材木屋さんの雄叫び
No.2 |
by 国産材 2005-07-11 15:25:00
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1年半近く前にスレ立ててくれたのに(と言っても、私は先週からこのホームページを見た新参者ですが)、誰も雄叫びを上げていないので一言。
昔は材木屋にも職人的な意地がありましたから、粗悪な木材を売ったら店の看板に傷が付くとか言って売りませんでした。しかし、今は違います。ホワイトウッドのような材木屋なら誰が見ても長持ちしないことが明らかな樹種でも、扱う… 「当社では、あのような日本の気候風土に合わない木は扱いません!」と言っても、取引先から「え〜、ホワイトウッド、売ってないのぉ〜。じゃあ他から買うからイイや」と言われてしまうので、皆、先のことには目をつむって商売してます。 このような状況を打開するには、家を建てる方々が「シロアリもおらず、木を腐らせる菌も少ない国の木材は使わないで欲しい!」と言ってくれない限り、ダメでしょう。法律で規制することについては、国交省は「まだ、具体的に腐ったという事例がない」とか言って外交摩擦になるような使用規制には腰が引けてます。 長持ちする家を建てようと思うなら、使用する木材を業者任せにせず、「国産材を使ってくれ!」と雄叫びを上げるしかありません。 |
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No.3 |
神戸の震災でベイツガやホワイトウッドの家が日本の国土になじまず早々に腐ってしまったことから数多く倒壊
を招きました。その教訓からひのき、米ヒバ、米松などで家を建てなけば家はもたないと一般常識になりつつあり ましたが、昨今の不景気、木材高騰、中身より見た目重視の顧客嗜好の移り変わりにより在来、ツーバイの多く がホワイトウッドの家になりつつあります。ベテランの大工も02の材木屋さんと同じ気持ちでこんな木で建てる と20年たつとと腐朽菌やカビで木材が真っ黒になったり力ずくで釘が抜けてしまう不健康で危険な家になって しまうことを憂いていますが仕事あってこその自分から陰口をたたいて終わっているようです。 工務店も外見と高密度高断熱ばかり求めないで災害に強く長持ちして健康的なほんとにいい家を販売してほし いものですね。 |
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No.4 |
銘木店が泣いている!
もっと「床柱」使おう! (o^∇^o)ノ |
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No.5 |
木材のことがわからないので質問させて下さい。
集成材なのですが、スプルースを使うHMとレッドパインを使う工務店・・工法の違いもありますが、坪単価が10万円位違います。 集成材でも、木材によってかなりの違いがでますか? |
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No.6 |
集成材の柱の価格はホワイトウッド(欧州トウヒ)でもレッドパイン(欧州アカマツ)でも、そんなに変わりません。柱1本で問屋価格で100円か200円の違いです。
最近は国産のスギの集成材も作られ始めました。こちらは定価に当たる設計価格ですとヨーロッパの樹種の2倍ですが、実際の価格は小売段階でも3〜4割高で、1本1000円位の差だと思います。 1軒の家に使う柱の数は80〜100本ですから、1000円高くても8〜10万円で、これによって坪単価が大きく変わることはないと思います。 お話変わって、床柱は日本間が減り、床の間もなくなった現在、今までの売り方では難しいと思います。NPO国産材では全く違った視点から洋間にもデザインとして床柱を使うことを提案しており、東京の荻窪の生活アートクラブさんの展示場にサンプルを展示しています。 「国産材」で検索するとNPO国産材のHPが見つかりますので、覗いて見て下さい。 |
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No.7 |
通常、建築現場で使われている木材の仕入れ価格は如何ほどなのでしょうか?
山元では価格が安く集材の人夫賃にもならず切り捨てられる間伐木が多くあります。 アカマツは、松食い虫の被害が拡大しているにもかかわらず、間伐材と同じ理由で放置され、自然枯死となります。 レッドパインはアカマツとは違うのですか? 国産材が使用されないのは、一言で云うと木材流通の問題です。 大手企業は大量の仕入れが必要なので、流通に不安がある国産材よりも確実に仕入れできる外材を使う傾向にあります。 先日のリフォ−ム番組で、奈良の間伐材を利用した匠がいました。間伐材を賃挽きしていましたので、おそらく価格は2万円/m3以下で収まっているでしょう。 山元から小回りが利く個人の建築士に国産材を流通させることで、丁寧で国産材を使用した低価格な住宅が実現可能と思います。 材木屋さんも山元から建築士までをコ−ディネイトすることを考えるべきではないでしょうか。 もう一つ重要なことがあります。 木材の最終消費者は誰かということです。本来は購入者であるのですが、残念ながら、住宅産業においては企業であり、建築士となっています。 購入者は、企業、建築士の仕入れ先の範囲でしか選択権はないのです。 国産材が使われない原因はここにあると考えます。 ご意見お待ちしています。 |
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No.8 |
> レッドパインはアカマツとは違うのですか?
レッドパインは「欧州アカマツ」で、日本に生えているアカマツとは別物です。 > 材木屋さんも山元から建築士までをコ−ディネイトすることを考えるべきではないでしょうか。 当社は問屋という中途半端な立場で、小売屋のように設計士との接点もないし、製材工場のように山元からも遠い… ですが、今、設計士・工務店の会に入会し、また山元の方にも接点を作り、動き始めました。御指摘の通り、山と設計者・工務店を近づけないと国産材の需要拡大は難しいと思います。 > 購入者は、企業、建築士の仕入れ先の範囲でしか選択権はないのです。 普通はそうです。というか、今まではそうでした。住宅の購入者には自分の家の柱などにどのような木を使うかの選択権は無く、住宅メーカーの標準仕様やオプションにNPO国産材剤が無ければ、もうそこで話は終わりです。 今までは「木で建てれば木造住宅だ」と思われていて、木を選ぶことの大切さが忘れられていましたが、その認識がひっくり返り、「国産材の柱を使っていない家なんて、怖くて買えない」となれば、住宅メーカーもオプションリストに載せざるを得ないでしょう。 プレハブのように、パネルを生産するのにオプションで注文によって国産材に替えることが困難な住宅は敬遠されるようになって欲しいなと、個人的には思ってます。 |
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No.9 |
08の訂正
誤:住宅メーカーの標準仕様やオプションにNPO国産材剤が無ければ、もうそこで話は終わりです。 正:住宅メーカーの標準仕様やオプションに国産材が無ければ、もうそこで話は終わりです。 すいません。辞書に「こく」と入力すると「NPO国産材」と出るように登録したもので、ヘンな文書になってしまいました。(^^; |
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No.10 |
この度、住宅を購入した者ですがここまで真剣に調べて買わなかったので反省してます。
「主要構造材・土台・柱にすべて紀州産檜無垢4寸角(12x12)使用」とありますが、どうでしょうか? ただ単に国産材のほうが外国産より良いのかなくらいに考えてました。 たしか無垢材と集成材は一長一短で無垢材は割れやすくて、集成材は強いとどこかで 見た気がするのですが・・ ということは集成材のほうが良いということなんでしょうか? |
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No.11 |
私も無垢材を構造材としているHMに決めたのですが、そういうところは集成材の方が強いとは言いませんよね。むしろ弱いと言いました。
どちらの方が強度があるのか分かりませんが、構造現場にいくと見た目では無垢材に軍配が上がりました。 集成材は接着材で張り合わせたものなので見た目にも安っぽく不健康そうな気がしました。 コストダウンに今や不可欠なのかもしれないけれど、目に見えない所にこそこだわった方がいいような気がして杉とヒノキを構造材にしたところに決めました。 ただ国産なのか外国産なのかも分かりませんで、甘いですかね? |
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No.12 |
>「主要構造材・土台・柱にすべて紀州産檜無垢4寸角(12x12)使用」
これはもう、全く申し分がないです。雨漏りとかのメンテをしっかりすれば、100年は持つでしょう。 無垢材には無垢材の良さがあり、集成材には集成材の長所があります。 無垢材の良さは接着していないので接着剤の耐久性や強さに左右されないことで、すべて紀州産檜「集成材」4寸角使用だったら、接着剤が100年持つかどうか私も断言できません。 集成材の長所は抜け節などの欠点を除去した板を貼り合わせて作られるため、強度のバラつきが少なくなることです。 無垢材は目合いが詰み、欠点の少ないものは非常に高い強度を持っていますが、死節や抜け節のある、目合いも粗いものは強度が落ちます。もちろん、使用される場合、強度が必要とされる場所には強度が高いものが使われますので問題はないのですが、それを心配して「強度が高いものだけ欲しい!」と言われてしまうと、強度の弱いものが在庫の山になってしまうので、うまく混ぜて使って頂く必要があります。 無垢材の強度を調べると弱いもの、強いものがまちまちで、学校のテストで言えば、落第点スレスレの子も結構いるが、100点満点の子もかなりいるという感じです。 集成材は前述のように強いもの弱いものを混ぜて張り合わせるので、成績は真ん中から少し上のところに集中します。平均点は無垢材よりも高くなるため、一般に「集成材は無垢材より1.5倍強い」と評価されていますが、欠点の無い無垢材は集成材より丈夫です。 無垢材の欠点は後からの収縮や狂いが集成材よりも大きいことで、木材の表面に割れが生じることもあります。もちろん、強度には関係ありません。 板の段階で乾燥させてから張り合わせる集成材は中まで乾燥しているので収縮は少なく、張り合わせることで後からの狂いも少なくなります。 |
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No.13 |
国産材さん、お返事ありがとうございます。
断熱材・構造は熱心に勉強したつもりだったのですが、木材の種類・特徴までは よく調べてませんでした。 国産材さんの説明わかり易かったです。 |
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No.14 |
16日の土曜日、私が木材業界紙に連載しているコラムの愛読者の浜松の技術者が開発した金物工法を見に行きました。
今までの金物工法は使用する木材に高い寸法精度を要求するため集成材しか使えないと言われていたのですが、この新工法は普通の無垢材で良く、簡単な加工機で木材の加工が出来、大工の腕の良し悪しで郷土に影響が出ないという「優れもの」です。 しかも壁倍率換算で9.3倍と言う、一般の木造住宅の2倍もの強度で、耐震性を売り物にしているプレハブやツーバイフォーをも遥かに凌ぐ丈夫さです。 但し、集成材を使わない場合、どうしても建ててから1〜2ヶ月で木材の収縮によりガタつきが出ます。今まではそれを避けるため集成材でなければとされていたのですが、この工法は「無垢材は縮んで当たり前。ガタついたら住んでいる人がクサビを叩いて締め直せばイイじゃん」という、目からウロコの発想です。 家を建てた人に木鎚をプレゼントして、それで定期的にクサビの緩みを調整してもらうと言うのですが、それをやらないと家がガタつくって言うのは、納得してもらえるのでしょうか… もし納得して住んでもらえるのでしたら、これは集成材にシェアを奪われ続けている無垢材にとって、救世主となります。学校出たての大工見習いでも、親方と同じ強度の家が建つというのは、最近の職人不足をカバーできる画期的な工法です。 |
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No.15 |
住宅を建てる側から見た場合、確かに自分で手を入れるのはいい事だと思いますが、
その頻度が頻繁でもいいという人は、正直少数派だと思います。 一般の家庭において住宅は清掃とかの基本的なメンテナンスでさえも、 できる限り減らしたいのが実情かと思います。 また、在来の住宅をやっている方から聞いたところ、 壁紙の継ぎ目が、1ミリ程度の隙間が開いたり、 ドアの建て付けがチョット狂っただけで、欠陥住宅だとか言う人もいるそうです。 こうなると無垢材はより使いにくいですね。 ただ、無垢材に拘る施主もいるのは間違いないので、 そういう部分の掘り起こしにはなると思います。 |
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No.16 |
無垢の木材でも乾燥材ならばそんなに頻繁にクサビを打ち直す必要はありませんが、含水率が25〜30%ですと、建ててから1ヶ月目、3ヶ月目、半年後、1年後の4回くらいはチェックする必要があります。
それを面倒だという人達には集成材を使うしかありません。 |
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No.17 |
アドバイスいただいたものです。
無垢材を使用していますが、年4回どういったところをチェック するのでしょうか。 面倒じゃないのですが、調べても具体的な場所がわからなかったので・・ |
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No.18 |
あ、すいません。私の書いた「年4回チェック」というのは前掲の新しい工法の場合で、乾燥が十分ではない無垢材も使用できるが、その場合には木材の収縮によりクサビが緩んでくるので、年に4回、クサビを打ち込む必要があるということです。
通常の在来木造住宅の場合、最近は乾燥材が多く用いられ、またボルトを締めるナットも木が縮んでも緩まないものも出回るなど、いろいろと工夫されていますので、まずチェックの必要は無かろうと思います。 もし心配でしたら、小屋裏を覗いて梁や柱を止めている金物のボルトが緩んでいないかを調べ、緩みが生じているようでしたら建てた建築会社に連絡して増し締めしてもらえばOKです。 前掲の新しい工法は、その作業を簡単にし、住んでいる方自身が出来るようにしたところがミソなのです。やってくれるかどうかの不安はありますが… (^^; |
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No.19 |
国産材さま、アドバイスありがとうございます。
購入してもこれからも家のことを勉強していきたいです。 |
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No.20 |
私も木材は専門家ですが、住宅についてはプロではないので、どこまでお答え出来るかわかりませんが、わかる範囲でお答え致します。
質問がありましたら、遠慮なくどうぞ。 家を長持ちさせるには、基礎の通気口を収納ボックス等でふさがない事。 脱衣場のように湿度が高くなる場所は換気に気をつけること。 電気のスイッチボックスやコンセントなど、壁の中の空気が多少なりとも出入りする場所の匂いを時々嗅いで、カビ臭くないか確認すること。 カビの匂いがしたら、即、建てた建築会社に連絡し、点検してもらうこと。 床下収納などがあり、取り外して床下の様子が見られるようでしたら、年に一度は床下点検。シロアリやカビ、腐れがないかチェック。 このくらいやれば、まず大丈夫です。 雨漏りしたり、カビ臭さを感じた場合、そのままにしておくとドンドン腐朽が進みますので、早めに対処しましょう。それが家を長持ちさせるコツです。 |
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No.21 |
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No.22 |
2×4工法が日本に導入されてから30年。当初は使用された木材はベイツガとベイマツでしたが、その後、軽くて作業性が良く、柔らかくて釘が打ちやすいということからSPFが使われ始めました。
