 ホワイトウッドはネットで検索するとドイツトウヒのようですね。 ヨ−ロッパのトウヒは知見がありませんが、国内のドイツトウヒを見る限りでは、スギ以上のものとは思われません。 この類では、唯一アカエゾマツだけが材質を評価され、スギと同等の価格で取引されているに過ぎません。 外材が流通するまで使用され続けてきた国産材が腐り易いはずはなく、十分に使用に耐えうるものです。国産材さんのお説を支持します。 これからは、土産土法による住宅づくりを目指すべきと考えます。 それにしても山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組みは、理解しがたいものです。 NPO国産材の取り組みによって、森林所有者に意欲が湧き、山村が活性化されますよう切に願っています。 現在、口コミで微力ではありますが、知人の建築士にNPO国産材を使用してみてはと薦めているところです。 |
55:
匿名さん
[2005-08-03 16:20:00]
|
56:
国産材
[2005-08-04 11:20:00]
「****」っすか…「振興ハウスメーカー」よりも良いかも知れませんが…
あの本は「旧約聖書」なので、教祖としてはそのうち「新約聖書」を書きます。(^o^) 殆ど、私の匿名性が消えてるなぁ。NPO国産材のHPの国産材マークの下の「国産材が外材より優れているのは」という所をクリックすると耐久性比較の写真が出ますので、ご参照下さい。 |
57:
国産材
[2005-08-04 11:51:00]
「シロアリは銅イオンに弱いか?」ですが、残念ながら8月2日に京都大学に行ったとき、シロアリ研究の先生にお会いして伺う時間がありませんでした。
わかり次第、メール致します。 今まで調べたところでは、木材の防腐・防蟻剤に銅の化合物が入っているのは主として防腐の効果を狙ってのことで、防蟻の方は別の薬剤で対応しているようです。 シロアリは腐朽菌の出す化学物質に引かれて木材のある場所を探すようなので、銅イオンにより木材の腐朽菌の繁殖を抑えることにより、間接的にシロアリ回避の効果があるという程度なのかも知れません。 ただ、シロアリも体内に木材のセルロースを分解する菌を飼っていて、それがセルロースを分解しブドウ糖を作っているので、その体内菌への殺菌効果というのはあるのかも知れません。 |
58:
円山キング
[2005-08-04 13:25:00]
****は、林業界ではよくあることです。
○○式間伐などは数多で、それぞれ教祖さんがいらっしゃいます。 宗教というのは揶揄ですが、その中から、長所・特徴、新しい知見を活かすことが大切なのです。 NPO国産材については、流通の弱い林業界において、国産材の問屋的役割を果たして戴ければ良いなと思います。 数字は、感覚的なものですが、山元の価格が30%上がり、最終消費者(客)の購入価格が20%下がることで、財産保持的な(放棄的といってもいいかもしれません)森林所有者の販売意欲が増し、安定供給が可能となり、価格・品質から消費者の需要を増すことができるものと思われます。 中間搾取をできるだけ排除することがNPO国産材の存在価値を高めることになります。 55番さんのお陰で、加盟業者が解りましたので、近いうちに伺いたく考えています。 |
59:
55
[2005-08-04 16:35:00]
****呼ばわりは、失礼でしたねw
ただ、湿気に弱いこととシロアリのえさになることは分けて考えた方がよろしいかと思います。 >山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組み これがなくなれば、だれだって、ホワイトウッドの集成材より、ヒノキの集成材を使いますよ。 たとえそれが、95点と100点程度の差がないにしても、「一生に一度の買い物」と私は思ってますから、よりよい物を選びますな |
60:
国産材
[2005-08-05 16:29:00]
今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。
但し、補助金を使わずまともにスギで集成材を作ると売値が柱1本3800円くらいになってしまい、ホワイト・ウッドの2倍なので苦戦はするでしょうけれど… ホワイト・ウッド並の価格で作れると豪語するメーカーもあるのですが、そのしわ寄せは全て山側に行って立木がタダでも合わないという状況になりそうなので、腐りにくくシロアリにも強いということを付加価値として、幾らまでなら払って頂けるのかが勝負になりそうです。 |
61:
匿名さん
[2005-08-06 01:30:00]
2X4材は国内産はありません。
国内材で建築する場合は在来工法となります。 ハウスメーカーの2x4材はすべて輸入材のはずです。 国内材で2x4を建築する業者はどちらですか? |
62:
国産材
[2005-08-08 11:02:00]
昔の話ですが、「我が家は総ベイヒバ造りのツーバイフォー住宅だ」と言ったら、「それなら私の家は総ヒノキにしてくれ!」と言う客がいまして、そんなのありませんよと言ったのですが、どうしてもとネバるので特注で製材してもらったことがあります。
ただ、2×4、2×6までは国産ヒノキでしたが、2×8,2×10になると値段が高くなり過ぎるので、客に説明した上、ベイヒで取りました。 そこまでしたのに、それから10年足らずでその社長の会社、倒産して家も取り壊されてしまった… (T_T) 国産のスギでツーバイフォーの木材を製材していたところが1社ありましたが、最近噂を聞かないので、もう製材していないと思います。 価格的には、今のスギの丸太価格からすると、輸入材と比べてそんなに変わらずに出来るのではないかと思います。 |