SPFが主流になってまだ20年程度です。阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅の大半は筑後40年以上経った建物でしたから、それと比較してSPFの2×4住宅の方が丈夫だとは言えないと思います。 それに2×4工法の方が開口面積の制約が多いため、狭小住宅で1階の南側にガレージと玄関があるといった開口だらけの建物は難しいです。 そのような間取りの家は在来工法で建てられることが多く、ちゃんと構造計算をしなかったり、決められた補強をしないと新しい物件でも倒壊する可能性はあります。 それなのに一部のプレハブや2×4住宅メーカーは鬼の首でも取ったように「在来工法は地震に弱い。2×4は地震に強い」とPRしたから、2×4工法の人気が一時的に高まったのであり、正当な比較の結果ではないと思ってます。 似た間取りの筑後40年経ったSPFの2×4住宅と、築40年のホワイトウッドのような腐り易い木を使わなかった在来工法住宅では、私は耐震強度は在来の方が強いと確信しています。 もっとも、SPFの2×4住宅が40年経っても残っていればの話ですが。 |
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No.23 |
それでは両方とも腐りやすい木を使わない、在来工法と2×4では
40年後の耐震強度はどちらが強いですか? |
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No.24 |
阪神淡路大震災で倒壊した原因は 「白蟻」と聞いてますが・・・ |
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No.25 |
>>22
築浅でも在来は、全壊してるの何棟もあるじゃないの。ツーバイは0。 それらの在来は、欠陥だったのかもしれない。 でも、ツーバイの0って凄いよ。 いろいろな工務店が建てて、基礎もいろいろ、仕様もいろいろ、 それでも0なんだから。 それと、ツーバイだから開口面積の制約が多い? 在来と遜色のない開口面積にできるよ。ただ、金はかかるけど。 アメリカのツーバイに詳しいんじゃなかったの? 日本の在来より、窓だらけのツーバイもたくさんあるでしょ。 |
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No.26 |
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No.27 |
>>24
それも理由のひとつ。 どの業者も自分の都合のいいところだけを抜き出して誇張する。 震災後に、旧建設省がまとめた資料を見るといいよ。 激震地でも、81年以降の耐震基準の家では軽微な被害しかなかった、という結論。 2000年にも耐震基準は強化されている。 |
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No.28 |
神戸の震災で倒壊した住宅は、瓦屋根で重心が高い位置にあったものが多いように感じました。
旧い住宅が多いことも確かです。 シロアリ被害については、旧い住宅が多かった長田地区の住宅は燃えてしまっているので、確認方法に疑問があります。 2×4の倒壊0もよく解りません。 在来、2×4いずれにしても最大限の効果が発揮できる施工が重要と思います。 耐震基準や耐震システムについても書面上のものでは話になりません。 新潟地震からは、倒壊家屋から多くの手抜き、施工不良が報告されています。 書面の建築確認、完了だけをみる竣工検査では、この解決となりません。 検査制度自体に問題があります。 それ以前に、住宅業者は「人命」が掛かった仕事であることを肝に銘ずるべきです。 |
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No.29 |
国産材の在来で家を建てました。周りにもそういう人がそこそこいます。
みんな結構好きなのではないかと思いますが・・・。 今までうまくPRをしてこなかったから伸びないだけのように思います。 もっと国産材を使って日本の山林の崩壊を防げればいいのですが。 まあ、都会に住んでいて、気が向けば地方の観光地に遊びに行くだけの人には 何のことかわからないでしょうけど。 |
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No.30 |
この度国産材の在来でウチを建てます。
しっかり乾かしてからの材木使用なので、曲がりの心配も無いそうです。 せっかくなので梁のある作りにしました。 見た目は今風でなくダサめになりそうですが、体にはよさそうな気がしてます。 |
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No.31 |
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No.32 |
家具まで考えていなかった(^^;)
これからじっくり検討してみます。 換気についてはよくわからないんですよね。 24時間換気が主流になりつつあるんでしょうか? 窓あけて、きちんと掃除すれば大丈夫かと思ってるんですけど。 |
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No.33 |
木の臭いにアレルギーでる奴もいるけどなw
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No.34 |
> それでは両方とも腐りやすい木を使わない、在来工法と2×4では
> 40年後の耐震強度はどちらが強いですか? とてもよい質問です。私は腐りにくい樹種を使って、壁体内通気にするなど、腐りにくい工法を採用した2×4工法の方が強いのではないかと考え、23年10ヶ月前、自分の家は総ベイヒバ造り通気工法の2×4で建てました。 しかし建ててから、ここまで手間と金を掛ければ、在来でも同じくらいの耐震強度の家が出来るかナァとは思いましたが… 腐り易い樹種を使った場合には家が20年か25年しか持たないだろうとは言えますが、では、腐りにくい樹種を使えば何年持つのかは誰にも答えられないと思います。 |
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No.35 |
> それと、ツーバイだから開口面積の制約が多い?
> 在来と遜色のない開口面積にできるよ。ただ、金はかかるけど。 > アメリカのツーバイに詳しいんじゃなかったの? > 日本の在来より、窓だらけのツーバイもたくさんあるでしょ。 この方はアメリカの木造は全て2×4工法だと思っておられるのではないでしょうか? 北米では金持ちは2×4工法では建てません。ビル・ゲイツもそうです。 金持ちの家は「ポスト・アンド・ビーム工法」という柱と梁の工法で、これは在来工法に近いものですが、より太い柱、梁を使いますので広い開口面積が取れます。 北米の2×4工法は耐震規制が日本より緩いので、確かに日本の2×4よりも広い開口が取れますが、それでも在来工法ほどではありません。 確かに金と手間を掛ければ日本でも開口面積の大きな2×4住宅は出来ないことはありませんが、構造計算をしても外壁の出隅、入り隅部分の壁量の制約があるので、在来工法のように角々が窓というのは無理です。 |
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No.36 |
>>国産材
> シロアリは銅イオンに弱いので。 恥ずかしいです・・・未だにこんな事を平気で言う人がいるなんて・・・ http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/ スミからスミまで全部読破してください。こういった間違った知識を 持った人達がいるからシロアリ被害はなくなるどころか拡大するのです。 |
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No.37 |
住宅建材などから出るホルムアルデヒドは規制が強化され、ほとんど問題はなくなりましたが、家具はまだ野放しです。
規制強化の時、国土交通省には何度も文句を言い、シックハウスの全ての責任を住宅に負わせて24時間換気を義務付けるなどと言うのはオカシイと主張したのですが、家具の規制を強化すると輸入できない家具が増え、輸出国から非関税障壁だとの批判が出るからと、未だに規制の動きがありません。 家具の量販店で買った子供の二段ベッドの下に寝ていた子供の目が腫れてしまい、返品したのは良いが、何か良い家具はないかとメールをもらい、仕方なく当社で無垢材を使って製作しましたが、家具から出る化学物質を野放しにして24時間換気扇を回せというのは、どう考えても納得できません。 今でもシツコク、法改正を要求しているのですが、一度出来てしまった法律を緩和してもらうのは難しいです… |
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No.38 |
あるホームメーカーの広告に完全乾燥材、含水率15パーセントの国産檜使用とあり、
これなら建築後の木の反りの心配が無くて良いのかと思いました。 ところが他の工務店で完全乾燥材は、もう細胞が死んでいる木でもろい木なのだと言われましたが、 どうなのでしょうか? |
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No.39 |
36 >> シロアリは銅イオンに弱いので。
> 恥ずかしいです・・・未だにこんな事を平気で言う人がいるなんて・・・ 「2×4の住宅はどうですか」のスレにも同じ書き込みがありましたのでダブりますが、こちらにも書いておきます。 銅イオンに弱いのは迷信だったンですか…当社は皇居の新宮殿とかにも木材を納めたのですが、玄関の丸柱の下部や土台下に銅板を巻いたりしているので、なぜなのか聞いたところ、シロアリは銅イオンに弱いからと言われたそうです。 防腐防蟻剤も銅を含むものが多いので、信じていました。今度、自分で実験してみます。銅に効果が無いとすると、防蟻剤の効果も再検証しなくてはなりません。 貴重な情報と良いサイトを教えて頂き、ありがとうございました。 |
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No.40 |
> 38
完全乾燥材がもろいと言われているのは、高温で短時間で木材乾燥させると、表面が先に乾き、後から内部が乾く際に収縮により内部割れが起きるケースがあるからです。 静岡の林業試験場の実験では内部割れが生じても強度への影響は殆ど見られないと報告されていますが、角材として強度を測定するのと、仕口を加工した接合部分の強度とは異なりますので、本当に家を建てた場合、強度的に問題が無いのかは、残念ながらまだわかっていません。 少なくとも「細胞が死んでいるから弱い」というのはウソで、「赤身」と呼ばれる芯財部の細胞は木が立っているときから死んでいます。細胞が生きているのは「白太」と呼ばれる辺材部だけです。 木は外側へ外側へと成長するので、成長の過程で辺材部の内側の部分は徐々に細胞が古くなり、死んでいきます。その前に普及菌やシロアリなどから身を守る成分を蓄えてから死にます。だから、芯材部の方が腐れやシロアリに強いのです。 目合いの点では芯の部分の方が辺材部よりも粗いので、強度を測定すると辺材部に比べ芯財部は弱いですが、これは細胞が死んでいるからではありません。 それに高温乾燥ですと木材の持っている樹脂分なども水分と一緒に出てしまうので、確かにもろくなります。 一番良いのは、「葉枯らし」と言って山で木材を切り倒した後、枝葉を付けたまま数ヶ月放置し、葉から水分を出させて乾燥させた丸太を製材し、さらにそれをサン積みして半年から1年天然乾燥させた木材で、表面割れはありますが、内部割れは出ません。 木材の持つ樹脂分もそのまま木の中に残るので、確かに丈夫です。 |
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No.41 |
補足です。含水率が20ぇ以下の人工乾燥材でも、高温乾燥ではなく低温でジックリ乾燥させたものは内部割れも生じにくく、木材の成分も出にくいのでもろくなる心配はあまりないと思います。
ただ、70度以下の温度(出来れば50度以下が望ましい)で乾燥させると数週間掛かるので、あまり普及していません。 最近、低温でも短期間で乾燥させる技術が出て来ましたので、これからはそのような材が出回るかも知れません。 |
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No.42 |
すいません。 >40 「芯財部」ではなく、「芯材部」でした。
財のない材木屋に、あるまじき間違いでした… |
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No.43 |
36の匿名さんが紹介されているサイトの記事を読みました。
シロアリは銅を嫌わないことは書いてありましたが、 銅イオンに関する記述が見当たりません。 銅と同じく銅イオンも嫌わないのでしょうか。 銅と銅イオンを混同しているわけでもないでしょうから どこかに記述があるのだと思いますが、 よろしければ書かれている場所を教えてください。 私の住んでいる地域はシロアリが多いそうでとても気になります。 それと、国産材さんがおっしゃるように葉枯らし材がいいのはわかりますが、 そう簡単には手に入らないと思います。いいものだけどお金を積まないといけないものよりも ある程度普及しているものの中でのいいものをあげていただけるほうがより現実的かと思います。 |
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No.44 |
> 43 確かに葉枯し材は手に入りにくいですね…失礼致しました。
ただ、木材業界ってショウモない業界でして、売れないと作らない、売れれば作るというニワトリと卵みたいな話なので、皆が「多少高くても良いから、葉枯し材が欲しい!」と言う声が高まらないと、いつまで経っても入手困難が続きます。 その意味では、家を建てる人たちが「出来る限り、葉枯し材にしてくれ!」と言って頂くことも必要かと思います。 シロアリと銅イオンについては8月2日に京都大学に行きますので、専門に研究されている先生にお会い出来ましたら聞いてみます。 |
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No.45 |
私が家を建てるときに「出きり限り葉枯らし材にして欲しい」といいましたが結局だめでした。
それならばと、それまで頼んでいたHMとは別に、葉枯らし材を扱っているHMに 見積もりを依頼しましたが、2割ほど高くなりました。それも初めのHMは40坪、 後で頼んだHMはそれそり5坪も減って35坪になってですし、 グレードも少し落としたときの値段です。 10万、20万の買い物ではありませんから、2割というのはかなりの金額です。 それに建坪と仕様を同じにすればいったいどうなるのかと思って結局断りました。 「多少高くてもいいから」などという生易しいものではなかったですよ。 庶民には高嶺の花です。 親切に答えてくださる国産材さんに言い掛かりをつけているようになってしまっていますが、 私の経験を書かせていただきました。やはり、業者の方からも積極的にPRしないとなかなか・・・。 もっとも、世間では、国産材を使うか否かとか、そもそも木材を使うか否かという段階のところで 話が行われていますので、PRしても効果はなさそうですが。 |
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No.46 |
ああ、やっぱり葉枯し材はなかなか手に入りませんでしたか。そのような事情も知らずにすいませんでした。
地域にもよるのですが、まだまだ葉枯しをしているところは少ないです。 それにしても、使用する木材を葉枯し材にしただけで家の価格が2割も高くなるなんてことはないです。 そんなに葉枯し材自体は高いものではないです。柱1本¥1500高くなったとしても、100本で15万円の差ですから。 難しい注文をすると足元を見たように値段を吹っかける木材業界や住宅業界の悪い癖だと思います。 そんなことしてるから木材の需要が減るのだと、木材業界紙に書いて注意を促しておきます。 |
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No.47 |
現場では、葉枯らしをすれば2割高く買って戴けるわけはなく、葉枯らしの目的は含水率を下げて軽くし、搬出コストの軽減を図るのみです。
以前調べたところでは、山元の立木価格が45%下がっているのに対し、製品は15%しか下がっていないという実態がありました。 今や、林業利回りは、補助金分を差し引いても成立しません。 現場と建築士との直流が唯一の生きる道かもしれません。 |
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No.48 |
私が葉枯らし材で見積もりを頼んだ会社は地元でもかなり真っ当な会社です.
後の乾燥は自前で「まじめ」にやっているようです.社長から苦労話をきかされました. いろいろなところで建築中ですので,契約はずいぶんととれているようです. 初めに見積もりを頼んでいた会社は宣伝広告費を抑えて価格を下げている会社で これも真っ当な会社です.ただし,それならばと小国杉を使ってもらいましたが. その点を書くのを忘れてしまいました. よからぬ誤解を招いてしまったかも知れません.申し訳ありません. |
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No.49 |
昨年、間伐木を立木で販売しました。
杉60%(径12〜30cm)ヒノキ40%(8〜30cm)で600m3ありましたが、価格は1M3当たり1000円に満たない結果に終わりました。 葉枯らしを前提とした市場価逆算による販売もできません。 間伐材では、土台は無理かもしれませんが、それ以外の部位には使えると思います。 実際、建築現場をみていると間伐材程度のものがたくさん使われています。 ”国産材さん"何か良い知恵はありませんか。 教えてください。 |
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No.50 |
全て国産材で建築予定のものです。
昨日見積もりをいただいたのですが、妥当な価格なのかがまったくわかりません。 建坪40 木造2階建て オールフローリング 一階腰壁 といった感じの家ですが。 材木代280万 新建材80万 造作材80万 となってきました。 どう区分されているのかもわからないぐらいド素人ですが、 この材木費用は普通なんですかね??? |
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No.51 |
建築士の設計パタ-ンにより多少差があると思われますが、以前知人の建築士からいただいた資料によると、木材の標準使用量は延べ床面積(m2)あたり、0.2〜0.3m3のようです。
通常、建築士は住宅に使用する材木を取りまとめた「木拾い表」を作って、材木屋さんに発注しているので、確認してみてください。 木材の価格は、国産材さんが言われるように流通が不透明なところがあって、樹種、規格によって価格が違うはずなのですが、最終消費者(建築士、住宅業者)の購入価格はすべて8〜10万円/m3程度となっています。 49:の1000円というのは、山に立っている立木の価格なので、これに山からの搬出、製材・加工、運賃、市場手数料などの経費が加算されて、消費者に届くことになります。 すべてが良質材ではありませんので、目減りする分(歩どまり)も考慮する必要があります。 価格の妥当性は、木材の製品市場の価格表からおおよそつかむことができます。 木材の流通で興味深いところは、入り口(森林所有者)と出口(客)が弱い立場にあることです。 前にも書いていますが、入り口と出口をコ-デネイトすることで、超長期に亘って森林を育てた山元の収益が増え、多くの国産材が流通し、客の嗜好が反映されるようなシステムを作ることが重要なのです。 農業と林業の違いは、農協については賛否両論ありますが、農業は農協という巨大な流通部門を持っていることです。 悲しいかな林業は、あまりの安さに森林所有者の販売意欲が低下し、国産材の安定供給ができずに悪循環に陥っています。 最近、「NPO国産材」という新たな取り組みが始まり、注目しています。 ド素人さんに選択権があるのでしたら、一度調べてみてはいかがでしょうか。 |
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No.52 |
間伐材も樹齢30年以上、直径16センチクラス以上なら建築用として使えますが、どうしても辺材部が多くなりますので、一階の床下など腐り易い場所には使用しない方が無難だと思います。
もちろん内装用などには使えますので、やはり羽目板なとへの利用が主になるのかナァと思ってますが、集成材にするなどの利用方法も検討中です。 他のスレでは「国産材も外材も腐る。たいして差はない」との批判もありますが、そんなことはけっしてなく、やはり高温多湿の日本ではスギ、ヒノキの優位性は間違いありません。 今まで、国産材は価格で外材と対抗しようとしたため、そのしわ寄せで山の木材価格がタダ同然と言う結果になってしまったわけですが、「木の性質の違い」というものを前面に押し出せば、山にも再造林の資金が残る適正な価格に戻せるものと思います。 現実に、末端の価格になるとまだ「国産材ですから」と高く見積もりされているケースも多く見られ、山の木が適正価格になっても家を建てる段階では大きな負担増にはならないと信じています。 50の書き込みをされた方の質問は40坪で木材代金が280万円とのことですが、フローリングまで含まれているのかわかりませんけれど、特に高いとは思われません。 一般的に木材代金は総建築費の10〜15%(合板等、建材は除く)というところだと思います。 まもなく、NPO国産材では「腐り易いホワイト・ウッドなどの樹種を使わないように!」という運動を開始します。今日、夕方に某全国紙の記者が取材に来ますが、腐り易いとわかっている樹種を使って平気で家を建てる風潮は、阻止しなくてはと思います。 |
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No.53 |
円山キングさん
国産材さん さっそくNPO国産材見てきました。 大変参考になるお返事有難うございます。 材木代280万はフローリングまで含めての値段のようです。 HMや工務店でなく材木店経由で家を建てるので、 通常より材木が安いのかどうか気になって質問してしまいました。 適材適所でお任せしているので今のところ何を使うのか知らないのですが、 近日会ってお話するので、詳しくお聞きしてみたいと思います。 |
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No.54 |
先日、建築現場で使用材を訊ねたところ、「ホワイト・ウッド」と答えが帰ってきました。見ても香りを嗅いでもヒノキ集成材です。
建築現場では、樹種、品等、柱材の上下すら見分けもついていないのが状況です。 ホワイトウッドはネットで検索するとドイツトウヒのようですね。 ヨ−ロッパのトウヒは知見がありませんが、国内のドイツトウヒを見る限りでは、スギ以上のものとは思われません。 この類では、唯一アカエゾマツだけが材質を評価され、スギと同等の価格で取引されているに過ぎません。 外材が流通するまで使用され続けてきた国産材が腐り易いはずはなく、十分に使用に耐えうるものです。国産材さんのお説を支持します。 これからは、土産土法による住宅づくりを目指すべきと考えます。 それにしても山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組みは、理解しがたいものです。 NPO国産材の取り組みによって、森林所有者に意欲が湧き、山村が活性化されますよう切に願っています。 現在、口コミで微力ではありますが、知人の建築士にNPO国産材を使用してみてはと薦めているところです。 |
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No.55 |
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No.56 |
「****」っすか…「振興ハウスメーカー」よりも良いかも知れませんが…
あの本は「旧約聖書」なので、教祖としてはそのうち「新約聖書」を書きます。(^o^) 殆ど、私の匿名性が消えてるなぁ。NPO国産材のHPの国産材マークの下の「国産材が外材より優れているのは」という所をクリックすると耐久性比較の写真が出ますので、ご参照下さい。 |
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No.57 |
「シロアリは銅イオンに弱いか?」ですが、残念ながら8月2日に京都大学に行ったとき、シロアリ研究の先生にお会いして伺う時間がありませんでした。
わかり次第、メール致します。 今まで調べたところでは、木材の防腐・防蟻剤に銅の化合物が入っているのは主として防腐の効果を狙ってのことで、防蟻の方は別の薬剤で対応しているようです。 シロアリは腐朽菌の出す化学物質に引かれて木材のある場所を探すようなので、銅イオンにより木材の腐朽菌の繁殖を抑えることにより、間接的にシロアリ回避の効果があるという程度なのかも知れません。 ただ、シロアリも体内に木材のセルロースを分解する菌を飼っていて、それがセルロースを分解しブドウ糖を作っているので、その体内菌への殺菌効果というのはあるのかも知れません。 |
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No.58 |
****は、林業界ではよくあることです。
○○式間伐などは数多で、それぞれ教祖さんがいらっしゃいます。 宗教というのは揶揄ですが、その中から、長所・特徴、新しい知見を活かすことが大切なのです。 NPO国産材については、流通の弱い林業界において、国産材の問屋的役割を果たして戴ければ良いなと思います。 数字は、感覚的なものですが、山元の価格が30%上がり、最終消費者(客)の購入価格が20%下がることで、財産保持的な(放棄的といってもいいかもしれません)森林所有者の販売意欲が増し、安定供給が可能となり、価格・品質から消費者の需要を増すことができるものと思われます。 中間搾取をできるだけ排除することがNPO国産材の存在価値を高めることになります。 55番さんのお陰で、加盟業者が解りましたので、近いうちに伺いたく考えています。 |
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No.59 |
****呼ばわりは、失礼でしたねw
ただ、湿気に弱いこととシロアリのえさになることは分けて考えた方がよろしいかと思います。 >山元ではただ同然の国産材が、購入段階で「国産材ですから高くなる」という仕組み これがなくなれば、だれだって、ホワイトウッドの集成材より、ヒノキの集成材を使いますよ。 たとえそれが、95点と100点程度の差がないにしても、「一生に一度の買い物」と私は思ってますから、よりよい物を選びますな |
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No.60 |
今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。
但し、補助金を使わずまともにスギで集成材を作ると売値が柱1本3800円くらいになってしまい、ホワイト・ウッドの2倍なので苦戦はするでしょうけれど… ホワイト・ウッド並の価格で作れると豪語するメーカーもあるのですが、そのしわ寄せは全て山側に行って立木がタダでも合わないという状況になりそうなので、腐りにくくシロアリにも強いということを付加価値として、幾らまでなら払って頂けるのかが勝負になりそうです。 |
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No.61 |
2X4材は国内産はありません。
国内材で建築する場合は在来工法となります。 ハウスメーカーの2x4材はすべて輸入材のはずです。 国内材で2x4を建築する業者はどちらですか? |
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No.62 |
昔の話ですが、「我が家は総ベイヒバ造りのツーバイフォー住宅だ」と言ったら、「それなら私の家は総ヒノキにしてくれ!」と言う客がいまして、そんなのありませんよと言ったのですが、どうしてもとネバるので特注で製材してもらったことがあります。
ただ、2×4、2×6までは国産ヒノキでしたが、2×8,2×10になると値段が高くなり過ぎるので、客に説明した上、ベイヒで取りました。 そこまでしたのに、それから10年足らずでその社長の会社、倒産して家も取り壊されてしまった… (T_T) 国産のスギでツーバイフォーの木材を製材していたところが1社ありましたが、最近噂を聞かないので、もう製材していないと思います。 価格的には、今のスギの丸太価格からすると、輸入材と比べてそんなに変わらずに出来るのではないかと思います。 |
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No.63 |
あ、そうそう。素材にこだわり過ぎと他のスレで言われた私としては、大変なことを書き忘れた。
スギ、ヒノキでも白太(しらた)と呼ばれる辺材部は腐り易いので、最低でも断面の80%以上は赤身(芯材部)を条件とする必要があります。 本当は100%赤身が望ましいですが、そうすると値段がハネ上がりますので。 ツーバイフォー住宅メーカーは大きなところでも1万棟まで行きませんから、「当社はスギのツーバイフォー部材を使い、それをウリにする!」ということなら、十数社の大手製材工場と提携すれば十分供給可能だと思います。 もっとも根太の2×10は、スギよりもベイマツの方が強度が高いので、そこまで無理に国産材にする必要はないとは思いますが。 |
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No.64 |
貴方は素材にこだわりすぎなんじゃなくて、人の話が理解できないだけでしょ。
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No.65 |
人の話が理解できないのと、樹種を選ぶ大切さを理解できないのとでは、後者の方が消費者への不利益は大きいと思います。
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No.66 |
人の話が理解できない人が、樹種を選ぶ大切さを啓蒙するのも、同様に
消費者への不利益は大きいです。 あなたの書き込み内容は、ソーラーなんとか工法の松○某と同じで やりかたが非常にまずいと思いますよ。 |
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No.67 |
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No.68 |
丈夫で長持ちする木造住宅を建てるにはキチンとした設計、施工が大切なのはもちろんですが、使用する木材の選択も重要な要素です。