63:
国産材
[2005-08-08 12:04:00]
あ、そうそう。素材にこだわり過ぎと他のスレで言われた私としては、大変なことを書き忘れた。
スギ、ヒノキでも白太(しらた)と呼ばれる辺材部は腐り易いので、最低でも断面の80%以上は赤身(芯材部)を条件とする必要があります。 本当は100%赤身が望ましいですが、そうすると値段がハネ上がりますので。 ツーバイフォー住宅メーカーは大きなところでも1万棟まで行きませんから、「当社はスギのツーバイフォー部材を使い、それをウリにする!」ということなら、十数社の大手製材工場と提携すれば十分供給可能だと思います。 もっとも根太の2×10は、スギよりもベイマツの方が強度が高いので、そこまで無理に国産材にする必要はないとは思いますが。 |
64:
匿名さん
[2005-08-08 12:15:00]
貴方は素材にこだわりすぎなんじゃなくて、人の話が理解できないだけでしょ。
|
65:
国産材
[2005-08-08 16:41:00]
人の話が理解できないのと、樹種を選ぶ大切さを理解できないのとでは、後者の方が消費者への不利益は大きいと思います。
|
66:
匿名さん
[2005-08-08 16:58:00]
人の話が理解できない人が、樹種を選ぶ大切さを啓蒙するのも、同様に
消費者への不利益は大きいです。 あなたの書き込み内容は、ソーラーなんとか工法の松○某と同じで やりかたが非常にまずいと思いますよ。 |
67:
匿名さん
[2005-08-08 21:00:00]
|
68:
国産材
[2005-08-09 12:55:00]
丈夫で長持ちする木造住宅を建てるにはキチンとした設計、施工が大切なのはもちろんですが、使用する木材の選択も重要な要素です。
昭和40年代の住宅ブームで沢山の住宅が建てられましたが、戦後植えたスギ、ヒノキなどは十分に成長しておらず木材需要を賄いきれなかったため、代替品として外材が大量に輸入されました。 ところがそのような時代が長く続くうちに、木材を選ぶことへの関心がどんどん薄れ、売れる木材、使い易い木材が良い木材だとでも言うような風潮になってしまいました。 昭和40年代に建てられた住宅が40年経ち、建て替えの際に解体してみると、柱や筋交い、土台などか激しく腐朽している例が多数見られ、やはりベイツガの方がスギやヒノキよりも腐るのが早いことが明らかとなったにも関わらず、その反省に立ち腐りにくい樹種を選ぼうということにはならず、さらに腐り易い樹種を使っての家づくりが行われているのが現状です。 戦後に植林された国産材が十分に成長した今、住宅建築に携わる人たちはもちろん、家を建てる施主の皆さんにも使用する樹種への関心を高めて頂きたいと心から願っています。 |
69:
匿名さん
[2005-08-09 13:51:00]
国産材さんのかたをもつわけではないけど
やり方がまずいというのはどうところなのでしょうか. どういう内容が場違いなのでしょうか. 「材木屋さんの雄叫び」というコーナーで自称材木屋が 他人を誹謗中傷せずに自己の主張を多少過激にしているだけに見えますが. 私は銅イオンとシロアリの関係の情報を心待ちにしています. |
70:
匿名さん
[2005-08-21 10:46:00]
地域材による住宅を建てるネットワーク型のグループは、各地に誕生しているが、「性能をちゃんと担保しています」
と言える組織は非常に少ない。「狂ったり、反ったり、ヒビ割れたりすることがあるけど、これは無垢材の宿命。 なんとか我慢して地元の業者を助けるために協力して欲しい」というレヴェルで、規模は、ニッチ狙いから脱却していない。 日本の山林と製材のシステムに基本的な欠陥です。 |
71:
国産材
[2005-08-22 12:00:00]
私も、お施主さんが求めているのは「地元の木で建てた家」なのであって、地元の木が欲しいのではないのだから、まず、シッカリとした家づくりをすることが基本で、それに地元の木が使われているという認識でないとダメだと主張しているのですが、まだまだ「地域材を売りたい!」ということが全面に出過ぎていますよね…
割れなどについても、説明して納得してもらうことは必要ですが、我慢してくれというのは間違いです。 この「基本的な欠陥」を直すことは出来るのだろうかと、日々、悩んでおります。 |
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SPFが主流になってまだ20年程度です。阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅の大半は筑後40年以上経った建物でしたから、それと比較してSPFの2×4住宅の方が丈夫だとは言えないと思います。
それに2×4工法の方が開口面積の制約が多いため、狭小住宅で1階の南側にガレージと玄関があるといった開口だらけの建物は難しいです。
そのような間取りの家は在来工法で建てられることが多く、ちゃんと構造計算をしなかったり、決められた補強をしないと新しい物件でも倒壊する可能性はあります。
それなのに一部のプレハブや2×4住宅メーカーは鬼の首でも取ったように「在来工法は地震に弱い。2×4は地震に強い」とPRしたから、2×4工法の人気が一時的に高まったのであり、正当な比較の結果ではないと思ってます。
似た間取りの筑後40年経ったSPFの2×4住宅と、築40年のホワイトウッドのような腐り易い木を使わなかった在来工法住宅では、私は耐震強度は在来の方が強いと確信しています。
もっとも、SPFの2×4住宅が40年経っても残っていればの話ですが。