昭和40年代の住宅ブームで沢山の住宅が建てられましたが、戦後植えたスギ、ヒノキなどは十分に成長しておらず木材需要を賄いきれなかったため、代替品として外材が大量に輸入されました。 ところがそのような時代が長く続くうちに、木材を選ぶことへの関心がどんどん薄れ、売れる木材、使い易い木材が良い木材だとでも言うような風潮になってしまいました。 昭和40年代に建てられた住宅が40年経ち、建て替えの際に解体してみると、柱や筋交い、土台などか激しく腐朽している例が多数見られ、やはりベイツガの方がスギやヒノキよりも腐るのが早いことが明らかとなったにも関わらず、その反省に立ち腐りにくい樹種を選ぼうということにはならず、さらに腐り易い樹種を使っての家づくりが行われているのが現状です。 戦後に植林された国産材が十分に成長した今、住宅建築に携わる人たちはもちろん、家を建てる施主の皆さんにも使用する樹種への関心を高めて頂きたいと心から願っています。 |
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No.69 |
国産材さんのかたをもつわけではないけど
やり方がまずいというのはどうところなのでしょうか. どういう内容が場違いなのでしょうか. 「材木屋さんの雄叫び」というコーナーで自称材木屋が 他人を誹謗中傷せずに自己の主張を多少過激にしているだけに見えますが. 私は銅イオンとシロアリの関係の情報を心待ちにしています. |
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No.70 |
地域材による住宅を建てるネットワーク型のグループは、各地に誕生しているが、「性能をちゃんと担保しています」
と言える組織は非常に少ない。「狂ったり、反ったり、ヒビ割れたりすることがあるけど、これは無垢材の宿命。 なんとか我慢して地元の業者を助けるために協力して欲しい」というレヴェルで、規模は、ニッチ狙いから脱却していない。 日本の山林と製材のシステムに基本的な欠陥です。 |
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No.71 |
私も、お施主さんが求めているのは「地元の木で建てた家」なのであって、地元の木が欲しいのではないのだから、まず、シッカリとした家づくりをすることが基本で、それに地元の木が使われているという認識でないとダメだと主張しているのですが、まだまだ「地域材を売りたい!」ということが全面に出過ぎていますよね…
割れなどについても、説明して納得してもらうことは必要ですが、我慢してくれというのは間違いです。 この「基本的な欠陥」を直すことは出来るのだろうかと、日々、悩んでおります。 |
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No.72 |
在来木軸は、戦後の物資がなかった時代に考案された羽子板ボルトと筋違いによる耐震性の低い
木造住宅の時代は完全に終焉したのである。その細い芯持ち材の育成を前提に考えていた林業は 存立の基盤を失った。 これからは、乾燥した精度と強度の高いランバーが求められている。気密性能が1平方センチ以下 を求められた時、ビルダーは好むと好まざるとにかかわらず集成材を選択するしかない。 |
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No.73 |
http://homepage3.nifty.com/net-forum/honnne/honnelink/20050803.htm
ほしいものがほしいときに手にはいる。 質が云々以前に、商品として当然備えていなければならないものです。 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。 上リンクの続編を読むと光明が見えなくもなく。 |
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No.74 |
筋交いなんか使うなよ。
だからあんたは、家造りは範疇にないんだよ。 |
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No.75 |
>今までは孤軍奮闘でしたが、ようやく「やはり耐久性極小の樹種を柱や筋交いに使うのは問題だ」と援護射撃をして下さる
>学者や学識経験者が出て来ましたので、この問題をマスコミに投げかけ、本格的な論議に発展させたいと思っています。 孤軍奮闘?学者や学識経験者?軽いイローゼだね。 ホワイトウッドでぐぐってみたことある? あんたヘンを通り越して薄気味悪いよ。ホント一回心療内科行ってみない?冗談で言ってるんじゃないよ。 |
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No.76 |
カナダツガE120ってどうなんでしょう?
ダグラスファーより釘の保持力が強いようですが。 |
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No.77 |
「匿名さん」という名前が多くて誰にレスをつけているのかワカラナイ状態で、「軽いイローゼ」になりそうですが、カナダツガE120の話。
E120というのはヤング係数120の意味で、ヒノキに匹敵する強度といううたい文句ですが、JASで定められたEいくつの表示をするためには1本1本測定しなくてはなりません。 カナダツガの場合、サンプルを測定した結果なので、中にはE120より強いものもあるし、弱いものもあります。 カナダツガもスギと同様、乾燥しにくい樹種ですが、集成材にシェアを奪われ壊滅的な打撃を受けているため、カナダツガ・パートナー協会を作り、懸命なPRをするとともに、乾燥への取り組みを強化しています。 乾燥すると暴れが生じるため、135ミリに製材したものを乾燥させ、それを120ミリ角に仕上げているので歩留まりも悪く採算は良くないとのことで、「ここまでして日本に売らなくてはならないのか!?」との声もカナダの製材工場からは聞こえてきます。 また、腐りやすい腐りにくいの話をすると石つぶてが飛んで来そうですが、カナダツガの方がホワイトウッドより腐りにくく、レッド・パイン(欧州アカマツ)と同等との評価です。 釘の保持力は確かにスギやホワイト・ウッドよりも強いですが、乾燥すると硬くなるので、釘が打ちにくいという人もいます。 |
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No.78 |
> 73 国産材氏が、地域の製材所を吸収し巨大な製材所と集積所を有するようにならないとね。
「国産材製材協会」のメンバー企業全体で現在、国産乾燥材では20%を越えるシェアを持ち、JAS以上に厳格な規格で製品作りをしています。 今まではA社の一等材とB社の一等材は品質が違うということが当たり前で、これも国産材の信頼を損ねていた理由の一つですが、協会のメンバー間ではお互いに製品の融通をしあえるように規格の統一を推し進めています。 メンバーは今後も増えていくものと思いますので…と言うか、ここに入って企業努力をしないと生き残れないと言う状況になるでしょうから、少しずつではありますが改革派進んでいると思っています。 |
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No.79 |
地球温暖化対策を考えた場合、無垢材で住宅をつくる必要があります。
木材を炭素ストックとする扱いについては今のところ明確になっていませんが、固定期間を長期にするには、集成材では問題があるからです。 集成材では廃材を炭として利用することもいやな感じがつきまといます。 特に耐久性があるとして積層接着に使用されるフェノ−ル系樹脂は環境ホルモンのひとつです。 無垢(心)材はその点安心ができます。国策としても重要です。説明すれば殆どの消費者が納得するでしょう。 それであっても、ビルダ−が外材・集成材嗜好となるのは、国産材は狂い易いという観念があるからです。 外材と比べ小径木であることも原因のひとつです。 外材と国産材の乾燥については、教科書的ではありませんが、外材は船輸送の間に自然乾燥が必然となっていることを見逃してはなりません。 これに対し国産材の乾燥は信用のみです。信用をこれから築く必要があるのです。 ビルダ−の方が国産材の利用に踏み込めない要因となっています。 信用のある高級木材店以外の国産材材の扱われ方は以前から申し上げているとおり惨めなものです。 広葉樹、アカマツなどは仕分けも十分にされないまま木材チップとして細切れにされているのが実状です。 NPO国産材が信用ある流通をつくり、これらの掘り起こしをする必要があると思います。 変革には過激な論も必要とは思います。 外材の腐朽については、もう少し納得できる根拠を挙げれば誤解も少なくなるのでは無いでしょうか。 明治期に造られた岩崎邸など国産材で造られた建物が未だに多く健在しています。 30年といわれる日本の住宅サイクルを国産材で見直すことができれば適ったりなのですが.. |
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No.80 |
在来工法は首都圏では80%以上、全国平均でも70%以上が工場で加工されるプレカットになってしまった現状、狂いや収縮によるハネの少ない木材が求められるのは仕方の無いことではあります。
最低でも乾燥は必須条件で、以前のように未乾燥の木材でも材木屋の倉庫や大工の下小屋に半年も寝かせているうちに乾くから大丈夫という感覚ではシェアが低下するのは当然です。 タマホームが年間1万棟になったら乾燥材の供給が間に合うかどうかが問題だなどというのは木材業界にとって恥ずかしい話で、間に合わないことの方が問題なのです。 木材の欠点を大工の腕で補うという時代ではなくなった今、プレカット工場や大手住宅メーカーにも安心して使って頂ける製品を作るということが国産材にも求められています。 それが出来ない製材工場は淘汰されるでしょう。この5年間が勝負だと思ってます。 |
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No.81 |
>79 3行目「・・・問題があるからです。」以降に挿入させてください(ヌケてしまいました)。 集成材でつくられた住宅は集成材の耐用年数に疑問があることから、築後数十年が経過し、メンテナンスが必要となった場合に改築よりも新築を選択せざるを得ません。木材は廃材として処分され、無垢材と比べて炭素固定の役目を果たす期間は短くなってしまいます。
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No.82 |
改築よりも新築を選択せざるを得ません。
得ません。って、あんたも国産材と同種の人間だな。 |
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No.83 |
自分に都合の良いときだけフェノ−ル系樹脂っていうのもなぁ、
そんで「いやな感じがつきまとう」って、もうちょっと論理的な ことを言って貰わないと・・・ |
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No.84 |
集成材の接着剤の寿命は、半永久的である。
と断言する人もおり、 こればっかりは、経年してみないとわからない。 あ、 不良品や、施工に問題があってダメになった集成材を持ち出すのやめてね |
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No.85 |
フェノール系の接着剤は既に80年を越える使用実績がありますから、まず、問題は無いと思います。
耐水性の高い接着剤ですから、高温多湿による劣化等も無いと思います。 イソシアネートは使用実績が浅いので、これはあと50年くらい経年してみないとわからないというのが事実です。 私は別に何が何でも無垢材でなくてはとは思っておらず、「当社は集成材で行く!」という住宅メーカーやプレカット工場にはチャンと国産材の集成材を供給できる体制を作るべきと考えております。 間もなくスギとベイマツのハイブリッド集成材とコストダウンを追及したスギの柱の供給が本格的に始まりますが、それはそれで無垢材とは住み分け出来ると思っています。 |
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No.86 |
木材関連で情報を得ましたので、スレします。
品確法施行後に木材の含水率を減らすため強制乾燥が行われています。 強制乾燥施設の周囲には、カメムシ等の昆虫が集まり、強制乾燥により、何らかの集合フェロモンが材から発散されているのではないかという疑念を持っています。 また、強制乾燥を行うことで、木材の艶が失われるようにも聞いています。 強制乾燥材の弊害について、ご存じの方教えてください。 |
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No.87 |
初見ですが、たいへんためになるスレですね。
ところで金属イオンの効果についてですが、「オリゴディナミー」というのがあります。 「極微動作用」とか「微量毒作用」と訳されてるもので、銀や銅などのイオンがバクテリアの繁殖を防ぐ作用のことです。 酢の中に銀のスプーンを入れておくと腐らないというアレのことですね。 ですから銅によって材を腐りにくくするということは間違いなくあると思うのですが、それがシロアリに効くかというと??? 詳しいこと分かり次第知りたいです。 |
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No.88 |
シロアリは銅(銅イオン)に弱いか?の件、大変遅くなり申し訳ありませんでした。
ようやく、専門に研究している先生とコンタクトが取れましたので、レス致します。 やはり、「シロアリは銅(銅イオン)に弱い」というのは迷信だったようです。 (以下、転載) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 銅板や銅製品の効果はシロアリに関しては報告がないですが、直接銅製品を食害することはなくても、銅製品が接している木材は食害します。 例えば「柱の下部を銅で巻いたりする」のは神社の鳥居でもよくみられます。京大・藤井義久助教授の報告では、京都の伏見稲荷の鳥居では、その銅で巻い た部分の内側の木材が腐朽し、かつシロアリに激しく食害されていたとのことです(なお藤井先生のお仕事は、表面からは見つけにくいシロアリ被害を様々な 器械で非破壊的に検出するというもので、伏見稲荷の鳥居は現場物件の一つです。)。 土台の下に銅板を置くのも同様で、シロアリを寄せ付けない効果は望めません。 玄関の柱や鳥居の柱脚部を銅板で覆うのは、掃除の時や、人が通るときに、物理的に傷つくのを防ぐ目的が大きいと思います。 |
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No.89 |
木材業界では「強制乾燥」と言う言葉は使わず、「人工乾燥」と呼んでいます。
温度によって低温乾燥、高温乾燥と分けていますが、何度以上が高温なのかは意見が統一されておらず、大体、100度が分かれ目かなと思います。 100度を越える高温乾燥では木材の周囲が先に乾き硬くなり、内部が後から乾くことで隙間が出来る「内部割れ」と呼ぶ現象が起こることが多々あります。 柱など縦に使用する場合には内部割れは強度に影響は無いとの報告もありますが、継手・仕口の加工部分の強度低下を心配する研究者も多いです。 内部割れなど木材に負担をかけない乾燥温度は70度以下と言われていますが、今度は外側に干割れが生じ、見た目が悪いという問題が出て来ます。 こちらは「干割れ」ですから、実験でも強度への影響は全く無いので、「見た目」だけの問題と言えます。 御指摘の「木材の艶がなくなる」というのは70度でも起こります。天然乾燥か、50度以下の超低温乾燥なら木材の油分などは抽出されないので、艶がなくなることはありません。 50度以下の超低温乾燥器は現在、東京の奥多摩の森林組合に第1号機が設置され、稼動中です。 |
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No.90 |
疑問があるのですが、
強制的に乾燥させた木材に雨などの水分が付着した場合、 その水分は吸着されるのでしょうか? 木材も繊維の塊ですから、 強制的に乾燥させた場合、 スポンジのように水分を吸い取りやすくなるようなイメージがあります。 宜しければ教えていただけないでしょうか? |
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No.91 |
木口面は水を吸いやすいですが、側面は多少の雨程度でしたら表面が濡れるだけで、天気が回復すればすぐに乾きます。
乾燥させた木材の方が水は吸いやすいですが、それは人工乾燥も天然乾燥も同様です。 雨などの水分だけでなく、梅雨から夏の多湿の時期は空気中の水分も吸いますますが、湿度の低い時期になれば逆に排出します。 問題は冒頭に書いたように表面ではなく木口から吸い込んでしまった場合で、床上浸水に見舞われると毛管現象で柱は水を吸い込みます。 こうなると簡単には乾きませんので、水害にあった後、すぐに内装を張り替えてしまうより、しばらく柱を露出させ放置した方が良いです。 スギやヒノキ、ヒバなどの芯材部が腐りにくいのは抗菌成分を多く含むためだけではなく、油分があり木口からも水を吸い込みにくいからだと思います。 野ざらしにした柱の端材を雨上がりに見ると、スギ、ヒノキは赤身から乾くのに、ベイツガやホワイト・ウッドは芯までグッショリ濡れているため、表面から乾きます。 それを考えても油分を抜いてしまう温度の高い乾燥は疑問を感じています。 |
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No.92 |
国産材さま、皆様
建築士にとって、外材と同程度の価格であれば、国産材を使用する如何は、含水率の信用性如何のようです。 無垢材を使用した場合に、ある程度の割れや狂いは、木の性質を考えれば仕方のないことと思います。 木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか? ここらがハッキリすれば、人工乾燥材以外の国産材も使いやすくなるのではないでしょうか。 どの程度の割れが瑕疵となるかは、程度問題で難しいところとは思いますが、ご意見をお聞かせ下さい。 先日、西川材を見てきました。 中目材(中途半端な太さの木)を避けて効率的に生産する必要から、スギ40年、ヒノキ50年の短伐期としているとのことです。ヒノキはもう少し赤味が入るとbestですが、それでも十分です。 価格も外材に毛が生えた程度です。 仕入れに困るぐらい売れても決して不思議はないと思うのですが...... |
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No.93 |
>木材の割れや狂いが瑕疵と判断されるのは、使途によっても違うとは思いますが、どんなケ−スなのでしょうか?
これは難しい質問ですねぇ。床が6/1000以上傾いたら瑕疵(欠陥)だと言われていますが、そうすると3.6mで2.16cm。もしも片側の梁がこれ以上縮んだら瑕疵となります。 尺(30cm)の未乾燥の梁の場合、最悪、その程度の収縮が起きる可能性はありますが、片方の梁だけ縮むことはなく、全体が下がるから6/1000は傾かない… とは言っても7%も縮んだら、やっぱり問題ですよね。含水率15%以下の木材を使用した集成材でも、過乾燥状態になると105㎜角が102㎜程度になることがあります。それを考えると無垢材の場合には5%以下なら勘弁してくれいと言いたいところではあります。 表面の割れは殆どの場合、強度に影響はありません。但し、梁で斜め45度以上の角度で入っていた場合には強度に影響があると言われています。古い民家や社寺仏閣の梁はバリバリに割れていますが問題とされることはありませんし、萩市に新しく出来た博物館も地元のマツ材を使用した梁はウヘェ…っと思うくらい割れていますが、市の担当者は「これが無垢材だと言う事を来場者に知って欲しい」と涼しい顔で言っておりました。 |
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No.94 |
ありがとうございます。
床の6/1000は地盤沈下でもない限り、収縮のみでは起こりにくいように思います。 木材は湿度に併せて絶えず呼吸しているわけですから組み立ての際に、乾燥している状況であれば緩く、湿度が高ければきつく組み立てることで、仮に乾湿による収縮の最大値が6%であれば、標準からはそれぞれ3%の範囲で収まることになります。 無垢材が使われる機会が少なくなると、こうした調整ができる大工が次第に減っていきます。 今住宅はプラモデル化し、組み立てやすさからkd材嗜好の大工も多いとか。 この状況で無垢材の消費を増やすには、湿度による収縮を標準からの収縮となるように材の湿度に応じたプレカットが必要となります。 そうは云っても、プレカットも刃先の状態によって誤差があるので、無垢材の使用と大工の腕はセットとなります。 割れについては、強度、狂いに問題がなければ、木材の性質を消費者に理解してもらう説明次第ということですね。 45度の角度の割れに問題があるのであれば、木目が45度以上とならないような木取りをすることが大切ということになりますね。 |
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No.95 |
うちでは、無垢よりも狂いや強度の面で集成材がお勧めだと工務店に言われました。
実際はどうなのでしょうか? |
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No.96 |
木材需要拡大のため関連スレを貼り付けします。
漏れにお気づきの方は加えてください。 集成材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14275/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13569/ 無垢を推奨する会社はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ シロアリ・虫等はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14935/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13649/ 建築中の木材(水濡れ等)の疑問はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14809/ 無垢のフロ−リングはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14249/ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13586/ 外回りの木材はこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14198/ 薪スト−ブはこちらへ http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14240/ |
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No.97 | ||
No.98 |
無垢材か集成材かは、似た樹種であれば好みの問題です。腐り易い樹種は集成にしたからといって腐りにくくなるわけではありませんので、一階の柱などには腐りにくい樹種を使うべきです。
ようやくスギやヒノキの集成柱も入手できる環境が整いつつありますので、狂いを気にするなら集成材、本物の木らしい良さを求めるなら無垢材ということで良いのではないかと思ってます。 但し、集成材は原料の板を人工乾燥させるので、木の艶や香り成分は飛んでしまいます。抗菌成分も抽出してしまうので、腐り易くなるのではという説もありますが、まだ検証はされていません。 無垢材を薦める大工さんの方が腕は良い、とは言えるかも知れませんが、逆説的に「集成材を薦める大工は腕が悪い」とまでは言い切れません。 |
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No.99 |
逆説的かもしれないが、檜のムク材ってそんなにいいものだろうか?
データはないけどヒノキチオールのアレルギーは意外と多いです。 シックハウスやアトピーの隠れた原因だと思う。 だれか研究してくれないかなあ。 |
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No.100 |
確かにヒノキや青森ヒバの香りにアレルギー反応を示す人は増えています。当社では無垢の内装材展示場を作り、無垢の羽目板やフローリングを貼りたいという人にはなるべく家族連れで来て頂き、見たり触れたり匂いをかいだりして納得してもらってから売るようにしていますが、アレルギー反応を示さないかも大切なポイントです。
ただ、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンのように全ての人に害を与える化学物質ではありませんので、シックハウスの原因というのは間違いだと思います。 森林総合研究所の宮崎先生は木の香りの研究では第一人者で、12月13日(火)の午後5時から東大の一条ホールで講演会があります。この件について質問してみてはいかがでしょうか。 |
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No.101 |
ヒノキチオールのアレルギーの人にとってはシックハウスの原因
じゃないのか? あいかわらず偏ってんな w |
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No.102 |
ヒノキが優れていることは歴史が証明しています。
確かにアレルギ−については、皮膚の収縮作用があり、ワックス等ヒノキチオ−ルが濃縮された商品では、敏感な方は、鼻の粘膜が収縮することがあるようです。 個人差、程度問題ですね。 ヒノキチオ−ルはヒノキに含まれていると思っていましたが、ヒノキには含まれていないようです。 また、ヒノキチオ−ルには、人工、天然があり、アレルギ−は人工に顕著なようです。 ご参考までに http://www.atopinaguard.jp/hinokitiol.html |
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No.103 |
99です。
ヒノキチオールが檜に含まれていないのは知りませんでした。 ただ自分は歯科医なのですが、口内炎の薬でヒノキチオールを薬用成分に含んだヒノポロンというのがありまして、ど〜もこれがダメな人が経験上20〜30人にひとりくらいいるのです。 もちろん含有濃度の問題もあるのでしょうが、ヒノキチオールというキシレンやトルエンに構造の似た有機化合物に疑問を持っておりました。 檜の木材そのものとしての優秀さに異論があるわけではありません。 |
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No.104 |
そうですか。歯科医さまでしたか。
ヒノキチオ−ルが保険薬以外に医薬品として使用されていることは知りませんでした。 天然のヒノキチオ−ルであれば、アレルギ−は少なくなるかもしれませんね。 キシリト−ルについては、カバ類から採取されていることはCM等で有名になっています。 そのほか、樹木の成分で医薬品等に使用されている成分があれば教えて下さい。 |
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No.105 |
医薬品については**で植物由来のものが多いと思いますが、歯医者は**使いませんので良く知らないです、すいません。
歯医者が使用する材料ということでしたら、例えば歯の神経の治療の最後に使うガッタパーチャというゴムみたいなものは、南米原産のアカテツ科高木の樹液から作られるということです。 それから仮詰めなどに用いるユージノールという、いわゆる「歯医者のにおい」のする物質は丁子(クローブとも。ユーカリに近い植物)の油からとります。 また現在の治療とは関係ないですが、おはぐろにはタンニンを含む柿渋や五倍子(虫こぶ)が用いられていました。 ユージノールはアレルギー出ることありますが、ガッタパーチャや柿渋はアレルギーとほぼ無縁と思われます。 建材とはあまり関係のない話になってしまいましたが(笑) |
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No.106 |
↑**は「かんぽう」と入れたんですが、NGワードでしたか?
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No.107 |
**は大方見当がつくのですが、歯科でそんな使い方があるとは露知らずでした。
ありがとうございました。 |
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No.108 |
「シックハウス」に対しては、ホルムアルデヒドのように住んでいる人に症状が出る出ないにかかわらず規制が行われます。
「私はホルムアルデヒドに強いからF☆☆の建材を使ってくれ」というわけにはいきません。 ヒノキの香りのように特定の人にしか悪影響が出ない物質は、アレルギー原因物質ではあってもシックハウスの原因物質という言い方はしません。そうだとなると、あらゆる化学物質がシックハウスの原因物質となってしまうからです。 ところで、ヒノキに含まれるのは「ヒノキオール」で、「ヒノキチオール」は青森ヒバに多く含まれる物質です。 |
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No.109 |
木材に含まれる化学物質が医薬品として利用された有名な例は、カナダのアスペンという木の皮から抽出された成分です。
昔から現地住民は頭痛や歯痛のとき治療にアスペンを噛んでいたことからドイツのバイエルン社が成分を分析して医薬品を作りました。有名な「アスピリン」の語源は「アスペンから作った薬」という意味です。 もっとも、今では化学合成ですが。 |
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No.110 |
>102 また、ヒノキチオ−ルには、人工、天然があり、アレルギ−は人工に顕著なようです。
この天然と合成の違いは詳しく知りたいところです。 と言いますのは、木材からも樹種によってはホルムアルデヒドは出るのですが、学者は「天然由来のホルムアルデヒドも、化学合成して接着剤などに使用されているものも、化学式が同じであれば性質は一緒だ」と言うのです。 木材業界は私を中心に「それでは室内に無垢の木材を貼って新築引渡し時に規制値を超えていたら違法建築になってしまうではないか!」と反対運動をして、木材は規制対象外にして頂いたのですが、天然と人工では影響が異なるということが立証できれば、もっとスッキリと反論できるのですが… また匿名さんから「木材からもホルムが出るなら、当然、規制対象にすべきだ!」とか言われそうですが、木材の香り成分は半年ほどで数分の一に減少し、その後は気温が上がっても湿度が高くなっても、元の数値には高まりません。細胞の中に含まれている成分なので、切ったり削ったりして細胞膜が破壊されたところから出終わると、中からは殆ど出ないからです。 ところが、接着剤や塗料のように後から塗られたものは、翌年の夏になると、また数値が跳ね上がります。1/2に減少するのに8年くらい掛かるそうです。 これも木材を規制対象外として認めて頂いた理由の一つです。 でも、前述のように木材の香り成分にアレルギー反応を起す方もおられますので、「内装に無垢の木材を貼ればアトピーが治る!」などという無責任な宣伝をしないように、業界には注意を促しています。 |
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No.111 |
上棟式の途中から、雪になってしまいました。
柱・1Fおよび2Fの床に構造用合板が張った状態で、5日間、作業が止まっています。 柱は、杉の無垢材、土台は檜を使っていますが、雪で濡れても大丈夫でしょうか? 大工さんの安全が一番だし、天気が原因なので、仕方がないと私も思っています。 また雪がやんだら、ビニールシートを張って頂けるとのことです。 信頼出来る工務店さんと出会っているとも思っています。 しかしながら、一生で1回の家造り。正直、不安もあります。 同じような経験者または、詳しい方、本当に大丈夫なのか教えて下さい。 |
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No.112 |
素人なのですが・・、我が家は2x4のため屋根が最後でした。
大雨に2回降られましたが、床の合板に防水剤を塗ってあり、シートも かぶせてくれましたが、大雨ということもあり、一部の合板が水を吸って しまいました。 肝心なのは降り終わった直後かと思います。 溶けて水になる前にでき るかぎり除雪してしまって、水にしないことかと。経験からも、固体の方が 払い易いですし、水になると浸み込み易くなります。 スコップ持って走って行って!!! |
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No.113 |
以下スレで9番さんの通りです。
湿度が高いまま防水を行うとその後の乾燥に時間を要し、カビ等の発生原因になることが考えられます。 http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/14809/ |
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No.114 |
アドバイス&参考スレ、ありがとうございます。
気持ち的には、すぐにでもスコップを持って除雪したいのですが、 大工さんが危ないと言って中止しているくらいなので…素人では難しいです。 柱などの無垢材は、乾燥材を使っているので、大丈夫だと思っているのですが、構造用合板が… 工務店の方いわく、精神的にキツイのは分かるけど、きちんと処理するので大丈夫だと。 第三者検査機関を入れているのですが、濡れた材木などの含水率なども、測ってくれるのでしょうか? 搬入時の含水率だけなのでしょうか? 自分が信じてお願いした工務店なので、最後まで信じて行きたいのですが… |
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No.115 |
鉄骨なのか木造なのか、HMさんなのか工務店さんなのか設計士さんなのか…模索中です。
地震や台風など、特異な自然災害においても、命を守るべき家ではあるのですが、 そればかりに特化した家作りというのも、毎日の生活においてどうなのかなぁ…と考えて、 今は木の家が環境のため、それより自分達の体のためにもいいのではと考え始めたところです。 ただ長く住む家にとって木というのは腐ることと白蟻が最大のネックだと考えていました。 そこで一条工務店さんの防腐、防蟻材(ACQ)、寸法安定剤(DS)が加圧注入された建材は、 そういった心配がないのでいいのかなぁと思うのですが、それによって木の持つ効能が 損なわれるといったことはないのでしょうか? 柱は国産の檜(吉野、東濃、美作)の無垢だと聞いています。 土台、柱の一階部分が薬剤処理を施した木材を使っています。 また、そういった木材を仕入れて工務店さんで建てれば、安くなるかとも思ったのですが、 一条の営業さん曰く、角材で売っているのでカットすると薬剤部分が削られ、効能がなくなるとのことです。 一条さんではカットしてから加圧処理をするとおっしゃっていました。 ACQ、DSが人体に影響なく、木の性能を生かした上で尚且つ木のネックであることを回避できるもので あればもっと普及してしかるべきとも思うのですが、何か問題があるのでしょうか? 家のこと、…まして木材についてはど素人です。愚問でしょうがお教え頂ければ幸いです。 |
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No.116 |
木材は濡らして、乾かすことを何回も繰り返すと次第に狂いの幅が小さくなることが知られています。
乾燥材が雨で濡れて乾くときに僅かに狂いが生じたとします。 その狂いを調整しながら、使用した木材は、最初の乾燥材よりも狂いが少なくなると考えられます。 雪で濡れたこと自体はあまり気になさらなくても良いと思います。 完成した建物も耐えず吸湿を繰り返し、膨縮しています。 古い木材に狂いが少ないのは、含水率の低下だけではなく、膨縮の繰り返しによって、狂いの幅も少なくなっていることが考えられます。 それよりも、濡れて吸湿した木材の上に防水工をされてしまうと水分が逃げるところがなくなり(サランラップ状態)、カビが発生しやすくなります。 こちらの方が心配です。 合板自体は耐水合板であれば問題ないようです。 2×4は濡れると厄介なようなことが他スレに書かれていたように思います。 乾燥機を使うこともあるようです。 |
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No.117 |
杉の無垢の床板と建材メーカーから出てるウレタン塗装済みの無垢の15ミリの床板で値段の差は平米当たりどれくらいですか?
反ってくるから、ウレタン塗装済みの無垢の床板にしようと思うんですけど。 |
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No.118 |
製材価格は専門ではありませんが、手元にある価格表には1立方メ−トル当たり5〜6千円(表面に無節or小節)とあります。
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No.119 |
国産材さんご指導ください
現在2×6の住宅を計画中なのですが、このHMは土台に2×6ベイツガ(防腐防蟻処理)が使われております 前レスを拝見するかぎり腐りやすいとあるのですが、いかがお考えでしょうか? ご指導ください |
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No.120 |
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No.121 |
国産材さんのご名誉のため、一言申し上げます。
下記のスレに、円山きんぐの源氏名でスレ書きしたのは、円山きんぐ本人であって、国産財さんの自作自演ではありません。 誤解のなきようお願いいたします。 http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/13469/ |
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No.122 |
土台に、集成材を使う理由はないと思いますが?
ボルトでがっちりと基礎に結合されており、暴れる余地が少ないと思いますが、いかがでしょう。 堅めの木、ヒバ、ヒノキでいいのでは? 土台木材をケチっても、数千円も違わないでしょう。基礎と同じくこだわってもいい場所と思います。 土台にホワイトウッドを使っている建て売りがありました。現実に存在していました。 柱にホワイトウッドはまだしも、土台ぐらいはね。。。。 |
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No.123 |
防腐処理剤が腐りやすいって、どこに載ってるの?
腐らないから廃材処理で困ってんじゃなかったっけ? |
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No.124 |
腐らない人工木材のみを使って木軸で建てられないのかなあ。
ダイライト4寸角柱とか。 |
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No.125 |
ヒバなんて、シロアリは食いあがるよ。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/kanwa/kiso.htm 防腐処理というか、加圧注入した昔の砒素入りCCA材が安くて最強。 でも解体時に困るから、なるべく長く住もうwww |
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No.126 |
教えてください。
合板の耐水性は高いのでしょうか? 現在、建築中の家が外側に合板が貼られた状態で先日の雨にさらされました。 合板の断面から水が染み込んでいるようでした。 今日から合板の上に防水シートを貼る作業に入っていて、 染み込んだ水分が抜けきらないのではないかとちょっと心配しております。 |
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No.127 |
耐水合板であれば問題はないとどこかの書き込みにありましたよ。
カビについては、防止シ−トを貼る外側は酸素不足となるためカビ等の発生は起こらないと考えられますが、内側にカビが発生することが予想されますのでご注意下さい。 湿度が抜けきらないと、春先になって気温の上昇(一般に10℃で発生)とともにカビが発生する可能性があります。 率直に施工者と相談してみては如何でしょう。 |
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No.128 |
国産材さん
国産の杉や檜の集成材(柱)は、普及しはじめているのでしょうか? |
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No.129 |
土台と根太は赤松で、大引はベイツガですがどうでしょう。
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No.130 |
3月1日に「構造用スギ乾燥材の性能を考える」というセミナ−が開催されます。
国産材について興味のある方は参加されては如何でしょう。 詳しくは http://www.mokushin.com/kanso/seminar.htm まで |
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No.131 |
国産材さん
今検討している工務店で柱は杉、ひのきを、間柱はひのきの間伐材をっているそうです。ひのきは国産の富士ひのきだそうですが、土台はオーストラリアヒノキだそうです。オーストラリアヒノキってどうですか?やはり青森ヒバのほうがよいでしょうか? |
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No.132 |
国産材さん、はじめまして。
S林業さんと契約したのですが、使用している木材について疑問があり解約しようかと悩んでいます。 大引にホワイトウッド集成材を使っているそう・・・ヒノキに変更可能だそうですが・・・ 梁にもWW集成材を 使っているのです。これってどうなんでしょうか?柱も集成材より無垢がいいかなと思っても ミズダス檜って高温乾燥なんですよね?高温乾燥はよろしくないそうで・・・ このような住宅が果たして50年 もつのでしょうか。健康のためにも環境のためにも、出来るだけ長持ちする丈夫な家を建てたいと 思っています。主要な構造材は檜の無垢を使っている工務店(近くにあるんです)に依頼した方が 信頼できるでしょうか。 でも今の住宅って大手HMの多くがホワイトウッド集成材使ってますよね。それらの住宅は長持ちしないって こと?家って所詮30年が限度の工業化商品なのでしょうか? 哀しくなってきます。 |
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No.133 |
国産材氏は著書の宣伝が忙しくて、諸君らを相手にしている暇がありません。
100点満点の絶賛レビューを読んでいただければ、国産材氏の非凡な完成を垣間見ることができます http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/488096056X/503-0761335-772231... |
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No.134 |
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No.135 |
国産材さんの本読んでみたいと思います。色々な情報があって考えれば考えるほど
迷宮をさまようって感じです・・・ |
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No.136 |
材木屋です。
安売りメーカーなどの参入で下請では苦しい経営の毎日です。 米松全盛期から乾燥材、2×4と頑張ってきましたが、これからは国産材なんでしょうか? 集成が技術の英知だと騒がれたと思えば、シックハウスや接着剤が長持ちしないと問題化され、 結局は国産の無垢でしょうか? 合板でない無垢のフローリングブームなども来るでしょうかね? すごく参考にさせていただきながらいつも見ています。 「国産材」「無垢材」「木造軸組工法」で勝負をかけようかな? |
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No.137 |
SPFからDFに変更すべきでしょうか?(2x4住宅)
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No.138 |
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No.139 |
樹種はノーコメント。WWはダメだとかいう材木屋とは全く無関係です。
私が個人的に強く思うのは柔らかい材を使ってサイディングで仕上げた場合なんですけど、 サイディングの板自体は長持ちしますがコーキングは5年ほどで劣化します。 劣化しなくても少しでも地震で揺られりゃどうでしょう。 地震の度にコーキングの点検・補修・打ち変えしてる家なんてみたことありません。 その隙間から雨水が浸入してくることがとても危険ではないでしょうか。 名言を考えました「坪単価は家の寿命に比例する」 |
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No.140 |
防水シートだけの状態で、雨水の侵入が防げる施工をすれば心配ありません。
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No.141 |
本の宣伝をしていたわけではないですが、多忙とパソコンの不調でしばらく休んでしまい、失礼しました。
>128&129 アカマツやベイツガは土台や一階の床下、柱などに使用するには防腐処理しないと長持ちしないと思います。欧州アカマツは耐朽性「中」でスギと同等の評価にはなっていますが、そのまま土台に使用するには無理があります。 国産のスギの集成柱は出回り始めてはいますが、まだ工務店すら知らない人がいる状況なので、「スギの集成柱にしてくれ!」とシツコク要求しないと探して貰えないかも知れません…でも、探せばチャンとあります。今年から集成柱大手も生産を始める予定なので、流通量は増えると思います。 ヒノキの集成柱はスギ以上に流通量が少ないです。ヒノキは乾燥がスギよりも楽なので、集成材よりも乾燥材の道を選択しています。 >131 オーストラリアヒノキはオーストラリア東南部に生えているヒノキ科の樹木ですが、ヒノキ属ではなく、日本のヒノキや台湾ヒノキなどとは全く別ものです。但し、耐朽性は高く硬いので土台には良いと思います。しかし、私もまだ耐シロアリなどの実験をしていないので、シロアリに対する強さは申し訳ありませんがわかりません。 ベイヒバも色や見た目が青森ヒバに似ているからということでその名がつきましたが、青森ヒバと違ってシロアリにはそれほど強くありません。 それから梁は住宅の部位的に腐りやすい場所ではないので「腐りやすい樹種」という問題はないですが、もしオプションでアカマツ集成材が選べるのなら、そちらをお勧めいたします。 |
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No.142 |
私が多忙になったのはFFⅩⅡにハマッたからだという説もありますが、実は年度末だからと、「安心で長持ちする家づくりのために」というパンフレットの作成を始めたからで、今までの書き込みを読み返して全てにレスを書くにはしばらく時間が掛かりそうです…すいません。
>122 土台に、集成材を使う理由はないと思いますが? 土台にも集成材が使われ始めたのはプレカットする工場が高速で加工できる機械を入れて、寸法制度の高い集成材で無いと加工出来ないと言い出したからです。土台もプレカット工場で加工されますから、当然、そのような工場は土台も集成材と言うことになります。 >137 SPFからDFに変更すべきでしょうか?(2x4住宅) もし変更可能でしたら変えたほうが良いと思います。2×4用の木材として一般に流通している樹種としては、ベイマツは腐りにくい方です。林業試験場のデータでは耐朽性はベイマツ「中」、ベイツガ「小」、SPFは色々な樹種が混在しているので一口には言えませんが、それに含まれるホワイトスプルースは「極小」です。 |
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No.143 |
なぜ腐れることに異常な執着を見せるのか。誰か心理分析して。
ツーバイで作ったバルコニーテーブルは、車庫の中のような状態に置かれた場合、腐れるか? 足を地面から浮かせていれば腐れない。それどころか、含水率が10%を超えることもまれ。 スプルースは釘の保持力が弱いことのほうが心配じゃないか。 軸組みの場合、あの細い間柱にサイディングをとめる釘を打つ。 打ち損じた釘をグリグリしたことがある人間なら知ってると思うが、 あれは、スポッと抜ける。 何年間も外壁を保持し続けることができるのか?杉よりも高いヤング係数も信用ならない。 トウヒ類3.5寸柱なら、カケヤの一撃でたたき折る自信あるよ。やったことないけど。 |
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No.144 |
実際にはホワイトウッドをウッドデッキに使っても、全然問題ないケースがほとんどだったりしますよね(もちろん対候塗料は塗るけど)。
過度の強さを求めてもしょうがないという気持ちも半分くらいあります。 ただ、ベイヒバがシロアリに弱いというのは初耳。 芯持材でもだめでしょうか? |
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No.145 |
国産材さんご指導ください
2×4で新築計画中です、標準仕様では土台にベイツガだったのでベイヒバを指定したところ、ベイヒバといえども「ハチクサン」という薬剤を塗った方はいいといわれてどうすべきか迷っております。どうお考えでしょうか? |
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No.146 |
シロアリは関係ないって。
材木屋のくせに嘘を広めるな。 |
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No.147 |
なぜ「腐る」ということに執着するのかを自己分析いたしますと、住宅の経年劣化の最大の原因は腐朽によるものだからです。木材を専門に扱っている材木屋と致しましては、木の種類や部位により腐る程度や早さが全く違うと言うことを実感しながら商売していますので、何も腐りやすいとわかっている樹種を使って家を立てなくても良かろうと思うわけであります。
確かに車庫の中のテーブルは腐りませんが、それではなぜ築30年程度の家のベイツガの柱に腐っている例が多いのか?それは施工が悪かったからでスギでもヒノキでも30年で腐っただろうという人もいますが、逆にスギやヒノキでも30年で腐る家の場合、耐朽性が極小の樹種だったら何年持つのよということです。 シロアリに関しては樹種だけではなくシロアリの種類にもよりまして、新参者の「アメリカ乾材シロアリ」は日本のヒノキでも食べます。土台に関しては樹種に関わりなく、何らかの対策はした方が良いかと思います。最近は青森ヒバオイルなどを使った天然系の防蟻剤もありますから、化学薬品は使いたくないという人でも対応できると思います。 |
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No.148 |
言葉が足りませんでした。シロアリの多い地域で、大丈夫か気になるのでしたら、土台などに関しては何らかの対策をした方が良いと言うことで、何が何でも対策すべきだと言う意味ではありません。
シロアリは周囲に好みのエサがなければ好みではない樹種でも食べます。その意味では146の方の「シロアリは関係ない」というのは当たりです。我が家がシロアリの嫌いな樹種の土台、床下地材で、お隣がシロアリが好きな樹種の場合、我が家の方が安心だという、窓に面格子がある家の方が泥棒に入られにくいと言うようなものです。「面格子を破って入られた!」と言うことはあり得ますから、より安心を求めるのなら防犯カメラをつけるとか警備保障会社と契約するとかの対策をとるのと同じです。 |
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No.149 |
シロアリが、周囲を観察して「あっちの家の土台は、白くてうまそうだぞ」って行動をとるか?
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No.150 |
>>149
とらないだろうけど、シロアリが好きな樹種ということはそれだけ栄養として取り込まれるということで、よく繁殖して被害が広がりやすいってことなんだろう。 |
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No.151 |
ポリスチレンを好んで齧る理由が立ちませんな
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No.152 |
>>151
実際のところ好んで齧ってるかは誰にも分からないのでは? シロアリにしてみれば土に穴あけるぐらいの労力かもしれません。 ただ何となく(土の中より)暖かいのかもしれません。 もしかしたら、蟻道が崩れにくい土の一種と思ってるかもしれません。 |
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No.153 |
昆虫はフェロモンに誘引されますから、シロアリの集合フェロモンの中に木材の分解物質が含まれていることが考えられます。我が家のシロアリ被害は、大工が棄てていった床下の木片が腐朽し、そこから発生しました。
ポリスチレン等の樹脂については、木材の分解物質の多糖類に類似しているのでしょうね。 |
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No.154 |
>149 屋外に色々な樹種を放置すると、一応皆「試食」した形跡はありますが、好まない樹種はそれ以上食害が広がらず、オイシイ樹種に被害が集中します。おそらく「あっちの土台はマズイぞ、こっちの土台はウマイぞ!」という情報交換は行われているものと思います。シロアリは極めて高度な社会性を有する生物ですので、アリや蜂以上に情報伝達の機能も持っていると考えられます。
木材は樹種によってシロアリの嫌う物質を持っています。シロアリに強い樹種と言うのはその成分が強く、弱い樹種と言うのは弱いか、元々シロアリのいない地域に生えている樹種の場合、そのような成分は必要ないので保持していないのです。ボールペンで線を引き、その紙の上にシロアリを置くと、引いた線をなぞってシロアリが移動することが知られていますが、おそらくポリスチレンに使用されている溶剤に似た性質があるものと思います。 |
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No.155 |
>おそらく「あっちの土台はマズイぞ、こっちの土台はウマイぞ!」という
>情報交換は行われているものと思います。 今年にはいって最大のヒット発言だw 記憶させてもらったぞ |
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No.156 |
わが家もしろありにおいしく食べられてしまいました。築28年経過した。松井選手の大好きな大手HMの建売だったので、この春女優の松さんの軽量鉄骨にします。
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No.157 |
(社)日本しろあり対策協会の2001年の調査では、シロアリ被害は築5年未満で16.8%、6〜10年で20.1%、11年以上で36.3%、築20年以上では50%を超えるとのことです。まぁ、シロアリ対策協会のデータですから多少は差し引いて考える必要があるのかなとは思いますが、やはり腐朽と並んでシロアリ対策も大切であることは間違いありません。
アメリカ乾材シロアリは、まだ生息域が限られているので、イエシロアリとヤマトシロアリへの対策が主となりますが、最近では薬剤を木材に塗布や含浸させる以外にも、ベイト工法と呼ばれる、家屋周囲にベイトステーションという餌場を作り、そこにおびき寄せて薬剤を含む餌を食べさせ、その成分を巣にまで運ばせることで撲滅させると言う方法もありますので、「木材に薬剤処理はしたくないなぁ…」と言う方にも有効な対処の方法だと思います。 |
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No.158 |
とはいえ、ヤマトシロアリは被害が軽微の時が多いとどっかで読んだ。
適当に食害するけどどこかに移動してしまうとか。 これが事実だとすると木材があれば定住するわけではないことになりますよね。 なぜ定住しないで移動していくのか? ここに好き嫌いや情報伝達が関わっていないと言い切れるものでしょうか。 |
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No.159 |
そうなのです。ヤマトシロアリは満腹になると宇宙戦艦に乗り、「椅子、噛んだる!」へ旅立つのです…って、そんなワケはない。
ヤマトシロアリは地中に巣を作り、その行動半径は巣から100mに及ぶと言われています。巣は女王が死ぬまで移動しませんので、「被害が軽微で移動する」ということは、どこか別の場所にもっとオイシイ餌が見つかったからで、半径100m圏内には軽微ではない被害を受けている、気の毒な方がいると思われます。移動すると言うのは、やはり、情報交換の結果だと思います。 |
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No.160 |
情報交換の可能性はあり得るとは思うが、うまいまずいってっwwwちょっwwwおまwwwww
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No.161 |
{うまい」、「まずい」というのは、人間の場合とはモチロン違い、体内で分解しやすいとか、シロアリの腸内に生息するセルロースなどを分解してくれる微生物の繁殖を阻害しないとか、そ〜ゆ〜意味です。
太ったシロアリが3匹、「まいう〜!」とか言いながら木材を食べているワケではありません。 |
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No.162 |
私も元コント作家志望の材木屋というヘンな人間なので漫談みたいな書き込みをしていますが、やはり「住んでいた家がシロアリに喰われてしまったので、次は軽量鉄骨の家にする」などというのを読むと、やはり残念で悲しい…
べたコンを打つときに、シロアリが進入できない細かさのステンレスメッシュを下に入れるとか、土台や床下材にはシロアリに強い樹種を使うとか、ちょっとした工法の配慮や資材の選択で、かなり効果があると思うのに、手間が掛かるとかコストが掛かるとかで無視されてしまう。その結果、木造住宅は腐るとかシロアリに弱いとか言われてシェアを失うのでは本末転倒だと思うのですが… やはり、材木屋は木材を扱うプロとして、家を建てる業者は建築のプロとして、いろいろな知恵を出し合って安心で長持ちする家を供給する努力をしていかないと、木材需要も増えないし、木造住宅のシェアも低下してしまうと思います。 |
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No.163 |
あと、木屑とか捨ててシロアリリスクを高める人が減る必要もありますね。
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No.164 |
シロアリに意思疎通するような知能はねえよ。
視覚も嗅覚もな。 シロアリの何を知ってるんだ。適当なことを書くな。 シロアリは、菌類のようなものだ。 |
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No.165 |
>>164
アリやミツバチにあってシロアリにない根拠は? |
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No.166 |
ある根拠は?
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No.167 |
イセエビが冷たくてシロアリが暖かいという科学的根拠を示していただけませんか?
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No.168 |
アリやミツバチつったって、餌があったー! 程度の情報だぞ。
あっちにもっと体内で分解しやすい餌ハケーン! なんてやってる わけないだろ **か。 |
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No.169 |
シロアリに食齧ることで熱伝導率が上がらないという科学的根拠を示していただけませんか?
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No.170 |
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No.171 |
感情的で無意味なやりとりを回避するためのシステムは尊重すべきだ。
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No.172 |
ミツバチ 8の字ダンス
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No.173 |
間違って決定押しちゃった。
172がミツバチのコミュニケーションの手段な。 ググってみ。 |
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No.174 |
8の字ダンスは、言葉に近い伝達方法です。
シロアリにも偵察隊がいて、同じような情報伝達があるかどうかは、解っていませんが、可能性はあるかもしれませんね。 8の字ダンスは特殊な例ですが、昆虫は携帯電話を持ってなくとも、ちゃんと自然界の中でコミュニケ−ションを取っています。 すべての昆虫に共通している情報伝達は、フェロモンによる伝達です。蛾の仲間では、フェロモンにより数km離れたところにいる雌を察知し、交尾に飛んで行く雄もいます。シロアリにも餌となる木材、分解(腐朽)が始まり、その分解物質が集合フェロモン(餌のにおい)となっていることでしょう。 クワガタの雌が、菌が繁殖し、分解の始まっている朽ち木を探し産卵するのも同じ原理と思われます。 昆虫はこうした機能が備わっているから、何億年も生きながらえているのです。 昆虫の行動は理に適ったものなのです。 |
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No.175 |
ちなみに、蟻が分泌する蟻酸は(シロアリは分泌しない)ここを通るんだ!この先に餌が!と言う、他の蟻へのメッセージ物質らしい。
詳細情報、修正情報?よろしく。 |
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No.176 |
シロアリは原始的な生き物ではありますが、蜂やアリに劣らぬ情報伝達システムを持っています…と専門書に書いてあった。 (^^;
敵が来ると巣の中から兵隊アリが出動しますが、これだって「敵が来たぁ!」という情報を受けて出動するわけで、兵隊アリ自身が敵がいないか調べて歩いているわけではありません。 働きアリからの報告によるものです。 |
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No.177 |
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No.178 | ||
No.179 |
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No.180 |
アリは単独で行動できますが、シロアリは触手のようにアリ道をのばし、触れた物をかじるだけです。
触手の先に、檜があるかトウヒ類があるかアリ道をのばしてみなければ分かりません。 あっちの家はうまいぞ。という情報自体入手することが出来ないので、伝えることも出来ません。 あっちが暖かいぞ。こっちで木が腐ってるぞ。 という情報が、触手をのばす方向を決める要素になるかもしれませんが、実際のアリ道の延び方を観察すると、 目の前に木片があるのにそれを無視して、気まぐれにしか思えないアリ道の伸ばし方をすることがあります。 床下から延びたアリ道が、 杉の柱を無視して、上へ上へとのび、松の梁を囓ってることもあります。 |
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No.181 |
だとすると、不思議です…ヒノキ、スギ、ベイツガ、ホワイトウッドを1メートルほど離して地面に下部を15センチほど庭に埋めておくと、シロアリの多い我が家では1週間ほどで食害が見られます。
しかし、1ヶ月して見てみると、ヒノキ、スギからは試食の跡を残してシロアリの姿が殆ど無くなりますが、ベイツガとホワイトウッドの方は有名タレントがサイン会でも開いているのかと思うほど、ベッタリとシロアリが付着し、盛んに食べています。 もし、餌の識別やそれを伝達する手段を持たないとすると、最初にヒノキにたどり着いたシロアリは毎日、「上司が気に食わない」、「こんな会社に入るンじゃなかった」とグチを言いながら出社するサラリーマンのように、他の樹種に移動することなくヒノキに通い続けることになるのではと思いのですが。 私は絶対に人間の「あの店のラーメンは美味いゾ!」と言う口コミ情報同様、何かしらの方法で情報は伝えられているものと思います。 |
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No.182 |
それぞれno木の間隔はどの程度空けてたんですか
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No.183 |
>>178
>ヒノキがシロアリに強いという実験結果もありますが、これは単一のシロアリコロニーにマツなど他の樹種と同時に(つまり選択可能な状態で)接触させた実験であって、たんなる嗜好の実験としては成立していても、現実の家屋のシロアリ対策には適用できません。 >なぜなら、「シロアリは進入に際しては木材を選べない」ので、 >ヒバでもヒノキでも、とりあえずはその木材に適応するしかないからです。まして分散型のヤマトシロアリでは、コロニーの個性によってはマツ材よりもヒノキ材のほうが被害が大きい場合もあるのです。 |
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No.184 |
腐った木は、シロアリを誘引するか。
誘引するとすれば、どの範囲に及ぶのか。 誰か実験してください。 「家の周囲に、白太を2m感覚程度で埋め、定期的にその木を観察することでコロニーの接近を知ることが出来る。」 という説が正しいかどうか判明する。金もかからず、土壌を汚染することもない。 手間がかかるけど。 いい方法だと思うのですが、 |
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No.185 |
>182 書きましたように、1メートル離しました。距離からして同一のコロニーのシロアリだと考えられます。
私見ですが、青森ヒバやヒノキを食べると言うことは、ヒノキチオールやヒノキオールなど、その樹種が持つ化学物質も同時に食べているわけで、それがシロアリ体内の微生物の生育を阻害しメタンガスの発生量が減るとか、また分解されずに残った化学物質が分泌液に混入し、次に餌を探しに出かけるとき、そのような好ましくない化学物質を出しているシロアリの後を着いて行くものは少なく、その結果、阻害成分の少ない樹種に被害が集中すると言うことは考えられると思います。 このスレに書き込んでおられる方の中にはかなり専門的な方もおられるようなので、餌の樹種によりシロアリ自身の体内の化学物質が変わるか、磨り潰してガスクロで分析して頂き、その物質に対し、他のシロアリがどのような反応を示すか実験して頂けるとありがたいです。 |
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No.186 |
ヒノキチオール食べたら、体内細菌が死にますがな
青森ヒバはシロアリに強い。これは確実。 杉やヒノキはどうでしょうね。 近年、国産ヒノキの一部にもヒノキチオールを含んだ物があることが判明しました。 さて どこの檜のことでしょうか?w |
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No.187 |
仕事から帰って、もう一筆。食べる樹種によってメタンガスの発生量に差が出るのではないかという仮説は、メタンを多く出している仲間の後を着いて行けば消化の良い餌にありつけるという本能的な習性があるのではないかと考えたからで、これもどなたか検証していただけるとウレシイです。一応、森林総研にも頼んで見ますが。
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No.188 |
> ヒノキチオール食べたら、体内細菌が死にますがな
ですかね。 (^^; でも、もし他に餌がなければ仕方なく青森ヒバでも食べるとすると、ヒノキチオールも体内に入ることになります。一緒にヨーグルトでも食べないと… > 青森ヒバはシロアリに強い。これは確実。杉やヒノキはどうでしょうね。 ヒノキの芯材部は結構強いです。スギは黒芯材と呼ばれる芯材部が真っ黒なもものがあり、これはシロアリにも腐れにもメッチャ強く、江戸時代からシロアリの多い八丈島や三宅島などでは千葉の黒芯のスギでなければ家が持たないと言われて来ました。千葉だけでなく、高知県や宮崎県など雨の多い地域には黒芯のスギが見られます。ただ、半年天然乾燥させても乾かないほど乾燥しにくいので、あまり高く評価されていません。 > 近年、国産ヒノキの一部にもヒノキチオールを含んだ物があることが判明しました。 > さてどこの檜のことでしょうか?w 「日野吉」さんの山のヒノキだったりして… (^^; 能登半島に「アテヒ」と呼ばれる樹種があり、これも青森ヒバ同等にシロアリに強い樹種ですが、別名「能登ヒバ」とよばれるように、これはヒバの仲間でヒノキ属ではない…遺伝学的に言うと、ヒバとの交配種なのでしょうか? |
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No.189 |
クロジンの方が安いのに強いのですか?
クロジンは水分が抜けると緑〜褐色を呈し、アカジンの天井板よりも落ち着いた感じがして、以前から気に入っていました。 さて、アテについてですが 石川県のアテ、アテヒの和名はアスナロで、分布が地理的に不連続であることから、彼の牧野富太郎さんが、青森ヒバにヒノキアスナロという名を付けたと教えを受けたことがあります。 どちらもヒノキ科クロベ属で、個人的には、別種というよりは亜種と考えています。 オ−ストラリアヒノキは、玄関前によく置かれている鉢植えのコニファ−(イトスギ)とか聞きましたが、真偽のほど教えてください。 |
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No.190 |
黒芯は雨が多いと言うだけではなく地質も影響するようで、鉄分の多い場所に多く発生すると聞きました。あまり研究している人はいないのか、どのような成分で黒くなっているのか調べても良くわからないのですが、タンニンではないかと聞いたことはあります。
墨を染み込ませたような真っ黒なものは重くて硬く、本当にスギだろうかと呆れるほどで、金槌で叩いても黒檀のような音がします。あれならシロアリにも強いだろうなと思います。 前に書いたように角材を乾かすのは数年間、自然乾燥しなくてはならず、人工乾燥では時間が掛かり過ぎて乾燥コストが高くなり、そこまでしても高く売れるわけではないので、嫌われ者となっています。 ただ、30ミリ程度の板にすれば1週間くらいで観想させる技術は出て来ていますので、それで集成土台を作るというのはアリかなと思います。将来、「ブラック・ウッド」の名称で販売されるかも知れません。 (^^; 私もシロアリのメッカ、浦安の自宅のウッドデッキなどを作るのに千葉県山武郡の黒芯材が欲しいのですが、まず手に入りませんねぇ…仕方なく仕入れたスギ材の中に黒芯に近いものがあると、仕分けして「私物・売るべからず」と書いて倉庫に貯めています。 (^o^) あっ、チャンと会社には代金は支払ってますよ。 |
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No.191 |
>オ−ストラリアヒノキは、玄関前によく置かれている鉢植えのコニファ−(イトスギ)とか
聞きましたが、真偽のほど教えてください。 あの重さと外観は、以前アメリカのミシシッピー州から輸入されていた「ウォーター・サイプレス」に近いのではないかと思います。オーストラリアヒノキの土台は持つとギックリ腰になりそうなので、扱わないようにしています。 (^^; 中国地方など、昔からクリやアピトンを土台に使用していた地域では好んで使われているようですが、関東ではたまにしか見ませんね。 |
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No.192 |
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No.193 | ||
No.194 |
ここのスレを読ませてもらっているものです。
当初よく分からず豪州檜の土台にWW集成材の構造材で話を進めていましたが、こちらを読んでOPTION変更を構造材を米松集成材に変更することになりました。 あまり米松についてのレスがないので、教えていただけませんか? 豪州檜+米松集成材の構造材組み合わせは、米ツガ集成材etcに比べデメリット・メリットがあるのでしょうか。 |
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No.195 |
強度についてはNO193の資料のとおり、問題はありません。
腐朽に関しては、スギ、ヒノキの心材(赤身)が良いとされています。 |
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No.196 |
すみません教えてください。
柱、土台はヒノキの無垢を使用する予定ですが、工務店さんから梁などの横方向の材木を、RW(欧州赤松)集成材か、米松SD材を薦められています。 米松の利点は、集成材でなく無垢材であること。RW集成材は、同一等級のもので狂いが少ないことと、一応強度の数値が高いみたいなんですが。。。 値段は変わらないといわれました。正直一長一短なのかな?と思っています。何か良いアドバイスありましたら教えていただけませんか?よろしくお願いします。 |
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No.197 |
>196さん
一般的には柱より梁の方が太いサイズを使用しているかと思います。 なので、梁は柱よりも強度を必要とする部位なのかなって推測します。 そのため、梁には「R狂いが少なく、一応強度の数値が高いRW集成材」 の方がよさそうに思います。 |
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No.198 |
現在、設計中です。
予算的に許せば、ウッドデッキを作りたいと思って 設計士さんに相談したところ、「イエローパイン」 という素材を使うと、腐りにくく丈夫で、コストも 半額近くなる、と聞きました。 丈夫で安ければ、それに越したことはないと思うのですが、 実際のところはどうなんでしょうか? |
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No.199 |
今年米松原木不足といい値上げ凄いですが落ち着きました。集成はラミナー不足から今真っ只中でありえない価格なってます。お薦めはRWEWですねやはり。強度に精度考慮するとドライビームより安定ですね。柱材無垢檜とくにセワレなしの乾燥材!横架材は床梁はRWEWがよろしいです
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No.200 |
近所の建て売りの土台を見たら、米栂の☆☆でした。
きょうび☆☆☆☆が標準だと思っていたので、☆☆なんて初めて見ました。 やっぱり建て売りはコワイですね。 |
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